DeNA
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スポーツ 2022年02月24日 18時30分
DeNA、プロ2年目・牧の打棒がさらに進化? コロナ出遅れを感じさせぬ“すごみ”とは
昨シーズンは打率.314でセ・リーグ3位、ホームランは22本を数え、打点も71。得点圏打率304とOPS.890は規定打席到達者の中でチームトップだった牧秀悟。2年目の今年はキャンプイン直前にコロナ陽性が判明し、練習に参加したのは2月6日と出遅れてしまった。 しかし21日の沖縄電力との練習試合で4番に座り、初打席で見事な流し打ちでヒットをマークすると、すかさず盗塁するなど足でもアピール。翌日には一軍に合流し、カープとの練習試合に臨んだ。 5回にネフタリ・ソトの代打として登場した牧は、追い込まれながらもアウトコースのスライダーに対し素直にバットを出すと、打球はいい角度でライトポール際に上がりそのままスタンドイン。「チャンスの場面だったので甘いボールがきたら積極的にいこうと決めていました。打ち損じることなく強く捉えることができました」と本人も納得の一打は実質的に試合を決める3ランとなった。 内容的に価値が高かったのは2打席目だ。今年復活の兆しを見せているカープの元守護神・中崎翔太が、キャンプ絶好調で猛アピールを続けている神里和毅と、この日タイムリーヒットを放っているバットコントロール抜群の楠本泰史を、スピード&キレ十分のストレートで連続空振りの三振に打ち取り、無双感すら漂わせていた。その後で打席に入った牧は、主審のあやふやなジャッジもあり追い込まれるが、フルカウントからインドアのスライダーをカットで逃れるなどして対応し、最後はこの日最速の150キロストレートを見事にレフト前に弾き返すクリーンヒット。続く細川成也も三振に倒れ、この回のアウトは全て三振に切って取られるほど好調の中崎からのヒットだっただけに、なおさら印象的な打席だった。 昨シーズンは10月に入ると19試合出場で打率.452、OPSは驚愕の1.138。タイラー・オースティンの故障により10月6日から4番を任されると、シーズン終了までの15試合は、打率.517、OPS1.297、得点圏打率もジャスト.500といい形で終えた1年目の牧秀悟。その感覚と実績を元に、さらにすごみを感じさせる2年目はいったいどんな数字を残すのだろうか。風格漂う背番号2は、2022年もワクワクさせてくれそうだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年02月22日 11時25分
DeNA・三浦監督、“年上の部下”大量招集で選手の意識が激変? 恩師が目をつけた若手もブレーク確実か
横浜DeNAベイスターズ二軍が社会人チームと練習試合を行った(2月21日)。この二軍戦に注目が集まった理由は、昨季新人特別賞の牧秀悟にあった。 牧はコロナ陽性判定を受け、調整が遅れていた。しかし、“初打席”で結果を出し、三浦大輔監督を安心させた。 「社会人チームの投手が相手だからと言っても、油断はできません。牧は2回の攻撃の先頭打者として打席に立ちました。長打を欲しがらず、出塁することに徹し、右方向にクリーンヒットを放ちました」(取材記者) >>DeNA・佐野の故障離脱、球界OBが予言していた? 三浦監督肝いりの一塁コンバートに潜んでいた重大リスクとは<< 選手の意識が変わった。1998年の日本一メンバーでもある石井琢朗野手総合コーチ、斎藤隆チーフ投手コーチ、鈴木尚典打撃コーチらのOBが今季からコーチとしてチームに帰ってきた。 彼らの帰還が決まった頃、「三浦監督よりも年上ばかり。むしろ、やりにくいのでは?」と不安視する声も出ていたが、違った。他球団で学んだことを注入してくれた。 「シート打撃でも走者を置き、ベンチからサインを出していました。ただ打つだけなら、マシン相手の打撃練習と一緒。実戦を想定し、なぜ、このサインを出したのか、その目的も明確に説明していました」(前出・同) DeNAは全体練習にさほど時間を割くチームではなかった。しかし、今春キャンプでは、石井、鈴木両コーチが若手に居残り練習を課し、睨みも利かせていた。 「1日1000スイングは振らせていると思います」(関係者) ブルペンも興味深い。 ドライチルーキー・小園健太は、今季中にプロ初登板を果たすのではないだろうか。初のブルペン入りとなった13日は、三浦監督、斎藤、木塚敦志両コーチが見守り、緊張していたようにも見受けられた。 「直球の質、スピードは一級品です。お披露目を兼ねて一軍デビューという流れになりそう」(球界関係者) 2回目のブルペン入りは19日だった。間隔を空けさせたのは首脳陣の配慮である。小雨も降る中での投球練習ではあったが、かなり強いボールを投げ込んでいた。このストレートを見て、三浦監督が現役時代につけていた「背番号18」の継承者に相応しいと思った関係者も多いはずだ。 また、アドバイザーとして、同じくベイスターズに復帰した小谷正勝氏も若手投手たちを見守っていた。 氏は複数球団を渡り歩き、多くの好投手を育て上げてきた。若手時代の三浦監督もその薫陶を受けた一人だが、その名伯楽が付きっ切りになっていたのが、3年目の右腕・伊勢大夢だった。 「小谷氏が指導した投手は、その年必ず活躍する」とも言われている。伊勢は飛躍のシーズンを迎えそうだ。 「98年メンバーにしか分からない結束力もあるようです。コーチに任せる部分も作り、練習内容をガラリと変え、それを受け入れたのは三浦監督の度量の大きさでしょう」(前出・同) 小園が一軍デビューで結果をいきなり結果を出すようなことになれば、DeNAは一気に勢いづきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年02月21日 18時30分
DeNA・田中が本格復活を猛アピール! 経験豊富な左腕がもたらすブルペンでの好循環
19年8月のトミー・ジョン手術から厳しいリハビリを経て、昨年9月16日に一軍復帰登板を果たした田中健二朗が、一軍の宜野湾キャンプで順調な調整ぶりを見せている。 10日には早くもフリーバッティングに登板し、桑原将志や宮崎敏郎といったチームの主力に対してストレートで押し込むなど力強いボールで圧倒。20日のジャイアンツとの練習試合でもわずか11球で最終回を締めるなど、元気な姿でアピールしている。 昨年は8試合に登板し、0勝0敗、防御率も0.00と上々の成績を残し、ストレートは147キロをマークするなど手術前に宣言した「新しい田中健二朗を見せる」ことに成功。代名詞でもあった“2階から落ちてくるようなカーブ”の再習得にも取り組みながら、今シーズンはチームの勝利に貢献する場面でもポジションを狙っている。 昨年のベイスターズの左腕のブルペンの顔ぶれは、鉄腕のエドウィン・エスコバーを筆頭に、安定感を誇った砂田毅樹、“清宮キラー”櫻井周斗に、シーズン前半までは石田健大らが中心。今シーズン、櫻井は手術により離脱、石田も昨年先発転向しポジションは不透明な部分もあり、田中にかかる期待は一層大きくなってくることは必然。2016年に61試合登板で初のCS進出を果たした際、今や伝説となっている“鈴木尚広を刺した牽制球”でチームをファイナルステージに導き、翌年も60試合とフル回転した経験も、若いブルペン陣にとっては貴重な財産。切れ長の目から発せられるオーラからかとっつきにくい印象を与えがちだが、同じトミー・ジョン手術を受けた東克樹も「すごく救いになった」と話したように、リハビリでのアドバイスを欠かさず行うなど“兄貴肌”の田中を慕っている若手も多い。 「怖さ、痛み、違和感はなくなってきている。ちゃんと腕が触れる」と昨年末にコメントした通り、古傷の左肘の不安から解放された田中。横浜一筋15年目の今シーズン、完全復活した左腕はブルペンの貴重な存在として、三浦監督から引き継いだ“46番”をより一層マウンドで輝かせる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年02月18日 15時30分
DeNA・オースティンの前向き発言がファンから不評?「余計なこと考えるな」石井コーチも驚いた走塁意欲に潜む重大リスクとは
2020年に初来日、DeNA入りし、昨季までに「172試合・.296・48本・130打点」といった通算成績を残している30歳助っ人のオースティン。18日に伝えられた、石井琢朗一軍野手総合コーチの発言がネット上で話題となっている。 報道によると、石井コーチは17日に応じた取材の中で、この日オースティンから走塁面について意見を求められたことを明かす。石井コーチは「走塁の話だったのでビックリした。クリーンアップで(打線の)柱になってくる選手であろうと思いますから」と最初は驚いたことや、「去年の盗塁数が少なかったのはリードの仕方にあるんじゃないか、と。もうちょっと真っすぐ出て走った方がいいんじゃないかとアドバイスを頂きました」とオースティンからは“逆指導”も受けたことを語ったという。 昨季セ・リーグ最下位に沈んだDeNAはチーム盗塁数が12球団ワーストの「31個」と走塁面が大きな課題となっている。オースティンも昨季は盗塁を1個しか記録していないが、上位浮上に向けては自身も含めた野手陣の走塁・盗塁能力の向上が不可欠と考えているようだ。 >>元西武・松坂氏「胃腸炎になった」ストレスでダウン、フィーバー時の裏話明かす DeNA小園・斎藤佑樹氏の1年目キャンプも気遣う<< 石井コーチが明かしたオースティンの姿勢を受け、ネット上には「チームの鈍足ぶりに危機感持ってくれてるようで素晴らしい」、「コーチに逆にアドバイスしたって凄いな、それだけ走塁改革に目の色変えてるのは間違いなくいいこと」と称賛の声が相次いだ。一方、「オースティンは主砲なんだからそんな余計なこと考えるなよ、下手に走ったらまた故障するリスクもあるし」、「他野手を走らせて自分が打って返すって考えならいいけど、自分も積極的に走るつもりなら怪我が怖いからやめてほしい」と、積極走塁はするべきではないというコメントも多数みられた。 「オースティンはDeNA入りした2020~2021年にかけ2年連続で2ケタ本塁打をクリアしたチームの主砲。ただ、過去2年は脳震とう・むち打ち(2020)、左ふくらはぎ肉離れ(2021)と守備・走塁中の故障が相次いでおり、その影響で2年連続規定未到達に終わっています。実力は確かながら故障でフルに発揮できていないというシーズンが続いていることもあり、積極走塁は新たな故障につながるリスクがあると懸念しているファンも少なくないようです」(野球ライター) DeNAはレギュラー外野手・佐野恵太が13日に右腹斜筋肉離れで離脱しており、3月25日の開幕戦に間に合うかは不透明。この状況でオースティンも離脱となるとチームの開幕出遅れも避けられない状況となるため、積極的に走塁するにあたっては本人、首脳陣共にコンディション管理を第一に考える必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月17日 17時30分
DeNA、石田&濱口が初対外試合に早くも登板! 投手陣を底上げする開幕投手経験左腕の存在感
16日に行われた2022年初めてとなるカープとの対外試合で、石田健大と濱口遥大が登板した。 まず先発としてマウンドに上がった石田は1、2回ともランナーを許しながらも併殺打などで切り抜けるなど、3回3安打無失点と好投。球数も39球と少なく、スターターとして大切な省エネピッチングを披露することにも成功した。 登板後、本人も「自分の投げたい球と一致しているボールもあれば、そうじゃないボールもあった」としながらも「最初の試合にしては良かったと思います」と満足げな表情を見せた。 後を継いで登板した濱口は、4回を三者凡退と上々のピッチングを見せたが、続く5回にはヒットとフォアボールでピンチを迎えると、タイムリーヒットや内野ゴロの間に2失点。6回もヒットを打たれるもしのぎ切り、3回を2失点3奪三振と“らしい”内容で役目を終えた。 濱口も「キャンプからストライクゾーンに強いボールを投げることをテーマとしていましたが、本日の試合でも良いボールがあったので継続していきたいです」としたが「変化球の精度が悪く、リズムも悪くしてしまったので、クイックの精度とともにもう一段階上げられるよう取り組んでいきたいです」と反省点も口にした。 昨シーズン石田は前半戦、セットアッパーのポジションがハマらず、後半戦から先発転向。しかし9月23日に先発したが、この1試合しか機会は与えられず、ファームでノーヒットノーラン未遂をマークするも昇格はお預けで1勝2敗、防御率5.73の成績でシーズン終了。濱口も前半戦はゲームメイク能力を発揮するも、8月31日に抹消されてから一軍復帰はなく、5勝7敗で防御率3.94とともに消化不良の一年間となってしまった。 リベンジに向けてオフに石田は「今までと同じことをしていたら過ちを繰り返す。走ることでも意図を持って投球につなげられるトレーニングをしていきたい」とし、濱口も「早めに仕上げて実戦でアピールすることに力を注いでいく」と春季キャンプへ臨んでいた。 16日のピッチングを見る限りでは、先発ローテーションに向け石田がリードしたようにも見えたが、濱口も左バッターのインコースを攻める場面は迫力十分。両者ともに順調な調整ぶりを周囲に知らしめた。 石田は2017、2018年と2年連続、濱口は昨年と開幕投手の大役を経験している2人の左腕。実戦練習は始まったばかりだが、実績豊富な中堅がチームの底力をアップさせていく。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年02月17日 15時30分
元西武・松坂氏「胃腸炎になった」ストレスでダウン、フィーバー時の裏話明かす DeNA小園・斎藤佑樹氏の1年目キャンプも気遣う
野球解説者・松坂大輔氏(元西武他)が、16日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)にVTR出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 番組では11日にDeNAの春季キャンプを訪れた松坂氏が、2021年ドラフト1位・小園健太にインタビューを行う模様を放送。松坂氏から「1年目のキャンプ、どうですか?」と聞かれた小園は、「キャッチボールからすごくいい球は投げられていると思いますし、ストレートに関してはすごくいい状態かなと思います」と充実感をにじませた。 インタビュー終了間際、松坂氏は小園に「本当、ストレスたまるだろうけど。僕も胃腸炎になったから、1年目のキャンプ。胃腸炎になって練習休んで、ピラフ食べて怒られたから」と、1998年ドラ1として臨んだ1999年西武春季キャンプでの経験談を明かす。その上で「リラックスする時間を作って頑張ってください」と、心身を休める時間を確保しつつ今後のキャンプを過ごしてほしいと小園にエールを送った。 >>元西武・G.G.佐藤氏、松坂のせいでキャリアが狂った?「お前いい加減にしろ!」監督も激怒、プロ入り直後の大誤算を明かす<< この松坂氏の発言を受け、ネット上には「1999年のキャンプでそんなハプニングに見舞われてたとは知らなかった」、「胃に負担かけないよう食事に気を使わなきゃいけない中でピラフ食うって、メンタルが弱いのか強いのか分からんな」と驚きの声が寄せられた。同時に、「あの時の松坂は毎日1万人のファンに追い掛け回されてたからなあ」、「どこで何やってもファンに見られてたわけだからそりゃ相当ストレスかかるよな」と同情のコメントも多数みられた。 「松阪氏は横浜高校3年時の1998年に甲子園春夏連覇を達成した実績を引っ提げ同年ドラフト1位で西武入りしましたが、翌1999年の春季キャンプは松坂氏見たさに連日1万人のファンが押し寄せるなど大フィーバーに。ブルペンを囲んだファンの気を引き松坂氏を移動させるために、背格好が似ていた同僚が松坂氏のユニフォームを着用し“影武者”を務めたというエピソードも知られています。そのため、常に一挙手一投足が騒がれた当時の状況では体調不良に見舞われたのも無理はなかったと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 松坂氏は実業家・斎藤佑樹氏(元日本ハム)と共演した『キリン一番搾り』(キリンビール株式会社)の新TVCMの放映が17日からスタートしたが、この日同社の公式YouTubeチャンネルが投稿したCMのアフターインタビュー動画内でも「お互い入り方が、周りが騒がしかったというか、落ち着いて野球ができる環境じゃなかったと思う」、「僕が経験した後に斎藤くんが(プロに)入ってきましたけど、キャンプでのフィーバーぶりを見て『いやー、めちゃくちゃストレス抱えてるだろうな』と思いながら見てましたね」と語っている。鳴り物入りでプロの世界に入った裏で、松坂氏は想像を絶するほどの重圧やストレスと戦っていたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてキリンビール株式会社の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC7WWJTPeEYdBDhoJOvTBTRA
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スポーツ 2022年02月14日 18時30分
DeNA・阪口、今年こそ開幕ローテーションゲットか 紅白戦で復活アピールに成功!
昨シーズン開幕してから9戦目、自身のプロ初勝利とともに三浦政権でも初となる勝利の“ダブル立役者”となった阪口皓亮。 前半戦8試合登板で2勝3敗の成績で、後半戦に向けたオリンピックブレイク中、8月5日に函館で行われたエキシビションマッチで自身最多の122球の力投を披露した。しかしその後右肘に違和感を覚え、9月9日にクリーニング手術を敢行しそのままシーズンを終えた。 11月中旬に行われた契約更改の際、右肘の状態について「順調かなと思います」と明かし「キャンプの時に最初から全力でいけるように」との目標を立てていたが、12日に行われたチーム初の紅白戦で、二軍の先発として登板。2回を無失点、1奪三振、ノーヒットで最速は148キロをマーク。グラウンドボーラーらしく2回は全てゴロアウトに切って取るなど、一軍相手に上々のピッチングを見せアピールに成功した。 昨年は春季キャンプから一軍に抜擢。オープン戦でもアピールを続け、開幕ローテーションの6枠目をルーキー・入江大生と争っていたが、結果的には敗れた形でファームスタート。今年は手術後ということもあり「キャンプのスタートはファームですが、オープン戦、開幕、シーズン中は全てのところで上でしっかりと活躍する」と開幕ローテーション入り、一軍への完全定着を口にした。 けが人が続々と復帰し、外国人もキャンプに無事合流できている今シーズン。ベイスターズの先発争いは昨年よりも熾烈さを増していることは事実だが、阪口は恵まれた体躯から繰り出される丁寧なピッチングとともに、常に「楽しむこと」に意識を置き、さわやかなスマイルを欠かさない強靭なメンタルも武器として、群雄割拠の争いに割って入る構えだ。 高卒5年目の“大のポケモン好き”が、昨年はスルリとその手から逃げた開幕ローテーションのキップをゲットし、2022年を飛躍の年にしてみせる。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年02月14日 15時30分
DeNA・佐野の故障離脱、球界OBが予言していた? 三浦監督肝いりの一塁コンバートに潜んでいた重大リスクとは
2017年のプロ入りからDeNAでプレーし、昨季までに「429試合・.299・47本・189打点」といった通算成績を残しているプロ6年目・27歳の佐野恵太。13日に伝えられた故障情報がネット上で物議を醸している。 報道によると、DeNAは春季キャンプ第3クール最終日のこの日、佐野が右腹斜筋肉離れと診断されたと発表。佐野は同日の練習には不参加で、15日から始まる第4クール以降は別メニュー調整になるとみられている。 腹斜筋の肉離れは一般的に回復まで1カ月程度かかる故障とされており、直近では2019年に日本ハム・渡邉諒(右内腹斜筋肉離れ)、2021年に日本ハム・西村天裕(左内腹斜筋肉離れ)がそれぞれ実戦復帰まで約1カ月を要している。仮に佐野も回復まで同程度の時間がかかるとなると、実戦復帰は3月25日に予定される開幕直前になる可能性が高い。 >>巨人監督が敵ルーキーの活躍に仰天「あの選手は何者だ」 大慌てでデータを確認、無名時代の佐野が起こした珍事とは<< 佐野の故障を受け、ネット上には「ここから練習試合・OP戦で試合勘養っていくタイミングでの故障は痛すぎる」、「怪我で実戦欠場が増えるようならマズいな、開幕間に合ったとしてもしばらくは状態上がってこないのでは」と心配の声が相次いだ。一方、「佐野といえば、高木さんが少し前に怪我が怖い的なこと言ってたな」、「高木が言ってた故障の不安が的中してしまった」と、野球解説者・高木豊氏の指摘を引き合いに出したコメントも多数みられた。 佐野は今キャンプでは三浦大輔監督の意向もあり、2019年8月29日・ヤクルト戦を最後についていない一塁守備に積極的に取り組んでいる。これ以降は左翼を本職としていた中で約2年半ぶりに“復帰”した形だが、高木氏は今年2月7日放送の『プロ野球ニュース 2022』(フジテレビONE)内で、「(内野、外野守備では)使う筋肉が全く違うのでけがに注意しないと」と一塁挑戦には故障リスクがあると指摘。今回の故障を受け、この指摘を思い返したファンも少なくなかったようだ。 「現在のDeNAは外野は佐野、桑原将志、オースティン、大田泰示、一塁はソト、牧秀悟とどちらも豊富な戦力を擁していますが、三浦監督は『シーズン中、コロナがどうなっているか分からない。いろんなオプションを持っておきたいということで、取り組んでもらっています』と、不測の事態に備えて佐野に一塁練習を行わせていると語ったことが伝えられています。その佐野が高木氏の懸念が的中する形で故障離脱してしまったことで、三浦監督は佐野の代役に誰を使うか、代役の代役としてどの選手を用意しておくのかなど戦力構成の変更を考える必要がありそうです。なお、一般的に一塁手は打者の打球、内野手からの送球を体を左右に動かし的確に捕球することが求められる関係上、他ポジションに比べ脇腹に負担がかかりやすいとされています」(野球ライター) 佐野は昨季まで2年連続打率3割をクリアし、2020年には首位打者(.328)にも輝いているチーム屈指の巧打者。そのため、一部からは「佐野が開幕から本調子じゃないなら、チームも比例して出足から躓くのではないか」といった声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月10日 18時30分
DeNA・坂本が3年目の飛躍へ! 目標の「一年間ローテーション」死守へ向け一軍キャンプで奮闘中
3年目の先発左腕・坂本裕哉が一軍の宜野湾キャンプでアピールを続けている。ルーキーイヤーは一軍キャンプに抜擢され、そのまま開幕一軍キップを手にしたが、昨年のキャンプは二軍スタート。序盤に行われた紅白戦で先発したが、ルーキーだった牧秀悟に初打席初ホームランを被弾するなど調子が上がらず、開幕一軍を逃すホロ苦スタートを切った。 3年目の今シーズンはキャンプ一軍スタートを切り、7日にはシート打撃に登板。もともと足を上下させる二段モーション”だったが、今年はさらに上げ下げを大きくゆっくりとタメを作って軸足に体重を乗せ、右手もホーム側に伸ばすダイナミックなフォームに変えているように見えた。この日はコントロールは今ひとつだったが、ストレートはより球威を増した印象で、バッターを押し込む場面も散見された。 昨シーズンは前半戦3勝をマーク。王者ソフトバンクを封じ込み、10連敗中のチームをストップさせることに成功、出身福岡の先輩・三嶋一輝がイヤなサヨナラ負けを喫した翌日にリベンジの快投を見せるなど、印象的に残るピッチングを披露した左腕。しかし後半戦は1勝に終わり、結果的にはルーキーイヤーと同じ4勝に終わった。防御率もおととし5.67、昨年は5.25の数字に「防御率が2年ともに5点台では話にならない。一軍のピッチャーとして話にならない数字」と自責。「3点台以下を目標に、1年目、2年目とは見違えるような数字にする」と強い思いとともに春季キャンプに挑んでいる。 現在ローテーション候補は、手術から復活した今永昇太を筆頭に、濱口遥大、東克樹の左腕トリオと、大貫晋一、フェルナンド・ロメロ、上茶谷大河とライバルが一軍でしのぎを削っている。ファームでも京山将弥、阪口皓亮、宮國椋丞らが虎視眈々と狙っている状況だが、負けず嫌いな性格と大好きな野球への情熱を武器に「1年を通して先発ローテーションを守って、チームの勝利に貢献したい」との目標に向け、坂本裕哉は邁進する。取材・文 ・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年02月07日 18時30分
DeNA・細川、今季ついに覚醒なるか?「スーパースターになれる」オースティンも認めるポテンシャルに期待
「非常に才能があり、スーパースターになれるポテンシャルを持っていますよ」ベイスターズの中核を担う助っ人、タイラー・オースティンが絶賛するのが、高卒6年目になる細川成也だ。 高卒ルーキーイヤーの2017年終盤に一軍昇格すると、NPB史上初のデビューから2試合連続ホームランをマーク。そのままクライマックスシリーズ、日本シリーズでも活躍を見せ、和製大砲としてフォーカスされる存在となった。“ホームランか三振か”といった粗いバッティングが課題だったが、オフのたびに秋山翔吾(元西武、現レッズ)との自主トレに参加するなどの努力も実り、2019年にはファームながら13ホームラン、53打点、選球眼も改善されフォアボールも48。出塁率.448と堂々の三冠を達成した。 昨年は不動のセンターだった梶谷隆幸がFAでジャイアンツに移籍、コロナによるビザの問題でオースティンが開幕に間に合わずキャンプから期待された。しかし自己最多の37試合出場とチャンスもたくさん得ていたが結果は出ず、打率はわずか.154で、ホームランもプロ入り初の0本に終わってしまった。 苦しいシーズンとなってしまった細川に手を差し伸べたのはオースティンだった。「ソトと話していたトレーニングが彼にもフィットするし、有益だと思ったので彼を誘うことにしました」と経緯を説明。「彼にとってたくさん自信をつけてもらうきっかけとなってもらえたらうれしい。特に今回アメリカでトレーニングしたことをシーズンに生かして、一緒にチームに貢献していきたい」との思いから、今シーズンオフはカリフォルニアでネフタリ・ソトとともにトレーニングを積んだ。 キャンプでもややバットを寝かし気味に始動し、ゆっくりと足を上げてタイミングを取るなど、どことなくソトに似たフォームに変更。メジャー流の最も長打が出やすいとされる打球角度と打球速度の範囲を示す「バレルゾーン」をより意識しているように感じられた。 ベイスターズの外野陣はレフト・佐野恵太、センター・桑原将志、ライト・オースティンとレギュラーを狙うには高い壁がそびえ立つ。さらにオフには同じ右の大砲・大田泰示も加わり、昨年のキャンプ時とは比べものにならないほど厳しい状況となっているが、主砲も認めるポテンシャルが開花すれば、一気のブレイクも夢ではない。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分