◎ラッキーバニラ
○タガノキャプテン
△メイショウジンム
△ウォークラウン
9頭立てと寂しい頭数に加えOPからの降級馬もなく、また、3・4歳の伸び盛り働き盛りの馬がおらず5歳以上の地味なメンバー構成になってしまったメインレース。注目度はかなり低いが「オッサン限定」競走もたまには面白いかもしれない。狙いは1000万条件を勝ち上がってこれが昇級初戦のラッキーバニラ(55キロ)とタガノキャプテン(54キロ)。ともに逃げ先行脚質であることから同型(コスモラピュタ)の出方が気になるが、逃げる中舘騎手にコスモの柴田大騎手が絡んでいくことはほぼ100%無いはずで(かかってしまい制御不能のアクシデントは別だが)、逃げに徹するラッキーのペースになることは必至。直線の長い外回りコースではあるが、ハナへ行けば卓越した手腕を発揮する中舘騎手がギリギリ残してくれるだろう。好位追走のタガノがそのまま流れ込み、メイショウジンムがその争いに加わってくる、そんな展開とみる。
【馬連】流し(4)軸(2)(3)
【3連単】フォーメーション(4)→(2)(3)→(2)(3)(5)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。