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先週の新馬勝ち馬(中山)

 (日)のダ1800m戦はダイワランスロット(牡、父ジャングルポケット、母ラスリングカプス=美浦・池上厩舎)が良血に違わぬ走りを見せた。勝ち時計は1分58秒4(良)。
 道中は鞍上が砂を被らせないように終始、外めを追走。4角で2番手に上がると、最後は同厩舎の2着馬ナンヨーザベースに4馬身をつける余裕ある勝ちっぷりだった。
 ペリエ騎手は「まだ走り方が子ども。それでこれだけ強い競馬ができるのだから、将来はもっといい走りができる」と好評価。姉アストンマーチャンは生粋のスプリンターでも、同馬はいかにもクラシックディスタンス仕様。“クラシック最終便”にギリギリ飛び乗った形だが、次走(芝を予定)のパフォーマンス次第では、主役クラスに躍り出る可能性も少なくない。
 26日(土)の芝1600m戦はコンセンチメント(牡、父マンハッタンカフェ、母イブキピンクレディ=美浦・奥平厩舎)が、1分38秒1(良)のタイムで鮮やかな逃げ切り勝ちを飾った。
 「背中のいい馬でケイコのときから、(勝てる)手応ええをつかんでいました」と吉田隼騎手。4馬身差の圧勝劇にも驚いた様子はない。「二の脚が速い分、道中はフワフワしていたけど、自分のペースで逃げられました」非凡なスピードを余すところなく発揮し、後続に影をも踏ませなかった。

 吉田隼騎手はケイコで、「追って味がある」ことも感じ取っていた。最後は二枚腰を使っての豪快なパフォーマンス。「これからいろんなことを覚えさせたい」と話した言葉には、無限の可能性が秘められていた。
 同日のダ1200m戦(牝馬限定)は、単勝13番人気の伏兵テングジョウ(父マーベラスサンデー、母フェアリージェム=美浦・柄崎厩舎)が優勝。波乱を演出した。勝ちタイムは1分14秒4(良)だった。
 ファンにはサプライズだったが、柄崎師は「ケイコでいい動きをしていたので、スタートさえ決めれば好勝負になる」と勝利の筋書きはできていた。そして、レースはシミュレーション通りに運んだ。「いいポジションが取れ、泥を被らずに走れたことが一番の勝因」最後はクビ差でマッチレースを制した。
 「芝?バネのいい馬だから大丈夫。距離も融通性がある。クラシックに登録はないけど、追加登録料(200万円)を払えるような活躍をしてほしい」と期待に胸を膨らませていた。

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