レジャー
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レジャー 2009年01月28日 15時00分
根岸S 3年ぶりのV奪還を目指すリミットレスビッド絶好
2006年の覇者リミットレスビッドが若さを誇示している。筋肉のたっぷり詰まったぷりぷりの胸前、そしてトモ。すでに10歳になったが、丸みを帯びたその体からは若いものにはまだまだ負けんという気概が伝わってくる。 「10歳まで頑張らせるつもりだったから、予定通り。本当によく走ってくれている」と加用調教師はうなずいた。「しかも、毎年、重賞を勝っているんだから、偉いよ」 芝を中心に使われていたころは成績もあまり安定しなかったが、2度の骨折を経て立ち直った6歳からはダート路線をひたすら走ってきた。 父はサンデーサイレンス。母のエリザベスローズは自身も芝のセントウルSを勝ち、繁殖に上がってアグネスゴールドを産んでいる。リミットも血統から芝で期待されたのは無理からぬことだったが、脚元に不安を抱え込んだことで本当の適性を見いだされた。 「あのあたりがこの馬の運。ここまで現役でいられるのも運だよね」 前走は暮れに園田で行われた兵庫GTで3着。その後はここを目標に乗り込まれ、いたって順調。調子のバロメーターは馬体重で「500キロを切ると力を出せないけど、大丈夫でしょう。いい状態に持っていけば確実に走ってくれる。前回の東京は昨年のフェブラリーSで差のない5着。今のデキで、この相手なら」と自信を垣間見せた。 【最終追いVTR】坂路で単走。中間2本目ということもあり、ゴール前で右ムチをビッシリ叩き込まれる意欲的な攻め。この気合注入に力強く反応し、最後までしぶとく脚を伸ばした。明け10歳ながら元気いっぱいだ。
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レジャー 2009年01月28日 15時00分
東京新聞杯(GIII、東京芝1600メートル、31日) リザーブカード 悲願の重賞タイトルへこん身の仕上げ
満を持して出走するリザーブカードが千載一遇のチャンスに燃えている。 昨年の東京新聞杯は11着と大敗を喫したが、あれから1年。心身ともに成長を遂げ、別馬のようにたくましさを増した。 それにつれ、成績もうなぎ上り。昨夏の関屋記念2着をキッカケに完全に素質開花。富士Sはクビ差2着、そして、前走の阪神Cもコンマ1秒差3着と確固たる実力を示している。 野上助手は「右回りがダメなわけではないが、東京で結果を出しているように、左回りの方が断然、競馬がしやすい。追って味があるから、長い直線もいい」とコースがわりを歓迎する。実際、全5勝中3勝がこの東京コースで挙げたものだ。 乗りかわりも、腕っ節の強い内田騎手はこの馬に最適といえる。また、内田騎手自身も先週は土・日の2日間で5連勝を含む7勝と勝ち星を量産し、バイオリズムは最高潮。今、最も頼りになるジョッキーで、悲願の初重賞制覇を目指すリザーブ陣営とってには、まさに百人力だ。 もちろん、目標レースだけに、「状態はパーフェクトに近い。あとは展開ひとつ。チャンスは十分あるはず」。野上助手は大願成就を確信した口ぶりだった。 【最終追いVTR】柴山騎手を背に坂路で追われ、800メートル51秒7→37秒2→12秒2を馬なりでマークした。終始スムーズに折り合い、リズミカルなフットワークで坂を駆け上がった。息遣いも良く、仕上がりは万全だ。
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レジャー 2009年01月27日 15時00分
東京新聞杯 サイレントプライド 勝って安田記念へ弾み
安田記念を頂点とする春のマイル路線がいよいよスタートする。1回東京競馬の初日は「第59回東京新聞杯」(GIII、芝1600メートル、31日)。GIレベルの強豪の参戦こそないが、それらに近い将来、挑戦状を叩きつけようと東西から個性的な伏兵が集まった。なかでも、注目を集めるのは、この条件と同じ富士Sを昨秋に快勝しているサイレントプライドだ。 3番人気に支持された昨年は4角での不利が響き、まさかの8着…。不完全燃焼に終わったマイルのエキスパート・サイレントプライドが、1年越しの雪辱に燃えている。 昨春は、その悔しさをバネに直後のダービー卿CTを優勝。さらに、秋には休み明けのハンディをものともせず、富士Sで好時計勝ち(芝1600メートル1分32秒7)を飾った。この重賞V2により、一躍トップマイラーの仲間入りを果たしたサイレント。まさしく2008年は飛躍の年となった。ちなみに、マイルはここまで重賞2勝を含む6勝を挙げている。 ところで、栗東で調整を進め、確勝を期して臨んだ前走の阪神Cは痛恨の6着。「敗因は千四? 違うね。後藤が勝ちを急いで仕掛けが早すぎただけ。4角を回って、追い出すのをもう少し我慢していれば、着差(0秒4)が着差だけに結果は違っていたはず」と佐藤助手は唇をかんだ。しかし、すでに気持ちはリセットできている。 「今度は相性のいいノリちゃん(横山典騎手=重賞2勝)に戻るし、能力を存分に引き出してくれると思う。馬場状態も問わないし、リズム良く走ってくれば自ずと結果はついてくるでしょう」と期待を込めた。 そのジョッキーは、先週のAJCCでネヴァブションを見事に優勝に導いた。頼れる鞍上とのコンビ復活で、勝利の方程式は完成した。 1週前追い切りは美浦坂路で800メートル51秒2、ラスト1F12秒7をマークする鋭い動きを披露。「状態に関して不安な点は何もないよ」。今年、狙うのは、さらに上。GIの頂だ。勝って安田記念へと弾みをつけるか。
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レジャー 2009年01月27日 15時00分
京都牝馬S 本格化スペルバインドが初タイトルへ意欲
ついに軌道に乗った。3歳春から期待されていたスペルバインドが、連勝でいよいよオープン入り。「第44回京都牝馬S」(GIII、芝1600メートル、2月1日)で一気に重賞Vを狙っている。同じ厩舎で同期のリトルアマポーラはすでにGIを勝ち、名牝の仲間入りを果たした。シックスセンスを半兄に持つバインドもデビュー当初から素質は互角と認められていただけに、本格化したこれからはライバルの背中を追うしかない。 足踏みの続いていた素質馬が一気に本格化したようだ。スペルバインドの今はそれほど充実している。 暮れの1000万特別、ゴールデン・ブーツTを快勝すると、その勢いで昇級戦の新春Sも差し切った。一気にオープン入りを決めて重賞の舞台に戻ってきた。 「前走は直線で内へモタれながらよくしのいでくれた。オークスの時もそうだったんだけど、追い出すと、右へモタれていく癖がある。それでも、何とか勝ち切ってくれたんだから、根性は大したものだよ」と中川助手は振り返った。 2連勝でようやく上げ潮に乗ったバインドだが、3歳春のころから潜在能力は高く評価されていた。半兄は最強馬ディープインパクトのライバルとして活躍したシックスセンス。ところが馬体重がなかなか安定しないなど、体質の弱さが出世を阻んできた。 「タイプは違うけど、シックスセンスと比べても同じぐらいいいものを持っている。以前のようなひ弱さがなくなって、中身が伴ってきたのが大きいんだろうね」と長浜調教師はうなずいた。 この中間も順調そのものだ。1週前追い切りは22日の栗東DW。5Fから馬なりで68秒0→53秒0→39秒2→13秒4を馬なりでマークした。時計自体は目立たないが、動きは軽快。あわてて速いタイムをマークする必要がないぐらいデキは安定している。 同じ厩舎の同期、リトルアマポーラは昨年すでにエリザベス女王杯を勝ち、名牝の仲間入りを果たした。素質は互角と評価されていたバインドも負けていられない。 「重賞挑戦になるけど、昨春にはスイートピーSやチューリップ賞で一流どころと差のない競馬をしていた。連勝中の勢いもあるし、牝馬同士なら十分勝負になるんじゃないかな」と中川助手は言葉に力を込めた。 飛躍の年にするためにも、ほしいのは勝利の2文字だけだ。
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レジャー 2009年01月27日 15時00分
新重賞今昔物語 セレクトグリーン 恵まれない時代に生を受けた砂のスプリンター
今ではGI・フェブラリーSの前哨戦としてすっかり定着した根岸Sだが、セレクトグリーンが勝った1999年当時は11月の東京開催で施行されていた。GIレースとの関連性がはっきりしない短距離のGIIIで、距離も現在の1400メートルではなく、1200メートルで行われていた。 とはいえ、ダートの電撃戦を得意にしている馬が集まり、なかなか見応えのあるレースが繰り広げられていたことは当時から変わりない。 今回、取り上げる99年はセレクトグリーンの強さだけが際立つ結果となった。快速馬トキオパーフェクト、ゲイリーコンドルあたりがつくるハイペースを、セレクトは3番手で楽々と流れに乗った。直線に向いても手応えは十分。軽く仕掛けられるとあっさり抜け出し、ほとんど追うところなしでトキオパーフェクトに2馬身1/2差をつける圧勝。98年2着の雪辱を果たし、1番人気に応えてみせた。 さらに驚かされたのは走破時計だ。1分9秒2は従来のレコードを0秒3も上回った。しかも、従来のレコードは、ニシノオトヒメが98年10月に重馬場で記録したもの。パワーのいる良馬場で更新したセレクトの脚力には恐れ入るばかりだ。 しかし、この馬、旬の時期は短かった。重賞勝ちはこのひとつだけ。その後はGIII・ガーネットSと霜月Sで2着はあったものの、ついに勝ち星に恵まれず引退した。当時は中央、地方を含めて今ほどダートの短距離路線が整備されておらず、純然たる砂のスプリンターだったセレクトには生きにくい時代だったのかもしれない。 そのせいか、ダートでこれだけ際立った強さを見せていながら、芝にもGI・スプリンターズSなど10度挑戦している。だが、一度も勝つことはできなかった。生まれた年がもう少し遅ければ、もっと実績を残せたのではないか。それほど高い能力を秘めた馬だった。
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レジャー 2009年01月26日 15時00分
AJCC ネヴァブションが復活V “春天”へ弾み
「第50回AJCC」(GII、芝2200メートル)は25日、中山競馬場で行われ、4番人気のネヴァブションが一昨年の日経賞以来となるVで、最大目標である天皇賞・春に弾みをつけた。勝ち時計は2分13秒9(良)。2着にはエアシェイディが入り、伊藤正厩舎がうれしい“親子丼”を決めた。これで真の意味で2枚看板を得た同厩舎。伊藤正調教師は公言こそしなかったものの、その胸の内に、両馬で春秋盾奪取という壮大なプランがあることをチラつけせた。 終わってみれば伊藤正厩舎のワン・ツーフィニッシュ。「2頭出しは人気薄から」の格言通り、4番人気のネヴァブションが僚馬の連覇を打ち砕いた。 前半1000メートル61秒5のスローペースのなか、道中は3番手の絶好位。直線は息の長い末脚でエアシェイディ、トウショウシロッコの追い込みを封じた。 これが今年初めての重賞勝利となった横山典騎手は「切れ味勝負では分が悪いので前につけた。勝春の馬(キングストレイル)を交わすまではモタモタしていたが、並んでからが強かった。ずっと関西馬に勝たれていたので、関東馬で勝てて良かったね」と素直に喜びを表現した。 僚馬エアシェイディと明暗を分けたのは、道悪の巧拙だった。発表こそ良だったが、午前中までは稍重。さらに、最終週の荒れ具合を加味すれば、結果的にかなり力が要求される馬場状態だった。伊藤正調教師も「シェイディの切れ味が殺された。一方でネヴァはこういった馬場は得意。今日はその差が出たのだろう」と分析している。 ただ、ネヴァ自身が復調気配にあったのも事実。骨折明けを3戦し、0秒7→0秒5→0秒2と一戦ごとに勝ち馬との差を詰めて臨んだ一戦。デキは3連勝でGII・日経賞をぶっこ抜いた一昨年の状態に近づきつつあった。「休み明け4戦して確実に良くなっているが、まだ良くなる」と指揮官は、お釣りを残した中での復活Vに大きな価値を感じていた。 次走は未定だが、春の最大目標は天皇賞・春(5月3日)と公言済み。天皇賞・秋をターゲットとするエアシェイディとの“2枚看板”でW盾制覇というスケール大の野望が、にわかに現実味を帯びてきた。
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レジャー 2009年01月26日 15時00分
根岸S 東の昇り竜・ナンヨーヒルトップが初タイトル獲得へ万全の仕上げ
今週から舞台は東京へ。開幕週のメーンを飾るのは「第23回根岸S」(GIII、ダ1400メートル)だ。最終週に控えるGI・フェブラリーSへ向け、砂の猛者たちが東西から集結した。果たして本番に弾みをつけるのは…。 西高東低の勢力図が久しく続くなか、劣勢の関東勢に希望の星をもった一頭が出現した。昨秋以降、メキメキと力をつけている上がり馬ナンヨーヒルトップがそれだ。 その象徴が2走前のGIII・カペラS。直線で前が詰まる不利がありながら、レコードの0秒5差5着と大健闘。スムーズならあわやを思わせる好内容だった。 そして、仕切り直しとなった前走のオープン・師走Sも着差はわずかだったものの、適性外の1800メートルでの逃げ切り勝ち。きっちり賞金を加算してきたあたりに、充実度の高さを感じさせる。 管理する小笠調教師も「カペラSだって展開が違っていたら、結果は変わっていたはず。ここにきてトモがドッシリとしてきて、グンと力をつけてきているね」と愛馬の成長ぶりに笑顔が弾ける。 3走前の秋嶺S(1600万、ダ1600メートル)で後続を7馬身ちぎったように、ベストは1200〜1600メートル。前走から2Fの短縮、まぎれの少ない東京へのコースがわりは、願ってもない条件だ。 「何が何でもハナというタイプではなく、自在に立ち回れる。千四ぐらいが一番競馬がしやすいし、ここは当初から使いたかったレース。能力さえ発揮できれば、やれる手応えはある」と理論派トレーナーは息巻く。 長らく関西勢が支配するダート戦線に、関東からニューヒーローが誕生しそうな予感がする。
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レジャー 2009年01月26日 15時00分
川崎記念 王者カネヒキリが早くも始動
今週の川崎競馬のハイライトは28日に行われる「第58回川崎記念」(JpnI、2100メートル)。先にはフェブラリーS、そして、ドバイWCが見えるこの一戦に、早くも2008年度JRA最優秀ダート馬に輝いたカネヒキリが登場する。屈腱炎による長いブランクを克服し、昨年暮れにはJCダート、そして東京大賞典を連勝。今年に入ってもその勢いはとどまるところをしらない。 直線では馬体がぶつかり合う壮絶な叩き合いとなった。前走の東京大賞典…カネヒキリは手応えでヴァーミリアンに見劣ったものの、ルメール騎手の気合のムチに持ち前の勝負根性を爆発させた。最後はライバルをクビ差退けて勝利。JCダートに続くGI連勝で完全復活を印象づけた。 前走後はこのレースを目標に乗り込まれ、仕上がりも万全だ。1週前の21日には栗東CWコースで5F68秒3をマーク。いつものように馬なりでの調整となったが、フットワークはいつになくパワフル。毛ヅヤは厳寒期を感じさせないほど光沢があり、馬体の張りも申し分ない。、 「前走後は早い段階からケイコを再開し、思い通りのメニューをこなしてきた。攻めるところは攻めて、ケアするところはケアしてきた。最高潮だったJCダートのデキを今回も維持できている」。清山助手は前2走にも見劣らない仕上がりに胸を張った。 この後はフェブラリーSを予定しており、宿敵ヴァーミリアンとの再戦が待ち受ける。もちろん、ライバルがいないここでの取りこぼしは許されない。 「一戦一戦、(屈腱炎を患っていた)脚元と相談しながらの出走だけど、今の時点でその心配はまったくない。ここでキッチリと結果を出して次へと向かいたい」 オレが復帰したからには、若い世代に時代を明け渡すつもりはない。今年で7歳を迎えたベテランチャンプが、GI3連勝へ向けて、いざ出撃だ。
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レジャー 2009年01月26日 15時00分
平安S ワンダースピードが押し切る
25日(日)の京都メーン「第16回平安S」(GIII、ダ1800メートル)は、3番人気のワンダースピード(牡7歳、栗東・羽月厩舎)が、逃げる1番人気のエスポワールシチーをクビ差交わして優勝。勝ち時計は1分50秒4(稍)だった。 昨暮れのJCダートでは、1番枠でスタートがひと息。もまれ込む競馬で惨敗した。その苦い経験を教訓に、きょうはゲートに全神経を集中して好スタートを決めた。「行かせれば、行ける馬だからね」(小牧騎手)。 こうなれば、2番枠を存分に生かせる。好位のインをロスなく追走すると、あとはエスポワールの背中を追うだけだった。「ゴール前はいつもひと伸びてしてくれるので、後ろの馬はともかく前の馬は捕まえられると思った」。理想的な競馬に、ジョッキーは「いやぁ〜シビれたね」とニッコリ。最後には「本当に力をつけている。今なら負ける気がしないぐらい」と頼もしい言葉が飛び出した。 これだけ“スピーディー“な競馬ができるようになれば、大舞台でも大きく夢が膨らんでくる。
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レジャー 2009年01月24日 15時00分
AJCC 先週3連単29万1650円的中! 絶好調の虎穴馬券はアルナスラインを指名
正月の中山競馬、オーラスのメーンは伝統の一戦「第50回AJCC」(GII、芝2200メートル)。有馬記念で3、4着に好走したエアシェイディ、ドリームジャーニーが人気を分けているが、伏兵陣も多士済々だけに絶対視は禁物。先週の日曜中山3Rで3連単29万1650円を本線で的中した本紙が誇る穴馬ハンター・虎穴馬券は、有馬記念6着のアルナスラインに自信の◎を打った。果たして、その根拠は? アッと驚く大穴馬を推奨する当コーナーだが、いつもそこから入るのでは芸がない。というのは、昨年の有馬記念(3連単98万5580円)を見ても分かる通り、((1)着が上位人気)→((2)(3)着のいずれか、または両方とも人気薄)の組み合わせがトレンドになりつつあるからだ。今年に入ってもフェアリーS、シンザン記念、京成杯がこのパターンで3連単10万円超の決着だ。 そこで、狙いをつけたのがアルナスライン。前走の有馬記念(6着)は「AR共和国杯(3着)で決め手がないことが分かったから、絶対に先行させる」と語っていた松元調教師の考えとは裏腹に、後方からの競馬を余儀なくされたもの。外枠からダイワスカーレットが内に切り込んできたためにポジション争いが激しくなり、「思っていた位置が取れなかった」(ペリエ騎手)のだ。 それにもまして、大きかったのが状態面。当初は年明けから始動する予定だったが、急きょ、グランプリへの出走が決まったため、準備期間は短期放牧から帰厩後、わずか2週間。プラス14キロの馬体からも、急仕上げで臨んだことは明らかだった。アルナスにGI級の底力があるからこそ、この状況で0秒7差に踏みとどまったとみていい。 実戦を使ったことで馬体がスッキリ絞れたうえ、中間は攻めを大幅に強化。「今度は中身が違う」と松元師が胸を張る状態に仕上がっている。 乗りかわりも武豊騎手なら好材料。ケガから復帰後は勝ち星が少なく、やや精彩を欠いているように映るが、今年の連対率は4割を超えるハイアベレージ。軽視されている今が買いだ。
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