レジャー
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レジャー 2008年01月24日 15時00分
ニューイヤーC 伏兵ゲンキチホマレが優勝
3歳重賞の「第51回ニューイヤーC」(SIII 1600m)は23日、浦和競馬場で行われ、町田直騎手騎乗の4番人気ゲンキチホマレ(牡、川崎・秋山重厩舎)が上がり3F38秒3の鬼脚を繰り出し、6馬身差の圧勝。勝ち時計は1分42秒0(重)だった。 人気を集めたブライトフェースとノースダンデーの2頭がハイペースでレースを引っ張る中、じっくりと後方待機。向正面から徐々に進出し4角手前で先頭に並びかけると、直線でアッという間に後続を突き放した。 「最初から下げて差しに行こうと思っていた。かなり外を回ったけど、長くいい脚を使う馬ですからね。直線も止まる感じはなかったです」と町田直騎手。一方、管理する秋山重直師は、この勝利で地方競馬通算600勝(重賞13勝)を達成した。今後は「'08雲取賞」(大井1600m 2月21日)から「京浜盃」(SII 大井1700m 3月29日)へ向かう。
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レジャー 2008年01月23日 15時00分
AJC杯 “関東馬”ドリームパスポートが久々の勝利へ意欲
1回中山競馬を締めくくるのは、天皇賞・春のステップレース「第49回AJC杯」(JpnII 芝2200m 27日)。最終追い切りが今朝23日、美浦、栗東の東西のトレセンでいっせいに行われ、移籍初戦になるドリームパスポートが絶好の気配を見せた。実績から勝って当然。負けることは許されない無冠の帝王が、新天地で順風満帆のスタートを切ることができるか、注目だ。 平成の無冠の帝王ドリームパスポートが新天地で悲願のGI奪取を目指す。 2006年の皐月賞→ダービー→菊花賞の3冠は(2)(3)(2)着。そして、この年のジャパンCはディープインパクトの2着と常にGIで上位争いを演じてきた。その実力は自他ともに認めるところ。 昨年の阪神大賞典(2着)の後、右第3中手骨骨折が判明。約7カ月半の闘病生活の後、ジャパンCで戦列復帰を果たした。結果は14着に終わったが、本来、叩き良化型。続く有馬記念で復活が期待されたが、4角でつまずき落馬寸前の不利を受け6着と不完全燃焼に終わっている。 有馬記念を最後に、松田博厩舎から稲葉厩舎に移籍が決まり、今月10日、放牧先のビッグレッドファーム鉾田から美浦トレセンに入厩した。 さすがに厩舎サイドは「まったくの手探り状態」というが、ケイコ役の伊藤助手は印象について「前とは比較のしようがないけど、使って間もないので体は緩んでいないし、しっかりしている」と戦闘態勢にあることを強調した。 さらに「気持ちが前向きで乗り役の意のままに動ける。でも、まじめすぎる気性が有馬記念は裏目に出たのではないか」と推測する。つまり、鞍上のゴーサインに過剰に反応して、前の馬に乗りかかってしまった、というのだ。この気性はまさに諸刃の剣で、テン乗りの松岡騎手がどう乗りこなすか、注目が集まる。 【最終追いVTR】角馬場で入念にウオーミングアップしてからコース入り。リラックスして落ち着きのある動きが、デキの良さを物語る。直線も抜群の手応えで糸を引くように伸びてきた。
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レジャー 2008年01月23日 15時00分
平安S(GIII 京都ダ1800m 27日)メイショウトウコン 連覇へ盤石の態勢
京都のダートではこれまで<2010>と堅実な走りを見せてきたメイショウトウコン。当然、このコースでは負けられない。林助手は連覇に意欲をのぞかせた。 「昨年の今ごろはカイバ食いが悪くて調整に苦労した。今はその不安もまったくない。それに、輸送距離が短い方がいいタイプ。だから、京都ではよく走るんだ」 今年は大目標がある。12月に阪神競馬場で行われるジャパンCダートだ。 「輸送の短い関西圏でやれるので、今から本当に楽しみなんだ。それまでしっかり頑張っていきたい」 08年の飛躍に向けても、今年初戦のここは落とせない。 【最終追いVTR】単走で追われ、坂路800m56秒4。ゴール前で軽く仕掛けられたが、ラスト1Fは14秒4と伸びを欠いた。ただし、いつも攻め馬では動かないタイプ。むしろ落ち着き十分で前走からのデキ落ちはない。
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レジャー 2008年01月23日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(7)
現在の天皇賞の礎ともなった天皇花瓶競走(1880年=明治13年)の観覧席には有栖川、伏見、東伏見、北白川の各宮と、伊藤博文、黒田清隆らの政府首脳が勢ぞろいし、各国外交官や居留外国人らと、そのスタートを華やかに飾った。 根岸競馬場と、ここを舞台とする日本レーシングクラブは、国際友好に乗り出す明治政府の切り札的な存在でもあった。 このように1866(慶応2)年、根岸競馬場が誕生後は、横浜で育ちつつある近代競馬を見習って、1870(明治3)年に東京・九段の招魂社(のちの靖国神社)で競馬が催されたのをはじめ、1877(明治10)年には東京の三田育種場で、1879(明治12)年には、同じく東京・新宿の陸軍戸山学校で、さらに1884(明治17)年には上野不忍池畔などで、いずれも円形馬場による競馬が行われている。 明治時代、日本レースクラブの委員には、政府要人のほか、各著名人が名を連ねていた。 皇族たちも、しばしば根岸競馬観戦に来られているが、1881(明治14)年5月10日、春季競馬第2日には、明治天皇が初めて根岸競馬場へ行幸された。以来、1899(明治32)年5月9日まで、天皇の根岸行幸はほぼ毎年のように続いて13回を数え、天皇の競馬好きが国民の間で印象づけられた。 天皇は新橋から汽車でこられ、そこから馬車で地蔵坂を上り、相沢(今の山手町)の通りを行き帰りされたのであろう。一般の内外人らも、競馬場へは馬車か人力車が頼りだった。天覧競馬のレース当日などは、横浜中の祭典といってもよかった。市内は、その話題で持ちきりとなり、まるでスペインの牛祭のような騒ぎとなった。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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レジャー 2008年01月22日 15時00分
AJCC ダービー2着馬アドマイヤメインが復活
復活の時がきた。明け5歳馬となったアドマイヤメインが「第49回AJCC」(JpnII 中山芝2200m 27日)で一昨年のGII・青葉賞以来となる勝利を狙う。ダービー2着の逸材が長いブランクを乗り越えてようやく復調。久々の重賞Vを手に、再びGI戦線の主役へと名乗りを上げる。 3歳春には、500万→GIII・毎日杯→GII・青葉賞と破竹の3連勝。そして、大一番のダービーではメイショウサムソンにクビ差まで迫る2着に善戦したアドマイヤメイン。 しかし、同年12月の香港遠征からスランプに見舞われることになる。香港ヴァーズ(8着)後の有馬記念では9着に惨敗。そして年が明けた2007年も歯車がかみ合わないまま金鯱賞(10着)、宝塚記念(17着)と見せ場すらつくれない状況が続いた。 ただ、唯一の救いはその原因がはっきりしていたこと。陣営にとって一番怖いのは理由なきスランプだ。だが、メインの場合、「香港に遠征後、中1週で有馬記念を使って心身ともに疲弊してしまった。その影響がなかなか抜けなかったんだ」。込山助手は不振の理由についてこう振り返った。 もっとも、そのツケは大きく復調には約1年を要した。しかし、前走のディセンバーSでは4着と久々に地力を見せつけた。 「他馬と激しい先行争いをして道中は2番手以下を20馬身近く引き離して逃げた。まともなら惨敗のパターン。あれでよく粘った」長いトンネルの出口がようやく見えた瞬間だった。 「一時に比べると走る気がだいぶ戻ってきたし、具合もようやく良くなってきた。叩き2戦目の今度はもちろん復活を期待しているよ」これからは前進あるのみ。ライバル・メイショウサムソンを猛追していく。
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レジャー 2008年01月22日 15時00分
平安S メイショウトウコン連覇へ万全
ベストの舞台でGIへの足がかりをつかむか。フェブラリーSの前哨戦「第15回平安S」(GIII ダ1800m 27日)でメイショウトウコンが連覇を狙う。 昨年のこのレースは実に強かった。道中は後方から2番手。先行有利がセオリーの京都ダ1800mでは絶望的な位置取りといっていい。しかし、直線に向いてからの末脚は驚がくそのものだった。上がり3Fを35秒1。ダートでは極限に近い、芝並みの鋭さで重賞初Vを達成した。 昨年はこの勝利をきっかけに、重賞3勝。前走の東京大賞典も3着に健闘した。 「ここ2戦はよく走っている。JCダートはともかく、前走の大井はいつものように後方で構えず意識して早めに動いていった。それでも届かなかったけど、上位とは力差というより、脚質の差が出たね」と林助手は振り返った。 そして、その後はこのレースを目標に調教を消化してきた。「反動もなく順調に乗り込んできた。輸送が苦手な馬で、長距離輸送があるとどうしても馬体減りを考慮しながらの調整になるけど、当日輸送で時間も短い京都ならその心配がいらない」と文句なしの仕上がりで臨めそうだ。 昨年は条件を連勝して上がり馬として勝った。しかし、大幅にパワーアップした今年は堂々と主役を張る。「何とか連覇を狙いたい」その先に見据えるのは、フェブラリーS。GIホースに上り詰める機は熟そうとしている。
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レジャー 2008年01月21日 15時00分
京成杯 マイネルチャールズがクラシックへ名乗り
「第48回京成杯」(JpnIII 中山2000m 20日)は、1番人気に推されたマイネルチャールズが中団からしぶとく伸びて快勝した。勝ち時計は2分2秒9(良)。2着には12番人気のベンチャーナインが入り、3連単8万6870円の波乱を演出。2番人気のリトルアマポーラは僅差の4着、3番人気のステルスソニックは見せ場なく8着に敗れた。 これで堂々とクラシックを戦える。前走・ホープフルSを接戦でモノにしたマイネルチャールズが、その勝負根性を見せつけるようにライバルたちをねじ伏せた。 展開は大方の予想通り、プラチナメーンが逃げる形となったが、1000m通過は60秒8と緩い流れ。にもかかわらず、いつもの先行策ではなく、道中は中団からレースを進めた。 松岡騎手は「きょうは、あまり自分から行こうとしなかったので、中団からでもいいと思った。競馬を教えることがテーマだったので」と先を見据えての騎乗だったことを強調。課題をひとつひとつ順調にクリアしていくチャールズに対しては、「直線は外に出したかったけど、(外は他馬が密集していたので)仕方なく内に入れました。本当に勝負根性のある馬ですね。昨年のサンツェッペリンと同じで将来性は十分。ボクがちゃんと乗ればいい結果を出せると思う」と全幅の信頼を寄せている。 一方、稲葉師も「あんな狭いところに入っても、ちゃんと抜け出してくるんだからなぁ。やっぱりいい根性をしている」と感心しきり。最後まで笑顔が絶えなかった。今後については「これから短期放牧に出してリフレッシュさせる。始動は3月ごろかな」。トライアルを叩いての皐月賞が有力だ。 これで中山芝2000mはホープフルSに続いて2連勝。皐月の舞台は完全に“掌握”した。マイネル軍団の一番馬が、類まれな勝負根性を武器に、堂々とクラシックへ殴り込む。
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レジャー 2008年01月21日 15時00分
日経新春杯(GII 京都芝2400m 20日) 伏兵アドマイヤモナークが制す
メイショウサムソンはドバイ遠征、マツリダゴッホは距離不向きを理由に早々と出走回避を表明するなど、飛車角を欠きそうな春の天皇賞。それならオレがとばかり、前哨戦の第1弾「日経新春杯」(GII 芝2400m 20日)を制したのはアドマイヤモナークだった。勝ち時計は2分27秒4(良)。 レースはワイルドスナイパーがハナを切ったが、3角すぎで早々と脱落。代わってテイエムプリキュアが敢然とハナに立ち、一気に流れは速くなった。プリキュアをめぐり、混戦となった直線半ば。前を捕らえたのは同じアドマイヤでも1番人気のアドマイヤジュピタではなくアドマイヤモナークだった。 道中は後方待機。「位置取りは後ろでも気にならなかった」と安藤勝騎手は例によって末脚一本に勝負をかけた。だが、前が早く動いたせいもあり、ラスト100mでは先頭。追い込み届かずの競馬を繰り返していたモナークとしては経験の少ない展開に、鞍上は「早く先頭に立つと遊ぶところがあるのでヒヤッとした」と語ったが、それをしのぎ切ったあたりに、成長の跡が感じられる。 紆余曲折を経て奥手の血がようやく開花。明け7歳にして初の重賞制覇は父ドリームウェルにも産駒初のタイトルをもたらす結果となった。「距離はいくら延びても大丈夫だからね」混迷を極める春の天皇賞に、西から不気味な伏兵が名乗りを挙げた。
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レジャー 2008年01月21日 15時00分
火の国・熊本から南関に参戦 牧野孝光騎手に迫る
火の国・熊本の荒尾競馬からやってきたベテランが奮闘中だ。 1981年11月1日のデビュー以来、騎乗したレースは1万4493戦(中央21戦)を数える。重賞30勝を含む2483勝(中央0勝)を挙げ、荒尾競馬通算最多勝記録を更新中の牧野孝光騎手が、1月14日から3月14日まで南関東(期間中は大井・荒井隆厩舎所属)で期間限定騎乗を行っている。 最初の1週間を終え、勝ち星はゼロ。アウエーの洗礼を受けた。 「荒尾では3角くらいから仕掛けることが多いけど、直線の長い大井は向こうの感覚で仕掛けると途中で止まっちゃうから我慢しないといけない」 「荒尾は内側の砂が深く、4頭分くらい内ラチから離れて乗るのが常だけど、こちらは内側も普通に走るからコース取りでまだ戸惑いがあるね」 試行錯誤を繰り返す日々だが、そこは百戦錬磨のベテラン。「レースの流れには慣れてきた」と徐々に感覚はつかんできている。 「南関のジョッキーはレベルが高いし、自分の実力を試すいいチャンス。技術面で足りないところを見つけて帰りたい。『向こうのもんに負けないように』っていわれて送り出されてきたからね」 南関東では全日本リーディングジョッキーで騎乗したことのある大井以外は初騎乗だ。南関の限定騎乗制度には2000勝(北海道1000勝)以上という高いハードルがあり、他地区のジョッキーはそう簡単にはこれないが、「貴重な経験を荒尾の若い子に伝えたい」と意気込みを語った。 有明海に面し、スタンドからは雲仙普賢岳も見えるという風光明媚な競馬場からやってきたベテランが南関に熱を注ぐ。
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レジャー 2008年01月21日 15時00分
先週の新馬勝ち馬(中山)
20日(日)のダ1800m戦(牝馬限定)は、単勝1.6倍の断然人気に支持されたフサイチユニコーン(父シンボリクリスエス、母ビューティフルジェム=美浦・国枝厩舎)が鮮やかに逃げ切った。勝ち時計は1分59秒5(良)。 道中は終始、ハセハリドワール(4着)と馬体を併せる形で先団を形成。直線に入るとすぐに抜け出し、そのまま力強く押し切った。後藤騎手は「攻め馬で先頭を走ることがなかったから、多少、戸惑っていた。早めに外からこられてどうかなと思ったけど、勝てて良かった。先々は芝でも大きいところを狙えると思う」と今後を楽しみにしていた。 一方、国枝師は「物見しながら走っていたね」とまずは人気に応えてホッとした様子。「ソエがあってダートを使ったけど、脚元の具合を見ながらいずれは芝でもね。女馬にしては落ち着いていて度胸があるし、どっちかというと長め(の距離)に照準を合わせていくと思う。次走についてはまだ決まっていない」 牝馬ながら500kgを超える雄大な馬体の持ち主。まだまだ本来の力を出し切っておらず、次走も要注目だ。 19日(土)の芝2000m戦はファビラスボーイ(牡、父ジャングルポケット、母ファビラスラフイン=美浦・堀井厩舎)が接戦を制した。 4角で外に出されると、メンバー中1位の上がり(3F)で、内で粘るサンワードフラッグをゴール板直前で捕らえた。 良血馬が人気通りに勝っただけに、手綱を取った後藤騎手の声も自然と弾む。「スローペースだったので意外とてこずってしまったが、最後はよく交わしてくれた。ファンにクラシックの夢を見せてあげたい」 ただ、スローペースを考慮しても2分5秒6(良)の勝ち時計は平凡。有力馬がこぞって除外の憂き目にあい、相手に恵まれたレースでハナ差勝ちは物足りない。次走の「セントポーリア賞」(500万 東京芝2000m 2月16日)で改めて真価を問いたい。 同日のダ1200m戦は、1番人気のヒシオフェンス(牡、父ゴールドアリュール、母オージーカンパニー=美浦・国枝厩舎)が、1分14秒3(良)のタイムで優勝した。 吉田隼騎手はレースを振り返り、次のように話した。「聞いていた通り、スタートは良くなかった。でも、二の脚が速いのは分かっていたし、内でジッと我慢していた。きょうは勝ち負けより、砂を被らせ競馬を覚えさせることに専念した」 目先の1勝にこだわらなかったのは、「将来性のある馬」の裏返しでもある。事実、「最後は2頭の間を力でこじあけてきた。抜け出してからフワットしていたけど、走る馬です」と鞍上を脱帽させた内容はクビの着差以上に強かった。「まだトモが緩いけど、芝でも楽しみ」と期待に胸を膨らませていた。
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