レジャー
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レジャー 2008年01月29日 15時00分
秋田麻由子の南関まるはだか
◆川崎記念◆ヴァーミリアンが右飛節炎でまさかの出走取消。フリオーソにとっては、ライバルが消えて古馬GI初制覇のチャンス到来だ。いや、「ヴァーミリアンは強いけど、その次はフリだ!」と感じていた記者としては、ここで負けてもらっては困る。 走る馬に乗っていると時計の感覚がズレるというジョッキーの話を聞くが、最近のフリオーソの追い切りを見ていると、実際の時計より遅く走っているような感覚に襲われることがある。今回、中間の追い切りを川島正師と見ていたのだが、師も同様に感じていた。猛者たちとの激戦の中で成長し、スピードと迫力が増したということなのだろう。 ライバルのJRA勢は川崎特有のきついコーナーがネックだったり、気ムラだったりとどこかスキのある面々。春のライバル・アンパサンドも2戦目の上積みは必至だが、フリオーソの充実ぶりにはまだ届かない。古馬の頂点を目指すためにも、落とせない一戦だ。
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レジャー 2008年01月29日 15時00分
根岸S GIフェブラリーS出走へ負けられないワイルドワンダー
今週から、いよいよ東京開催がスタート。オープニングを飾るのは、ダートのスピード自慢が集う「第22回根岸S」(GIII ダ1400m 2月3日)だ。例年、フェブラリーSを目指す馬たちが大挙出走するが、中心となるのは東のダート王ワイルドワンダー。JCダート5着後はここを目標に入念に仕上げられており、主役の座は譲れないところだ。 2003年に開業し、年を追うごとに勝ち鞍を伸ばしている久保田厩舎。昨年は29勝を挙げるとともに、重賞3勝と大きく飛躍した。勢いそのままに、今年もすでに4勝をマーク。関東リーディング2位、全国6位と好発進を切っている。そして今週、満を持して登場するのが厩舎のエース・ワイルドワンダーだ。 前走・JCダートは直線伸び切れず5着に終わったが、決して適距離とはいえない一戦だっただけに、陣営に悲観の色はない。「結果的にペースが速くて前に壁ができず、タメが利かなかったからね」と尾形助手も意に介していない様子だった。 その後は短期放牧へ出されてリフレッシュ。「昨年末に放牧先から戻して、ここを目標にしてきた」と久保田師は仕切り直しの一戦に意欲を見せる。 中間の調整もここにきて急ピッチ。先週23日には坂路で僚馬2頭を5馬身ほど追いかけ、800m51秒4→37秒2→12秒3をマーク。豪快なストライドで駆け上がり、併走馬に1馬身差まで詰め寄った。この動きには師も納得の表情だ。「しっかりと動いていたね。デキは高いレベルで安定していますよ」 今回は挽回を期すための舞台装置も整った。1400mはGIII・プロキオンS勝ちをはじめ、(1)(1)(3)(1)(1)着と無類の強さを誇っている。 「前走より今回の方が条件的にはいいんじゃないかな。ここをいい形で終えて、GI(フェブラリーS 東京ダ1600m 2月24日)につなげたい。重賞は昨年3つ獲れたからね。あとはこの馬でGIタイトルを!」 トレーナーの視線の先には、すでに大きな勲章が見えている。
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レジャー 2008年01月29日 15時00分
東京新聞杯 エイシンデピュティ重賞V2へ万全
自信と誇りを胸にもう一度、あの舞台に立つ。初のGI挑戦となった昨年の天皇賞・秋では8着入線→14着降着となったエイシンデピュティ。しかし、その後の鳴尾記念2着、京都金杯での勝利で完全に自信を取り戻した。そして迎える「第58回東京新聞杯」(GIII 東京芝1600m 2月2日)。悔し涙を流した府中で今度は歓喜の走りを見せる。 「本当にたくましくなった。君たちが見ても分かるでしょ。昨年までショボンとしていた馬体を今は大きく見せるようになった。食べたカイバがすべて実になっている感じ」 野元師は遅ればせながら本格化した愛馬エイシンデピュティの充実ぶりを絶賛する。何より、レースぶりが安定した。2走前はハナを切りながら2着に粘走。そして前走・京都金杯は好位からの競馬で鋭く伸びた。 「最近は自在性が出てきた。逃げることもできるし、控えてもいい。あとは直線で競り合うような形に持ち込めれば大崩れしない」 重賞勝ちした昨年のエプソムC、そして前走の京都金杯はいずれもクビ差での勝利。派手さはないものの、並べばしぶとい根性がある。500mを超える長い直線の我慢比べ…東京では競り合いの強さを存分に見せつけることができる。 「天皇賞では悔しい思いをしたからね。同じ舞台で今度はいい走りを見せたい。今回も岩田君が乗ってくれるから、この馬の形で競馬をしてくれるだろう」 明けて6歳を迎えても宿る闘志に衰えはない。これまで以上のしぶとさと決意で3つ目の重賞Vを決める。
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レジャー 2008年01月28日 15時00分
AJC杯 エアシェイディが悲願達成 次の矛先は!?
久々のフルゲートとなった「第49回AJC杯」(JpnII 中山芝2200m 27日)は無冠の帝王エアシェイディが重賞15度目の挑戦にしてようやく勝利の美酒に酔った。勝ち時計は2分13秒6(良)。一方、同じく無冠の1番人気ドリームパスポートは5着に敗れた。結果的に「ツキ」が明暗を分けた形となった。 2番人気で単勝610円。今回もファンからは「ヒモあって頭なし」キャラに見立てられたエアシェイディだったが、15度目の重賞挑戦で悲願の1着ゴールを果たした。 「勝つには運も必要」とは伊藤正師の言葉だが、その通りの展開になった。前半5F通過は61秒2。ペースはさほど速かったわけではないが、逃げたアドマイヤメインが4角を前にして早々と失速。ドリームパスポートが押し出されるように先頭に立ち、背後をピタリとマークしていたシェイディにとっては格好の目標となった。 さらに、直線は馬込みに入れ、いざ追い出すと前がパッとあく幸運のオンパレード。断然1番人気のパスポートがプラス10kgで転厩初戦というハンデがあったことを考えれば、天から何かを授かった、といっても大げさではない。 殊勲の後藤騎手も胸の内を正直に打ち明ける。「今回は本当に『どげんかせんといかん』と。本当に何かをつかみたかった。もう神頼みだよ。そうしたらスペースがあいてくれた」 そう言いたくなるのも無理はない。オープン特別では4勝と無類の強さを誇るが、重賞になった途端、GIII2着4回、3着1回、GII2着2回。陣営は何度ほぞをかんできたことか。 トレーナーは「もちろん、ペースなど運も味方したが、昨年、わざとマイルを中心に使って競馬を覚えさせたことが実になった形。ここにきてようやく充実してきた。逆に今後の使うレースが難しくなった」と喜びを隠さなかった。 ただ、いくら使ったレースが少ないといっても今年で7歳。残された時間は少ない。今春はマイル路線を歩むのか、はたまた春の天皇賞に目標を定めるのか。この重要な分岐点でも、「運」が大きくかかわってきそうである。
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レジャー 2008年01月28日 15時00分
平安S 伏兵クワイエットデイが優勝
フェブラリーSの前哨戦「第15回平安S」(GIII ダ1800m)は27日、京都競馬場で行われ、6番人気の伏兵クワイエットデイが大金星。世代交代が激しいのがこの世界の常だが、それをあざ笑うかのような粘り腰を発揮した8歳の老雄が、昨春のマーチS以来、2つ目のタイトルを手にした。勝ち時計は1分51秒0(稍重)。 一方、1番人気に支持された昨年の覇者メイショウトウコンはゴール前で脚を伸ばすも3着がやっと。2番人気の関東馬ドラゴンファイヤーは後方追走のまま見せ場なく9着に敗れた。 年は老いても気持ちは若い!?その名に反し、ゲート内で待機中、角田騎手を振り落としたクワイエットだったが、互角のスタートを切ると、道中は先行集団の直後をロスなく進んだ。レースが動いたのは4角手前。先行集団が苦しくなったところ、メイショウトウコン、ロングプライドが大外から押して上げていく。クワイエット=角田はそれを見るかのように思い切ってインに突っ込んだ。 この一瞬の判断が明暗を分けた。コース利を生かし、直線早めに先頭に立つと1着から9着までが0秒5以内にひしめく大混戦を制した。 「枠順もよく、いい位置につけられました。今の状態より、これからもっと良くなるでしょう。次がさらに楽しみ」と角田は次走のフェブラリーSを意識したコメント。今年2月をもっての勇退を発表した松元省師にとっても、2月24日はそれこそ最後の重賞となる。
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レジャー 2008年01月28日 15時00分
先週の新馬勝ち馬(中山)
(日)のダ1800m戦はダイワランスロット(牡、父ジャングルポケット、母ラスリングカプス=美浦・池上厩舎)が良血に違わぬ走りを見せた。勝ち時計は1分58秒4(良)。 道中は鞍上が砂を被らせないように終始、外めを追走。4角で2番手に上がると、最後は同厩舎の2着馬ナンヨーザベースに4馬身をつける余裕ある勝ちっぷりだった。 ペリエ騎手は「まだ走り方が子ども。それでこれだけ強い競馬ができるのだから、将来はもっといい走りができる」と好評価。姉アストンマーチャンは生粋のスプリンターでも、同馬はいかにもクラシックディスタンス仕様。“クラシック最終便”にギリギリ飛び乗った形だが、次走(芝を予定)のパフォーマンス次第では、主役クラスに躍り出る可能性も少なくない。 26日(土)の芝1600m戦はコンセンチメント(牡、父マンハッタンカフェ、母イブキピンクレディ=美浦・奥平厩舎)が、1分38秒1(良)のタイムで鮮やかな逃げ切り勝ちを飾った。 「背中のいい馬でケイコのときから、(勝てる)手応ええをつかんでいました」と吉田隼騎手。4馬身差の圧勝劇にも驚いた様子はない。「二の脚が速い分、道中はフワフワしていたけど、自分のペースで逃げられました」非凡なスピードを余すところなく発揮し、後続に影をも踏ませなかった。 吉田隼騎手はケイコで、「追って味がある」ことも感じ取っていた。最後は二枚腰を使っての豪快なパフォーマンス。「これからいろんなことを覚えさせたい」と話した言葉には、無限の可能性が秘められていた。 同日のダ1200m戦(牝馬限定)は、単勝13番人気の伏兵テングジョウ(父マーベラスサンデー、母フェアリージェム=美浦・柄崎厩舎)が優勝。波乱を演出した。勝ちタイムは1分14秒4(良)だった。 ファンにはサプライズだったが、柄崎師は「ケイコでいい動きをしていたので、スタートさえ決めれば好勝負になる」と勝利の筋書きはできていた。そして、レースはシミュレーション通りに運んだ。「いいポジションが取れ、泥を被らずに走れたことが一番の勝因」最後はクビ差でマッチレースを制した。 「芝?バネのいい馬だから大丈夫。距離も融通性がある。クラシックに登録はないけど、追加登録料(200万円)を払えるような活躍をしてほしい」と期待に胸を膨らませていた。
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レジャー 2008年01月28日 15時00分
先週の新馬勝ち馬
今週は3鞍が組まれた新馬戦。なかでも、将来的に有望なのが評判馬が集まった26日(土)の芝1600m戦(牝馬限定)を制したライムキャンディ(牝、父タニノギムレット 母マルカキャンディ=栗東・藤岡健厩舎)だ。勝ち時計は1分37秒5(良)。 「スタートが良く、ペースも落ち着いて楽に行けました」と藤岡佑騎手。勝負どころでいったん交わされながらも、そこから再び伸びてのV。新馬らしからぬ味のある競馬っぷりに、「体は仕上がっていましたが、先々まで楽しみのある馬ですよ」と桜花賞戦線にも脈アリの様子で締めくくった。
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レジャー 2008年01月26日 15時00分
AJC杯(JpnII 中山芝2200m 27日) 藤川京子 ドリームパスポートが新天地で復活Vよ!
AJC杯は◎ドリームパスポートが関東馬として中山で復活劇を果たします。 昨春に骨折して8か月の休養を挟み、ジャパンCから復帰。さすがに初戦は見せ場なく終わりましたが、1度使われて挑んだ有馬記念では復活への足がかりをつかみました。後方追走から4角でつまずき、落馬寸前のアクシデント…レースは不完全燃焼となりましたが、それでも直線は脚を伸ばし6着に健闘しています。 前走後はオープンしたばかりのビッグレッドF鉾田に1月10日まで滞在し、力を蓄えました。最終追い切りには先週に続いて松岡騎手が騎乗し、手応えをつかんだ様子。先週は少し折り合いを欠いたので、今週は単走でジックリと。脚色、気合乗りとも上々で完全復活の兆しが見えてきました。 距離を問わず、馬場もコースも気にしない、パートナーだって選ばない非凡な才能の持ち主。8人目の騎乗者となる松岡騎手も先週の京成杯を制すなど、いま最も旬なジョッキーです。生まれ変わった新コンビ、夢をつかむための第一歩が踏み出されます。
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レジャー 2008年01月26日 15時00分
AJC杯 気になるアベコーの本命は!?
1回中山競馬の悼尾を飾るのは「第49回AJC杯」(JpnII 芝2200m 27日)。下馬評では関東馬になったドリームパスポートが話題、人気ともに集めているが、何かと不安のつきまとう転厩初戦だけに絶対視はできない。そこで、アベコーこと阿部幸太郎はエアシェイディをピックアップ。このレースは2005年に2着した実績もあり、主役候補に死角が存在するここは永遠の銀メダリスト返上だ。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 厳寒期の調整法について、何か特別な方法があるのでしょうか。昨年と今年の中山、京都の残り1週を前にして調べてみました。昨年、ズバ抜けていたのが、トップを走っていた加藤征厩舎。連対率が5割。同じく3勝で並んでいたのが、藤原英厩舎で、こちらも連対率5割。ほかに国枝、河内、伊藤正、上原の4厩舎も3勝を挙げていました。 この前記6厩舎、今年はどうかというと上位15位の中で4厩舎が活躍中。また、加藤征厩舎は1勝で57位ですが、2着1回、3着4回。馬券対象が5割。すごいです。一気に固め打ちに出てくるかもしれません。現在6位の伊藤正厩舎は、連対率が5割。昨年はこの時期3割3分3厘。これも立派。厳寒期に攻勢をかけている厩舎。馬券作戦に一考下さい。 さて「AJC杯」。最大のカギは逃げるアドマイヤメイン。ダービーでクビ差2着。菊花賞はレコードの3着。能力はまさにGI級。特徴として比較的速いペースに持ち込み、前半のリードで踏ん張るタイプ。ディセンバーSも前半5Fを58秒1のオーバーペース。今回も速い流れになりそうな気配です。 アドマイヤメインの能力を知っているドリームパスポートも、1番人気を背負っているので、当然早めにアドマイヤメイン狩りに動くはずです。それはどこか。今回の最大のポイントです。 ◎はエアシェイディ。おそらくドリームパスポートを徹底的にマーク。これが一昨年の菊花賞やジャパンC当時のパスポートならともかく、今なら差し切れるという計算が、後藤騎手にはあるはずです。前走の中山金杯は前半の5F通過が62秒0。直線勝負のエアシェイディには厳しい展開。それを2着まで押し上げた内容は立派。昨年の東京新聞杯が2着、3年前のAJC杯が2着、2分11秒6と、昨年の優勝馬マツリダゴッホを1秒2も上回る時計。まさに厳寒期はすこぶる心強い馬なのです。さあ、初重賞制覇へ、後藤騎手が恩師・伊藤正師とのコンビで、ゴールを目指します。
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レジャー 2008年01月26日 15時00分
AJC杯(JpnII 中山芝2200m 27日) 本紙・橋本はドリームパスポート中心
無冠の帝王ドリームパスポートが新天地(松田博→稲葉厩舎)で復権を果たす。 2006年の3冠クラシックで(2)(3)(2)着。そして、この年のジャパンCでディープインパクトの2着と、GIレースで毎回上位争いを演じてきた実績と実力は、ここでは最右翼。休み明け3戦目で走りごろだし、チャンスは大きい。 前走の有馬記念(6着)も4角で前の馬に接触、落馬寸前になる不利がなければ間違いなく、上位争いに加わっていた。度外視して大丈夫。 大役を任された松岡騎手は、3歳時までさかのぼってひと通りレースビデオを見て準備万端、怠りはない。「あとは折り合いに気をつけて、自分の競馬をすれば自ずと結果はついてくる。相手は関係ない」ときっぱりだ。勝って天皇賞・春へ大きく弾みをつける。 当面の相手は、中山金杯で復活のノロシを上げたメイショウレガーロ。
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