−−まずは、ディアジーナのセールスポイントからお願いします。
内田騎手「スタートセンスが良くて、騎手の指示に従順なところ。競馬が上手で最後までしっかり脚を使える。ハナに行けるスピードもあるけど、行ったら終い脚を使えないので、道中は無駄な力を使わないように折り合いに専念したい」
−−2馬身差で勝利を収めたTR・フローラSは強いのひと言でした。本番のシミュレーションはできていますか?
内田騎手「レースの前に作戦を組み立てると、本番でその形にならなかったとき、焦ってしまい往々にして結果が出ない。だから、いつも通りスタートして相手を見ながら自分の馬が一番走りやすいように対処する」
−−東京コースは2重賞を含め、<2010>とほぼ完ぺきですが、初めて走る2400メートルについてはどうですか?
内田騎手「(コンビを組んだ)当初は、スピードが勝っていてハミ当たりも良すぎたので距離に限界を感じたが、経験を重ねて競馬が上手になっていくのがわかったし、これなら大丈夫と。トライアルで自信が確信に変わったよ」
−−追い切りには騎乗しませんでしたが、動きを見た感想は?
内田騎手「(スタッフが)自由自在に乗れるように仕上げてくれているので、ボクはレースで結果を出せるように頑張るだけ。遅生まれ(6月)で、今も成長を続けているのは心強いね」
−−初対決のブエナビスタ対策は?
内田騎手「相手は気にせず、悔いの残らないように自分の競馬に徹するだけ。それで結果がついてくれば言うことなし(笑)。応援してください」