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シルクロードS(GIII 京都芝1200m 10日) アストンマーチャン スプリント女王の貫録みせる!

 さらに迫力を増した。もう牡馬と並んでも一歩もヒケを取らない。
 「昨年に比べ、カイバ食いが良くなった。それにつれて体もがっちりして、本物のスプリンターになった感じだね」と井上助手はうなずいた。
 本領発揮の舞台に戻り、アストンマーチャンが快速を発揮しそうだ。前走のスワンSは14着と大失速。1F長い1400mに加え、京都外回り、3角の坂の下りでがっちり行く気になってしまった。あれでは大敗もやむ終えない。
 その点、今回はベストの1200m。同じ条件だったスプリンターズSはとにかく強かった。楽々とハナを切り、ライバルを寄せ付けない一人旅。ゴムマリのような体から繰り出すスピードは現役でも一枚上の存在だ。
 リフレッシュ放牧から戻ったのが昨年12月21日。それから丹念に乗り込まれてきた。大人になったマーチャンの走りは軽快そのもの。「以前は抑えると頭を振る癖があったけど今は素直だね。その分、乗りやすくなっている」と評価した。

 30日の1週前は栗東坂路。800mを52秒3と時計のかかる馬場状態を問題にしなかった。この朝の最終追いできっちり仕上がった。
 「あとはレースでも落ち着いていてくれれば、自然といい結果が出るでしょう」
 圧勝だったスプリンターズSは不良馬場。今の荒れた京都の芝もむしろ好都合だろう。高松宮記念へ、ここは止まるわけにいかない。

 【最終追いVTR】坂路で800m52秒7→38秒4→12秒5を一杯に追われてマーク。休養明けながら気合乗りは抜群で道中から鞍上を引っ張っていくほど。ゴール前を迎えても脚色は鈍らず、鞍上の押し出しに最後は豪快に伸びた。太め感もなく、万全の仕上がりだ。

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