「彼は視力が低く、メガネを掛けているんですね。でも、瞳が大きくてキレイなんです。だから、メガネは掛けない方がいいとよく言っていました。ただ、コンタクトレンズにすると目が乾いてしまうらしく、体質に合わないみたいでした。
>>折ってはいけないモノを折って…~女がドン引く瞬間~<<
ある時、彼にドライブに誘われました。友だちに車が借りられたから、遠くに出掛けようと言われました。すると、その日はコンタクトレンズにしていたようで、メガネを掛けていなかったんです。やっぱりメガネを掛けない方がカッコいいな…と密かに思っていました」
そして、ドライブに出発。楽しい時間を過ごしたそうだが、しばらくしてある事実を知ることに…。
「険しい山道などを進み、海に出ました。夕方の陽の沈みかけた景色がとても幻想的で、いい雰囲気になりましたね。帰りはもう、けっこう暗くなっていました。すると彼が、人気のない通りで車を止め、キスをしてきました。さらに、服の中に手を入れてきたんです。私も気分は盛り上がっていたので、悪い気はしませんでした。
でも、彼がそこで、バッグからあるものを取り出したんです。メガネでした。“コンタクトじゃないの?”と聞くと、“違うよ”と言うんです。“掛けない方がいいって言ったから”なんて言うんですが、彼はずっとあまり見えない状態で車を運転していたのです。ゾッとしました」
ここで気付かなければ、帰りの暗い道もメガネなしだった可能性もある。無事で何よりだが、おとがめなし…とはならない。
写真・Christopher TarrF