レジャー
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レジャー 2009年06月04日 15時00分
データインパクト 東京ダ1600メートル編
今週は土曜の東京競馬2R、8R、11RユニコーンS(GIII)、日曜2R、5R、10R、12Rが行われる東京ダ1600メートルを取り上げたい(集計対象は2007年以降)。 ◇枠番別傾向 ダートコースにもかかわらず、スタート直後は100メートル近く芝を走るというトリッキーなコース。枠番別でみると、芝を走る距離が短い1枠、2枠が不利。もし、1枠の単複を1万円ずつ買い続けていたら、778万円の投資が288万円に…なんと389レースで500万円近くも損する計算になる。ただし、内枠が不利だからといって、外枠が有利かというと、そうでもなく、3〜7枠あたりがまずまずの成績。いずれにしても、1枠だけは絶対に手を出ししたくない難解なコースである。 ◇騎手 単複収支Sランクは内田、後藤の2人。内田は牡馬が得意で、特別戦で中穴をよく出す。後藤は牡、牝問わず好調。クラス別では、未勝利、500万、オープン(重賞含む)が狙い目だ。 単複収支Aランクの勝浦は、120戦<14、6、9、91>と、勝ち切ってしまうことが多いタイプ。人気がなくても複勝ではなく、単勝や馬単、3連単の1着固定で狙いたい。 ◇種牡馬 種牡馬でSランクはエルコンドルパサー、ダンスインザダーク、タヤスツヨシ。Aランクはコマンダーインチーフ、シンボリクリスエス、グラスワンダー、ネオユニヴァース。 “消し”は31戦1連対のホワイトマズル、34戦1連対のマイネルラヴ。そしてダートが得意そうに見えて不振のジェイドロバリー。このコースは、得意血統より苦手血統を活用したほうが、もうかりそうだ。 ◇ユニコーンS Sランク種牡馬・ダンスインザダーク産駒のストロングガルーダとダノンヒデキを筆頭に、Aランク種牡馬シンボリクリスエス産駒のシルクダンディー、ミッキーペトラ、ネオユニヴァース産駒のアドバンスウェイ、グラスワンダー産駒のドリームハッチあたりが狙って面白い存在。抽選組が多いが、それをくぐり抜けてきたら、要マークだ!
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レジャー 2009年06月04日 15時00分
安田記念 美浦黄門・橋本記者がスマイルジャック陣営を直撃
春の最強マイラー決定戦「第59回安田記念」(GI、東京芝1600メートル、7日)は、ウオッカ、ディープスカイの一騎打ちムード。だが、昨年のダービー2着馬スマイルジャック陣営が、一角崩しに虎視たんたんだ。最終追い切りもパーフェクトに近く、打倒! 2強はガ然、現実味を帯びてきた。自信を深める梅澤調教厩務員を美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が直撃した。 −−追い切り(南ポリトラック=5F63秒6、上がり3F35秒1→11秒6)は3頭併せで迫力ある動きを見せていました。感想をお願いします。 梅澤調教厩務員「3角を過ぎて前の2頭が視野に入ると、闘争本能にスイッチが入ったようで、すごい加速を見せてくれた。(ケイコをつけた)芝崎助手も『遠隔操作してたんじゃないか』って驚いていましたからね(笑)。時計、動きともに申し分なかったですよ」 −−昨年のダービー(2着)当時と比較して、具体的にどこが変わリましたか? 梅澤調厩員「以前は、体が大きく見えたり小さく見えたり波があったけど、今はドッシリ落ち着いて安定感がある。風格が出た感じですね。ケイコでも無駄な動きをしなくなり、精神面でも成長の跡が見てとれます」 −−1番人気に推された前哨戦の京王杯SCは、7着と不本意な結果に終わりました。振り返ってください。 梅澤調厩員「乗り役(田中勝騎手)に引っ掛かるという先入観があったせいか、ちょっと構えすぎて、馬にもそれが伝染したんじゃないかな。出遅れた上に、向正面で挟まる不利も重なって(先行力を生かす)自分の競馬ができなかった。まともなら、勝ち負けになっていたと思うし、参考外だね」 −−相手関係を分析してください。 梅澤調厩員「2強といわれているけど、ボク個人としては、ウオッカよりディープスカイの方が怖い。ダービーで強さを思い知らされているからね」 −−最後に意気込みをお願いします。 梅澤調厩員「左回りは折り合いがスムーズだし、長手綱で乗る岩田騎手とは相性がいい。自分の競馬ができれば、2強が相手でもという期待はもっています。応援してください」
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レジャー 2009年06月04日 15時00分
東京ダービー 伏兵サイレントスタメンがV
「第55回東京ダービー」は3日、大井競馬場で行われ、金子正騎手が騎乗した8番人気のサイレントスタメン(牡3歳、川崎・足立勝厩舎)が優勝。クラウンCに続き、重賞2連覇を飾った。2着にブルーヒーローが入り、足立勝厩舎がワン・ツーフィニッシュ。足立調教師は4度目の挑戦で初のダービータイトルを手にした。人気を分け合ったナイキハイグレード、ネフェルメモリーはともに直線で伸びを欠き3、4着に終わった。 「やったよ!!」。1979年デビューの46歳、ダービー騎乗8度目にして初勝利の金子騎手から開口一番に喜びの声が飛び出した。「直線の伸びがすごかったし、前も伸びていないから差し切れると思った。最後の脚に賭けていた」。愛馬の持ち味をフルに引き出した、いぶし銀の冷静な手綱さばきが光った。 次走は「第11回JDD」(JpnI、大井2000メートル、7月8日)を視野にオーナーと相談の上で決定の予定だ。
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レジャー 2009年06月04日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。先日、内外タイムスの60周年記念イベントに私も参加させて頂きました。すごく盛り上がって楽しかったですよ。 先週の日本ダービーも的中しました! 詳しくは馬旨指数で万券GeTを見てくださいね。 今週は大井競馬、最終レースは江戸川区特別です。軸に狙ったのはハイベットタイム。前走は船橋千六で2番人気の4着。大井では5走前に使って11着に敗れていますが、千二は短かったですね。千八は初めてですが、むしろ好材料とみています。追い込みタイプで、直線の長い大井なら十分届くでしょう。 相手は近走、安定しているスズランコマンダー。的場騎手がこちらに騎乗してきたのも不気味です。ピサノダイチも前回は5着でしたが、この距離ではキッチリ結果を残しています。トップストーリーもここ2戦は掲示板を確保しているので、はずせませんね。 悩むところはスプリッツァー。前回は5番人気で3着と健闘しています。では今回はどうでしょうか? 馬旨指数ですと、この様な成績だと反動指数が出ます。見せ場ありも掲示板までとみて消します! 押さえはマイネルラプタスとニコラスバローズ。【3連単】(2)を軸に(3)(4)(5)(14)(8)のマルチ 今週は安田記念です。馬旨指数も参考に、的中目指して頑張ってくださいね。 ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2009年06月04日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」ここにいるときは、あなたが恋人です
「はじめまして」 そう言いながら、笑顔を見せ、膝をつきながら、おしぼりを差し出した。通常は座る前後に、目の高さあたりで挨拶する嬢が多いことだろう。しかし、この日に出会った嬢は、私の目の位置よりも下から、見上げる感じで挨拶をしてきた。 普通の嬢ではないなと直感した。 顔が元カノに似ていて、感情移入しやすかったというハンディを除いても、この挨拶から入ったために、出会ってからのドキドキ感は増していた。 「お名前は何ですか? 私に、なんて呼ばれたいですか?」 というフレーズはどこでも聞く。ただ、萌え系が好きな私は、アニメのキャラクターみたいな振る舞いに、さらにドキドキしてしまった。 「彼氏は何人いるの?」 彼氏がいるかどうかはよくキャバクラで話題になる話。嬢は決まって「いません。別れたばかりです」という。 だから、私はいつの間にか彼氏がいるか・いないかということではなく、「何人いるのか」と聞くようになった。この日も同じ質問をしてみた。 普通は「一人もいませんよ」と応えるのだろうけど、嬢は私を見つめ、「ここにいるときは、あなたが恋人です」と応えた。 ベタな返しではあるけど、どうせ嘘をつくのなら、ファンタジーの世界に連れて行ってほしい。その意味では、この返しはヒットでは? この嬢、こうした会話のやりとりだけが優れているのではない。お客を楽しませる努力をいろんなところでしているのがわかる。 「英語を教えてほしい」 外国人が来るかもしれないから、英語のカンペを用意しているのだ。 これは二つの意味で客が萌える。 「〜を教えて」というフレーズは、甘えん坊キャラでありながらも、同時に向上心があるんだな、と思わせる。 そして、おもむろに取り出したのが、英語の短い文が書いてあるカンペ。単に「学びたい」と思っているのではなく、それを示す現物を持っているのだ。誰もが「いい子」だなって思い、指名してしまいそうだ。私も場内指名してしまった。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年06月03日 15時00分
安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) ウオッカ 連覇へ向け、豪快デモ
周囲のわずらわしい声を自らの力でシャットアウトして、ウオッカは新しい地平を目指す。 期待外れの結果に終わった3月のドバイ遠征を受けて、「昨年がピークだった」とか、「牝馬は一度終わると立ち直れない」とか、トレセンの事情通の間では限界説がまことしやかにささやかれた。しかし、帰国初戦となったヴィクトリアマイルは圧巻以外の何ものでもなかった。好位からあっさり抜け出し、2着ブラボーデイジーに7馬身差。レコードから0秒4差というスピードは、牝馬同士といった次元をはるかに超越していた。 安田記念の連覇を狙うにあたり、気になるのはそんな激走の反動だが、清山助手は「ダメージはまったくない。昨年は初めてのドバイに馬が戸惑い、体が減って調整に苦労したけど、前走を見ても分かる通り、今年は余裕を持って乗り込んでいる。本当にいうことない」と笑みを浮かべた。 その言葉を裏付けるように、中間の調整過程はハードだ。先週だけでも時計は3本。5月27日に栗東坂路で800メートル54秒6、ラスト1F13秒5、29日も坂路で57秒5、13秒7。さらに、同31日にはCWコースで5F65秒6、11秒2の好タイムをマークし、3頭併せで楽々0秒2先着と、牡馬でもこれだけの鍛練を積めるものではない。 「元気いっぱいだね。海外の厳しい環境でもまれたことや、牡馬相手の超一流と戦ってきた経験がすべて実になっている。精神面でドッシリして、完成の域に到達した」 大股でノッシノッシと厩舎回りを歩く姿には威圧感が漂っている。ヴィクトリアMからさらに強さを増幅させたようだ。 ライバルのダイワスカーレットは引退したが、牝馬の時代を終わらせるわけにはいかない。今後は国内戦にこだわって日本最強の座を徹底的に誇示していく。 「ここも豪華なメンバーがそろったけど、その中で中心にいられるのはすごいこと。もちろん期待に応えるだけの最高のパフォーマンスをお見せできると思う」 ディープスカイが背中を追ってくる。だが、負けない。一世代下のダービー馬に、安田記念連覇で現実を突き付ける。 【最終追いVTR】武豊騎手を背に、栗東CWで5F68秒4→53秒4→38秒6→12秒2。マヒオレ(古馬1000万)、ロッソネロ(3歳未勝利)を4馬身後方から追走。4角から徐々にピッチを上げていき、直線で内にもぐり込むとケタ違いの瞬発力を発揮。馬なりのまま中マヒオレを4馬身、外ロッソネロを6馬身切って捨てた。気配は申し分ない。
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レジャー 2009年06月03日 15時00分
安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) 悲願のGI奪取へ スーパーホーネットがテイクオフ
去年までとは馬が違う。過去2度、安田記念に挑戦しているスーパーホーネットだが、結果は11、8着。とくに1番人気に支持された昨年は見せ場すらつくれない凡走となった。 「昨年までは輸送に弱い面があった。だから、馬体減りを気にしながらの調整で攻めきれなかった。でも、今年は精神面でドッシリとしてきて、その不安も解消しつつある」 久保助手の言葉通り、昨秋から心身ともに急激な成長を見せてきた。香港マイルでの5着敗退を除けば、昨年後半は毎日王冠でウオッカを破ったのをはじめ、<2100>とパーフェクトな走りを見せている。まさにひと味もふた味も違う姿に、矢作調教師も昨年以上の手応えを感じている。 「以前は気持ちが入りすぎる面があったけど、今はいい意味でズブさが出ている。カイバもしっかり食べていて、状態については何もいうことがないよ」 GIはこれまで9度挑戦して<0306>だが、2007、08年のマイルCSで連続2着するなど、能力的な見劣りはない。充実の6歳春を迎え、これまで手が届きそうで届かなかったGI、その頂点が指揮官の目にもようやくハッキリと見えてきた。 「昨年は馬体減りが怖くて、美浦入りしたけど今はそれを考えなくていいくらいに成長している。ここまで落ち着きもあるだけに、何とかタイトルを手にしたい」 10度目のチャレンジで悲願成就を目指す。 【最終追いVTR】栗東DWで6F82秒9→65秒5→50秒1→35秒9→11秒7。グロリアスノア(3歳1000万)を3馬身後方から追走。前半は折り合いに専念し、4角手前から徐々に加速。終い目いっぱいに追われると鋭く反応し、パートナーを瞬く間に2馬身突き放した。デキは絶好だ。
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レジャー 2009年06月03日 15時00分
安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) ディープスカイ 国内統一し世界へ飛翔
その切れ味を、ぎりぎりまで研ぎ澄ませた。もともと強気で鳴る昆調教師だが、今回のディープスカイの仕上げには絶大な自信を持っている。 「馬体の張りがすごくいいし、前走あたりとはまったくデキが違う」と言い切った。休み明けの大阪杯は2着に敗れた。春に予定している3戦すべて勝つつもりでいた師にとっては物足りなかったようだが、叩き良化型が59キロを背負ってクビ差2着に踏ん張ったのだから、底力は十分に示した。 その後は安田記念に的を絞った調整を続けてきた。最大最強の敵は女王ウオッカ。いくら牝馬同士とはいえ、好位から馬なりで7馬身差をつけたヴィクトリアマイルの内容は圧巻だった。あのスピードを捕らえるなら、ディープの切れ味をとことん磨きあげるしかない。 「だから、中間は瞬発力を強化するために、坂路でたっぷり乗り込んだ。ここ2週、時計が速かったし、しかも馬に余裕があった。それだけ状態がいいんだね」 5月20日には坂路800メートル51秒0の自己ベスト、同27日にも51秒6の好タイムを叩き出した。文句なし。師の言葉にウソはない。 牝馬2冠のブエナビスタが早くも凱旋門賞挑戦に向け動き出したが、ディープスカイも同じ夢を追っている。 「今回と次の宝塚記念を勝てば、フランスへ行こうとオーナーと約束している。ここは何としても結果を出したい」 まずは女王を倒し、国内最強へ。夢をしぼませるわけにはいかない。 【最終追いVTR】四位騎手を背に坂路で単走。800メートル53秒8→8秒9→12秒3を計時した。道中はセーブ気味。ゴール前で軽くステッキが2発入ると、重心を沈ませ真一文字にゴール板を駆け抜けた。馬体の張り、仕掛けられてからの反応は、ともに休み明けの前走をはるかに上回る。デキはパーフェクトに近い。
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レジャー 2009年06月02日 15時00分
安田記念(GI、芝1600メートル、7日) “前門の虎”ローレルゲレイロがGIV2へ逃走宣言
上半期のGIシリーズもラス前。今週は東京競馬場で「第59回安田記念」(GI、芝1600メートル、7日)が行われる。下馬評ではウオッカ&ディープスカイのダービー馬対決に注目が集まっているが、忘れてならないのが春のスプリント王者の存在だ。高松宮記念で待望のGIタイトルを手に入れたローレルゲレイロが、2強に割って入らんとばかり、着々と臨戦態勢を整えている。ディープとともに2頭出しで挑む昆調教師が狙うは、もちろん、ワンツーフィニッシュだ。 「今回は間違いなくディープ(スカイ)中心のレースになる。だからマークは後ろに集まることになる。そうなれば、コイツが逃げ切ってしまうことだってあるぞ!」 前有利の流れを指摘する昆調教師が、警鐘を鳴らした。その視線の先には、円熟期を迎えたローレルゲレイロがいる。 凱旋門賞出走に向け、安田記念→宝塚記念のGI2連勝が必須条件となるディープスカイ。そんな負けられない戦いの中で、大きな壁となって立ちはだかるのが身内のGI馬だ。もっとも、昆師にとっては、ともに手塩にかけて育ててきた管理馬。決してゲレイロを“セカンドドライバー”としては見ていない。 「現在の東京は内で先行馬が残る馬場になっている。前残りが多く、追い込みづらい。その点ではディープより舞台は向いているんじゃないか」とコース的なアドバンテージはむしろ、こちらにあると踏んでいる。 そのゲレイロ、前走の高松宮記念で初のGI制覇を達成したものの、元来、得意とするのは1400〜マイル戦。2007年のNHKマイルCでは2着しているように、東京コースでも実績を残している。 高松宮記念からのぶっつけ本番も予定通り。1週前には栗東坂路で800メートル51秒9の好時計をマークする力強いフットワークを披露している。そして、直前は試行錯誤の末に編み出したベストのパターン、高松宮記念で成功を収めたソフト調教で態勢を整える。 「今回は休み明けになるけど、割引は不要。きっちり仕上げてきた。何より最近は安心してレースを見ていられるし、おそらくノーマークでの逃げは確実。ディープ以上にレースはしやすいよ」 前門のゲレイロ、後門のディープで、年度代表馬ウオッカを挟み打ち。昆厩舎が虎視たんたんとGI親子丼の偉業を狙っている。
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レジャー 2009年06月02日 15時00分
安田記念(GI、芝1600メートル、7日) スマイルジャック 頼れる男・岩田とのコンビ復活で巻き返しだ
ロジユニヴァースに続け。打倒!関西馬を旗印に迎撃態勢に入った関東勢の筆頭格は、昨年のダービー2着馬スマイルジャックだ。 女傑ウオッカとは初対決になるが、対ディープスカイとはダービーでコンマ2秒差。また、スーパーホーネットとは前々走のマイラーズC(3着)で、クビ+ハナ差の接戦を演じている。確固たる実力の裏付けがある。 昨春のスプリングSを最後に勝利の女神から見放されること1年2カ月余り。芝崎助手は「掲示板には載れると思うけど…」と控えめだが、主力馬たちを脅かす存在であることには間違いない。 前哨戦の京王杯SCは7着に敗退。1番人気を裏切ったが、敗因は明らか。「乗り役(田中勝騎手)に引っ掛かるという先入観があったから、最初から構えて乗っていた。先行力が身上なのに、追い込み馬のような競馬をしてきた」と芝崎助手は釈然としない口ぶり。 「おまけに、向正面で挟まる不利があり、そこから外に持ち出すまでのロスも大きかった」と落胆の色を隠せない。ただ、実力負けではなかっただけに、巻き返しの可能性は十分ある。とりわけ、この馬を手の内に入れている岩田騎手とのコンビ復活は心強い。 凡走直後だが、調子に狂いがないのも何よりだ。1週前追い切り(27日、南ポリトラック)は、5F68秒6と軽めながら、躍動感あふれる動きで好調をアピールしている。 「勝算ですか? スムーズに折り合いがついて先行力を生かせれば、一角を崩せるかもしれないね」と芝崎助手。前が残る今の東京。持ち前のしぶとさを生かし、粘り込むシーンがあっても不思議はない。
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