search
とじる
トップ > レジャー > 川崎記念 王者カネヒキリが早くも始動

川崎記念 王者カネヒキリが早くも始動

 今週の川崎競馬のハイライトは28日に行われる「第58回川崎記念」(JpnI、2100メートル)。先にはフェブラリーS、そして、ドバイWCが見えるこの一戦に、早くも2008年度JRA最優秀ダート馬に輝いたカネヒキリが登場する。屈腱炎による長いブランクを克服し、昨年暮れにはJCダート、そして東京大賞典を連勝。今年に入ってもその勢いはとどまるところをしらない。

 直線では馬体がぶつかり合う壮絶な叩き合いとなった。前走の東京大賞典…カネヒキリは手応えでヴァーミリアンに見劣ったものの、ルメール騎手の気合のムチに持ち前の勝負根性を爆発させた。最後はライバルをクビ差退けて勝利。JCダートに続くGI連勝で完全復活を印象づけた。

 前走後はこのレースを目標に乗り込まれ、仕上がりも万全だ。1週前の21日には栗東CWコースで5F68秒3をマーク。いつものように馬なりでの調整となったが、フットワークはいつになくパワフル。毛ヅヤは厳寒期を感じさせないほど光沢があり、馬体の張りも申し分ない。、
 「前走後は早い段階からケイコを再開し、思い通りのメニューをこなしてきた。攻めるところは攻めて、ケアするところはケアしてきた。最高潮だったJCダートのデキを今回も維持できている」。清山助手は前2走にも見劣らない仕上がりに胸を張った。

 この後はフェブラリーSを予定しており、宿敵ヴァーミリアンとの再戦が待ち受ける。もちろん、ライバルがいないここでの取りこぼしは許されない。
 「一戦一戦、(屈腱炎を患っていた)脚元と相談しながらの出走だけど、今の時点でその心配はまったくない。ここでキッチリと結果を出して次へと向かいたい」
 オレが復帰したからには、若い世代に時代を明け渡すつもりはない。今年で7歳を迎えたベテランチャンプが、GI3連勝へ向けて、いざ出撃だ。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ