レジャー
-
レジャー 2008年02月21日 15時00分
フェブラリーS 本紙・橋本が2頭出しで挑む久保田師を直撃!
馬場をただで貸す気は毛頭ない。大挙押し寄せてくる関西馬を前に、美浦・久保田厩舎の精鋭2頭が迎撃態勢に入った。「第25回フェブラリーS」。関東馬の参戦はワイルドワンダー&ドラゴンファイヤーのみだが、ともに一発の資格は十分備えた力量馬だ。東の砦(とりで)を守る久保田師に、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が直撃取材した。 −−まず、自ら最終追い切りに騎乗したワイルドワンダーの感想をお願いします。 久保田師「古馬になって回復力が早くなり、根岸S(1着)の疲れも完全に抜け、先週末から状態はガラッと良くなってきた。今朝(20日)の動きも力強く、非常に満足しています。最後まで手応えに余裕があったし、まだ上積みが見込める。体もプラス体重で出走できるでしょう」 −−ヴァーミリアンを筆頭に強豪ぞろいですが、ライバルは? 久保田師「競馬ですから、ゲートに入っている馬全部がライバル。ただ、府中のマイルは最適だし、チャンスは十分あると期待しています。(実力的にもGIを)勝てるレベルにきていますよ」 −−勝算は? 久保田師「昨秋から目標にしてきたレースなので、ぜひとも結果を出したい。(理想通り)内枠で、前に壁をつくる競馬ができれば自ずと結果はついてくると信じています」 −−次に、ドラゴンファイヤーの前走(平安S9着)を振り返ってください。 久保田師「ゲートで長い間待たされ、スタートを失敗(出遅れた)したし、外を回るロスもあった。それでも、着順ほど負けてはいないし、あれが実力ではない」 −−ダイワスカーレットの回避で滑り込みでの出走がかないました。 久保田師「本当は前走で賞金を加算して堂々と出走させたかったが、どういう形であれ、出られて本当に良かった(笑)」 −−最後に意気込みをお願いします。 久保田師「若くてキャリアも浅いから、GIの雰囲気にのまれないように、上手にスタートを出て自分のリズムで走れればと思ってます。能力はヒケを取らないし、期待は持ってますよ」
-
レジャー 2008年02月21日 15時00分
今週の有力新馬(東京)
7日目(土)のダ1600m戦の注目株は、ケーフライト(牝、父アグネスフライト、母サテライトケー=美浦・小島茂厩舎)。 血統こそ地味だが、日を追うごとにケイコ内容が良化し、先週の15日(金)には坂路800mで51秒9→37秒5→12秒4と水準以上の時計をマークしている。 小島茂師は「母父のアジュディケーティングの血が出ているのか、現状ではダートがいい。日に日に動きが良くなっているから、初戦から走ってきそうだよ」と期待を寄せる。 最終日(日)の芝1800m戦は、先週2勝と波に乗る武市厩舎のエモア(牝、父Arch、母Irish Class Miss)がスタンバイ。 驚くような時計は出ていないものの、外の牝馬らしく、小気味いいフットワークはいかにも初戦向きの印象だ。 「素軽い動きをするので、芝でこそのタイプだね。ここにきて馬体も減ってこなくなったし、いい状態をキープできている。初戦から力は出せると思うよ」と武市師も好感触だ。
-
レジャー 2008年02月21日 15時00分
今週の有力新馬(京都)
最終日(日)のダ1200m戦(牝馬限定)で確勝級なのがアクアリング(父Anabaa、母シーリング=栗東・藤原英厩舎)だ。 仕上がり面はもちろん、攻め馬の動きが光っていて、今週のCWコースでの併せ馬では古馬オープンのドラゴンウェルズを相手に堂々のクビ差先着を果たした。 「スピードに乗ってからフォームがいい。追ってからの反応も抜群だし、ゲートの出も上々。攻め馬通りなら初戦から勝ち負けだろう」と藤原助手。ルメール騎手とのコンビでデビュー予定だ。 7日目(土)の芝1400m戦ではマッキーエヴァ(牝、父タニノギムレット、母マッキーヴォーグ=栗東・野元厩舎)が初戦突破を狙う。 こちらも攻め馬の動きが抜群で、20日のCWコースでは古馬500万馬を1秒近くぶっちぎった。「じっくり乗り込んできて仕上がりはすごくいい。ケイコでも上々の動きを見せているので初戦からの気持ちだね」と野元師。手綱は野元騎手が取る予定。
-
-
レジャー 2008年02月20日 15時00分
フェブラリーS 砂の絶対王者ヴァーミリアンが勝って世界へ
絶対王者が力の違いを見せつける。「第25回フェブラリーS」(GI 東京ダ1600m 24日)の最終調整が21日、行われ、ヴァーミリアンが絶好の仕上がりを披露した。ドバイワールドCへの壮行戦だった川崎記念を脚部不安で回避したが、大事には至らず、その後は順調に乗り込まれてきた。昨秋のダートGI3連戦で“グランドスラム”を達成した砂の中距離王が、マイルでも頂点に君臨する。 最強馬はどこまでも前向きだ。大きな誤算も、ヴァーミリアンはプラス材料にかえてしまう。 「この後、予定しているドバイワールドCはパワーだけでなく、スピードも要求される。二千といっても、チンタラ走っていては勝てないレースだからね。前哨戦で忙しいマイル戦を走るのはむしろプラスじゃないかな」 久保助手はそう自信満々にうなずいた。 本来なら2000mの川崎記念を叩き台にドバイ遠征に向かう予定だったが、その川崎記念を飛節炎のため取り消した。当初のローテーションが狂ったのは間違いない事実だが、影響が最小限だっため陣営は強気でいられる。 「取り消したといっても症状は軽く、すぐに運動が再開できたほど。影響はまったくない」と言い切った。 その言葉通り、調教は順調に進んでいる。1週前追い切りは栗東坂路で800mを52秒5→13秒3をマークした。時計自体はそれほど目立つものではないが、攻め駆けしない馬だけに十分及第点だろう。 今回は一昨年のフェブラリーS以来のマイル戦だが、「昨年、ドバイを使ったあたりから馬がガラリと変わってきた。上がりの脚がしっかりしてきたし、今ならマイルでも中団あたりにつけられるはず」とうなずいた。 追い比べなら負けない。自信を確信に変えて、ヴァーミリアンは砂の国へと旅立つ。 【最終追いVTR】攻め駆けしないタイプだけに、坂路で800m52秒1ならこの馬としては合格点。追ってからの反応も上々で、ゴール前は力強く伸びた。取消後だが、馬体の張りも良く、影響は皆無といっていいだろう。
-
レジャー 2008年02月20日 15時00分
フェブラリーS ダイワスカーレット回避
「フェブラリーS」(GI 東京ダ1600m 24日)がドバイに向けての壮行レースとなるはずだったダイワスカーレット(牝4歳、栗東・松田国厩舎)だが、右目創傷性角膜炎のため19日、正式に回避することが決まった。 松田国師は「17日の坂路調整後に目をショボショボさせていた。とくに泥をかぶったようなことはなかったんだが…。今後は海外遠征というスケールの大きい夢があったので、申し訳ない気持ち」と話した。 注目を集めた初ダート戦が消滅しただけでなく、これでドバイ遠征自体も白紙となった。
-
-
レジャー 2008年02月20日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(11)
「日本レースクラブ五十年史」を見ると、「1888年は記念すべき年である」と記されている。「日本の競馬にパリミューチェルが初めて紹介されたからである」と…。 1888(明治21)年、秋季の根岸競馬で我が国初めてのパリミューチェル方式による馬券が1枚1ドルで売り出されたのだ。パリミューチェル方式とは、賭け金から一定率の手数料を差し引いた残額を、的中者に比例分配するやり方で、現在、一般的に「勝馬投票」といえばこの方式を指す。フランスで1891年に法律上認められてから、米国、英国でも合法化され、日本でも1923(大正12)年に法制化され、今日に至っている。 根岸競馬で日本レースクラブが、初めてこの方式で馬券を発売するについては、長い間、理事たちが考え悩んだ末だと「五十年史」では記しているが、このおかげでクラブ財政は大変潤ったようだ。 クラブはその資金で馬場、スタンドなど、根岸競馬場の整備を進めていく。1905(明治38)年には、環状の馬場に囲まれたおわん状の土地を公園や、運動場として独自で買収している。そして翌年にはゴルフ場がオープンする。このゴルフ場は、神戸の六甲(1901=明治34=年オープン)、横尾(1904=明治37=年オープン)に次ぐ日本で3番目にできたコースで、日本レースクラブ・ゴルフィング・アソシエーションがクラブ名であった。 これと合わせ、日本レーシングクラブは1906(明治39)年1月、社団法人レース倶楽部となっている。治外法権的な運営を脱し、日本の法則に従った団体に衣がえしたものであった。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
-
レジャー 2008年02月19日 15時00分
フェブラリーS ヴァーミリアンがGI4連勝でドバイへ弾み
今週は真冬の祭典「第25回フェブラリーS」(GI ダ1600m 24日)が東京競馬場で行われる。主役の期待を集めるのはいわずもがな…日の丸を背負ってこの春、ドバイワールドカップへ再挑戦するヴァーミリアンだ。中間にひと頓挫あったものの、1週前追い切りでは抜群の動きを見せ、復調急をアピール。世界へと羽ばたく熱い走りが見られそうだ。 いまや自他ともに認める国内最強ダートホースに成長したヴァーミリアン。ドバイ遠征を前に予定していた1月30日の川崎記念を右飛節炎のために取り消すアクシデントはあったが、幸い症状は軽く、中間は急ピッチに調整が進んでいる。 フェブラリーSへ目先を切りかえて初めて行われた14日の追い切りでは、坂路を力強い動きで800m52秒5…攻め駆けしないこの馬にとっては十分すぎる時計をマークした。 「本当に元気があるね。ヴァーミリアンとしては時計が速かった」と石坂師は笑顔で合格点を与えた。一方、担当する久保助手も「運動を休んだのは1日だけ。その後は順調に乗ってきている」と不安説を一蹴した。 国内最強馬として文句なしの仕上がり。ポイントは状態面よりもむしろ距離、一昨年のフェブラリーS(5着)以来となるマイル挑戦だ。「距離は半信半疑。ただし、一昨年より力をつけていることは間違いない」とトレーナーは現在の充実ぶりに期待を寄せる。 次のドバイワールドカップはスピードを必要とする高速馬場。世界一の座に向けても、ここは結果を出さなければならない一戦となる。 「ゲートで少し立ち遅れることがあって、それがマイルでは致命傷になることもある。うまく流れに乗り切れるかがカギだね」 久保助手は世界を見据えた壮行戦を前に抱負を語った。大目標に向けても、ここは国内最強馬としての実力をもう一度、見せつける。
-
レジャー 2008年02月19日 15時00分
ベストの東京マイルでワイルドワンダーが逆転
関東から唯一の参戦になるワイルドワンダーだが、強力な関西勢をまとめて差し切る力は十分に持っている。 ダートGI(交流含む)4勝を誇る西の横綱ヴァーミリアンに対し、自身は盛岡の交流GI・南部杯2着が最高。さらに、昨年のJCダートでは1秒(5着)と決定的な差をつけられているが、陣営は大物食いに虎視たんたんだ。 というのも、今回の舞台は1600m。JCダートの通過順((11)(6)(4)(4)番手)が示すように、2000m以上では“緩ペース”に耐えられず、どうしても前半に脚を使ってしまうが、前走・根岸S(1着)は(11)(8)番手。ペースが速い1400〜1600mではギリギリまで脚をためられる。事実、ダ1700m以上は(5)(1)(8)(5)(6)(1)(1)(2)着とムラがあるのに対し、1400〜1600mに限れば、(1)(2)(2)(1)(1)(3)(1)(1)(1)着とほぼ完ぺきだ。 「GIの千六だったらもっと脚をためやすくなるから、今回が一番いい条件だね。前走でもあのひどい馬場で弾けてくれたんだから、この距離なら本当に安定して走れる」と、久保田師も“この条件なら”の気持は大きい。 前走後は角馬場での運動にとどめ、時計を出したのは先週の金曜日(15日)からだが、8kg減だった前走の時点でほぼ体は仕上がっている。直前の1本で態勢は十分整うだろう。 「ここにきて能力にようやく体力が追いついてきた感じ。これ以上はやる必要はない。週末に速いところをやるだけでOKでしょう」 ドラゴンファイヤー、シルクビッグタイムなどダートの新星を次々に送り込む久保田厩舎に、念願のGIタイトルがいよいよ加わりそうな勢いだ。
-
レジャー 2008年02月19日 15時00分
フェブラリーS追い切り フジノウェーブが万全
JBCスプリントを制し、一躍スターダムにのし上がったフジノウェーブ(牡6歳、大井・高橋三厩舎)がJRAの大舞台へ殴り込みをかける。 フェブラリーSへ向けての最終追い切りが19日、大井競馬場で行われた。矢野貴騎手を背に、ともに出走する僚馬ビッググラス(牡7歳)との併せ馬で5F63秒5→50秒3→37秒2→12秒3を計時。ビッグの内に併せたウェーブは直線を向くと一気に加速し、3馬身差をつけてゴール。一杯に追われた相手を馬なりで突き放した。 前走後は短期放牧に出され、1月4日に帰厩。「リフレッシュして馬体も増えたし、その後の過程も順調そのもの。2Fの距離延長と初コースがカギだけど、JBCですごい底力を持っているのを見せてくれたし、挑戦者として頑張りたい」と高橋三師。矢野騎手も「1週前から気合も乗って動きがかなり良くなった」と太鼓判を押す。 一方、ビッググラスは「少し息の入りが遅いが、この馬なりに順調」。ウェーブが馬運車の中でテンションを上げるのを防ぐという大役も担う。
-
-
レジャー 2008年02月18日 15時00分
フェブラリーS ダイワスカーレット 砂も制してドバイに殴り込みだ
女王は貪欲だ。最強牝馬ダイワスカーレットが、「第25回フェブラリーS」(GI ダ1600m 24日)で砂の頂上決戦に挑む。前走の有馬記念で2着と大健闘した後も、調整は順調そのもの。ダート界で最強馬に君臨するヴァーミリアンを倒し、統一女王として勇躍、ドバイに乗り込むつもりだ。 馬場や距離、そんな細かい条件は本当に強い馬には関係ない。松田国師はそう言いたげだ。 「クッション的には芝の方がいいかもしれない。だけど兄のダイワメジャーと違って、動きが軽くしなやか。それにスピードの乗りがすごく速くて、ダートでも間違いなく前に行ける。苦にすることはないでしょう」 昨年、芝の3歳女王に輝き、暮れの有馬記念でも2着に大健闘した。ダイワスカーレットにとって、初のダート、それが猛者の集まるGIというのは常識破りの選択のようだが、名トレーナーには確固たる自信と確信があったのだ。 そこまでの強い思いを師に植えつけたのは前走の有馬記念だった。「もっと大きく負けてもおかしくなかった」と振り返る激戦。初めて牡馬の古馬に挑戦、馬場はパワーのいる状態で、それまでほとんどラストは3F33秒台で上がってきたスカーレットが36秒6もかかる苦しい流れだった。 「崩れなかったのは本当に評価できる」同期のライバル、ダービー馬のウオッカが11着に大敗したタフなレース。それを2着に踏ん張ったのだから、軽快なスピードだけではない、本物の底力を示した。 中間は5日にフレグモーネを発症してしまったが、「9日から坂路に入っているし、影響はない」と言い切った。 その言葉を裏付けるように14日の1週前追い切りは豪快だった。栗東坂路で安藤勝騎手が騎乗して800m51秒2→37秒4→25秒2→12秒9の好タイムをマークした。その日は非常に力のいる馬場状態、それを攻め駆けするダイワチャームと馬なりで併入したのだから、仕上がりに不安はないだろう。 「昨春よりどっしりして大人になった。間隔はあいたけど、今は精神面で余裕があるので大丈夫。レースは自然と砂を被らない前で流れに乗れると思うけど、仮に砂を被ってもむしろ折り合いがついていいかもしれない」 真冬の砂煙の先に見えるのは砂漠の中に浮かぶ夢の舞台。芝とダートの統一女王の座を手中に収め、世界に踏み出すつもりだ。
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分