さてさて、先週の結果が長くなってしまいましたが、今週の予想へとまいりましょう。今週は「第15回京成盃グランドマイラーズ(SIII)」が船橋競馬場で行われます。出走メンバーを見てみると、14頭中8頭が川崎マイラーズを使われています。ゆえに川崎マイラーズ組と他路線組という構図になります。今回は台風が接近しているということで、重馬場適性が非常に重要なファクターとなるでしょう。
そんな中、◎は巨漢馬クリーンです。前々走の房の国オープンでは、当レースのディフェンディングチャンピオンのディアーウィッシュを斤量が2kg差あったにせよ、1秒突き放した内容は強いの一言です。前走の交流GIかしわ記念でも、中央馬には先着されたものの、後方から追い込んで地方馬の中では2番目でした。今回はメンバーが楽になり、好勝負必至です。
対抗は○(13)ルクレルクです。前走こそ大敗しましたが、船橋競馬ではまだ4着以下がなく、且つ重馬場の時の戦績は1着6回、2着4回、3着1回、着外2回と好走率が非常に高い。能力的にも前々走の重賞で2着があるように、いつ初重賞制覇をしてもおかしくない力の持ち主です。休み明け2戦目でここは力が入るところでしょう。
▲は(10)カキツバタロイヤルです。前走は速い流れで展開が向いたといえ、中段から捲って行き、直線突き放す強い内容。昨年も当レースで2着に入っているように、コース、距離共にベストです。交流GII、GIIIでも2、3着があるように力があるのは間違いありません。こちらも休み明けを一叩きされ、調子は更に上昇しています。今回も勝ち負けになるでしょう。
△は雨大歓迎の(3)トーセンピングスです。本馬は重馬場適性が非常に高く、ここまで重馬場で連対を外したのはわずかに一回。さらには船橋競馬で3着以下なしと、今回の条件で1番適性があるのは本馬です。調教が抜群に動いた△(4)ケイアイライジンは、芝ではありますが中央時代にOPを勝っており、4走前には初重賞制覇を成し遂げました。近走はちぐはぐな競馬が続いていますが、リズムに乗って競馬が出来れば侮れない一頭です。以上5頭で勝負です。
◎(8)クリーン
○(13)ルクレルク
▲(10)カキツバタロイヤル
△(3)トーセンピングス
△(4)ケイアイライジン
買い目
【馬単】4点
(8)→(13)(10)(3)(4)
【3連単】12点
(8)(13)→(8)(13)(10)→(8)(13)(10)(3)(4)
※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
〈プロフィール〉
ハッシー
山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河の生産牧場を経て在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリーに。