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橋本千春の勝馬ピックアップ!(7/30)新潟日報賞 他4鞍

☆新潟11R「新潟日報賞」(芝1600メートル)
 人気は破竹の2連勝で湘南Sを制した、ランリョウオーに集まっているが、過信は禁物。というのも、開催2週を終えたレースの傾向は逃げ、先行馬が優勢で差し馬に展開は厳しいからだ。
 まして、中間の豪雨で馬場悪化は避けられないだけに、一層脚質の違いが明暗を分けそうだ。この点を踏まえて、逃げ馬のトゥニーポートに白羽の矢を立てた。
 展開の利だけではなく、確固たる実力の裏付けもある。3走前の初音Sで現実にこの条件を快勝しているのだ。出走してくれば有力候補の1頭だった、エオリアンハープを一蹴しており、中味も濃い。
 昇級後の2戦は(10)着、(16)着と凡走を繰り返しているが、敗因は明らか。中京記念は出遅れが響いて、自分の型が作れなかったもの。
 また、阪神牝馬Sの勝ち馬は函館の短距離王に君臨した、カレンチャンだから相手が悪かった。決して悲観する内容ではないし、度外視して大丈夫。
 放牧を挟みフレッシュな状態に仕上がっているし、休養中に降級したのも強調材料。同型ミッキーチアフルと、斤量差2キロもアドバンテージ。条件的に逃げ切りのチャンスは十分だ。
 相手は、番手マークのミッキーチアフル。2頭で“行った行った”のシーンが決まりそう。
◎9トゥニーポート
○12ミッキーチアフル
▲1ミクロコスモス
△6ランリョウオー、10ピエナポパイ

☆新潟10R「麒麟山特別」(ダ1800メートル)
 好走条件の整った、3歳の精鋭パクサに期待。
 538キロの大型馬で広い新潟コースでこそ真価発揮されるからだ。阪神に遠征した「あおぎりS」(阪神)4着は参考外。休養を挟んで未勝利→500万2連勝(いずれも東京コース)を持ち出すまでもなく、実力は折り紙つき。対古馬とは3キロのハンデがあるし、絶好の狙い目。
◎13パクサ
○14セイリオス
▲3ヒラボクキング
△1オメガスカイツリー、7キラウエア

☆新潟9R「寺泊特別」(芝1200メートル)
 素質馬のウィルパワーで今度こそ。
 休み明けを使った効果は絶大で、プラスアルファははかり知れない。相手も、順当にキングレオポルド。
◎17ウィルパワー
○15キングレオポルド
▲2フランキンセンス
△6スイートライラ、18ピルケンハンマー

☆函館11R「漁火ステークス」(芝1800メートル)
 シルクアーネストが、函館記念除外のうっ憤をここで晴らす。
 函館千八は2戦2勝。3走前にこの条件を圧勝(0秒3差)と、実績、実力とも最右翼だ。
◎3シルクアーネスト
○10モズ
▲1エアウルフ
△4アヴェンチュラ、12ウォークラウン

☆小倉11R「西部スポニチ賞」(芝2000メートル)
 昨年の覇者ミキノバンジョーが、2連覇を達成する。
 休み明けの前走9着は、調教代わりと判断して、度外視。確実に良化の見込めるここは、底力を信頼したい。
◎4ミキノバンジョー
○6ハードダダンダン
▲5ワールドブルー
△9ラッキーポケット、10センノカゼ

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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