血統こそ地味だが、日を追うごとにケイコ内容が良化し、先週の15日(金)には坂路800mで51秒9→37秒5→12秒4と水準以上の時計をマークしている。
小島茂師は「母父のアジュディケーティングの血が出ているのか、現状ではダートがいい。日に日に動きが良くなっているから、初戦から走ってきそうだよ」と期待を寄せる。
最終日(日)の芝1800m戦は、先週2勝と波に乗る武市厩舎のエモア(牝、父Arch、母Irish Class Miss)がスタンバイ。
驚くような時計は出ていないものの、外の牝馬らしく、小気味いいフットワークはいかにも初戦向きの印象だ。
「素軽い動きをするので、芝でこそのタイプだね。ここにきて馬体も減ってこなくなったし、いい状態をキープできている。初戦から力は出せると思うよ」と武市師も好感触だ。