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フェブラリーS追い切り フジノウェーブが万全

 JBCスプリントを制し、一躍スターダムにのし上がったフジノウェーブ(牡6歳、大井・高橋三厩舎)がJRAの大舞台へ殴り込みをかける。
 フェブラリーSへ向けての最終追い切りが19日、大井競馬場で行われた。矢野貴騎手を背に、ともに出走する僚馬ビッググラス(牡7歳)との併せ馬で5F63秒5→50秒3→37秒2→12秒3を計時。ビッグの内に併せたウェーブは直線を向くと一気に加速し、3馬身差をつけてゴール。一杯に追われた相手を馬なりで突き放した。

 前走後は短期放牧に出され、1月4日に帰厩。「リフレッシュして馬体も増えたし、その後の過程も順調そのもの。2Fの距離延長と初コースがカギだけど、JBCですごい底力を持っているのを見せてくれたし、挑戦者として頑張りたい」と高橋三師。矢野騎手も「1週前から気合も乗って動きがかなり良くなった」と太鼓判を押す。
 一方、ビッググラスは「少し息の入りが遅いが、この馬なりに順調」。ウェーブが馬運車の中でテンションを上げるのを防ぐという大役も担う。

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