今年初戦にまたがった張田京騎手が「体がすごく柔らかくなった。以前と全然違う」と驚きを口にしていたように、叩き3戦目となったマイルGPではGI5勝を誇るアジュディミツオーを撃破。長く暗いトンネルからついに脱出した。
15日に小林で行われた最終追い切りでは3歳のジスクールと併せ、5F65秒5→48秒8→35秒7(良)を計時。直線で一杯に追われると、迫力のある走りで1馬身先着と絶好調をアピールした。
「他馬との斤量差がカギだが、ここを目標にベストの仕上がり。右回りより左回りの方が脚さばきがスムーズだし、当然期待しているよ」と普段は謙虚な三坂盛調教師の鼻息も荒い。
再びトップ2頭に追いつくことができるのか、ライバル・アンパサンドも出走するこのレースが今後の命運を握る。
<前日発売>
20日に川崎競馬場で行われる「第1回川崎マイラーズ(SIII)」を19日(火)に前日発売する。