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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(6/23 福島・6/24 阪神)

 先週ピックアップした2頭はそれぞれ3着と4着。福島でデビューしたタプロームは、絶好の位置で競馬をしたが、3コーナー辺りから鞍上の手が動き始め、直線に入ってもジリジリとしか伸びなかったが、残り100mを過ぎた辺りから鋭い脚を使い始めた。もう少し距離があればと思わせる内容。阪神でデビューしたマンドレイクは、予想通り距離が足りなかったようで、こちらも直線半ば過ぎから加速し始めた。最後に使った脚はこれからの本馬の活躍を予感させる。両馬とも次走以降距離を伸ばしてきたら楽しみである。

 今週の福島デビュー注目馬は、6月23日(土)第5R芝1800m戦でデビュー予定のタイセイプリンス。牡、美浦・池上昌弘厩舎、父ステイゴールド、母ポップコーンプリンセス、母父Old Trieste、生産は日高・白井牧場、馬主は田中成奉氏。昨年のセレクトセールで2205万円で落札され、近親に米GI・サンタマリアHを含む米7勝を挙げたFavorite Funtimeがいる。本馬はスラッとしてはいるが、バランスの取れた馬体をしており、サイズもステイゴールド産駒らしく中型。トモの筋肉はもう少し欲しいが、肩の筋肉は良い感じに発達してきている。距離は中距離くらいが合いそうだ。鞍上は吉田豊騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、6月24日(日)第5R1800m戦に出走予定のマズルファイヤー。牡、栗東・大久保龍志厩舎、父ホワイトマズル、母ササファイヤー、母父Saint Ballado、生産は安平・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。クラブ法人・キャロットクラブの募集馬で総額2000万円。半兄に中央で5勝(障害1勝を含む)を挙げ、日本ダービーにも出走したプラテアードがいる。本馬は父ホワイトマズルが強く出ており、惚れ惚れする好馬体。走りは力強く、柔らかい動きを見せている。血統から本格化するのは少し遅めだと思うが、この時期からでも楽しみな一頭である。鞍上には内田博幸騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

〈プロフィール〉
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッ シーの地方競馬セレクション」も担当している。

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