レジャー
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レジャー 2009年05月22日 15時00分
赤倉特別(1000万下、新潟芝2000メートル、23日) 本紙・長田は新潟得意のスズカダークから
本命はここで完全に復活のメドが立ったスズカダーク。 とくに前走はスタートでアオッたにもかかわらず、積極的に好位にとりつき、0秒3差6着。さすがにゴール前では失速したが、ラスト1Fまで2、3着争いに加わっていたのは実力があればこそ。中団でじっくり構えていれば、結果は違っていたはずだ。 一昨年のこのレースを2馬身1/2差で圧勝しているように、新潟の2000メートルはベストの舞台。まとめて面倒を見るシーンがあっていい。
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レジャー 2009年05月21日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 美浦黄門・橋本記者が直撃 ディアジーナの内田騎手が打倒ブエナに自信あり
牝馬3冠の第2弾「第70回オークス」(JpnI、東京芝2400メートル、24日)は、桜の女王ブエナビスタ一色に包まれているが、他陣営がそろって白旗を揚げているかとなるとそうでもない。とりわけ、桜花賞をパスして樫一本に全力投球してきたディアジーナは、TR・フローラSをしのぐ生涯最高のデキで大一番に挑む。移籍2年目、手綱さばきに磨きがかかった内田騎手も大物食いに静かな闘志を燃やす。美浦黄門こと本紙・橋本記者が直撃した。 −−まずは、ディアジーナのセールスポイントからお願いします。 内田騎手「スタートセンスが良くて、騎手の指示に従順なところ。競馬が上手で最後までしっかり脚を使える。ハナに行けるスピードもあるけど、行ったら終い脚を使えないので、道中は無駄な力を使わないように折り合いに専念したい」 −−2馬身差で勝利を収めたTR・フローラSは強いのひと言でした。本番のシミュレーションはできていますか? 内田騎手「レースの前に作戦を組み立てると、本番でその形にならなかったとき、焦ってしまい往々にして結果が出ない。だから、いつも通りスタートして相手を見ながら自分の馬が一番走りやすいように対処する」 −−東京コースは2重賞を含め、<2010>とほぼ完ぺきですが、初めて走る2400メートルについてはどうですか? 内田騎手「(コンビを組んだ)当初は、スピードが勝っていてハミ当たりも良すぎたので距離に限界を感じたが、経験を重ねて競馬が上手になっていくのがわかったし、これなら大丈夫と。トライアルで自信が確信に変わったよ」 −−追い切りには騎乗しませんでしたが、動きを見た感想は? 内田騎手「(スタッフが)自由自在に乗れるように仕上げてくれているので、ボクはレースで結果を出せるように頑張るだけ。遅生まれ(6月)で、今も成長を続けているのは心強いね」 −−初対決のブエナビスタ対策は? 内田騎手「相手は気にせず、悔いの残らないように自分の競馬に徹するだけ。それで結果がついてくれば言うことなし(笑)。応援してください」
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レジャー 2009年05月21日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 重賞鑑鼎談 ブエナビスタの2冠を阻む馬は?
3歳牝馬の頂点を決める「第70回オークス」(JpnI、東京芝2400メートル)は24日、いよいよゲートインを迎える。下馬評は桜花賞で1・2着したブエナビスタ、レッドディザイアの一騎打ちムードだが、スケベ心満載の(?)重賞鑑鼎団のメンバーは、大好きな“穴”馬をそれぞれ発掘してきた。ミリオン男・石沢記者はイナズマアマリリスを大波乱のヒロインに抜てき。赤羽、長田両記者も負けじとダノンベルベール、ツーデイズノーチスで一発を狙っている。 長田 先々週の100万円馬券に続き、先週のヴィクトリアマイルも◎ショウナンラノビアでこれまた的中。“鉄券”おそるべしだなぁ。 石沢 今度生まれてくる赤ちゃんの名付けに忙しい長田さんと違って、競馬ひと筋ですから。当然といえば当然でしょう(笑)。 赤羽 よくいうわ。お姉ちゃんのトコで遊ぶのが日課で、競馬は二の次だろう。今週はオレが仕留めさせてもらうぞ。◎は…。 デスク と、その前に。大本命のブエナビスタの死角について、何か分かったことはないか? 長田 ちょっと、デスク! 重賞鑑鼎団は鼎談、つまり3人で向かい合って話し合うことなんですよ。いきなり割り込まないでください。 デスク そんなに堅いことをいわなくてもいいじゃないか。で、どうなんだ? 長田 まったく、もう。ある豪腕騎手が「あの馬は前の馬を追いかける癖があるんじゃないかな。いい位置につけると行ってしまうから、最後方からの競馬しかできないんだと思う」と言っていました。そのあたりに付け入るスキがないとも…ちょっと強引ですけど。 赤羽 将来を有望視されている某若手ジョッキーは、「あんなに切れる馬が二四で同じ脚を使えるわけないでしょう」と言い切っていた。これも一理ある話ではあるが…。 石沢 結局、死角らしい死角は見当たらないけど、ひとついえるのは競馬に絶対はないということでしょう。 デスク やっぱり、それしかないか。それで、いい穴馬は見つけてあるんだろうな? 赤羽 ダノンベルベールが妙味たっぷりだな。 長田 桜花賞の負け方がよかったですよね。 赤羽 その通り。前走は体が減っていたし、フケが出ていたというウワサもある。得意の東京にかわるのは歓迎だし、何より、人気薄のマツリダゴッホ、マイネルキッツでGIを制している国枝厩舎。ここ一番に強いし、人気の下がる今回は怖いぞ。 長田 関東ではツーデイズノーチスも面白い存在です。直前追いに乗るため、武豊騎手がわざわざ美浦に駆けつけています。滅多にこっちへくることはないから勝負がかりだと踏んでいいし、坂路で800メートル48秒6の好時計を楽々とマークしたように絶好調です。 石沢 ふたりともまだまだ甘いですね。両方とも前走で底が見えています。それなら◎イナズマアマリリスの方がチャンスがありますよ。 赤羽 そんな馬、登録していたか? 石沢 まだ昼間なのに、もう酔っ払ってるんですか? もちろん出ます。中央入りしてからカイバが実にならず、420〜430キロ台だった馬が、この中間は440キロ台と充実一途。ここにきていいころの雰囲気が戻ってきたし、何より父スエヒロコマンダー×母父ラムタラの血統は長距離でこそ。前々でしぶとさを生かせるようなら一発は十分です。
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レジャー 2009年05月21日 15時00分
データインパクト 中京芝1200メートル編
今回は、オークスの軍資金稼ぎに23日(土)の中京メーンに組まれている「テレビ愛知オープン」の舞台、中京芝1200メートルを分析していきたい(集計対象は2005年以降)。 ◇枠番別傾向 好調なのは1枠。勝率が高く、もし単勝を買い続けていたら、投資金額が10%増えていた計算になる。1枠好走馬のVパターンは逃げ切りではなく、2〜4番手からの抜け出しや、後方からの末脚爆発などが目立っている。逆に不調なのは5枠。人気馬が入った場合は、穴狙いに徹するのもひとつの手だろう。 ◇騎手 単複収支Sランクは飯田と丸田。飯田は牡馬でも牝馬でも安定して単複収支がプラスである上に、複勝率も37%と高い。軸にするには最適の騎手である。丸田は牝馬でのみ狙いたい。 Aランクは武豊と上野。武豊は2番人気でだけ不振で、それ以外は絶好調。上野は05〜06年の成績こそ悪いが、07年以降は10戦して<3313>、連対率6割、複勝率7割という数字を1番人気での騎乗がたった1度という中で記録! 近2年に限れば、SSランクの騎手である。 ◇種牡馬 種牡馬でSランクはメイショウドトウ、クロコルージュ、バブルガムフェロー、アドマイヤベガ。Aランクにはサンデーサイレンス、エリシオ、アドマイヤベガ、メイショウオウドウ、マンハッタンカフェ。 “消し”は、アグネスタキオン、チーフベアハート、アドマイヤコジーン、フサイチコンコルド。 ◇テレビ愛知オープン 推奨馬は、Sランク・バブルガムフェロー産駒のコレデイイノダ、Aランク・サンデーサイレンス産駒ピサノパテック、武豊が騎乗予定のメイショウトッパー。ぜひとも馬券に絡ませていただきたい。
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レジャー 2009年05月21日 15時00分
川崎マイラーズ ノースダンデーがV4
新設重賞の「第1回川崎マイラーズ」は20日、川崎競馬場で行われ、左海誠騎手が騎乗した1番人気のノースダンデー(牡4歳、船橋・林正人厩舎)が快勝、2歳の平和賞以来となる重賞2勝目を挙げた。 道中は3番手を追走。3角でバテた先行馬を抜き去ると、そのまま直線でもしぶとく脚を伸ばしV4を達成した。 「直線半ばで勝ったと思った。休養明けから馬が変わって、どんどん力をつけてきた」と左海誠騎手が話すように、昨秋に復帰後は馬券圏内パーフェクト。コーナリングに長ける器用な脚さばきで、特に小回りの川崎マイルでは3連勝中と抜群の強さを発揮していた。 次走には「ゴールドC」(SIII、浦和1500メートル、7月1日)を視野に入れている。2着マンオブパーサー 戸崎圭騎手「斤量泣きはしていないが、結果的には4キロ差が出た」3着アートルマン 的場文騎手「直線で少し包まれた。前もバテていないからね」
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レジャー 2009年05月21日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。今開催の川崎最終日(22日)の最終レースは、フルゲート14頭の特別戦「国府津特別」です。 主力は地元のトゥルーヴァラー、ジョウテンファミリあたりになりそうです。トゥルーは安定した成績を収めていますし、ジョウテンは1500メートル戦の前走で優勝。メンバーを見渡しても、近走、この距離で結果を出しているのはこの馬だけです。 遠征組では、前2戦でともに4着している浦和から参戦してきたコスモドリーミン、堅実な走りを見せているスパイクタリス、また同じ船橋から参戦のアーサルビーあたりが有力どころでしょうか。 あれこれ悩みましたが、私の狙いは、ここにきて馬体に厚みを増してきたコスモドリーミン。休みなく使われている上での前走12キロ増は、馬が充実してきた証しです。振り返ればJRAの新馬で3着した素質の持ち主ですし、生涯未勝利に終わるような器ではありません。手広く3連複で勝負といきます!【3連複】(9)軸(2)(13)(11)(8)(14) さて、中央競馬は今週、オークスが行われます。ダントツの人気馬がいるレースは人気から穴へ。または、人気馬を外して穴狙い。どちらがいいのですかね? ちなみに、みなさんはどういう買い方をしますか?? 私は直前まで買う馬を絞り込んで狙っています! ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2009年05月20日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) ブエナビスタ 秋は凱旋門 2冠の座は譲れない
史上11頭目の牝馬2冠は、国内無敵の証明書だ。「第70回オークス」(JpnI、東京芝2400メートル、24日)の追い切りが20日、栗東トレセンで行われ、桜花賞馬ブエナビスタが極上の仕上がりをアピールした。秋にはフランス・凱旋門賞挑戦も視野に入れているだけに、負けは許されない。問題は勝ち方だ。一方、桜花賞で2着惜敗したレッドディザイアも絶好調。距離延長に逆転の望みを託し、末脚を研ぎ澄ませている。 夢を海外へつなぐためにも、先輩を超えてみせる。先週のヴィクトリアマイル、ウオッカが7馬身差圧勝を演じたが、今週はブエナビスタがそれ以上のパフォーマンスを見せつけるつもりだ。 「変わらなくきているのが何より。今より良くなる必要もないからね。3週前から時計を出したのは桜花賞と一緒。動きは本当にいい」。この馬を語るとき、気負いや不安はかけらもない。いつものように、松田博調教師は静かにうなずいた。 根底には、ゆるぎない信頼と自信がある。桜花賞がその思いをさらに強くさせた。ゆったりとスタートして道中は泰然自若。4コーナーでもコースロスを承知で大外へ持ち出した。それでも直線入り口で前がふさがり、一瞬、仕掛けが遅れた。そのスキにレッドディザイアが一気に伸びており、普通なら万事休すの局面だ。しかし、そこからあっさりと差し切った。 時計や着差などでは測れない。これぞ次元が違うという強さだった。今回は距離が2400メートルに延びるが、師は不安を一蹴、距離延長をアドバンテージとまで言ってのけた。 「持って生まれた心肺機能がすごい。だからもともとは二千以上を中心に使いたかった。これまでは桜花賞を見据えてマイル中心に使ってきたけど、それでもマイルに合わせた競馬はしなかった」 急がせず、常に後方からゆったり走らせていたのはそのため。ブエナビスタが本当の強さを発揮するのはこれからだといいたげだ。 師にとってオークスはコスモドリームで初めてGIを勝ち、ベガも圧勝した思い入れの深いレースだ。まして、今年はブエナビスタが秋の凱旋門賞に一次登録を済ませており、同じ2400メートルの今回、問題は勝ち方になる。 「勝てば、凱旋門賞へ行くことになるだろう。東京の二四は力通りに決まるし、積み重ねてきたものをすべて証明できる舞台だと思っているんだ。国内で勝てなければ、向こうで勝てるわけないしな」 史上11頭目の牝馬2冠。それはフランス行きのチケットになる。 【最終追いVTR】栗東DWで6F78秒9→64秒9→51秒1→38秒7→11秒9(強め)。6F標で併走馬を2馬身後方から追走。4角手前からピッチを上げ、直線入り口で射程圏に。追われてからは外にいた他厩舎の馬が邪魔になり、進路を内に切りかえたが、終いの切れ味は相変わらず豪快。馬体にも柔らかみがあり、抜群の仕上がりだ。
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レジャー 2009年05月20日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) レッドディザイア 打倒ブエナへ豪快デモ
桜花賞では女版ディープインパクトの前に壁となって立ちはだかったレッドディザイア。残り1F…外から脚を伸ばしたブエナビスタにアッサリと交わされてしまったものの、デビュー3戦目でのこの健闘は十分に価値のあるものだ。 当然、陣営も「次のオークスこそは」の思いは強い。「桜花賞はキャリアが浅く、半信半疑だった。それであれだけ走るんだから楽しみを持って挑める」と松永幹調教師もブエナビスタに対して逆転の手応えをきっちりとつかんでいる。 父マンハッタンカフェは2002年の天皇賞・春を筆頭に長丁場のGIを3勝したステイヤー。血統的に800メートル延長は歓迎材料だ。しかも、指揮官自らデビュー時から「オークス向き」を公言してきた。2カ月ぶりのぶっつけで桜花賞に挑戦したのも、この舞台で体調をピークへと持っていくため。すべてはオークスでの勝利を考えたものだ。 「中間は距離を考えて、通常のケイコでも長めから乗っている。意識的に運動量を増やしてきた。これで体力も相当ついてきたと思う」 松永幹師自身、現役時代にはこのオークスを1991年にイソノルーブルで制覇、ユウキビバーチェ(95年)、チアズグレイス(2000年)でも2着するなど縁の深いレースだ。 「あとは自分の脚をいかに使えるか。ゆったり運べる東京の二四はいいので、この馬の力さえ発揮すればチャンスはある」 調教師に転身してから4度目のGI挑戦。トレーナーとなって初めての“ミッキースマイル”を見せてくれそうだ。 【最終追いVTR】もともとケイコは動くとはいえ、今朝は栗東坂路で超抜の走り。最初の1Fはゆったり入ったが、徐々に加速していくとラスト1Fは11秒7。800メートルが53秒0でこの上がりは秀逸。休み明けの桜花賞をはるかにしのぐ状態だ。
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レジャー 2009年05月20日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) ディアジーナ 迎撃態勢完了
東の切り札、ディアジーナに打倒! ブエナビスタの期待が高まる。 すでに勝負付けが済んだ馬が多いなかで、初対決になるのは大きな魅力。しかも、東京はクイーンC、TR・フローラSの重賞2勝を含め、<2010>と抜群のコース実績を残しており、関東初見参のブエナビスタと比較して、地の利は大きい。 状態も非の打ちどころがない。14日の1週前は3頭併せで意欲的な追い切りを消化。ポリトラックで5F66秒6、上がり3F37秒9→12秒0(馬なり)をマークする絶好の動きを見せた。 「カイ食いが旺盛で、やればいくらでも食べてしまう。それだけ具合がいいんだろうね。先週、追い切ってから、完全にスイッチが入り、気持ちも戦闘モードになっている」と杉岡厩務員。初の2400メートルについても「センスのいい馬で、特に課題はないですね」ときっぱりだ。 桜花賞をパスして、オークス一本に全力投球してきた陣営の思惑どおり、最高のデキで桜の女王を迎え撃つ。 【最終追いVTR】角馬場からポリトラックへ入り、5F65秒4→51秒8→38秒5→12秒3(馬なり)。気合乗りは抜群。ラストも流れるようなフットワークで、4馬身先行させたエアラスティング(3歳500万)と馬体を併せてゴールした。仕上がりはパーフェクトに近い。
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レジャー 2009年05月19日 15時00分
オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) ブエナ撃破に燃えるディアジーナ
ただで“庭”を貸す気は毛頭ない! 3歳牝馬の頂点を決する「第70回オークス」(JpnI、東京芝2400メートル、24日)。下馬評は桜花賞で1・2着したブエナビスタVSレッドディザイアの一騎打ちムードに包まれているが、まだ勝負付けの済んでいない伏兵が東に2頭いる。TR・フローラSを含め、東京で2つの重賞Vがあるディアジーナと、無傷の2連勝で残念桜花賞・忘れな草賞をモノにしたデリキットピースがそれだ。ともに距離延長は大歓迎。スキあらば2強に割って入る構えだ。 デビュー当初からオークス一本に目標を定めてきたディアジーナ。田村調教師はオークスが調子のピークになるように、本番から逆算して用意周到にローテーションを組んできた。 一生に一度の桜花賞に見向きもしなかったのは、「クラシック戦線は消耗戦だから」。レース選択は必要不可欠という堅い信念によるもので、ここまで青写真通りに愛馬はステップを歩んでいる。 注目の1週間前追い切り(14日)は、南ポリトラックでエアラスティング(3歳500万)、スズアルプス(3歳未勝利)の2頭を1秒追いかけてスタート。5F66秒6→52秒1→37秒9→12秒0を楽々とマークした。とりわけ、終いの切れは鋭く、中エアラスティングと併入、内スズアルプスには1馬身先着と臨戦過程に狂いがないことをアピールした。 「普段からオン、オフの気持ちの切りかえが上手だし、このひと追いでスイッチは入ったと思う。明日からは戦闘モードにかわるでしょう。来週は微調整するだけでいい」と田村師は納得の表情を浮かべた。 前走のフローラS(1着)は「外枠(16番枠)がちょっと嫌だった」と振り返ったが、結果は2馬身差の完勝。迎え撃つ関東勢の筆頭格として躍り出た。何より、東京コースはクイーンC、フローラSの2重賞を含め、<2010>とほぼパーフェクト。関東初見参のブエナビスタに対し、地の利は大きい。 田村師は「賢くてレースセンスがいい。内田(騎手)さんがレースでいろいろ教え込んでくれてるけど、1回で学習してしまう。現時点で課題はないですね」と胸を張る。 桜花賞組とは別路線を歩んできた関係で、ブエナビスタと初対決になるのも魅力だ。「相手は相当強い。こっちは参加させてもらう立場です」とトレーナーは謙虚に語るが、そこは全身全霊をかけてきたオークス。“秘策”がないわけはないだろう。メイクドラマをこうご期待だ。
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