レジャー
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レジャー 2008年02月04日 15時00分
地方競馬スペシャル 南関東で期間限定騎乗中 東北の雄・菅原勲騎手に迫る
1999年1月31日、フェブラリーS。東京競馬場のスタンドを埋め尽くしたファンの歓声が大きなうねりとなって降り注ぐ。ゴールまであと50m。 「どんなガッツポーズを決めようか?」 躍動する東北の雄・メイセイオペラの鞍上で、菅原勲(岩手)は考えていた。地方馬で地方騎手がJRAのGIを勝ったのは、競馬史上いまだこのコンビだけだ。 28日まで期間限定騎乗中の菅原勲騎手。南関4場各1開催ずつと短期間だが、船橋競馬場では今回が初騎乗となる。「どれだけやれるか、いい意味で緊張しているし、楽しみ」すでにエンジン全開、川崎で6勝を挙げた。 昨年は現役6人目、歴代10人目となる地方競馬通算3500勝を達成。岩手リーディングを獲得するなど素晴らしい活躍を見せた。だが、主戦場の岩手競馬は一度は廃止決定が報じられるなど、存廃の危機に揺れた一年でもあった。「存続してほしいが、このままでは賞金も下がって限界がくる。今年が正念場になると思う」岩手の灯を消さぬため、先頭に立って走り続ける。 実は、30歳台前半に引退を考えた。「周りもそれぐらいで調教師になっていたし、トウケイニセイと一緒に自分も引退しようと思った」18連勝(当時の連勝記録)した名馬にレースの“いろは”を教えられた。だが、バトンを受け取るようにメイセイオペラが現れて菅原をさらに高みへ導く。その後もトーホウエンペラーなど名馬が現れては道を紡いでいった。 「どんな舞台でもやれると思う」 自らの腕を信じられるのも名馬たちに手を引かれてここまでやってきたから。今度は自分がみちのく競馬へファンを導く“手”となる番だ。
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レジャー 2008年02月02日 15時00分
根岸S(GIII 東京ダ1400m 3日) 藤川京子 ワイルドワンダーの差し切りよ!
フェブラリーSの前哨戦・根岸Sはワイルドワンダーが差し切ります。前走のJCダートは向正面で少し掛かり気味に…。4角で勢いよくインを突いて残り2Fで先頭に立ちましたが、その後は脚がなくなり、5着に敗れました。しかし、道中で脚をためることができなかった割にはしぶとく粘っていたし、初距離、初GIを思えば上々の内容といえます。 今回は距離が一気に短縮されての1400mとなりますが、心配はまったくいりません。流れが速いので掛かることはないし、この距離は5戦4勝、3着1回とほぼパーフェクトといっていい実績の持ち主ですからね。東京コースも得意にしていますし、短い距離の方が持ち前の末脚を思う存分生かせます。 最近は気性に落ち着きが出てきましたし、馬体も悪いところがなくなってきて充実一途。今年はGI制覇を目指せる器です。短期放牧後は順調に乗り込み、直前の追い切りでは一杯に追われて素軽い動き。これで態勢は整ったとみてよさそうです。中団から一気に前を飲み込みます。
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レジャー 2008年02月02日 15時00分
根岸S アベコーが推す気になる注目馬は!?
あす10日(日)はGI・フェブラリーSの前哨戦「第22回根岸S」(GIII ダ1400m)が東京競馬場で行われる。現在のダート戦線はヴァーミリアンVSその他大勢といった構図。その真打ちが待ち構える本番に向け、相手筆頭として名乗りを挙げるのは!?アベコーこと阿部幸太郎はメンバー有数の東京巧者トウショウギアに熱き一票を投じた。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 以前から耳にすることですが、牝馬はいったん調子を崩すと、なかなか旧に復しきれない、といわれています。確かに2歳時、あるいは3歳春にバリバリ活躍した牝馬が、どうしたことかパッタリ。不振のトンネルに入ってしまうことがあります。 キストゥヘヴン。ご存知、一昨年の桜花賞馬。当時はフラワーCを含めて3連勝。ところが、その後、まさに長い不振というトンネルに入り、3着すら皆無。多分に距離が関係していると思いますが、あすの京都メーン・京都牝馬Sは広い外回りのマイル戦。昨春の東京GI・ヴィクトリアマイルで2番手追走から小差4着。さらに、続く安田記念でダイワメジャーの0秒5差。いずれも1分32秒8の自己ベスト。今週の調教で実に柔らかなフットワーク。広い京都のマイル戦でトンネル脱出か。その可能性が出てきました。 さて、GI・フェブラリーSをにらんで「根岸S」です。休養明けの人気ワイルドワンダーは、いわゆるここがステップレースとみて▲印。で狙いは、本番の1600mよりも、距離1400mをターゲットにしている馬です。 トウショウギアとトーセンブライト。なかでも、トウショウギアは左回りのダートで10勝のサウスポー。東京ダートが7勝。そのうち6勝が1400m。つまり東京のダ1400mは、一番の稼ぎどころとしている舞台なのです。 いい例が昨年の欅Sで58kgを背負い1分22秒3のレコードで独走。2走前の霜月Sでは、ラスト3F35秒1という直線一番の伸び脚でハナ差まで肉薄。しかも、当時は極量の59kgを背負ってのもの。それゆえ、中山ダ1200mだった前走のガーネットSは、レース中の不利もあり参考外として考えています。 今回は坂路調教で迫力の動き。前走とは一変。何より斤量が56kgで出走できるという強力な後押し材料。楽しみです。 相手のトーセンブライトは東京ダ1400mで3勝。1分22秒4の時計も魅力です。
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レジャー 2008年02月02日 15時00分
京都牝馬S(GIII 京都芝1600m 3日) 本紙・谷口はブルーメンブラット
「ここも攻め馬がわりで大楽勝や」 陣営がドバイへの壮行レースとばかり、鼻息が荒かったヴァーミリアンだが、川崎記念をよもやの右飛節炎で出走取消。追い日が23日の水曜から木曜へ、そして木曜から27日の日曜へと目まぐるしく変更された現実を前に、栗東トレセン内では“ヴァーミリアン危うし”の怪情報がまことしやかに流れていた。 サラブレッドは生身の生き物。突発的なアクシデントなら仕方ないが、仮に予期できる兆候があったならば、関係者は根幹である“公正競馬”を保つ意味でも、すぐに公表すべき。猛省してもらいたい。 もっとも、リーディング争いでは例年、トップクラスに顔を出す層の厚い石坂厩舎のこと。駒はそろっており、今週は上昇著しいブルーメンブラットを京都牝馬Sに送り出す。 安藤師の勇退に伴って、昨年のヴィクトリアマイル後に転厩してきた同馬だが、災い転じて福となす。目を外傷し、ストークSを取り消した直後に出されたリフレッシュ放牧が吉と出て、復帰後は白秋S→オーロCを縦横無尽に駆け抜け連勝。暮れのGII・阪神Cは4角で弾かれる不利を受け、V3での初重賞制覇を逃したが、GI馬スズカフェニックスをもしのぐ上がり3F34秒フラットの末脚はまさしく「負けて強し」の惜敗3着だった。 前厩舎時代から期待の声が大きかった未完の大器。ここまで良くなってくれば、担当の濱名助手が「前走後はプールに入れて調整してきたんですが、ホント、落ち着きが出てすごく具合がいい。前走も勝負どころで内と外からこられて一瞬ひるんだ分の差。それでいてスズカにあそこまで詰め寄ったんだから、牝馬限定のここなら当然、力が入りますよ。春の大レースに直結するレースですからね」と強気に構えるのも無理はない。 幸いにして、ヴァーミリアンの症状は軽く、ドバイ遠征にまったく支障はない模様。ここは機が熟した5歳牝馬ブルーメンブラットがヴァーミリアン級のパフォーマンスで圧勝する。
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レジャー 2008年02月02日 15時00分
根岸S(GIII 東京ダ1400m 3日) 本紙・橋本はワイルドワンダー中心
満を持して出走するワイルドワンダーでいける。 前走のJCダートはヴァーミリアンのレコードの前に5着と敗退しているが、初めての2100mで、しかも前に壁をつくる競馬ができなかっただけに仕方ない。むしろ、それで1秒しか負けなかった点を評価したい。 5歳の昨シーズンは重賞2連勝を含め、<3211>と完全に本格化。唯一の5着は前述のJCダートだから、中身も濃い。目標(フェブラリーS)は先にあるが、もちろん仕上げに抜かりはない。 この距離はプロキオンS勝ちを含め<4010>。東京では2戦2勝と絶対的な強さを誇っており、信頼度は高い。差し切りが決まる。 相手には新星・マイネルスケルツィを抜てき。新天地のダートで埋もれていた素質が開花しただけに、好勝負に持ち込みそう。 2連勝の上がり馬レオエンペラーが台風の目。トラストジュゲムほか、△勢も連下なら。
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レジャー 2008年02月01日 15時00分
東京新聞杯 気になるアベコーの本命は!?
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 ドリームパスポートのAJC杯を振り返って、どんなに強い馬でも、厩舎がかわるということは、それだけで大変なことなんだなあ…と痛感。馬体重が有馬記念よりもプラス10kgの484kg。デビュー以来、最高の数字を記録。昨年まで所属だった松田博厩舎。そして現在の稲葉厩舎。それぞれ仕上げ方が違うので、それが体重の数字に表れたのかもしれません。 いずれにしても、このAJC杯をステップに厩舎の方針が出てくるはずですが、何はともあれ現在、古馬陣の大将格。それゆえ、また一段とスケールアップしたドリームパスポートを拝見したいものです。 さて、今週から東京開催。秋の東京以来になるので、開幕週は良馬場であれば、芝は高速ラッシュ(日曜は雨との予報)になるはずです。 さあ、「東京新聞杯」。注目のカンパニーが出走してきます。昨夏の新潟の関屋記念で圧勝。時計も余裕で1分31秒8。当時は9カ月ぶりの実戦。そのことを考えても、マイルではGI級の馬です。ただし、今回は厳寒期。同じ休養明けでも関屋記念時とは、状況がまるで異なります。 で、狙ったのがサイレントプライド。前走の中山金杯で1番人気。結果は直線伸びを欠いて6着。敗因は2つ。2000mの距離が少し長すぎたということと、休養明けのディセンバーS優勝の反動が出た…という見方をしています。 であるならば、今回は走りごろの3走目で、かつ、東京の芝は2戦して(1)(3)着。その3着が同じ東京で行われた昨年のエプソムC。優勝したエイシンデピュティとクビ+ハナ差。当時はデピュティと同じ斤量の56kg。今回は58kg対56kg。サイレントプライドが明らかに有利な条件です。 さらに、芝のマイル戦では、5戦4勝と抜群の巧者ぶりを実績として残しています。また、今回は本番直前での追い切りを、金杯時のニューポリトラックから、ディセンバーSを勝ったときの坂路調教に戻して調整。好位置から競馬ができる魅力と合わせて自信の本命です。
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レジャー 2008年02月01日 15時00分
東京新聞杯 藤川京子 ジョリーダンスが女の意地見せます!
東京新聞杯は◎ジョリーダンスが女の意地を見せます。 前走の阪神C(2着)は直線で持ち前の末脚をフル回転。上がり3F34秒2を使い、スズカフェニックスとともに一気に先行勢を捕らえにかかりました。スズカとの追い比べでは負けてしまいましたが、相手はGI馬。それに、絶好調時に比べると、どこか物足りなさが残る状態でしたので、改めて能力の高さを再確認できました。 ケイコではリズミカルなフットワークを披露し、気合乗りも抜群。いいころのジョリーに戻ったとみていいと思います。 東京のマイル戦は安田記念3着の舞台。しかも当時は大外枠でしたから立派です。そして、ヴィクトリアマイル(5着)ではメンバー最速の上がりを発揮。東京は掲示板を外していない堅実ぶりです。ペリエ騎手の豪腕で、切れ味がさく裂します。
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レジャー 2008年02月01日 15時00分
東京新聞杯(GIII 東京芝1600m 2日) 本紙・橋本はマイル4勝のサイレントプライドを指名
素質馬サイレントプライドが中山金杯(1番人気6着)のリベンジを果たす。 その前走は二走ボケが出たもの。イレ込みが激しかったのも、そのせいだろう。実績のない2000mだけに、一層響いたはず。自分のリズムで走れなくても、2着エアシェイディ(先週のAJC杯優勝)とわずか0秒2差だから、実力は示した。悲観することはない。 仕切り直しの今回は、<4001>と抜群の実績を挙げている十八番のマイル。別定の56kgも有利で、反撃態勢は整っている。今度こそ、初タイトルを奪取だ。 強敵はカンパニー。昨年の天皇賞・秋はやはり休み明けでいきなり3着と好走。実力のほどを見せつけている。久々は苦にしないし、逆転も十分考えられる。 京都金杯を勝って勢いに乗るエイシンデピュティが2頭に迫る。
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レジャー 2008年02月01日 15時00分
橿原S(1600万下 京都ダ1200m 2日) 本紙・谷口 仕上がり万全のウォーターバロンが差し切る
中間、2回の除外で出走権をガッチリとゲット、仕上がり文句なしのウォーターバロンに◎。 厩舎の番頭格である黒田助手も「すぐ太る体質の馬だから、そのあたりに細心の注意を払って仕上げたし、前走同様、太め感はないからね。休養前の高瀬川Sで2着しているように、このクラスでは力上位。前走の内容からも、今回あたりが勝機じゃないかな」と好勝負を確約。 難敵は関東からの刺客・アントニオマグナム。二走目のポカが少々心配だが、中山の千二ダートを1分10秒5で駆け抜ける“スプリント力”は砂質が軽くて時計の出やすい京都ではさらなる脅威となる。
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レジャー 2008年02月01日 15時00分
和布刈特別(1000万下 小倉ダ1700m 2日) 本紙・長田 小倉巧者トシセントの勝機
小倉で3戦2勝、2着1回とほぼ完ぺきな戦績を残しているトシセントが狙い目だ。 1000万クラスに上がってからも<0301>の好成績。相手を問わず、安定した走りを見せている。直線では必ずといっていいほど鋭い伸び脚を繰り出しており、ここはチャンス到来とみた。 相手は鞍上を中舘にスイッチして勝負をかけてきたロトブルースターと、すでに現級勝ちのあるタガノエクリプス。穴なら小倉ダ千七1分43秒6の持ち時計があるパントマイミスト。
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