その期待を抱かせるスワンキーポーチに白羽の矢。とにかく、新馬戦が圧巻。好位4番手でスムーズに折り合ったセンスの良さと、ゴーサインが出てから瞬時に反応し、4馬身突き放した瞬発力は、牡馬と錯覚する迫力だった。482kgと恵まれた体から無限の可能性が感じられ、ケイコ役の大竹助手は「完成度が高く、欠点がない。相当奥が深い」と絶賛する。スピードは非凡だし、1200mにも難なく対応できる。
実戦を使ってすべての面で上積みは大きく、チャンスは限りなく高い。
相手はスピードとパワーを備えたメイビリーヴだが、新潟、函館チャンピオン、エフティマイアとハートオブクィーンの巻き返しも怖い。