レジャー
-
レジャー 2008年02月15日 15時00分
すばるS(オープン 京都ダ1400m 16日) 本紙・谷口は堅実なドンクールを中心視
相変わらず除外の嵐。有力どころの多くが出走すらできなく、帯に短しタスキに長しの面々となったが、ここなら地力上位のドンクールの堅実性を支持して◎印。 前走の平安Sでは8着に沈んだものの、勝ち馬クワイエットデイから遅れることわずかコンマ4秒。むしろ、ハナを奪わんかの積極果敢なレースぶりでの奮闘は評価に値する。この千四では昨年のプロキオンSで3着の好走。ここなら器用貧乏の弱点もステディなレース運びとしてセールスポイントとして輝く。 相手は超難解。当日の馬場状態、枠順等のファクターで大きく着順が変わるだけに、手広くカバーするのが賢明。
-
レジャー 2008年02月14日 15時00分
きさらぎ賞 主役候補に暗雲 アルカザン 反応いまひとつ
西のクラシック登竜門「第48回きさらぎ賞」(JpnIII 京都芝1800m 17日)の最終追い切りが14日、栗東トレセンを中心に行われた。デビュー以来、無傷の2連勝を飾っているアルカザンはDWコース入り。降雪後の極悪馬場の影響か、本来のパワフルな動きは見られず併走馬に脚色で見劣った。今回は3カ月ぶりの実戦。にわかに波乱のムードも漂ってきた。 大混戦の牡馬クラシック戦線で、主役に躍り出るか。アルカザンが自信たっぷりに出世レースに挑む。 能力を信頼した余裕の表れか。昆師は静かにうなずいた。 「あくまでも目標はダービーだから。格好がつくように、ソコソコ仕上げてあるけど、この時期はまだ体に余裕がある」 その言葉の裏には、万全でなくとも勝ち負けになるという自負が見え隠れする。 そう思わせるだけの強さを示してきた。デビューから2戦2勝。しかも、その2レースともに「スムーズさを欠いた」というのだ。なかでも、前走の京都2歳Sは「前が詰まりながら、それを跳ね返しての勝利でしょ。着差以上に強かったし、いい根性をしている」と振り返った。 折り合いに不安がなく、ラストはきっちり切れる脚を使える。2戦ともクビ差の勝利だったが、それゆえ勝負強さが際立っている。 この中間は放牧で英気を養った。「まだまだ成長途上だけど、いい体になって帰ってきた」と師。500kgの馬体には確実に実が入ってきた。 厩舎の勢いも見逃せない。先日の東京新聞杯では古馬のエース、ローレルゲレイロがV。昆師にとって、調教師免許取得10年目で初のJRA重賞勝利だった。3歳馬もイイデケンシン、ジュウクリュウシンと粒ぞろい。その中でもアルカザンは期待の1頭だ。 「長くいい脚が使えてしかも切れる。今回も楽しみだね」勝つか負けるかより、その目はどう勝つかに向けられているようだった。 【最終追いVTR】古馬500万のワイルドイリーガルを3馬身後方から追走。道中は楽な手応えだったが、ゴール前での反応がいまひとつ。馬なりの併走馬に対して、目いっぱいに仕掛けて併入フィニッシュが精いっぱい。重い馬場の影響もあるが、やや物足りなさは残る。
-
レジャー 2008年02月14日 15時00分
ダイヤモンドS 本紙・橋本記者がエフティイカロス陣営を直撃!
今週は冬の東京競馬の風物詩「第58回ダイヤモンドS」(JpnIII 芝3400m 17日)が行われる。層の薄い長距離重賞とあり、今年も一長一短のあるメンバー構成。果たして春の天皇賞の伏兵に名乗りを挙げるのは!? 美浦黄門こと橋本千春記者は東のダークホース・エフティイカロス陣営にアタックをかけた。 −−前走の迎春Sは2連勝のチャンスでしたが、惜しかった(0秒1差2着)ですね。 川口調教厩務員「前走のグッドラックHで目いっぱいの仕上げをしたので、疲れが残っていたようです。むしろ、そんな状態でよく走ったと思う」 −−それで、体調は戻りましたか。 川口調厩員「ちょっと楽をさせて疲れは取れたし、勝ったときとそん色ないデキで臨めます」 −−条件的にはまだ1600万ですが…。 川口調厩員「(ダービーTRの)青葉賞で差のない5着(0秒3差)にきているし、力はヒケを取らないと思ってます。しかも、この時は返し馬で放馬するアクシデントがあり、コースを1周半も走っちゃった(笑)。蛯名(騎手)さんも、『条件にいる馬じゃない』と言ってくれた」 −−昨秋以降、不振だった原因は? 川口調厩員「ひとつは馬インフルエンザの影響で牧場から戻るのが遅れたこと。もうひとつは急仕上げの状態でセントライト記念を使ったためで、完全に歯車を狂わせてしまった」 −−スランプから脱出したのはいつですか。 川口調厩員「軌道に乗ったのは、前々走のグッドラックHを勝ってからです」 −−課題は? 川口調厩員「1頭になると遊んじゃう。それと、左回りで右ムチを使うと、左に寄れる癖があるんです。でも、蛯名(騎手)さんは百も承知しているから心配ないでしょう。」 −−矢野進厩舎は2月いっぱいで解散しますが…。 川口調厩員「ボクも3月からは新しい厩舎(粕谷厩舎)に移ります。先生には、有終の美を飾って喜んでもらいたいですね。」 【最終追いVTR】蛯名騎手を背に、ポリトラックコースで5F63秒3、上がり3F37秒3→12秒4(馬なり)。1馬身先行させたホーネットアーミー(古馬1000万)と3F標で外から合体。直線はバネの利いたフォームで駆け抜け、半馬身先着した。引き続き好調だ。
-
-
レジャー 2008年02月13日 15時00分
きさらぎ賞 素質は“キンカメ”級 ブラックシェルが初タイトルに意欲
クラシックが見えてきた。強烈な決め手を武器に、ブラックシェルが「第48回きさらぎ賞」(JpnIII 芝1800m 17日)で主役を張る。素質馬がそろった福寿草特別を快勝。毎年、有力馬を大量に抱える松田国厩舎の08年一番馬に躍り出た。ここは重賞初Vの絶好のチャンス。勝って、春に弾みをつけるか。 自身が育てたダービー馬に重ね合わせる。それほど松田国師はブラックシェルに期待を寄せている。 「父はクロフネなんだけど、どっしりした雰囲気はキングカメハメハに似ている」 NHKマイルC、ダービーを圧倒的な強さで快勝した名馬とそっくりのオーラを放っている。しかも、父はNHKマイルCとJCダートを圧勝したクロフネ、母の父はダービー馬ウイニングチケット。血の構成もクラシックのにおいをぷんぷん漂わせている。 そんな思いが間違いでないことを認識させたのが、前走の福寿草特別だった。道中は10番手の後方待機。追い込みが難しい京都の内回り2000mで直線一気の差しを決めてみせた。しかも、負かしたキングスエンブレム、ファリダットはクラシック候補と目される大器。それを難なく退けた。 「僕自身もびっくりしたぐらい。すごい末脚を見せてくれた」 前々走のホープフルS(2着)で敗れたマイネルチャールズも後に京成杯を勝っており、実にレベルの高いメンバーを相手に結果を残してきた。 この中間はここを目標に万全の仕上がりだ。6日の1週前追い切りは栗東DWコース。今回、初コンビを組む武豊を背に、ラスト1F12秒1の鋭さだった。 「それまではちょっと動きが物足りなかったけど、あの走りはすごく良かった。最近、体を大きく見せるようになったし、幅こそないけど、がっちりしてきている」と松田国師はうなずいた。 勝てばクラシックロードへの展望が大きく開けてくる一戦。 「今年、うちで一番期待している牡馬だからね。武豊君がどう乗るか、楽しみにしている」 昨年はダイワスカーレットが大ブレイクした松田国厩舎。今年はブラックシェルが、その勢いを受け継ぐ。
-
レジャー 2008年02月13日 15時00分
ダイヤモンドS 本格化ブラックアルタイルが万全の態勢
今週の東京日曜メーンは“荒れるハンデ重賞”「第58回ダイヤモンドS(JpnIII 東京芝3400m 17日)」。今年も個性派メンバーが顔をそろえ、ひと筋縄ではいきそうもない。そんななか、この冬、最大の上がり馬ブラックアルタイルが矛先をここへ向けてきた。AJC杯(3着)の後は順調そのもので、重賞初Vへ万全の態勢だ。 勢いは止まらない。東京新聞杯では13番人気のリキッドノーツが2着、先週の共同通信杯ではショウナンアルバ(6番人気)が優勝と目下、絶好調の二ノ宮厩舎が、今週のダイヤモンドSにブラックアルタイルを送り込む。 重賞初挑戦だった前走・AJC杯は6番人気と評価は低かったが、いきなり3着と大健闘。それも3角すぎから大外をマクリ、直線ではいったん先頭に立つなど、見せ場たっぷりのレースぶり。最後はエアシェイディの豪脚に屈したとはいえ、差は0秒2とわずかで、今後の活躍を十分に予感させる内容だった。 「前走で一生懸命走ったので、さすがに疲れが出たから、中間はそれを取ることに専念した。だいぶ回復してきたし、ケイコのピッチも上がってきた」と二ノ宮師。そして、先週末の10日にはニューポリトラックで5F71秒0→55秒2→40秒9→13秒0(馬なり)をマーク。軽快なフットワークを見せ、予定通りに調整が進んでいることを印象づけた。 今回は初距離の三四をこなせるかどうかがカギとなるが、師は「前々から一度、長い距離を使ってみたかった。レースで自分の形ができてきたし、折り合いもつくから距離は大丈夫だろう」と不安を一蹴。むしろ、<0310>の好成績を誇る東京にかわり、「直線の長いコースで持ち味を生かしてほしい」と舞台がわりを歓迎している。 「休み明けから少しずつ体重が減ってきているが、これぐらいの体がベスト」とトレーナー。その表情には並々ならぬ気合がみなぎっていた。
-
-
レジャー 2008年02月13日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(10)
前回では、1900年代に入って英米からの種牡馬輸入が盛んに行われるようになったところまで記した。そして、それに伴い“リストラ”の対象となってしまったのが、19世紀の日本競馬を支え続けてきた中国産馬である。 1907(明治40)年、馬政局は、それまで豪州産馬と肩を並べて根岸競馬を盛り上げてきた中国産馬の輸入を禁止してしまう。中国産馬は日本の国内産馬の改良には何も役に立たないというのが理由だ。 日本レーシングクラブはこれには反対で、なじみ深い中国産馬の存続を請願し、騎手たちもストライキで抗議したが、取り上げられなかった。1910(明治43)年の春季競馬を最後として、中国産馬は根岸競馬場からも姿を消してしまう。また、競走馬と同じように騎手の方も時代とともにかわってゆく。 開国直後の幕末、英駐屯軍が主催した山手の錬兵場や射撃場で行われた競馬には、居留外国人らに駐屯の将校も加わり、幕府の役人である武士らのゲスト出演もあった。しかし、明治時代を迎えると、年を追うにしたがって、さまざまな職業の一般騎手のほかに、今日のようなプロの騎手が割り込んでくる。 そうなると、いくら馬に力量があっても、勝負は実力通りには決まらなくなってくる。このような問題を受け、1900(明治33)年、秋の競馬番組には、公正確保のためにクラブ会員か観客、つまりプロでない紳士騎手だけによるシルク賞杯(第5レース・支那産馬競走)が組まれたりもした。だが、それも競馬の繁栄とともに馬同様、人も淘汰されていく。一般の紳士騎手とプロ騎手が混在した時代は、やがてプロ騎手だけの現代競馬へと移っていった。 さて、次回のテーマは「賭け」。今でいう「馬券の発売」や「勝馬の投票はいつから、どういう風に始まったか」に触れていきたい。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
-
レジャー 2008年02月12日 15時00分
共同通信杯 ショウナンアルバがV3
降雪により仕切り直しとなったクラシックの登竜門「第42回共同通信杯」(JpnIII 東京芝1800m)は11日、代替競馬として行われ、単勝6番人気の伏兵ショウナンアルバ(蛯名騎手)が1分47秒6(良)のタイムで優勝。クラシックの扉を力強くこじ開けた。サダムイダテン(5着)はじめ、スマートファルコン(7着)、サブジェクト(9着)などの人気馬は枕を並べて馬群にのまれた。 ショウナンアルバは休養を挟んで、破竹の3連勝を達成。まさに、順風満帆。前途は洋々としているが、課題も残った。 それは、父ウォーエンブレムのDNAを受け継いだ激しい気性。この日も、「装鞍所で鞍を置けず、厩舎に戻って装鞍した。走るからまだいいけどね」と二ノ宮師は周囲の笑いを誘った。 他馬より先に馬場入りしたのも、そうした気性を考慮してのこと。レースはオーナーメイトのショウナンアクロスが捨て身の大逃げ(前半1000m58秒5)を打って、“援護”した。仮に、スローペースになっていたら、勝敗の行方は分からなかった。 勝因は身内の援護射撃もあったが、蛯名騎手のファインプレーも見逃せない。「この先(クラシック)があるので、ケンカしてでも我慢させようと引っ張った」と道中は2番手グループの外め4番手を必至になだめながら進んだ。 「それでも、まだ力んでいたけど、前走よりはマシだった。夏に休ませたのが良かった。体も増えて(前走の若竹賞は20kg増)たくましくなった」と成長の跡を指摘する。一方、二ノ宮師も「折り合いを欠きながらも、控える競馬ができたのは収穫だった」と評価する。 もちろん、実力がなければ勝てない。それも、折り合いに苦心する粗削りな競馬で重賞タイトルをもぎ取ったのだから、潜在能力は相当高い。「これで馬の後ろで楽に我慢できるようになれば、終いはもっと切れる」とトレーナー。蛯名騎手と、二ノ宮師は二人三脚で仕上げていく決意を示した。 二ノ宮師は今から10年前、外国産馬のエルコンドルパサーで共同通信杯(積雪のため、ダート変更)を優勝している。そのエルコンドルは3歳の身でジャパンCを制し、4歳秋には仏・凱旋門賞で銀メダリストに輝いた。奇遇にも、雪に見舞われた中での初タイトル獲得は偉大な厩舎の先輩が歩んだ“蹄跡”とまったく一緒。新たなサクセスストーリーが始まった。
-
レジャー 2008年02月12日 15時00分
噂の3歳馬 良血馬ポルトフィーノと未完の大器ティアップドラゴン
【京都】例年、牝馬の強豪が集う「エルフィンS」(オープン 芝1600m 11日)は筋金入りの良血馬ポルトフィーノ(牝、父クロフネ 母エアグルーヴ=栗東・角居厩舎)が1番人気に応えて優勝した。 やはりモノが違うのか。6月の阪神以来、8カ月ぶりをものともしない鮮やかなパフォーマンスだった。抜群のスタートから道中は2番手の外。4コーナー手前から先頭に立つや、余力十分の手応えで後続を2馬身半突き放してみせた。勝ち時計は1分36秒3(良)。 ここで2勝目を挙げないと桜花賞の出走権を得るには日程的にかなり厳しくなる。「取りこぼせないレースでした」武豊騎手は勝利の喜びよりも、むしろホッとした様子で馬上から降りた。「今日はゲートの出も良く、心配した折り合いもつきました。(勝負どころからは)無理に抑えることもないと思い、余裕を持って行きました。とにかく楽しみのある馬です」 角居師は不在だったが、次走は「チューリップ賞」(JpnIII 阪神芝1600m 3月8日)あたりになる模様。 【東京】11日(月)の新馬戦(芝2000m)は、直線大外から強襲したティアップドラゴン(牡、父アグネスタキオン、母ザラストドロップ=美浦・奥平厩舎=写真)が、豪快な追い込み勝ちを決めた。勝ちタイムは2分6秒0(良)。 手綱を取った田中博騎手は「今日は力だけで勝ってくれました」と自身の騎乗にはあくまでも謙虚。一方で、「ケイコの時からメリハリの利いた反応のいい動きをしていた」と手応えは感じていた。 4角13番手から繰り出した上がり3F34秒0の差し脚はメンバー最速。「追い出してから一気に反応した。すごい加速力だった」と同騎手。日程的に皐月賞出走は厳しいが、ダービーには出走させたい未完の大器だ。
-
レジャー 2008年02月09日 15時00分
共同通信杯 アベコーの気になる本命馬は!?
10日(日)の東京メーンは「第42回共同通信杯」(JpnIII 芝1800m)。クラシックを目指す東西の精鋭がそろい踏み。とりわけ、ラジオNIKKEI杯2歳Sで強烈な末脚を見せたサダムイダテンの走りに注目が集まるが、そこは未知の面が多い明け3歳戦。アベコーこと阿部幸太郎はマイペースの先行策が打てる素質馬ショウナンアルバで一発逆転を狙う。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 北京オリンピックに馬場馬術で、国内史上最年長の法華津寛さん(アバロン・ヒルサイドファーム)が出場することになったそうです。 来月3月で67歳。ソウル大会の時に63歳で馬場馬術に出場した井上喜久子さんを上回る記録的年齢。法華津さんは昭和39年の東京オリンピックにも出場。当時は障害飛越の代表選手。まさしく44年ぶりの快挙となったわけです。 人生の折り返し地点を過ぎて、オリンピック出場が夢などというと、ほとんどの人に一笑されるのが至極当然の世の中。人生は捨てたものではないよ、いくつになっても夢をあきらめないで…法華津さんのオリンピック出場は、全国の団塊の世代や、シルバー世代に、勇気と希望を与えてくれた気がします。 さて、あすの東京競馬のメーンは「共同通信杯」です。 過去の勝ち馬にはナリタブライアンやエルコンドルパサー。ジャングルポケットにアドマイヤムーン。競馬史に残る名馬が名前を刻んでいます。 ここ2年は続けてラジオNIKKEI杯2歳S組が優勝。今年は1、2着馬が参戦。なかでも主役はサダムイダテンです。4角大外最後方からクビ差まで猛追したラジオNIKKEI杯は確かに強烈なインパクト。とはいえ、時計の2分7秒0は、あまりにも平凡。長距離輸送、初めての左回り。課題も残っています。 東京は土曜の降雪が、日曜にもかかるという予報。馬場状態が気がかりです。重馬場と判断して本命をショウナンアルバにしました。 それというのも人気のラジオNIKKEI杯1、2着馬は、東京を意識するあまりに、仕掛けを遅らせる乗り方をしてきそうな気配。逃げるのはイイデケンシン。競り込んで行きそうな馬が見当たらず単騎逃げ。このケンシンの直後で楽に競馬ができそうなのがSアルバ。前走の若竹賞は休養明けで20kg増。やや急仕上げの印象。それでも余力を残して優勝。やや時計を要した馬場で芝1800m1分49秒1も立派です。自在に立ち回れるセンスの良さを兼備。叩いた変わり身と、3度目の1800m。一角崩しに期待です。
-
-
レジャー 2008年02月09日 15時00分
共同通信杯(JpnIII 東京芝1800m 10日) 藤川京子 サダムイダテンがクラシックへ名乗り
共同通信杯は◎サダムイダテンがクラシックへ向け、一歩前進します。 新馬で3馬身差圧勝の余勢を駆って挑んだ前走のラジオNIKKEI杯2歳S。1戦1勝でいきなりの重賞挑戦、それでいて1番人気に推されたように関西でも指折りの評判馬といえますが、実際にレースでもそれに違わぬパフォーマンスを披露しました。 スタートで脚を滑らせ、最後方からの競馬。雨が降っていて重馬場でしたから、ちょっと致命的になったかもと思っていましたが、直線で急襲。すごい瞬発力で前の集団を飲み込み、サブジェクトにクビ差まで迫ったところがゴールでした。スローな流れなど、展開面を考えると勝ちに等しい内容といっていいですね。 今回は広い東京コース。跳びの大きいフットワーク、さらに、長くいい脚を持続できるので500m超の直線でどれだけの爆発力を見せるか、非常に楽しみです。前走後は放牧に出て、1月中旬に帰厩。順調に乗り込まれており、態勢は整いました。資質、完成度の高さでクラシック登竜門を難なく突破します。
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分