天候不順の影響で、例年にないタフな馬場コンディション。今年に限っては「速い馬が勝つ」の至言は頭の片隅に追いやるべきだ。スピード以上にスタミナが求められる消耗戦。サンディエゴが消耗戦に強いタイプと認識したのが4着に敗れた2走前・東スポ杯2歳S。向上面でかなりの脚(10番手から一気に先頭へ)を使ったにもかかわらず、勝ち馬ローズキングダムからわずか0秒3差はスタミナが豊富な証拠だ。加えて経済コースを走れる器用さも兼ね備えている。本番を前にしてようやくトモのバランスが戻ったとなれば、アッと言わせる可能性は十分だろう。
【馬単】(9)=(12) (9)=(5) (9)(4) (9)(6) (9)(13) (9)(16) (9)(18)
【3連単】2頭軸マルチ(9)(12)軸(5)(4)(6)(13)(16)(18)
<京葉S(中山10R)=◎ビクトリーテツニー>
ハイペースでも粘れる韋駄天ニシノコンサフォスがいれば、全体の仕掛けがおのずと早くなる。2走前の千葉S(1着)同様、後方で極上の末脚を研ぎ澄ます「テツニー仕様」のレースになる。千葉Sにはいなかったダイワディライトが前線を掻き回すとなると、さらに痛快な一閃が見られそうだ。
【馬単】(1)=(2) (1)=(5) (1)(3) (1)(4) (1)(9) (1)(10) (1)(14)
【3連単】2頭軸マルチ(1)(2)軸(5)(3)(4)(9)(10)(14)
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。