「彼とのデート中、駅の構内を並んで歩いていたんですね。すると彼が、ガクッとつまずくような動きをしました。すぐ、後ろの人に踵を踏まれたんだと分かりました。イヤだけど、よくあることじゃないですか。
>>激しいイタズラを受けて~女がドン引く瞬間~<<
そうしたら彼が、踵を踏んだと思われる男性の後を追い始めたんです。何をするのかと思いきや、同じように踵を踏み返していました。
後日、彼と一緒に外を歩いていると、彼のバッグに何かが落ちてきました。ハトの糞でした。上を見るとハトがいたんですが、すぐに飛び立ってしまったんですね。それを彼はしばらく追いかけて行きました。執念深いタイプだなと思いました」
彼は、やられたらやり返さないと気が済まない性格だったようだ。そして、交際がしばらく続いたある日、衝撃的な場面に出くわす…。
「彼のマンションにはよく遊びに行っていました。ある日、一緒にマンションを出た時、彼が“あっ”と言って立ち止まりました。靴の底を見ると、犬の糞を踏んでしまっていたのです。彼は、“犯人はだいたい分かる”と言いました。なんでも、犬を連れてよく散歩している老人がいるとのこと。
また後日、彼の家から一緒に出かけた時です。しばらく歩いたところで、“ここ”と指を差しました。犬を連れて散歩している老人の家だと言うんです。彼が紙袋を取り出し、表札の前あたりで下に向けて振りました。すると、ゴロッと黒い物体が転がり落ちました。何かは分かりません。ただ、私にはアレにしか見えませんでした。だとしたら、誰の…。
その光景を見て、私もいつ何をされるか分からないと思い、別れを決めました」
なんとケツの穴の小さい男だろう。黒い物体の正体は定かではないが、おそらくは小さかったはずだ。
写真・Marco Verch Professional P