「彼の家に遊びに行き、お風呂に入っていたんですね。出ると、彼が私に気付いていない様子。すると、彼がパンツの中に手を入れ、オナラをしたんです。しかも、それを握ったかのようにして、鼻でクンクン嗅ぎ始めました。ギョッとしましたよね。
>>彼が斜め掛けのバッグをプレゼントする理由~女がドン引く瞬間~<<
それから彼の行動を意識して見るようになると、よく股間をかいた手のニオイを嗅いだり、足のニオイを嗅いだりしていることに気が付きました。そこで思い切って、やめた方がいいと注意すると、“ニオイで体調を管理してるんだ”と言い返してきました」
彼は注意を受けたことで、いったんその行動が収まったそう。しかし、しばらくしてまた復活し始めたんだとか。
「もう、癖になっていてやめられないんでしょうね。私もだいぶ不満が溜まった頃です。どうもお腹の調子が悪い日がありました。それを彼に伝えると、“オナラを嗅がせて欲しい”と言うんです。そこで私が、“絶対に嫌だ!”と叫んだ時でした。お腹に力が入ったせいで、ブッとオナラが出てしまったんです。
私は、どうしていいか分からず、泣いてトイレに駆け込みました。そして、出てきたところで、もう限界だと伝え、別れ話をしました。彼はそれを受け入れてくれたんですが、“検査した方がいいかもしれない”と言いました。
2週間ほどして、ちょうど職場の健康診断がありました。便潜血検査に引っ掛かり、後に内視鏡検査を受けると、ポリープが発見されました。内視鏡で簡単に切除はできましたが、彼の言っていたことは本当だったのかもしれないと、少し後悔しました」
彼の指摘は間違ってはいなかった。きっと鼻で笑っていることだろう。
写真・Lucas Cobb