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キャバ嬢が生まれる瞬間(60)〜プレゼントを貰いたかった女〜

内藤満子(24歳・仮名)

 私は今までお金持ちの人と付き合ったことがない。初めて男と付き合ったのは高校3年の時で、2つ年上のバンドマンだった。バンドをやっているといってもレコード会社に所属しているわけでもなく、ライブをやってもほとんど客が集まらない不人気バンドのヴォーカル男だったから貧乏な人。

 あの頃、私はファーストフード店でアルバイトしてたから、デート代はけっこう私が払っていた。その後に付き合った人も、劇団員とかフリーターとか、日々生活費に苦しんでいる人ばかり。別に私がそういう人を好んで、面倒をみてあげたいとかそういう気持ちは一切ないんだよね。ただたんに男運がなかったとしか言いようがない。

 もちろん高価なプレゼントを貰ったことは1度もなかった。金額はせいぜい高くても1万円くらい。だから昔、よくテレビのバラエティ番組とかに出ていたキャバクラ嬢の人たちが、うらやましくて仕方がなかった。あの人たち、「車を貰った」とか「マンション買ってもらった」とかそういうケタ違いなプレゼントをたくさん貰ってるでしょ。ルックスも私とそんなに大差ないのに、ずるいと思った。それがキャバクラで働こうと思ったキッカケかな。

 まだキャバクラの世界に入ったばかりだからなのかもしれないけれど、高価なプレゼントは全然貰っていない。前に1人、お客さんがペットをプレゼントしてくれるって人がいたけど、飼う自信がないし、そのペットを見るために私の部屋へ来ようとしてくる下心が丸見えだったから断った。私のキャバクラの目標は、とりあえずナンバー1になることよりも、高価なプレゼントを貰うこと。もう車とは言わないから、せめてブランドものを貰うまでは、やめるつもりはないかな。かといって愛人になるつもりもないよ。私のトーク力でお客さんを魅了して、ちゃんと気持ちとしてプレゼントを貰いたいからね。

(取材/構成・篠田エレナ)

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