「彼からは付き合った頃から、“双子の兄がいる”と言われ、2人並んでいる写真も見せてもらっていました。顔がソックリで、髪型だけが少し違う様子。とは言え、会うこともなかったんですね。
ある日、街を歩いていると、偶然彼を見かけました。なんと、女と歩いているんです。浮気だ…と思いましたが、少し彼の雰囲気が違いました。いつも下ろしている前髪を上げていたので、“もしかしてお兄さん?”と思いました。後でそのことを彼に伝えると、“たぶんそう”だと。でも、その時彼はちょっと怪我をしていて、“同じ場所に絆創膏してたよ”と伝えると、“同じとこ怪我したんだ”と言うんです。“双子って不思議だよな”と」
>>謎の部位に靴下を履かせて~女がドン引く瞬間~<<
彼女は半信半疑ながら、彼のその言葉を信じたそう。しかし、しばらくして真実が明らかになる…。
「偶然、彼を高校から知っているという女性に会ったんです。そうしたら、“双子なんて嘘”とハッキリ言われました。“写真は合成だろう”とも。
私は、彼のスマホを隠れて見てみることにしました。すると、女性とのLINEのやり取りを発見しました。証拠を掴んだところで彼を問い詰めると、“双子で同じスマホを使ってるんだ”と、とんでもなく苦しい言い訳をしてきました。
私が呆れていると、“真実を話す”と言ってきました。実は、母親のお腹にいた時は双子だったものの、出産後すぐに兄が亡くなってしまったとのこと。“だから兄貴の分まで生きなきゃって思ったんだ”と言うんですが、それが事実であったとすると、浮気の言い訳に使われている兄が不憫でした」
浮気の言い訳にわざわざ双子という設定を使うとは、一言どころか、二言も三言も多い男だったようだ。
写真・Becky Stern