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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(6/3東京・6/2阪神)

 いよいよ今週から始まる2歳新馬戦。当コラムではデビュー予定の馬の中から、毎週競馬場ごとに注目馬を一頭ずつ紹介していく。

 今週の東京デビュー注目馬は、6月3日(日)第5R芝1600m戦でデビュー予定のダイワブレーブ。牡、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スペシャルウィーク、母シークレットルーム、母父タイキシャトル、生産はノーザンファーム、馬主は大城敬三氏。本馬は昨年のセレクトセール1歳市場で3255万円で落札され、半姉に東京ダービー(SI)や羽田盃(SI)を勝ち、南関東で活躍中の女傑・クラーベセクレタがいる。父がワイルドラッシュからスペシャルウィークへ替わり、芝・ダート問わず活躍出来るだろう。ここまで順調に調整がされており好勝負必至。なお、鞍上は北村宏司騎手を予定している。

 阪神デビュー注目馬は、6月2日(土)第5R芝1600m戦デビュー予定のラウンドワールド。牡、栗東・松田博資厩舎、父ディープインパクト、母グレースランド、母父トニービン、生産は社台コーポレーション白老ファーム、馬主はG1レーシング。クラブ法人・G1サラブレッドクラブの募集馬で総額5000万円。半兄にきらさぎ賞、神戸新聞杯を勝ち、GIでもメイショウサムソンやディープインパクトなどの2着が3度あるドリームパスポートがいる。本馬は胴長でいかにも中長距離向き。まだまだ成長途上の馬体ではあるが、それでいて非常にバランスが良い。背中から頸のラインが良く、推進力がありそうだ。ゲート試験は手こずったようであるが、順調に調整がされており、父同様の切れのある走りを期待したい。鞍上には絶好調の岩田康誠騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

〈プロフィール〉
ハッシー:山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

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