レジャー
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レジャー 2008年02月07日 15時00分
今週の有力新馬(京都)
4日目(日)の芝1600m戦では、藤原英厩舎の期待馬ゴッドエンブレム(牡、父ウォーエンブレム、母セシルカット)がスタンバイ。 480kgとバランスの取れた体つきで、「見た目がすごくいいし、乗った時の感触も文句なしなんだ。かなりの能力を秘めていると思うし、ケイコで乗っている岩田君も期待してくれている」と藤原助手。 12月初旬から約3カ月近い入念な乗り込みで仕上がりも完ぺき。岩田騎手とのコンビで初戦Vを狙う。 同じ芝1600m戦でのライバルがアドマイヤアマゾン(牝、父フジキセキ、母ウエイアウト=栗東・中尾秀厩舎)だ。 「追うたびに動きが良くなっている」と中尾秀師が語るように、今週のケイコではBコースで古馬相手に最後までしぶとく食い下がって併入に持ち込んだ(6F83秒8)。 「ゲートは普通だけど、二の脚が速い。最近は集中力も出てきて、気持ちも前向きになってきたので楽しみ」と中尾秀師はV争いに手応え十分だ。
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レジャー 2008年02月07日 15時00分
報知グランプリC 伏兵ブルーローレンスが優勝
ダイオライト記念TR「第44回報知グランプリC」(SIII 1800m)は6日、船橋競馬場で行われ、的場文騎手が騎乗した7番人気のブルーローレンス(牡7歳、川崎・足立勝厩舎)が、ゴール前の大混戦をクビ差制して勝利。約2年7カ月ぶりの重賞制覇で古豪健在を示した。勝ち時計は1分51秒3(不良)。 レースはトップサバトンが出遅れ、アートルマンがスタート直後に不利を受けるなど、人気どころが序盤からつまずく波乱の幕明け。そんななか、ローレンスは好位でじっくりと脚をため、上がり3F最速の36秒9の末脚で差し切った。 なお、ダイオライト記念の優先出走権を得た同馬だが、「距離は千八までがいっぱいでしょう」と足立勝師。今後については未定だ。
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レジャー 2008年02月06日 15時00分
共同通信杯(JpnIII 東京芝1800m 10日) サブジェクト 重賞V2へ視界良好
昨年暮れのラジオNIKKEI賞で待望の重賞初制覇を達成したサブジェクト。新馬V直後から注目を浴び続けた素質馬がようやく本領を発揮した。 「新馬戦ではものすごい切れ味で、本当に強いレースをしてくれた。あのころから期待していた一頭で、前走は乗り役のペリエが違った一面を引き出してくれた」 片山助手が語るように、素質開花の引き金となったのがペリエの好騎乗だ。それまでの後方一機の競馬から一転して、先行抜け出し策へ。この鞍上の判断が功を奏して、これまでにない脚を発揮した。 「本当に長くいい脚を使ってくれた。あの内容なら東京でさらに楽しみだし、この中間の雰囲気も抜群。今年初戦をいい形で飾りたいね」 重賞連勝で3歳牡馬戦線を完全制圧へ。本物になったサブジェクトに敵なしだ。 【最終追いVTR】DWコースで古馬500万と併せ馬を行い、6F83秒4、上がり3F38秒8→12秒1を一杯にマークした。引っ掛かった併走馬とは対照的に、こちらは折り合いもピタリとついて走りはスムーズ。馬体を併せて迎えた直線での追い比べでも力強い伸びで半馬身先着。ハミも最後までしっかり取っていい動きだった。
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レジャー 2008年02月06日 15時00分
シルクロードS(GIII 京都芝1200m 10日) アストンマーチャン スプリント女王の貫録みせる!
さらに迫力を増した。もう牡馬と並んでも一歩もヒケを取らない。 「昨年に比べ、カイバ食いが良くなった。それにつれて体もがっちりして、本物のスプリンターになった感じだね」と井上助手はうなずいた。 本領発揮の舞台に戻り、アストンマーチャンが快速を発揮しそうだ。前走のスワンSは14着と大失速。1F長い1400mに加え、京都外回り、3角の坂の下りでがっちり行く気になってしまった。あれでは大敗もやむ終えない。 その点、今回はベストの1200m。同じ条件だったスプリンターズSはとにかく強かった。楽々とハナを切り、ライバルを寄せ付けない一人旅。ゴムマリのような体から繰り出すスピードは現役でも一枚上の存在だ。 リフレッシュ放牧から戻ったのが昨年12月21日。それから丹念に乗り込まれてきた。大人になったマーチャンの走りは軽快そのもの。「以前は抑えると頭を振る癖があったけど今は素直だね。その分、乗りやすくなっている」と評価した。 30日の1週前は栗東坂路。800mを52秒3と時計のかかる馬場状態を問題にしなかった。この朝の最終追いできっちり仕上がった。 「あとはレースでも落ち着いていてくれれば、自然といい結果が出るでしょう」 圧勝だったスプリンターズSは不良馬場。今の荒れた京都の芝もむしろ好都合だろう。高松宮記念へ、ここは止まるわけにいかない。 【最終追いVTR】坂路で800m52秒7→38秒4→12秒5を一杯に追われてマーク。休養明けながら気合乗りは抜群で道中から鞍上を引っ張っていくほど。ゴール前を迎えても脚色は鈍らず、鞍上の押し出しに最後は豪快に伸びた。太め感もなく、万全の仕上がりだ。
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レジャー 2008年02月06日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(9)
「競走馬=サラブレッド」。今では当たり前となった競走馬の品種だが、果たして明治時代の根岸競馬場では、どのような馬が主に走っていたのだろうか。今回はそれをピックアップしていきたい。 横浜で競馬、あるいはジムカーナ(Gymkhana=娯楽的競馬)が始まったころは、日本産の馬か外国人が連れてきた中国産馬の馬が大半を占めていた。それも乗馬用とか、馬車用などの馬を思い思いに出走させていた。 だが、根岸競馬が整備されるにつれ、内国産馬と中国産馬の中から競走馬が選りすぐられるようになり、両馬の優劣論もかしましくなってゆく。一般的に優勢との声が強かったのは中国産馬。しかし、内国産馬は安く入手できることもあり、これを改良向上させてゆく必要論もあった。この間に、洋種馬も徐々に増えていった。 洋種馬は1877(明治10)年ごろ、米国からサラブレッドの種牡馬が輸入され、優秀な競走馬も産みだされているが、洋種馬の改良が本格的になるのは日清戦争(1894〜95=明治27〜28年)後からである。これには強い軍馬を育てていこうとする国の思惑が背景にあった。 1895(明治28)年末、日本レースクラブは初めてオーストラリアから、18頭の輸入を試みた。しかし、日本に渡る際に船が暴風雨に遭い、馬は弱り果ててしまい、翌年の春季競馬に出られたのは4頭だけだった。この後、同クラブが本格的にオーストラリア産馬の輸入を始めたのが1899(明治32)年。日露戦争中(1904〜05=明治37〜38年)には軍馬として3700頭もがオーストラリアから輸入された。 さらに、1900年代に入ると、英国や米国から優秀なサラブレッドの種馬が輸入されるようになった。一方で、この欧米主流の流れが、ある悲劇を招くことにもつながった。これについては次回で紹介していこう。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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レジャー 2008年02月05日 15時00分
根岸S ワイルドワンダーが優勝
降雪で1日延期、仕切り直しとなった「第22回根岸S」(GIII 東京ダ1400m 4日)は、1番人気のワイルドワンダーが豪快な差し切りを決め、GI・フェブラリーSへ名乗りを挙げた。重賞は3勝目。勝ちタイムの1分22秒7(不良)だった。 「こんな馬場だから、前半はある程度ついて行こうと思った」という岩田騎手はワイルドワンダーを中団のインへ入れた。勝つときはすべてがうまくいくもの。3コーナー手前で好位を追走していたトウショウギアが故障を発症し、逸走するアクシデント。外を通った馬は不利を受けたが、ワンダーは終始、内でスムーズに流れに乗った。直線でゴーサインが出ると力強い差し脚を繰り出し、一気に突き抜けた。 「理想的な展開。直線はひと呼吸おいて外へ出せたし、もともと千四から千六がベスト。この馬の力がフルに出せた」と岩田騎手は会心の騎乗に胸を張れば、久保田師も「いつもあと一歩、捕らえきれなかったが、ゴール前できっちりつかまえたあたりが成長でしょう。完勝だったね」と笑顔を見せた。 いよいよ次は大一番のフェブラリーS。「勝って本番へ行きたかったから、いい結果を出せて良かった。距離が長かったJCダートでも底力を見せてくれたし、マイルくらいが合う馬だからね。叩き2戦目でいい状態で迎えられるよう、頑張ります」と師は力強く締めくくった。
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レジャー 2008年02月05日 15時00分
シルクロードS 武豊とコンビ復活したスプリント女王アストンマーチャンに死角なし
今週は電撃のスプリント戦「第13回シルクロードS」(GIII 京都芝1200m 10日)が、京都競馬場で行われる。東西からスピード自慢が名を連ねたなか、注目を集めるのはアストンマーチャンだ。昨秋のスプリンターズSで悲願のGI制覇を達成、充実の4歳を迎えた短距離界の女傑がいよいよ今年のスタートを切る。 「もしハンデが重くなればやめる可能性だってある。まだ出走は確定してへんで。ハンデ次第や」 アストンマーチャンを送り出す石坂師は出否未定を強調するが、これはハンデキャッパーへの軽いジャブ。気持ちは完全に出走へと向いている。それを証明するのが武豊騎手の確保だ。 昨年の桜花賞(7着)以来、実に10カ月ぶりのコンビ復活。関係者はもちろん、ファンも天才とスプリント女王の久々の組み合わせに胸を躍らせる。 「デビューから一番多く乗ってくれていたジョッキーだから、最もこの馬のことを知っている。ユタカさんに任せていれば安心ですよ」 古川助手も全幅の信頼を置く。1週前の水曜追いでは坂路で800m52秒3をマーク。復帰戦に向けて、徐々に態勢は整いつつある。 「まだ少し重い感じだけど、直前にやれば仕上がると思う。久々のユタカさんとのコンビ復活なので、何とかいいスタートを切りたい」 最強の鞍上が戻ったとなれば、今年は鬼に金棒…2008年はスプリント戦線を完全制圧だ。
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レジャー 2008年02月05日 15時00分
共同通信杯 サブジェクトが重賞V2へ万全
春へ弾みをつける!クラシックの登竜門「第42回共同通信杯」(JpnIII 東京芝1800m 10日)は、出世レースのラジオNIKKEI杯2歳Sを制したサブジェクトが主役を務める。前走で差す競馬から先行へと大きくモデルチェンジ。自在性を身につけ、ダービーの舞台・東京でどんな走りを見せるか注目だ。 鮮やかな変身だった。13着と大敗した朝日杯FSから、わずか中1週。末脚勝負にこだわり続けたサブジェクトが、ラジオNIKKEI杯2歳Sでまったく違うレースを見せつけた。 「これまでの後方から切れ味を生かすレースとは違い、前々で流れに乗ってくれた。こちらのイメージを一新させるようなしぶとさだった」と片山助手は振り返った。エスコートしたのはペリエ騎手。それまでの反省を生かす頭脳プレーが、出世レースのVにつながった。 昨夏の札幌の新馬戦。とても届かないような位置取りから軽々と追い込みを決めた姿に、クラシック候補と早くも声が上がった。しかし、切れすぎる脚がその後のサブジェクトにとって、呪縛にもなった。札幌2歳Sは何とか2着したが、萩S、朝日杯FSともに前残りの展開に泣かされた。しかし、反省からしっかり次への糧もつかんでいた。 「あの2つのレースの負けが前々での競馬につながった。何事も経験が大事だね」 共同通信杯の舞台は東京。ここでの結果はダービーへとつながっている。1週前追い切りは白熱した。1月31日の栗東DWコース。6F81秒7、ラスト1F12秒7と重い馬場で好タイムを叩き出した。 「攻めならいくらでも動くニルヴァーナ(古馬オープン)と併せて食らいついた。気持ちもだいぶ前向きになっているし、間隔をあけすぎるとボーッとしてしまうので、ちょうどいい感じに仕上がったんじゃないかな」と片山助手はうなずいた。 さて、今回は積極策か、待機策か。いずれにしても長い直線でサブジェクトの本当の実力が試されるはず。それを克服したとき、混とんとしたクラシック戦線に真の主役が誕生する。
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レジャー 2008年02月04日 15時00分
東京新聞杯 ローレルゲレイロが善戦マン返上
東京競馬初日のメーンとして行われた「第58回東京新聞杯」(GIII 芝1600m 2日)は、単勝6番人気のローレルゲレイロ(藤田騎手)がクビ差の接戦を制して優勝。1999年の覇者・父キングヘイローに肩を並べた。勝ちタイムは1分32秒8(良)。 意外にも、これが重賞初制覇。NHKマイルCはじめ、重賞での2着は合計5回。毎回流してきた悔し涙を、ついにうれし涙にかえた。「やっと2勝馬になった」とコンビの藤田騎手も感無量の面持ちだ。 勝因は「デキの良さと、チークピーシーズの効果で最後まで集中して走った」ことを挙げるジョッキー。単騎で逃げたのは「誤算だった」と一瞬嫌な予感が脳裏をよぎったが、3角でアポロノサトリにハナを譲り、「最後の300mまで追い出しを我慢した」のが悲願達成につながった。 「以前のゲレイロなら崩れていたが、最後まで辛抱してくれた。早く3勝目を挙げさせたい」と期待に胸を膨らませた藤田騎手はこの日の勝利で東京新聞杯は2勝目、昆調教師は初勝利となった。
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レジャー 2008年02月04日 15時00分
京都牝馬S アドマイヤキッスが久々の重賞V
記録づくめの勝利だった。降雪後の重馬場という過酷な条件の下、行われた「第43回京都牝馬S」(GIII 京都芝1600m 3日)は、2番人気に支持されたアドマイヤキッスが好位4番手から抜け出し、2006年愛知杯以来となる4つ目のタイトルを獲得した。 アドマイヤキッスの手綱を取った安藤勝騎手はJRA通算800勝の節目の勝利が重賞制覇。文字通り、愛馬から最高の“キッス”を贈られた格好となった。 「800勝?そんなに意識はしていなかったよ」とサラリと受け流すあたりがニクい。これぞベテランの風格か、安藤勝騎手は終始、冷静な口調だった。 「返し馬のときから気合が前向きで集中していた。これが一番の勝因だね。以前は幼い面があり、頼りないところがあったが、そこのところの成長が大きい。これなら今後は大きいところを期待ができるよ」自身の記録はさておき、あくまでも勝ち馬をほめ称えた。 レースは、シェルズレイが飛ばす形。好位でジッと我慢していたアンカツ=キッスは直線に向くと、内の悪いところを避け、かといって大外を回ることもせず馬場の中ほどを突いた。ラスト1F、先に抜け出したザレマを一完歩ごとに追い詰め、クビ差交わしたところがゴール板だった。 記録はジョッキーばかりではない。キッスが挙げたこの日の勝利は、今は亡き偉大な父サンデーサイレンス産駒のJRA通算2700勝目にもあたる。 デビュー以来、大物と騒がれながらも、GIでは善戦止まり。しかし、円熟の5歳を迎え、ひと皮むけた印象。狙うは春の女王の座、ヴィクトリアマイルへ向け、ひたすら走り続ける。
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