search
とじる
トップ > レジャー > ハッシーの中央競馬新馬セレクション( 6/30福島・7/1 中京)

ハッシーの中央競馬新馬セレクション( 6/30福島・7/1 中京)

 先週福島デビューしたタイセイプリンスは、好スタートから道中4番手と勝馬と同じ位置からレースを進めるも、勝負所での反応がイマイチで、直線に入ってもジリジリとしか伸びず5着。馬体は良いので一度叩いての変わり身に期待したい。阪神でデビューしたマズルファイヤーは、スタートで出遅れるも、慌てることなく最後方を追走し、直線に入り追われると、フラフラしながらもメンバー中最速の上がりを使いハナ差の2着。直線入口で窮屈になる不利がありながら、怯むことなく追い上げてきた脚は見応えあり。走法や馬体をみると同じ父の産駒・アサクサキングスが重なって見えた。今後も注目の1頭である。

 今週の福島デビューの注目馬は、6月30日(土)第5R1200m戦 に出走予定のタイセイゼニス。牝、美浦・武藤善則厩舎、父ネオユニヴァース、母シーズガットゲイム、母父フォーティナイナー、生産は日高町・藤本ファーム、馬主は田中成奉氏。昨年のセレクションセールで588万円で落札され、近親にはドバイワールドカップで2着になったBehrensがいる。本馬は均整の取れた馬体をしており、頸もスラッと程よい太さで、繋ぎやトモの状態から芝向きの印象を受ける。鞍上には松岡正海騎手を予定している。

 中京デビューの注目馬は、7月1日(日)第5R1600m戦に出走予定のメイショウアカフジ。牡、栗東・西浦勝一厩舎、父メイショウサムソン、母マストビーラヴド、母父サンデーサイレンス。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は松本好雄氏。一昨年のセレクトセール で4935 万円で落札され、半姉に05年の桜花賞・NHKマイルCを勝ったラインクラフトや、叔父には05年の高松宮記念を勝ったアドマイヤマックスがいる良血馬。本馬は頸が太く、芯がしっかりしている体つき。父メイショウサムソンのように、使われつつ力を付けていくタイプのように見える。初戦向きではないだろうが、能力の高さであっさりも。血統、馬体、ストライドの大きな走法から、中距離で実力を発揮するだろう。鞍上には武豊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

〈プロフィール〉
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ