レジャー
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レジャー 2009年05月25日 15時00分
日本ダービー(JpnI、東京芝2400メートル、31日)丹下日出夫の虎の巻 アンライバルドは最低でも2着は外さない!
さあ、今週は競馬の祭典「第76回日本ダービー」(JpnI、東京芝2400メートル、31日)。主役を張るのは、父子2冠制覇を目指すアンライバルドだ。3強対決にわいた皐月賞でも、いの一番に本命に推した競馬評論家の丹下日出夫は、今回ももちろん◎。最悪でも2着は外さないと見ている。 今年の皐月賞は、記録面において、ダービーにつながるさまざまな記録を内包している。そのラップをひも解くと、前半1000メートル通過は59秒1。ここまでは、通常より少し速めだったように思うが、何と7F目からは11秒9→11秒8→11秒7と、3連続で11秒台のラップが並び、ラスト1Fは12秒1(3Fは35秒6)。こんなタフな流れの皐月賞は、お目にかかったことがない。 引っ掛かり癖のあるアンライバルドにとっては、このハイピッチは、まさに絶好の流れ。当面のライバルであるリーチザクラウンやロジユニヴァースを内外に見ながら、仕掛けのタイミングを計る恩恵を受けたとはいえ、直線入り口では津波が押し寄せるかのように、一気に他馬を飲み込み、皐月賞史上歴代2位の芝2000メートル1分58秒7という好記録で完勝した。 ちなみに、アンライバルド自身の上がり3Fは、レースのそれを1秒上回る34秒6。勝負を決めた残り2F目のレースラップ・11秒8から逆算すると、推定10秒9前後の脚を駆使。あのハイペースの上に立っての10秒台の加速力はズバ抜けている(距離延長もOK)。しかも、1分58秒7はレースレコードに0秒2差。ノーリーズンが保持するレコードは、中山の馬場改修後、初めての皐月賞で、好タイムが続出した年でもあったし、実質的には、今年の皐月賞こそがレコードといっていい。 なんて、個人的には、馬体のラインやつくりは、マイラー寄りとは思うが、普通、この走破タイムと上がりで勝てば、まずダービーでも崩れない。何か他馬の大駆けにあったとしても、少なくとも2着は確保できるはずだ。 人気では、同馬より上の支持を集めていたロジユニヴァースとリーチザクラウンは、あの激流にモロに巻き込まれ、14・13着に大敗。ただ、リーチザクラウンは、怒とうの返し馬と馬体の迫力を見て、アンライバルドが負けるとしたら、この馬だろうと即座に断言したくらい。記録面においても、2戦目の未勝利戦は、何と後続を12馬身もちぎる大差の楽勝。机上の計算だが、芝1800メートル1分47秒4の先の1Fを12秒0で走ったとすると、2000メートルは1分59秒4。2歳暮れに、2分を切ろうかというケタ違いのポテンシャルを見せつけている。果たして今回は大胆な追い込み策か、それとも…。いずれにしても、スローペース必至のダービーとなると怖い。アンライバルドが逆転を許すなら、スケールの大きなリーチだろう。 もちろん、ロジユニヴァースも、札幌2歳Sでジャングルポケットが保持していたレコードを、0秒5も塗りかえる芝1800メートル1分49秒1をマーク。続くラジオNIKKEI杯は、歴代3位の好タイムでリーチザクラウンを4馬身差と完封しているだけに、皐月賞を惨敗したからといって、まったく無印とはいかない。惑星程度の印は、考えておいたほうがいい。 皐月賞は、直線勝負に徹する、無欲の作戦が功を奏したこともあるが、アンライバルドを上回る上がりをマークしたトライアンフマーチと、セイウンワンダーも連下には押さえておきたい。ただ、あくまで流れに恵まれての2・3着候補。アンライバルド逆転までは疑問だ。 一角崩しがあれば、アプレザンレーヴ。青葉賞からは、いまだダービーの勝ち馬は出ていないものの、芝2400メートル2分26秒2は上々。確実に上位争いには加わってくる。アイアンルックは、NHKマイルC組では、唯一中距離馬の馬体をしている。距離はもつ。前回は勝負どころで馬体をぶつけられる不利があっただけに、一発があっても不思議ではない。
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レジャー 2009年05月25日 15時00分
日本ダービー(JpnI、東京芝2400メートル、31日)アプレザンレーヴ 父超えで頂点に立つ
遅れてきた大物が混戦を断つ。競馬の祭典「第76回日本ダービー」(GI、東京芝2400メートル、31日)がいよいよ間近に迫ってきた。注目はダービーと同じ距離、コースの青葉賞を制したアプレザンレーヴだ。2005年、ディープインパクトで無敗の3冠を達成した池江郎調教師が「どうしても出したかった」と2度目のダービー制覇を強く意識する逸材。父のシンボリクリスエスは青葉賞を勝ったものの、ダービーは2着惜敗。同じローテーションで父の残した夢に挑む。 いつもの穏やかな表情を少し引き締めて、池江郎調教師は言い切った。 「僕自身、この馬だけはどうしてもダービーに出走させたかった」 毎年、有力3歳馬を多数抱えている。今年も例にもれず素質馬がそろっているが、ことダービーとなれば適性、潜在能力ともにアプレザンレーヴが抜けているという。 それを実証したのが前走の青葉賞だ。淡々としたペースの7、8番手を追走。気負うことなく流れに乗った。直線、坂下からの追い比べで外からトップカミングに交わされたが、差し返す勝負強さを見せつけた。ダービーと同じ条件で示したしぶとさ、したたかさは、皐月賞とは別路線組の中にも怖い馬がいることを印象づけた。 「外から一度交わされてね。普通の馬ならあれで戦意を喪失してしまうもの。あそこから盛り返すんだから、相当にいい勝負根性をしている」 父のシンボリクリスエスもそうだったが、520キロを超す馬体はゆとりがあって、懐の深さをうかがわせる。「レースを使うたびに力をつけているし、まだまだ底を見せていない。伸びしろは十分に見込める」と言うのもうなずける。 中間の動きにも晩成らしさが出ている。20日の1週前は栗東DW。追いかけた分、併せたウインヴェロシティ(3歳500万)には遅れたが、6F79秒8の好タイムをマークした。以前は攻め駆けしなかっただけに、6F80秒を切ったのは成長の証し。騎乗した村本助手は「とても良かった。何の心配もない」とうなずいた。 父のシンボリクリスエスは02年の青葉賞を勝ってダービーに挑んだが、タニノギムレットの2着に甘んじた。古馬になって絶対王者として君臨したが、ダービーだけは置き忘れた夢。あれから7年、同じローテーションで息子が父超えに挑む。 池江郎師にとっても、ディープインパクトで無敗の3冠を制した05年以来となる2度目のダービー制覇のチャンス。「仕上げにはベストを尽くす。当然、期待しているよ」。名伯楽が見抜き、ほれた素質。遅れてきた大物が、一気に頂点を狙っている。
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レジャー 2009年05月25日 15時00分
「オークス」(JpnI、東京芝2400メートル、24日)ブエナビスタ2冠奪取 秋は凱旋門賞挑戦へ
史上11頭目の牝馬2冠馬が誕生。「第70回オークス」(JpnI、東京芝2400メートル、24日)は、単勝140円と断然の人気を集めたブエナビスタ(牝3歳、栗東・松田博厩舎)が、桜花賞に続き栄冠を勝ち得た。勝ちタイムは2分26秒1(良)。 その強さは万人が認めるところだが、後続を7馬身突き放したヴィクトリアマイルのウオッカとは対照的なハナ差勝ち。安藤勝騎手は「勢いはあったが、ゴールを過ぎてから(2着レッドディザイアを)交わしたと思いました」と、一瞬負けを覚悟したほど、最後は際どかった。 それもこれも、「4角で内を狙うか、外に出すか迷って仕掛けが遅れた」ことが原因だった。この日は、「内を通った馬が伸びている」とインプットされたことが、名手の判断を鈍らせたのだ。しかし、外に出すと瞬時にギアが上がり、立ち木を倒す勢いでグイグイ伸びてきた。 上がり3Fは33秒6。絶望的な場面からメンバー最速の差し脚を繰り出し、力でレッドディザイアをねじ伏せた。内容は着差以上に強かった。勝利を信じていた松田博調教師は、「見ていて疲れたよ。心臓に良くないね」と苦笑い。改めて愛馬の強さを再認識した。 一方で気になるのは勝って海外挑戦のプランが持ち上がっていること。「凱旋門賞挑戦? オーナーと相談して決めますよ」。トレーナーは含みを持たせたが、ファンから見れば、年内で引退が決定しているウオッカとの夢の女傑対決も待ち遠しい。 秋は秋華賞でメジロラモーヌ(1986年)、スティルインラブ(2003年)以来の牝馬3冠を目指すのか。それとも、さらなる高みを目指し、海を渡るのか。前途洋々の女王の動向に注目が集まる。
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レジャー 2009年05月25日 15時00分
東海S(GII、ダ2300メートル)ワンダースピードが押し切る
26日の中京メーン「第26回東海S」(GII、ダ2300メートル)は、小牧騎手が騎乗した2番人気のワンダースピード(牡7歳、栗東・羽月厩舎)が優勝。勝ち時計は2分23秒7(良)だった。 道中は3番手をキープ。2週目の向正面でマコトスパルビエロ、アロンダイトが一気に仕掛けてハナに行く展開にも動じることなく、直線は先に抜け出したアロンとの差を一完歩ごとに詰め、1馬身4分の1差振り切った。 「厳しい流れになったが、内でうまく立ち回ることができた。ダートの長いところも、この馬には合っているね」と小牧騎手。これで重賞は通算4勝目。ダート界の古豪が春シーズンをきっちり締めくくった。 一方、1番人気に支持されたウォータクティクスはまさかのシンガリ負け(16着)。ダート無敗の連勝記録は「6」でストップした。
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レジャー 2009年05月25日 15時00分
さきたま杯(JpnIII、浦和1400メートル、27日)スマートファルコン 主役の座は譲れない
昨夏に再びダートに路線変更後、交流重賞を6勝。南は佐賀から東は南関東まで諸国漫遊にいそしんでいる(?)スマートファルコン。 まさに、競走馬版の水戸光圀公といった印象だが、そんな黄門さまが目をつけたのが、さきたま杯だ。「地方の小回りの競馬場は、スピードのあるウチの馬にとって有利だからね」と畑助手。浦和は昨秋の浦和記念(1着)以来、2度目の遠征。もちろん、ここでも栄光の蹄跡を刻む腹積もりだ。 「21日の(栗東)坂路では楽に(800メートル)52秒台が出たし、24日にもやって万全の態勢。秋にはJBCという大目標があるからね。着実に勝って賞金を加算したい」 もはや交流重賞のJpnII・IIIクラスでは敵なしの状況。“印ろう”を出すまでもなく、あっさりライバルたちを片付けそうだ。
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レジャー 2009年05月23日 15時00分
HP版!!狙え「藤川京子のフォーキャスト馬券」
東京11レース オークス馬単(7)(3) (7)(14) (7)(1)3連単(7)(3)→(7)(3)(14)(1)(9)(5)(12)(17)(4)→(7)(3)(14)(1)(9)(5)(12)(17)(4)
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レジャー 2009年05月23日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 絶好調・石沢記者 イナズマアマリリス 波乱のヒロイン演じる
ブエナビスタの1強、もしくはレッドディザイアとの2強という世間のムードは穴党には一切、関係なし。イナズマアマリリスが2400メートルで大変身だ。 華々しい中央デビューを飾ったファンタジーS以降、(5)(8)(8)(16)着とさえないが、いずれも自分の競馬をしていないだけ。フェアリーSは前に壁をつくれず折り合いを欠き自滅、チューリップ賞は直線に入るまでずっと内にモタれ通し。桜花賞は出遅れてジ・エンド。馬体も一戦ごとに減り続け、体調自体も万全とはいい難かった。 それがこの中間はどうだ。栗東にきてから初めてとなる440キロを超え、課題だったテンションの高さも見せていない。担当する吉田助手は「これまでは食べたカイバが実になっていなかったが、今は食べた分そのまま実になっている。それに伴って落ち着きも増してきた。ようやく不振を脱したって感じ」と愛馬の充実ぶりにニンマリだ。 最終追い切りの時計(坂路800メートル53秒5)は平凡だったものの、もともとケイコは動かないタイプだけに心配なし。それ以上に終始、落ち着きを払い、スムーズに折り合えたことが大きな収穫。2週連続でまたがった武幸騎手も、「先週より反応が良かった」と好感触だった。 マイル戦で結果が出ていないことから、ベストは1400メートルと、とらえられがちだが、父スエヒロコマンダー×母父ラムタラの血統は距離が延びてこそ。同助手も「血統的には明らかに距離が延びた方がいい。今までもバテず伸びずの競馬だったので、一気の距離延長で変わる可能性はないとはいえない」と長距離適性の高さを感じ取っている。 並ばれてから再度、ひと伸びできる勝負根性はこの中でもトップクラス。前々でしぶとさを生かせる展開になれば、誰もが目を疑いたくなる(?)大ドンデン返しがある。★★★★★※★=穴度。MAXは5
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レジャー 2009年05月23日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 藤川京子 ブエナビスタが2冠達成よ!
◎ブエナビスタが牝馬2冠を目指します。 桜花賞は後方をじっくり追走。直線に向くと前が開かず少しヒヤッとしましたが、冷静に大外に持ち出されると、シビれるような瞬発力を披露。全馬まとめて面倒みる圧巻のパフォーマンスを披露しました。 過去の桜花賞では、大外を回ったり、前が詰まったりした人気馬が敗れるケースが結構ありましたが、これだけ次元の違う能力のある馬は、そんな不利も軽く跳ね飛ばしてしまうんですね。 「オークスの方がレースがしやすそう」と安藤勝騎手がいえば、厩舎サイドも「桜花賞よりオークス向き」と口をそろえているのも心強い限りです。また、ブエナ自身もスタミナ強化のため、中間はハードな調教をこなしてきました。 もっとも、しっかり折り合えるタイプなので距離が延びても不安はないし、後ろから行く馬ですからマイルよりも2400メートルの方が流れに乗りやすいことでしょう。府中の長い直線を利し、どんなレース…いや、どんな勝ち方を見せてくれるのか興味津々です。
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レジャー 2009年05月23日 15時00分
HP版!!狙え「アベコーのハッピー馬券」
東京11レース オークス3連複 (15)軸(8)(3)(7)(13)(16)3連単 (15)(8)→(15)(8)(3)(7)→(15)(8)(3)(7)(13)(16)(4)(17)
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レジャー 2009年05月23日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) アベコーの気になる本命は!?
みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 あす24日(日)の東京競馬はレディースデー。私も女性が主催するイベントに、講師としてご招待を受けました。というわけで、「オークス」です。無敵の4連勝で桜花賞を制したブエナビスタが、関東初見参。その桜花賞は4角で大外を回り、進路をカットされる不利。にもかかわらず直線、真一文字に伸びてきた破壊力はさすがです。それでも、いまひとつ合点がいかないのは、スタートの甘さと、余りにも切れる末脚から長距離に疑問が残るからです。しかも逃げ馬がヴィーヴァヴォドカたった一頭だけ。後方待機の桜花賞2着レッドディザイアを警戒しつつ桜花賞のような脚が再び使えるでしょうか? 初めての2400メートルに左回り。それに長距離輸送。課題は山ほどあるのです。 桜花賞から振り返れば上位馬は4コーナーで外を回った馬。その中に2着のレッドディザイアもいたわけですが、キャリア2戦だったことから、むしろ当時、キャリア5戦目だったブエナビスタよりは、中間の伸張度が多く望めそうです。 さあ、単騎逃げのヴィーヴァヴォドカのペース。ある程度前で対応できる馬を主力に考えました。ハシッテホシーノとディアジーナの2頭。ともに桜花賞には目もくれず、このオークスを目標に仕上げてきたのです。なかでも、ハシッテホシーノは前走のフローラSが1月の東京以来。直線で外のワイドサファイアに馬体をぶつけられながら、臆することなく盛り返して2着のワイドとはハナ差。このワイドは2走前の毎日杯で、ダービーの有力候補の一頭に挙げられているアプレザンレーヴと0秒1差。かなりの能力の持ち主。それゆえフローラSの3着は大いに評価できます。 何より、東京芝2400メートルで牡馬を完封している実績。その時の2着が先日の青葉賞で際どい4着だったピサノカルティエ。そのピサノが外から勢いよく伸びてくると、再加速し突き放したハシッテホシーノ。この勝負強さとスタミナ。不良馬場も水を得た魚のように走り抜けた走法。好位置で展開できる器用さ。迷わず勝負です!
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