「彼と出会ったとき、“自分は脚フェチだから”と言っていたんですね。そういう人もたくさんいるし、特に偏見はありませんでした。でも、しばらくして付き合うことになり、その趣味嗜好がやや歪んでいることに気付きました。
>>自分で抜いて大怪我~女がドン引く瞬間~<<
彼は、小さい足が好きなのです。なんでも、小さい足をシンデレラサイズというらしく、小さければ小さいほどいいそう。私は、身長155センチで足が22センチなので、小さい方なんですが、もっと小さい方がいいと…。街で、足の小さそうな女性を見かけると、目で追ったりしていて、少し違和感を覚え始めました」
変わった趣味の持ち主ではあるものの、まだ許容範囲だったそう。しかし、付き合って1か月ほどして衝撃の場面を目撃してしまう…。
「彼の家の近くに用事があり、突然寄ってみたんですね。すると、2人の友だちが遊びに来ていて、挨拶をしました。気になったのが、みんな大きめのファイルを持っていたこと。何かの打ち合わせかな…とそこでは思いました。
友だちが帰った後、しばらくして彼がトイレに立ったんですね。なんとなくそのファイルが気になり、棚に置いてあるファイルを勝手に取り出して、見てみたんです。そこには、足形のようなものが描かれた紙が、いくつも挟まっていました。足に墨を塗って、それを押し当てたような紙です。横には女性の名前が書いてあり、日付と、足のサイズと思われる数字が書いてありました。まさに、魚拓ならぬ、足拓です。
おそらくさっきの友人たちも、同じものを持っていたんでしょう。コレクションを見せ合っていたんでしょうか。もしかしたら、私もいずれ足拓を取られるのかと思うと気持ち悪くなり、早々に別れました」
趣味嗜好が合わなかったのなら別れても仕方ない。足並みがそろわなかった…ということだろう。
写真・Igor Spasic