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データインパクト 東京ダ1600メートル編

 今週は土曜の東京競馬2R、8R、11RユニコーンS(GIII)、日曜2R、5R、10R、12Rが行われる東京ダ1600メートルを取り上げたい(集計対象は2007年以降)。

 ◇枠番別傾向 ダートコースにもかかわらず、スタート直後は100メートル近く芝を走るというトリッキーなコース。枠番別でみると、芝を走る距離が短い1枠、2枠が不利。もし、1枠の単複を1万円ずつ買い続けていたら、778万円の投資が288万円に…なんと389レースで500万円近くも損する計算になる。ただし、内枠が不利だからといって、外枠が有利かというと、そうでもなく、3〜7枠あたりがまずまずの成績。いずれにしても、1枠だけは絶対に手を出ししたくない難解なコースである。

 ◇騎手 単複収支Sランクは内田、後藤の2人。内田は牡馬が得意で、特別戦で中穴をよく出す。後藤は牡、牝問わず好調。クラス別では、未勝利、500万、オープン(重賞含む)が狙い目だ。
 単複収支Aランクの勝浦は、120戦<14、6、9、91>と、勝ち切ってしまうことが多いタイプ。人気がなくても複勝ではなく、単勝や馬単、3連単の1着固定で狙いたい。

 ◇種牡馬 種牡馬でSランクはエルコンドルパサー、ダンスインザダーク、タヤスツヨシ。Aランクはコマンダーインチーフ、シンボリクリスエス、グラスワンダー、ネオユニヴァース。
 “消し”は31戦1連対のホワイトマズル、34戦1連対のマイネルラヴ。そしてダートが得意そうに見えて不振のジェイドロバリー。このコースは、得意血統より苦手血統を活用したほうが、もうかりそうだ。

 ◇ユニコーンS Sランク種牡馬・ダンスインザダーク産駒のストロングガルーダとダノンヒデキを筆頭に、Aランク種牡馬シンボリクリスエス産駒のシルクダンディー、ミッキーペトラ、ネオユニヴァース産駒のアドバンスウェイ、グラスワンダー産駒のドリームハッチあたりが狙って面白い存在。抽選組が多いが、それをくぐり抜けてきたら、要マークだ!

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