生に鍋にフライに! 牡蠣の栄養と食中毒の危険性

社会 2016年11月05日 16時00分

生に鍋にフライに! 牡蠣の栄養と食中毒の危険性

 食べものが美味しい季節ですが、なかでも人を惹きつけるのが、牡蠣です。目がないという方は多いでしょう。生で食べてもいいし、鍋に入れてもフライにしてもと、バリエーションも豊富です。

 しかも栄養満点ですから、食べない手はありません。ただ、心配なのが食中毒。経験された方は、そのつらさがお分かりかと思います。

 今回は、医師の小田切ヨシカズ先生に、牡蠣の栄養や食中毒の危険性などについてお聞きしました。

■亜鉛の含有量はダントツ
 「牡蠣は栄養が豊富で、“海のミルク”とも言われます。特に亜鉛の含有量が多く、食品のなかでも群を抜いています。亜鉛は人体に欠かせない栄養素で、たんぱく質の合成や免疫機能の向上が図れ、肌荒れ予防や精力向上などの効果があります。1日に必要とされる亜鉛の量は、男性で10〜12mgとされていますが、なんと牡蠣1個でこの量をまかなえてしまうんです」

■そのほかの栄養もたっぷり
 「牡蠣にはその他にも多くの栄養を含んでいます。海のミルクと言われるだけあって、カルシウムが多い。カルシウムは骨を丈夫にするだけではなく、ストレス緩和にも役立ち、精神を安定させてくれます。鉄も豊富で造血作用が見込めるため、貧血気味の方にはお勧めです。肝機能を整えるタウリンも含まれているので、お酒を飲む機会の多いこの時期に相応しい食材と言えるでしょう」

■食中毒の危険性
 「牡蠣にあたる原因として考えられるのが、ノロウイルスです。ノロウイルスは低温ほど生存しやすいため、この時期に多くなります。摂取すると、24〜48時間の潜伏期間を経て発症します。症状は、発熱、腹痛、嘔吐、下痢など。脱水症状にも気をつける必要があります。便や吐瀉物からの二次感染も多いので、気は抜けません」

■生食用と加熱用の違い
 「牡蠣は新鮮だからといって生で食べていいわけではありません。生食用と加熱用の違いは、獲れた場所によるからです。生食用として指定された海域以外で獲れたものは、すべて加熱用になります。ノロウイルスは熱に弱い性質がありますが、加熱用を食べる際はしっかり火を通さなくてはなりません。85〜90度の熱で1分以上加熱するようにしましょう」

 牡蠣は危険性の高い食材ですが、調理法を守れば問題ありません。しっかりと火を通してお召し上がりください。美味しさと同時にスリルを味わいたいと、加熱用を生で食べるような真似はやめましょう。

【取材協力】小田切ヨシカズ
湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。

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