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AJC杯 気になるアベコーの本命は!?

 1回中山競馬の悼尾を飾るのは「第49回AJC杯」(JpnII 芝2200m 27日)。下馬評では関東馬になったドリームパスポートが話題、人気ともに集めているが、何かと不安のつきまとう転厩初戦だけに絶対視はできない。そこで、アベコーこと阿部幸太郎はエアシェイディをピックアップ。このレースは2005年に2着した実績もあり、主役候補に死角が存在するここは永遠の銀メダリスト返上だ。
 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
 厳寒期の調整法について、何か特別な方法があるのでしょうか。昨年と今年の中山、京都の残り1週を前にして調べてみました。昨年、ズバ抜けていたのが、トップを走っていた加藤征厩舎。連対率が5割。同じく3勝で並んでいたのが、藤原英厩舎で、こちらも連対率5割。ほかに国枝、河内、伊藤正、上原の4厩舎も3勝を挙げていました。
 この前記6厩舎、今年はどうかというと上位15位の中で4厩舎が活躍中。また、加藤征厩舎は1勝で57位ですが、2着1回、3着4回。馬券対象が5割。すごいです。一気に固め打ちに出てくるかもしれません。現在6位の伊藤正厩舎は、連対率が5割。昨年はこの時期3割3分3厘。これも立派。厳寒期に攻勢をかけている厩舎。馬券作戦に一考下さい。
 さて「AJC杯」。最大のカギは逃げるアドマイヤメイン。ダービーでクビ差2着。菊花賞はレコードの3着。能力はまさにGI級。特徴として比較的速いペースに持ち込み、前半のリードで踏ん張るタイプ。ディセンバーSも前半5Fを58秒1のオーバーペース。今回も速い流れになりそうな気配です。

 アドマイヤメインの能力を知っているドリームパスポートも、1番人気を背負っているので、当然早めにアドマイヤメイン狩りに動くはずです。それはどこか。今回の最大のポイントです。
 ◎はエアシェイディ。おそらくドリームパスポートを徹底的にマーク。これが一昨年の菊花賞やジャパンC当時のパスポートならともかく、今なら差し切れるという計算が、後藤騎手にはあるはずです。前走の中山金杯は前半の5F通過が62秒0。直線勝負のエアシェイディには厳しい展開。それを2着まで押し上げた内容は立派。昨年の東京新聞杯が2着、3年前のAJC杯が2着、2分11秒6と、昨年の優勝馬マツリダゴッホを1秒2も上回る時計。まさに厳寒期はすこぶる心強い馬なのです。さあ、初重賞制覇へ、後藤騎手が恩師・伊藤正師とのコンビで、ゴールを目指します。

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