◎ネオヴァンドーム
○トウカイパラダイス
▲マイネルスターリー
△コスモファントム
△ミッキーパンプキン
△マヤノライジン
前哨戦・巴賞を勝ったトウカイパラダイスが引き続き順調。3月に1000万、準OPを連勝。天皇賞・春は見どころがなかったものの、続く目黒記念では2着しており重賞でも力負けしないことは実証済み。巴賞では、初めての小回り芝1800m戦だったにもかかわらずインを突く器用さを披露して快勝。センスの良さも十二分に合わせ持っている。ハンデも前走から1キロ減の56キロと手頃であり、このメンバーに入っても大きく崩れることはないだろう。連軸には最適とみる。
「頭」で狙うのはネオヴァンドーム。これまでの挙げた4勝はGIIIきさらぎ賞を含み全て京都芝1800mでマークしたものだが、昨夏の札幌記念で0.5秒差6着と健闘しており洋芝への適性は十分。因みに昨年は、金鯱賞→函館記念→札幌記念のプランだったが、挫石で函館記念を使えずに札幌記念は3か月ぶりの実戦だった。勝ったトーセンジョーダンのその後の活躍を思えば相手関係は決して緩くはなかった。力量的に上位の存在、デキも良く、まともな競馬になれば勝ち負けになるだろう。
他では、昨年末から低迷していたマイネルスターリーが復調気配。現役屈指の洋芝巧者でもあり一昨年以来の優勝も十分考えられる。以下、57.5キロとやや見込まれた感のあるコスモファントム、巴賞からの巻き返しを狙うミッキーパンプキン、11歳ながら衰えの感じられないマヤノライジンあたりをおさえたい。
【馬単】流し(11)軸(1)(2)(4)(5)(7)
【馬連】流し(7)軸(1)(2)(11)
【3連単】フォーメーション(1)(7)(11)→(1)(7)(11)→(1)(2)(4)(5)(7)(11)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。