前走の阪神C(2着)は直線で持ち前の末脚をフル回転。上がり3F34秒2を使い、スズカフェニックスとともに一気に先行勢を捕らえにかかりました。スズカとの追い比べでは負けてしまいましたが、相手はGI馬。それに、絶好調時に比べると、どこか物足りなさが残る状態でしたので、改めて能力の高さを再確認できました。
ケイコではリズミカルなフットワークを披露し、気合乗りも抜群。いいころのジョリーに戻ったとみていいと思います。
東京のマイル戦は安田記念3着の舞台。しかも当時は大外枠でしたから立派です。そして、ヴィクトリアマイル(5着)ではメンバー最速の上がりを発揮。東京は掲示板を外していない堅実ぶりです。ペリエ騎手の豪腕で、切れ味がさく裂します。