レジャー
-
レジャー 2009年05月19日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 最少キャリアVだ センス抜群のデリキットピース
記録ずくめのオークス制覇に挑むのが、2戦2勝のデリキットピースだ。 もし勝てば、ミツマサ(1946年)、カワカミプリンセス(2006年)の3戦を破る史上最少キャリア、デビューから85日目は、78日目のシャダイアイバー(82年)に続く最速2位タイ、無敗での栄冠は5頭目の快挙となる。 「まあ、2戦しかしていないから、負けても仕方ないんだけどね。ただ、レースセンスはすごくいいよ」と鹿戸雄調教師は気負いのない口ぶりで悠然と構える。 昨年3月に開業したばかりの新米トレーナーとはいえ、見習い調教師時代は東の名門・藤沢和厩舎で修行を積み、強い馬づくりのノウハウを学んできた。その経験は即座に生かされ、昨年はエフティマイアで桜花賞、オークスでそれぞれ2着と健闘。秋にはスクリーンヒーローでいきなりジャパンC制覇をやってのけた。 「走るのはお馬さんだから、こちらがイレ込んでもね。ボクはいかにいい状態に仕上げるかだけ」 そんな職人肌の“親方”の下、仕上げられてきたデリキットピースはますます快調だ。1週前の追い切りは13日に行われ、南Wコースで5F71秒9、上がり3F40秒5→12秒6(馬なり)をマーク。併せ馬で1/2馬身先着した。「時計よりも最後までしっかり併せることを主眼にやった。予定通りだし、いい雰囲気だよ」と指揮官。前走の忘れな草賞(1着)で12キロ(430キロ)減っていた馬体も「440キロまで戻っている」とベストの状態で送り出せることを明言した。 今回は桜の女王ブエナビスタを筆頭に、一気に相手が強化するが、2000メートルで2勝しているのは心強い。 「前走も終いタレるような感じから、もう一度伸びて突き放す強い競馬だった。2、3着馬がスイートピーSで上位にきているように、メンバーも良かったからね。距離はもちそうだし、強いあの馬にどこまでくっついてこられるか楽しみはあるよ」 母の姉は1992年のオークス馬アドラーブル。血統面の裏付けもあるだけに、アッといわせてるシーンがあっても不思議はない。
-
レジャー 2009年05月19日 15時00分
新重賞今昔物語 渋い国産血統のウメノファイバーがV
サンデーサイレンス産駒が全盛期に突入したばかりだった1999年のオークスは、古い血統ファンが溜飲を下げる結末となった。 その年は後にドバイワールドCで2着するトゥザヴィクトリー、2歳女王のスティンガー、重賞5勝のフサイチエアデールと3頭の優秀なサンデーサイレンス産駒がそろっていたが、勝ったのは伏兵のウメノファイバーだった。父がサクラユタカオー、母の父はノーザンディクテイター。いかにも渋い血の背景を持つ馬が、きらびやかな良血馬をなで斬りにした。 桜花賞で6着に敗れ、血統的にも長距離が向くとは思えなかったファイバーは7番人気の低評価だった。しかし、道中は後方でじっくり脚をためて、直線で一気に爆発させた。前を行く良血馬たち、そして粘るトゥザヴィクトリーをハナ差交わして樫の女王の座を手にした。 人気のない気楽さもあったのかもしれないが、蛯名騎手の思い切りのいい見事な手綱さばきが光った。 99年といえば、蛯名はエルコンドルパサーで凱旋門賞に挑戦し2着した年でもある。脂の乗った名手のギリギリまでロスをそぎ落とした好騎乗が、距離適性に疑問符のついていたファイバーに金星をもたらしたといってもいい。 この一勝でその年の最優秀4歳牝馬(旧齢)に輝いたファイバーは、内国産種牡馬のエースとして一時代を築いたサクラユタカオーが晩年に送り出した最高傑作だった。その父が東京の天皇賞・秋を圧勝したように、「東京の血」はファイバーにも確実に脈打っていた。現実に京王杯3歳S(現2歳S)、クイーンC、そしてオークスと制した重賞はすべて東京だった。 繁殖牝馬としては、まだこれといった産駒を送り出していないが、今年の2歳は父アグネスタキオンの牝馬。現役時代、ライバルとしてしのぎを削ったSSの血とブレンドされた仔が、どういう馬に成長するのか。来年の今ごろ、新緑の東京で躍動する姿を期待したい。
-
レジャー 2009年05月19日 15時00分
川崎マイラーズ(SIII、川崎1600メートル、20日) ロイヤルボスが重賞連覇だ!!
“第3の男”が完全に目を覚ました。一昨年の東京ダービーでフリオーソ&アンパサンドに肉薄。将来を嘱望されながらも、不振に陥っていたロイヤルボスが、昨春からの長期休養を境に大きな変化を遂げた。 今年初戦にまたがった張田京騎手が「体がすごく柔らかくなった。以前と全然違う」と驚きを口にしていたように、叩き3戦目となったマイルGPではGI5勝を誇るアジュディミツオーを撃破。長く暗いトンネルからついに脱出した。 15日に小林で行われた最終追い切りでは3歳のジスクールと併せ、5F65秒5→48秒8→35秒7(良)を計時。直線で一杯に追われると、迫力のある走りで1馬身先着と絶好調をアピールした。 「他馬との斤量差がカギだが、ここを目標にベストの仕上がり。右回りより左回りの方が脚さばきがスムーズだし、当然期待しているよ」と普段は謙虚な三坂盛調教師の鼻息も荒い。 再びトップ2頭に追いつくことができるのか、ライバル・アンパサンドも出走するこのレースが今後の命運を握る。<前日発売> 20日に川崎競馬場で行われる「第1回川崎マイラーズ(SIII)」を19日(火)に前日発売する。
-
-
レジャー 2009年05月19日 15時00分
噂の騎士(ナイト)第8回『青春の80年代と糟糠のキャバ嬢』
まだ自分が20代の頃、東北出身のキャバ嬢と少しの間、その頃は赤い色の車両だった丸の内線の、新中野駅近くで同棲していた。 店ではエリカと呼ばれていたようだったが、本名は似ても似つかない、どこにでもある名前だった。決して顔は美形ではなかったが、ミニスカートが良くフィットしたちょうど良い格好の長い脚線はくるぶしの細さが際立っていた。また、寄せて上げた胸の谷間と、後姿は本当にコークのボトルみたいな綺麗なカーブが挑発的な印象のコだった。 知り合ったきっかけは、バイト先の先輩に連れて行ってもらったキャバだった。初めて接客してくれた彼女が、自分以外は知っている筈もないイギリスのロックバンドのファンだったことで話が大いに盛り上がったからだった。それから、4か月くらいで一緒に住み始めた。 当時の自分は、週日は喫茶店のウエイターと、土曜のビルの清掃で稼いだ金をバンド活動につぎ込んでいた。とにかくいつも金欠だったが、それを忍びないと感じたことは皆無だった。彼女といえば、週6日出勤して日に10本以下に指名を落とすことが無かったそうだ。当然彼女の収入は、毎月それ相当な金額ではあったと思う。 彼女の週一回の公休日は、疲れて眠っている彼女を不条理に起こしては、セックスした。強制的な青い性欲にしても、時々、彼女から待ち望まれているようにさえ感じた。いつも彼女から溢れ出た愛液と自分の精液で、取り換えたばかりにシーツをすぐに洗濯する羽目になった。とにかく快楽と無用心で避妊など到底考えられなかったあの頃は、彼女の生理周期が遅れると決まっていつも言い合いになった。ヒモのような生活はしないと思いつつも、結局は彼女のお金を当てにするようになった。 エリカはいつも何も言わずに、自分の財布へ1万円札と千円札を何枚か入れてくれていた。短い同棲生活の終わりを感じ始めた頃、たった1度だけプレゼントをした。当時流行の三連リングを受け取る彼女の目の奥に、すごく愛しいが、それ以上に憂いが感じられた。暫くして彼女は去っていった。「結局、性格が不一致だったから」、なんて歪ませた口実で自分を納得させていた。 彼女がいなくなった部屋で、自分の高慢と身勝手に気付いたときは随分と時間が経っていた。それから、また更に25年以上にもなるが、いろいろなキャバに行く度に、「この中で何人かのキャバ嬢たちが、あのときのエリカと自分と同じような物語を経験しているのだろうか」と想像することがある。そして、あの頃の不埒さが無性にしゃくに障る。 短い間でも自分に与えて続けてくれた無償の愛情は、ずっと忘れられない。特に80年代の歌謡曲、一曲一曲に込められたいろいろな彼女の想い出が、恋しくてたまらない。*写真は本文とは関係ありません【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
-
レジャー 2009年05月19日 15時00分
青山スタジオ物語〜私がキャバ嬢になったワケ〜 第四夜
「所詮夜の世界はウソばかり」そう達観するのは横浜『ZEBRA CLUB』みみ嬢(21歳)。『青山スタジオ』4人目のゲストだ。 地元横浜で、5年以上続けた焼肉屋のバイトからキャバ専業になって1年ほど。デビュー当時は意識しないまま売れっ子になってしまい、プレッシャーに苦しんだ。 「売り上げのキープやソツのない接客を意識することが辛くて、ほとんど病んでました。基本がウソばかりだから、キャバ嬢ってどうしても病んじゃうんですよ」 葛藤を克服するために、できるだけウソはつかない、無理はしない、といった自分ルールを作った。 「実家暮らしとか? 間は大学生とか、言えるところは全部本当だし、フィーリングの合わない人とは全然喋らない。ノリノリの時とのギャップに驚かれるかもしれません」 今はマイペースが基本。気心の知れた常連と盛り上がりすぎて、ベロベロになる夜もあるという。アフターも営業感覚は希薄。 「信頼できる人と、気楽に飲みに行く感じです。お店で飲むのとは全然違うから」 とはいえ、プロとしてNo.1への憧れもある。目指すは歌舞伎町「CLUB NOW」一条葵嬢のような、フンワリした可愛さとクールなカリスマ性を合わせ持つ存在。 「楽なポジションにいると上昇志向がなくなっちゃう。せっかくレギュラーでやってるんだから、一度はナンバーワンになってみたい。お金よりプライドの問題ですね」(取材協力)http://www.a-photo.jp/http://nightstyle.jp/zebra/【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
-
-
レジャー 2009年05月18日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 丹下日出夫の虎の巻 桜花賞1・2着馬の一騎打ち濃厚 焦点は3着争い
今年の3歳牝馬のレベルは、ウオッカ&ダイワスカーレット世代と双璧。今週は「第70回オークス」(JpnI、芝2400メートル、24日)が、東京競馬場で行われる。競馬評論家の丹下日出夫は、桜花賞で死闘を演じたブエナビスタ、レッドディザイアは、牝馬の域を超越した前出2頭に勝るとも劣らないものがあると断言する。むしろ、頭を悩ませるのは混戦の3着争い。果たしてピックアップした3連単のヒモ候補は!? 今年の桜花賞は、前半1000メートル通過が59秒1という平均ペース。数字的には、好位グループから中団前めの馬で決着がついてもおかしくなかった。 実際、テレビカメラが直線入り口にパーンと映し出されたときは、先頭集団と、ほぼシンガリに近いブエナビスタとは、かなりの差があったし、レースの上がりも11秒7→11秒6→11秒6(34秒9)。ブエナビスタはともかく、後方に位置した3頭が、そろって一気になだれ込んでくるとは、正直思わなかった。 なんて、ブエナビスタの上がりは、レースのそれを1秒6も上回る33秒3。2分の1馬身差の2着に敗れたものの、レッドディザイアも、33秒7の末脚を繰り出し、いったんは先頭に立つあわやのシーンを演出している。 しかも、両馬ともに残り2F近辺では、10秒台のラップを2つはマーク。ケタ違いの瞬発力と、中距離ベースの持久力も同時に証明している。マイル戦を中距離型の競馬につくりかえてのワンツーだから、この2頭はちょっと次元が違う。ちなみに、ダイワスカーレットとウオッカが激闘を演じた一昨年の桜花賞も、ラスト2F近辺で10秒台のラップを2つ計時しているが、内容的には、その世代の桜花賞と互角とみていいかもしれない。 ブエナの父は、ダービー馬スペシャルウィーク。レッドディザイアは菊花賞馬×カーリアン。兄もそれぞれダービー2・3着と、ともに2400メートルにも不備はない。 となると、このオークスも、2頭によるマッチレースが濃厚だが、桜花賞のブエナは、レッドを横目で見ながら余裕のフィニッシュ。現時点ではブエナの脚力と完成度に一日の長あり。◎は、やはりブエナビスタでいい。 ただし、3着争いは小波乱。桜花賞3着のジェルミナルも一応、33秒8の脚は使っているものの、勝ち馬とは力差を感じる2馬身差。もちろん、3着争いの筆頭格は筆頭格である。だが、その2馬身差の間に、別路線組がまぎれ込む可能性は十分考えられる。 スイートピーSはブロードストリートの2着に敗れたが、サクラローズマリーは、近親に天皇賞馬(秋)サクラチトセオー、エリザベス女王杯馬サクラキャンドルを持つ血統馬。まだまだ奥があるし、何より生命力にあふれた馬だ。 フローラSの覇者ディアジーナも、父はステイヤーで鳴らしたメジロマックイーン。2400メートル向きの粘り腰で、3着争いに加わってくる。 忘れな草賞馬デリキットピースも、ときに長丁場で大仕事をやってのけるホワイトマズル産駒。馬体が戻ることを条件に、連下に一考。 ブロードストリートは、まだ完成途上で馬がひ弱い。もまれたときに、どう馬群をさばくかがカギになりそうだ。
-
レジャー 2009年05月18日 15時00分
オークス(JpnI、芝2400メートル、24日)打倒ブエナ!! レッドディザイアが赤い気炎
逆転へ準備は整った。牝馬クラシックの第2弾「第70回オークス」(JpnI、芝2400メートル、24日)。ブエナビスタの2冠達成に注目が集まるなか、桜花賞で肉薄したレッドディザイアが虎視たんたんと末脚を研ぎ澄ませている。もともと陣営がオークス向きと見込んでいたミドルディスタンスホースの血が、府中の杜で爆発するか。騎手時代、松永幹調教師がイソノルーブルで初めてGIを勝ったのがこのオークス。縁起のいい舞台で、赤い情熱はメラメラと燃え上がっている。 ブエナビスタの圧倒的な2冠達成に注目が集まるなか、レッドディザイアを知り尽くす四位騎手は逆転へ並々ならぬ意欲を見せた。 「普通の状態なら負けない」と大見栄を切って桜花賞を勝ったブエナの松田博調教師に対抗したわけではないだろうが、13日の1週前追い切りを終えた後、四位はこう言ってのけた。 「桜花賞のころと変わらない。変わらないでいいんだ」。 その1週前はほれぼれするようなフットワークだった。栗東坂路。古馬1000万のダノンシャトルと併せて、楽々と5馬身先着してみせた。800メートルから53秒3、ラスト1F12秒0と文句なしの走り。前夜の雨で馬場は力のいる状態だったが、そんなものはお構いなしだった。 「ある程度やってくれという指示だったんだけど、本当に動きは良かった。あとは無事にいってくれれば問題ない」 桜花賞はブエナより一歩先に動いて2分の1馬身差の2着。女王の豪脚にはかなわなかったが、ギリギリまで追い詰めた内容に、四位は逆転への手応えをはっきりつかんだ。成長も上積みもいらない。東京の2400メートルなら十分負かせると確信したのだ。 「レース間隔もあいていたし、キャリア3戦目であそこまでやれるんだから。ブエナは強いけど逆転の余地はある。何より瞬発力が半端じゃない。坂路であれだけ動ける馬はいないからね」 もともと陣営はオークス向きと見込んで日程を組んできた。2月のエルフィンSから、あえてぶっつけで桜花賞に挑んだのも、使い込むと良くなかった母グレイトサンライズの短所を留意したもの。すべてはオークスがピークになるように…そして勝ちにいくためだ。 トレーナーとして4年目。絶好のチャンスを迎えた松永幹調教師も「オークスの舞台でこの状態なら楽しみ」と采配に自信を深めている。思えば1991年、24歳の松永幹騎手が初めてGIを制したのがイソノルーブルのオークスだった。あのときも圧倒的1番人気の桜花賞馬シスタートウショウを負かした。あれから18年、調教師として初のGIもオークスとなるのか。因縁と夢を背負って、ディザイアが府中の杜に立つ。
-
レジャー 2009年05月18日 15時00分
ヴィクトリアマイル(GI、東京芝1600メートル、17日)牝馬GIでは役不足!? ウオッカが7馬身差圧勝
見てくれこれが横綱ウオッカの土俵入りだ!! マイル女王決定戦「第4回ヴィクトリアマイル」(GI、東京芝1600メートル、17日)は単勝170円と断然の人気を集めたウオッカ(牝5歳、栗東・角居厩舎)が、2着ブラボーデイジーに7馬身差をつけて圧勝。歴史に残るパフォーマンスで昨年2着の雪辱を果たした。勝ちタイム1分32秒4(良)は歴代最速だった。 今日のレースと対照的だったのは、昨年の天皇賞・秋。ダイワスカーレットと歴史に残るデッドヒートを繰り広げ、長い写真判定の末、ハナ差で栄冠を手にしたシーンはまだ記憶に新しい。 「(ウオッカには)いい思いも辛い思いも経験させられた」と感慨無量の武豊騎手だが、「きょうは勝ったのがわかりました」と最高のヴィクトリア“スマイル”を振りまいた。 「ドバイ遠征帰りを抜きにして、今までで最高のデキでした」。あとは自分がどう乗りこなすかだけだった。たとえ天才といえど、相当なプレッシャーがあったに違いない。「日本のチャンピオンホースだし、勝たないといけないと思った。競馬だから終わるまでわからないという気持ちもあったが、(終わってみれば)勝って当然ですね」と安堵の表情を浮かべた。 レースは、スタートと同時にサッと先行勢の後ろをキープ。スムーズに道中を進み、直線坂を上がると、まさに天馬空をいくがごとし。そこからは筆舌に尽くしがたい強さを見せつけた。 次のターゲットは、2連覇のかかる安田記念。ジョッキーは「この馬の強さを改めて感じたので万全を期して向かうだけ」と意気込みを語った。 一方、角居調教師も、「ここにきて競馬がますます上手になっている。今のデキを維持できれば」と、確かな手応えを感じ取っていた。そして、その視線の先に再び海外遠征を見据えていた。
-
レジャー 2009年05月16日 15時00分
ヴィクトリアマイル(GI、東京芝1600メートル、17日) 先週100万円馬券的中 絶好調・石沢はショウナンラノビアで大勝負!!
マイル女王を決める「第4回ヴィクトリアマイル」(GI、東京芝1600メートル)は、いよいよあす17日(日)にゲートインを迎える。昨年の年度代表馬ウオッカで仕方なしのムードが漂うなか、先週、3連単105万310円(土曜京都1R)を○◎△でモノにした“ミリオン男”こと石沢記者は、人気薄のショウナンラノビアに攻めの◎。腰がパンとし、まるで別馬のごとく変貌を遂げた遅咲きが、超ビッグな配当を呼び込む。 牝馬は格より勢い。ショウナンラノビアが特大ホームランをかっ飛ばす。 つい最近までダートの条件戦でウロウロしていた馬が、実績(14着が1度)のない芝で1000万→1600万をポンポンと連勝。しかも、今まで行く脚さえ持たなかった典型的な差し馬が見違えるほどのテンの速さでレースを引っ張り、押し切っている。まさに「以前とは別馬」の表現がピッタリと当てはまる。 今年からラノビアを担当している猪田助手は、「もともとトモが甘く、使い詰めで腰もガタガタの状態だったので1月4日のレース後に放牧へ出した。そうしたら、腰がグンと良くなって帰ってきて。復帰戦(ダ1400メートル)の芝のスタート部分でかなりの行きっぷりを見せたので芝を使ってみたら、アッサリ2つも勝ってしまった。ホンマ、シンデレラストーリーですわ」と驚きを隠せない。 単なる勢いと片付けられないのが前走・卯月S(芝1600メートル)の勝ち時計1分33秒5。これは同開催のGIII・ダービー卿CTより0秒2速い優秀なもの。とくに、15頭立ての大外枠でロスが多い競馬だっただけに、余計に価値が高い。 さらに、前回は美浦経由での中山入りという過酷な輸送。それでも、4キロしか減っていなかったあたりに今の充実ぶりを感じる。「さすがに500キロは切るかなと思った前走でも502キロにとどまってくれた。直接、東京に運べる今回の方が全然楽ですよ」 差し馬がそろい、展開も味方。もし、ウオッカが掛かってハナを主張したとしても、「ポジションは出たなりでいい。2、3番手でもしっかりと折り合える」のは心強い限りだ。放牧を境に生まれ変わった6歳馬が、一世一代の大仕事をやってのける。★★★★★※★=穴度。MAXは5
-
-
レジャー 2009年05月16日 15時00分
ヴィクトリアマイル(GI、東京芝1600メートル、17日) 藤川京子 ウオッカが昨年の雪辱よ!
能力断然の◎ウオッカが、マイル女王の座に輝きます。 昨年はドバイ遠征後、このレースで2着。同じローテーションでも、昨年は過去最低の馬体重(478キロ)で出走と明らかに調子を落としていましたからね。それでも、0秒1差。敗戦の中にも底知れぬパワーを改めて感じることができた一戦でした。 さて、今年のウオッカは、昨年とは比べものにならないくらい絶好調。帰国後の長距離輸送を避けたりと、負担をかけなかった陣営の努力も大きいのでしょう。直前の追い切りの動きを見ても、鳥肌が立つほどの力強いフットワーク。馬なりでアッという間に併走馬を2馬身突き放した走りは女王の貫録十分です。陣営も年度代表馬として、牝馬戦のここは絶対に負けられないところでしょう。 昨年の安田記念を牡馬相手にぶっちぎった東京のマイル戦。芝1600メートル戦はそれを含めて7戦5勝、2着2回とパーフェクト連対を誇ります。ダービー優勝など幅広い距離で活躍しているウオッカですが、最も脚に合うのがこの条件です。今春のGIはずっと波乱が続いています。でも、今週は大丈夫! 抜群の破壊力で他馬を圧倒します。
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分