プロ野球
-
スポーツ 2022年03月10日 18時30分
DeNA、サバイバルレースは先発だけじゃない! ブルペン陣も若手・ベテランが猛アピール
オープン戦6勝1敗で首位をひた走る好調のベイスターズ。連日、開幕投手やローテーション、走塁や進塁打を含めた昨年と違った戦い方などの話題が紙面を飾っているが、ベイスターズを支えてきたのはブルペン陣の奮闘。今年も今まで、個性あふれる面々の仕上がりは上々の様子だ。 右腕の目玉は2年目のドラフト1位・入江大生。昨年は開幕ローテーション入りしたものの、未勝利に終わった上に右肘のクリーニング手術でリハビリに回る悔しいシーズンを送ったが、今季は三浦大輔監督の指示により配置転換。監督の現役時代をほうふつとさせる2段モーションから、随時150キロを超えるストレートは威力十分で、セットアッパーもしくは国吉佑樹の抜けたロングリリーフの役割にも期待が持てそうだ。 また3年目の伊勢大夢は、ワインドアップにフォーム変更すると、持ち味のストレートにさらに磨きがかかり、ターゲットのストッパーも手が届くところまで来ている印象。ベテランの三上朋也も順調に一軍で登板を重ねており、大卒ルーキーコンビ・徳山壮磨と三浦銀二も、先発陣次第ではブルペンを支える役割となりそうだ。また外国人助っ人の3年目のマイケル・ピープルズも安定感があり、まだ来日はできていないが新外国人のクリスキーも楽しみな存在。ファームには実績十分の平田真吾、背番号も若返った中川虎大も控える。 左腕では5日のオープン戦で制球を乱したが、9日にはしっかりと調整してきた鉄腕エドウィン・エスコバーは例年同様のフル回転が期待され、「ピンチを抑えるのが好き」と話す砂田毅樹の存在は今シーズンも心強い。加えて、19年8月のトミー・ジョン手術から厳しいリハビリを経て、昨年9月に一軍復帰登板を果たした田中健二朗も好調。今年は春季キャンプから一軍で調整し、横浜スタジアムでは回またぎで無失点ピッチングを披露した。三浦監督も「ボールのキレも良かった。こういった使い方もある」とロングでの起用も示唆。昨年奮闘した櫻井周斗の離脱を埋めて余りある活躍が期待される。またファームでは手の出どころがさらに見にくくなったフォームで先日好投した池谷蒼大、育成だがポテンシャルの違いを見せた石川達也も面白い存在となっている。 今年は延長が12回までと通常に戻ることも加味すると、ゲームの終盤戦に向けてさらに重要度の増す彼らの存在が貴重になってくることは明らか。もつれたゲームをモノにするキーマンたちもまた、開幕一軍キップを争っている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2022年03月10日 15時30分
阪神・岩貞、キャンプから故障を隠していた?「なぜ休まなかった」自己管理の甘さに怒りの声も、開幕直前の離脱が物議
2014年のプロ入りから阪神でプレーし、昨季までに「169登板・37勝41敗20ホールド・防御率3.75」といった通算成績を残しているプロ9年目・30歳の岩貞祐太。10日に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、岩貞は左太もも裏の張りのため9日から再調整で二軍に合流。同日に応じた取材では3月25日の開幕までの一軍復帰について「こっち(患部)との相談になる」と微妙な状況だと語ると同時に、「キャンプ中からおかしかったんですけど、今回張りも強くなってきたので」と先月の春季キャンプから違和感を抱えていたことも明かしたという。 岩貞は2月1〜28日にかけて行われた春季キャンプは一軍メンバーとして完走。キャンプ終了後も引き続き一軍に帯同していたが、ここまでのオープン戦では3月4日・楽天戦(1回無失点・被安打0)しか登板していなかった。 >>阪神・大山らの「ノーアウト三塁」がトレンド入り、長打放った佐藤にも批判? 解説も嘆いた拙攻が物議<< この岩貞の発言を受け、ネット上には「オープン戦あんまり投げてないなって思ってたけど怪我隠してたのかよ」、「なぜおかしいと自覚した時点で休まないんだ、その辺の自己管理はきっちりしてほしかった」といった苦言が寄せられた。一方、「元気な若手ライバルたちを見て休むに休めなかったのか?」、「コメントを見る感じでは、故障は隠してたというよりここ数日で急に無視できないレベルになったって感じもするな」とここまで休まなかった背景を推測するコメントも多数みられた。 「昨オフ守護神・スアレスが退団した阪神は、昨季セットアッパーを務めた岩崎優に続くリリーフ投手の台頭が求められている状況。この影響もあってか、オープン戦では及川雅貴、小野泰己、湯浅京己といった若手リリーフが、そろって3試合連続無失点をマークするなど猛アピールを続けています。また、10日には新守護神の最右翼と目される新助っ人・ケラーもチームに合流したため、リリーフ枠を巡る争いはさらに激化する見込みです。そのため、岩貞は故障離脱でポジション争いが不利になることを危惧して、違和感を抱えながらもプレーを続けていたと予想する意見はあります。また、『今回張りも強くなってきた』という岩貞のコメントから、本人は元々プレーに支障はないと考えていたところ、ここ数日で状態が悪化したため休まざるを得ない状況になったのではという見方もされています」(野球ライター) 昨季は「46登板・4勝0敗12ホールド・防御率4.66」と、一定の登板機会は得たが安定感は今ひとつだった岩貞。今回の故障離脱は今後にどのような影響を及ぼすのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年03月09日 19時35分
巨人ドラ1・大勢に「とんでもない威力だ」驚きの声 先輩・鍬原のグローブを破壊? ソフトB戦前の練習動画が話題
巨人の球団公式YouTubeチャンネルが8日に投稿した動画に、プロ5年目・25歳の鍬原拓也が登場。ドラ1・22歳の大勢に対する発言がネット上で話題となっている。 今回の動画では大勢が8日のオープン戦・ソフトバンク戦前にランニングメニューやキャッチボールに取り組む模様に密着。大勢はキャッチボールで鍬原を相手に、距離を変えながら力強く球を投げ込んだ。 >>巨人・小林、2年後にDeNAへ移籍?「実現するわけない」反対意見も、元木ヘッド動揺の占い結果に驚きの声<< キャッチボール終了後、動画を撮影していたスタッフから「手大丈夫ですか?」と聞かれた鍬原は、「手は大丈夫です。うまいこと(グローブの)網で捕ってたので」と手の状態は問題ないと返答。 一方、「網の方が心配です。ここが緩んじゃったんで。分かりますかこれ、めっちゃ緩んでるんですよ」と、大勢の球を受ける中でグローブの網、いわゆる「ウェブ」のひもが伸びてしまったと明かした。なお、ウェブは捕球時の衝撃を和らげる役割を担う重要な箇所で、一般的に多少の衝撃ではひもは伸びにくいとされている。 「球えぐい。沖縄(キャンプ)からキャッチボールしてる(けど)、うまいこと球逃がさないと手やられるっす」と大勢は2月のキャンプから剛速球を投げていると語った鍬原。その後大勢に「めっちゃ(ひも)伸びたよ。だってほら」とひもの伸び具合を説明し、大勢から頭を下げながら「すいませんでした」と謝罪されたが、「全然いいよ。ナイスボール」と笑顔で返した。 この鍬原の発言を受け、ネット上には「受け手のグローブを破壊するってとんでもない威力だな」、「大勢は6日の試合で158キロ投げてたから、確かに捕り方次第では手痛めてもおかしくない」と驚きの声が挙がった。一方、「こうやって強い球受け続けてることも鍬原にいい影響を及ぼしてるんだろうか」、「『俺も負けずに強い球投げるぞ』って感じで大勢に刺激受けてる面もありそう」と鍬原の投球への影響を指摘するコメントも多数みられた。 「鍬原は2017年ドラフトで1位指名を受け巨人入りしましたが、翌2018〜2020年まで通算2勝とくすぶり、20年オフに育成契約に。その後2021年8月に支配下復帰するも、同年オフに再び育成に逆戻りしました。ただ、今年はここまで紅白戦、二軍戦を含め7試合連続無失点と好アピールが続いており、3月25日の開幕までに支配下に復帰する展開も十分あり得る状況です」(野球ライター) 「1回無失点・被安打0・2奪三振」と好投した8日の試合後、「ダメな時は四球で逃げちゃっているんですけど、今はバッターと勝負できているから打ち取れている」とストライクゾーンで勝負できていると語ったことが伝えられている鍬原。大勢から剛速球を受け続けていることも、強気の投球を継続できている一因になっていると推測しているファンも少なからずいるようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について読売ジャイアンツの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCXxg0igSYUp0tqdd6luPEnQ
-
-
スポーツ 2022年03月09日 15時30分
DeNA、大田のファール直後のベンチ内が話題「ビビり倒してる」宮崎は呆然、ソトはジェスチャーで抗議?
8日に行われたオープン戦・DeNA対西武戦。「4-2」でDeNAが勝利したこの試合で、DeNAのプロ10年目・33歳の宮崎敏郎が見せた行動がネット上で話題となっている。 「4-1」とDeNA3点リードで迎えた7回裏2死一塁。この場面で打席に入っていたDeNA・大田泰示は、西武2番手・増田達至の初球を強振。ライナー性の打球は一塁側のDeNAベンチを強襲したが、幸いにもベンチ内には入らずにベンチ前のフェンスに当たった。 この直後、中継カメラはベンチの最前列で戦況を見守っていた宮崎が、大田の打球に相当驚いたのか身構えたまま固まっている様子を映し出す。同時に、宮崎の横にいたソトが大田に向かい、「あっちに打て」と言わんばかりにフェアゾーン方向を左手で指差す様子も映り込んでいた。 >>巨人・小林、2年後にDeNAへ移籍?「実現するわけない」反対意見も、元木ヘッド動揺の占い結果に驚きの声<< この宮崎の反応を受け、ネット上には「宮崎めちゃくちゃビビり倒してるじゃん」、「ソトが宮崎の気持ちを代弁するかのように大田に抗議してるのも草」と驚きの声が寄せられた。一方、「何事も無くて本当によかった、もし当たってたら笑いごとじゃなくなってた可能性もあった」、「昔の高橋みたいなことにならなくて幸い」といった安堵のコメントも多数みられた。 「プロ野球の試合ではファールボールがベンチやファールゾーン内のブルペンを強襲することは少なからずあり、ごくまれに運悪く打球が直撃してしまう選手・首脳陣もいます。直近では2021年8月28日・阪神対広島戦で阪神・北川博敏一軍打撃コーチの腹部にファールが直撃しましたが、幸いにも特に大事には至りませんでした。ただ、過去には2006年4月5日・巨人対ヤクルト戦で顔面にファールが直撃した巨人・高橋尚成が右ほお骨陥没骨折の怪我をして約2カ月離脱したケースもありますので、今回の大田の打球も宮崎をはじめとした同僚の大怪我につながっていた可能性もゼロではありません」(野球ライター) 宮崎は8日終了時点でオープン戦打率「.636」をたたき出しているチームの絶対的主軸。仮に直撃・故障発生となればチームのシーズン出遅れも濃厚だっただけに、本人だけでなく多くのファンも肝を冷やしたようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年03月09日 11時00分
巨人・桑田コーチ、今季は「投げ抹消」を連発? 絶対的主力も出場機会減は避けられないか
桑田真澄投手チーフコーチは、どんなやり繰りをするのだろうか。 巨人も3月25日の開幕戦に向け、ペナントレース本番を想定した調整段階に入ったようだ。実績十分な菅野智之、山口俊が長めのイニングを投げ始めた。しかし、新たな難題も見えてきた。 >>巨人・小林、2年後にDeNAへ移籍?「実現するわけない」反対意見も、元木ヘッド動揺の占い結果に驚きの声<<「今季は“投げ抹消”ばかりになりそう。2人、いや、外国人投手も入れたら4人とか、5人に…」 開幕戦が近づいてきて、プロ野球解説者、メディア、関係者たちの間で、巨人の「投げ抹消」が話題になっている。 「投げ抹消」とは、先発投手が登板する当日に一軍登録され、投げた翌日にはまた抹消される状態のことを言う。バックネット裏で使われている業界用語みたいなものだ。 「昨季の東京ヤクルトが奥川恭伸を『投げ抹消』で起用していました。通常の先発ローテーションをこなす体力がまだ養われていなかったからです」(プロ野球解説者) その「投げ抹消」が、今年の巨人で“大量発生”しそうなのだ。 いったん、一軍登録を抹消したら、再登録は最短で10日後。新型コロナウイルスの感染防止対策のための例外は設けられているが、巨人の「投げ抹消」はその適用外だ。 まず、「投げ抹消」が避けられないのは、堀田賢慎(育成選手)と山崎伊織の2人。両投手ともトミー・ジョン手術明けであり、無理はさせられない。登板間隔を空け、抹消期間中はほかの投手を先発起用することになる。 「桑田コーチは中5日で先発ローテーションを回すと言っていましたが…。菅野、山口、メルセデスは先発起用で間違いないでしょう」(ベテラン記者) メルセデスも「投げ抹消」となりそうだ。というのも、外国人選手の出場登録枠の問題があるからだ。外国人選手の出場登録は「4人」。クローザーのビエイラ、野手ではウィーラーは外せない。リリーフのデラロサも必要な戦力だ。しかし、こんな意見もある。 「グレゴリー・ポランコ、アダム・ウォーカーの両外野手もいます。ポランコの推定年俸は2億5000万円です。金額からして、スタメン起用を想定しての獲得と見るべき」(前出・プロ野球解説者) 新外国人投手のマット・アンドリース、マット・シューメーカーも「先発で起用する」(関係者)という。 「アンドリースはタフネス・リリーバーとしても知られていました」(米国人ライター) アンドリースをリリーフで使うことになれば、メルセデスの「投げ抹消」だけでは済まないかもしれない。その場合、デラロサか、ビエイラの抹消する期間も作らなければならないだろう。状況によっては、堀田たちの再登録を見送る場面も出てきそうだ。 新人・赤星優志のローテーション入りも予想されるが、今村信貴が絶好調だ。二軍降格となった戸郷翔征、高橋優貴にもチャンスを与えてやらなければならない。桑田コーチはどうするのか? 腕の見せ所かもしれないが、気苦労も絶えないだろう。 「ヤクルトは奥川一人だから、投げ抹消が成立したんです」(前出・プロ野球解説者) 今季、巨人ファンの間で「投げ抹消」が流行語になりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2022年03月08日 20時30分
巨人、主力不在のソフトBに完敗で怒りの声「また大連敗が始まる」猛バッシングを浴びた悪夢再来を心配
8日に行われたオープン戦・巨人対ソフトバンク戦。「2-6」で敗れた巨人にネット上のファンの不満が高まっている。 同戦では巨人は坂本勇人、岡本和真ら主力をスタメンに並べた一方、ソフトバンクは藤本博史監督の意向もあり、リチャード、井上朋也ら若手主体のオーダーを構成。しかし、迎えた試合はソフトバンクが2回裏に井上の2ランで先制点を奪った。 リードされた巨人は6回表に中田翔、松原聖弥のタイムリーでようやく同点に追いついたが、直後の6回裏に海野隆司にタイムリーを打たれ再び劣勢に。その後7回裏には井上に3点二塁打を浴びるなど突き放され、オープン戦の連敗が3に伸びる敗戦を喫した。 >>巨人・小林、2年後にDeNAへ移籍?「実現するわけない」反対意見も、元木ヘッド動揺の占い結果に驚きの声<< 主力不在のソフトバンク相手に完敗した巨人に対し、ネット上には「飛車角抜きの相手打線にここまで点取られるのは救いようがない」、「8個四球選んだのに2点しか取れなかった野手陣は猛省しろ」と怒りの声が相次いだ。一方、「去年治ったと思ったソフトバンクアレルギーがぶり返してないか?」、「今日の試合を機に、また年単位の大連敗が始まるのでは」と今後の対ソフトバンク戦への懸念も多数みられた。 「巨人は2019年6月23日~2021年5月29日にかけソフトバンクに14連敗(OP戦含む)を喫し、ファンの間で批判や苦言が噴出した過去があります。また、2019~2020年の日本シリーズで8連敗を喫した際は『2年連続で全く太刀打ちできてなくて興ざめ、近年の日シリで1番面白くなかった』、『これならウチの贔屓球団が出た方がよっぽどマシだった』と他球団ファンからも猛バッシングを浴びました。対ソフトBの連敗は2021年5月30日の試合で勝利したことでようやくストップし、試合後は『やっと悪夢が終わった』と安堵するファンの声も散見されましたが、今回の試合を機に再び長期連敗が始まるのではと危惧しているファンも少なからずいるようです。なお、巨人がソフトバンクに苦戦を強いられ続けた原因については選手の能力、スコアラーの分析力の差はもちろん、あまりの勝てなさに選手が畏縮しプレーが縮こまっている面もあるのではという見方もされています」(野球ライター) 翌9日も対戦が予定されている巨人とソフトバンク。藤本監督は8日の試合を「若手の最後の競争」と位置付けていたため、9日の試合は主力を並べてくることが予想されるが、巨人は“天敵”相手にやり返すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年03月08日 18時30分
OP戦好調の日本ハムに「このままいくのは無理」球界OBが急失速を予想し物議、若手奮闘の弊害は既に発生中?
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、7日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言がネット上で物議を醸している。 今回の番組で金村氏は6日までに行われたオープン戦で印象に残ったチーム・選手や、6日の阪神対楽天戦で「4回無失点・被安打1」と好投した阪神・桐敷拓馬への期待などを話した。その中で、6日終了時点でオープン戦首位タイに立つ日本ハムの今後を不安視した。 >>日本ハム・吉田に「ちょっと生意気」苦言も 藤川氏が明かしたキャンプ指導の裏話が物議、苦労した分効果も絶大?<< 日本ハムはオープン戦初戦の2月26日・DeNA戦は「0-5」で敗れたが、翌27日~3月6日にかけての5試合は引き分けを挟み4連勝。チーム打率は12球団最下位(.171)の一方、チーム防御率は全体1位(1.33)と守り勝つ野球で白星を重ねている。 ただ、金村氏は「このままいくのは無理」と、現在の好調はそう長くは続かないだろうと予想。続けて、「今は若手がキャンプから飛ばしに飛ばして、疲れも出てきて(る)」と、春季キャンプから練習・試合を精力的にこなしてきた若手選手に疲労の色が見え始めていると指摘した。 「日本ハムは競争、競争で全力でやってるから。みんなが全力プレー。大したもんや、ここまで改革しよう思ったら」と、ポジションをつかむため全力プレーを続ける選手が多いこと自体は評価した金村氏。ただ、「シーズン入ったら今度は(他球団の)一流どころが調子上げてきてガーンといくから、まあ簡単には勝てない」と、他球団の主力が調整を終え迎える開幕後は苦戦を強いられるのではと推測した。 この金村氏の発言を受け、ネット上には「さすがに逆張りすぎでは? どこの球団もキャンプから頑張ってきた若手はこの時期多少は息切れするもんだろ」、「ここまでの戦いぶりを見る感じ地力ついてそうだし、他球団の主力相手に歯が立たないって感じになるのは考えにくい」と反論が寄せられた。一方、「今後も故障者が止まらないようなら急失速は十分あり得る」、「確かに蓄積疲労は怖いとこではある、現時点でも怪我人相次いでるし」と、金村氏の主張に理解を示すコメントも多数みられた。 「日本ハムは春季キャンプからここまで新庄剛志監督が選手の守備位置をシャッフルしたり、ガラポン抽選器で打順を決めたりと多くの選手にチャンスを与える姿勢を打ち出しています。この影響でほとんどの選手がチャンスをモノにしようと練習・試合に目の色を変えて臨むようになり、本来の練習メニューに加えて早出・夜間練習を自主的に行う選手もかなり増えたそうです。ただ、練習・試合で常に全力を出すことの弊害からか、杉浦稔大(左半膜様筋の肉離れ)、野村佑希(左足首捻挫)、五十幡亮汰(急性腰痛)と故障者も相次いでいます。そのため、ここまで猛アピールを続けてきた選手たちにこれ以上故障者が出るようなら、金村氏の予想通りにシーズンで出遅れる展開も避けられなくなるのではとみているファンも少なくないようです」(野球ライター) 新庄監督は就任直後に出演した地元北海道のTV番組で「怪我をしてしまったら一般人やからね。意味ないのよ。そういう選手はいらないよね」と、選手の故障には厳しい評価を下す旨を述べている。春季キャンプから積み上げた評価を台無しにしないためにも、選手らはより一層コンディション管理に注意を払う必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年03月08日 17時50分
オリックス開幕ローテに向けて田嶋大樹が好調をアピール「イメージどおりにボールが行った」
春季キャンプも終えて、いよいよオープン戦がスタートした。昨年リーグ優勝を飾ったオリックス は他球団に比べてやや遅めのスタートになったが、宮崎では練習試合を行っており、そこは例年どおりで問題はない。【オリックスオープン戦成績 2.26-3.6】対 福岡ソフトバンク宮崎・宮崎アイビースタジアム2月26日○オリックス(竹安) 8-4 (千賀)福岡ソフトバンク●対 千葉ロッテ大阪・京セラドーム大阪3月1日○オリックス(田嶋) 2-0 (石川)千葉ロッテ●3月2日●オリックス(山崎福) 1-4 (美馬)千葉ロッテ○対 横浜DeNA神奈川・横浜スタジアム3月5日○オリックス(山本) 12-1 (三浦)横浜DeNA●3月6日●オリックス(宮城) 0-4 (大貫)横浜DeNA○※カッコ内は先発投手。 先発の開幕ローテーション候補では、2月26日のソフトバンク戦で竹安大知が3回を無失点で猛アピールに成功。3月1日のロッテ戦では田嶋大樹が予定より1イニング多い4回を無失点に抑えると、2日には山崎福也も3回を無失点に抑えた。2日は復活に期待したい山岡泰輔が2番手で登板し3回を4失点、中嶋聡監督は3番手のバルガスにも3回を投げさせると無失点に抑えた。バルガスもローテ候補に急浮上だ。 5日のDeNA戦ではエース山本由伸が初の実戦登板。2回を1失点だったが、日程を考えても2年連続の開幕投手が濃厚だろう。6日には昨年の新人王、宮城大弥が同じく2回を1失点ピッチング。2番手の山崎颯一郎は3回を2失点ながら力強い球を投げていた。山本、宮城ともに失点を許したものの、テンポの良いピッチングで調整は順調のようだ。 特に「調子は良かったんじゃないかと。結果的にも良かったですし。イメージどおりにボールが行って、バッターが打ってくれた。まだ構えたところにまだ全然投げれてなかったり、変化球も甘くなったりと、ひとつひとつの詰めが甘いところがあったので、しっかりそこを突き詰めて、シーズンを迎えられるようにしたい」と話していた田嶋の好投にはすばらしいものがあった。 山本、宮城、田嶋、山崎福、山崎颯は開幕ローテ当確にふさわしい仕上がりだった。残り1枠を山岡、竹安、そしてバルガスが競っていくことになりそう。中継ぎ陣ではアンダースローの中川颯が回をまたぐピッチングでアピール。こちらも復活が期待される黒木優太も再び後ろを任される存在になる可能性を感じる。ルーキーの小木田敦也にも期待したい。 野手では、まだ吉田正尚とT-岡田が一軍に合流してないが、昨年のホームラン王、杉本裕太郎は引き続き好調をキープ。コンディション不良で出遅れていた宗佑磨も元気に戻ってきた。ルーキーでは大卒の渡部遼人、高卒の池田陵真が猛アピール。ドラフト2位の大卒ルーキー野口智哉も負けていない。吉田正、岡田、そして外国人選手もいるだけに、野手も限られた枠の中で、熾烈な競争が繰り広げられるのは必至だ。 チームは8日から名古屋に移動して中日と2連戦を行う。(どら増田)
-
スポーツ 2022年03月08日 15時30分
中日・立浪監督が根尾に苦言、「素直に聞けよ」ファンも落胆 福留も指摘した“悪癖”は改善されていない?
今季は外野でポジション争いに参戦しているプロ4年目・21歳の根尾昂。8日に伝えられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、立浪監督は7日に二軍本拠地・ナゴヤ球場で行われた練習で根尾を約40分指導。ただ、終了後に応じた取材では「形ができていないのに、打てないとすぐに次にいく。違うことをやり出す。形ができてなかったら打てないと思わないとずっと一緒だぞ、と。頭が固いのか、頭は良いはずなんですけど…」と、打撃フォームが固まっていないのに変化を加えようとする節があると嘆いたという。 >>中日・根尾、まさかの二刀流デビューある? 今季復活のルールも追い風か、最速144キロのブルペン投球に期待高まる<< 根尾は今春キャンプ中の練習試合では打率「.154」とほとんど結果を出せなかったが、2月26日から始まったオープン戦では2試合連続でヒットを記録。しかし、3月に入ってからは、6日までのOP戦4試合で打席に立ったのは1打席のみとほとんど出場機会がなく、調整のため出場した5、6日の二軍戦でも打率「.167」とアピールはできていない。 立浪監督が嘆いた根尾の現状について、ネット上には「基礎ができてないのに独自のアレンジを加えてたらそりゃ結果出ないよ」、「打率1割台なんだから教えられたことは素直に聞けよ」と苦言が寄せられた。一方、「去年の福留の指摘と一緒だな、キャンプを経ても改善できてないのか」、「立浪監督だけじゃなく、福留にも打撃フォーム変わり過ぎって言われてるから相当重症なのでは」と、以前から同じことを言われているとするコメントも多数みられた。 「根尾については、昨年12月に同僚のプロ24年目・44歳の福留孝介が『一日一日で打撃が変わるので、自分がこれと思った一つのことを突き詰めてやってみることが大事かなと、今年1年の根尾を見ていてすごく思った』と、同年シーズンは打撃フォームがコロコロ変わっていたと指摘したことが伝えられています。今回の立浪監督のコメントを受け、以前福留にも同じ問題を指摘されているのに変わってないのかとため息をついたファンも少なからずいたようです。なお、この年の根尾は『72試合・.178・1本・16打点』に終わっているため、立浪監督や福留に指摘された内容を改善できなければ今季も打撃不振に苦しむ展開は避けられなくなりそうです」(野球ライター) 8日の報道では、立浪監督からの指導後に「むだを省こうとした結果、必要なところまで小さくなっていたと思います。1打席目もそうですし、1球目を大事にやっていきたいです」と感想を述べたという根尾。多くのファンが待ち望んでいるブレーク実現に向け、我慢強くフォーム固めに取り組んでいく必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年03月08日 11時00分
巨人、新助っ人野手は日本で通用しない?「クリーンアップを打って」原監督は期待も拭えぬ不安とは
今年の巨人は新外国人選手よりも、松原聖弥、中田翔、ゼラス・ウィーラーがキーマンになりそうだ。 3月16日まで、原巨人は西日本方面での長期遠征が続く。その間、新外国人選手のグレゴリー・ポランコ外野手、マット・シューメーカー投手、アダム・ウォーカー外野手が合流するとも伝えられてきた。3月7日時点での情報だが、彼らはファームで実戦経験を積むことになるという。 その通りだとすれば、ポランコたちは開幕戦の直前に“一軍デビュー”となる。 >>巨人・菅野が堀田に「何やってんだよ!」と厳しく注意? 本拠地デビュー直前の練習動画が話題、 大ブレークを願う“親心”の表れか<< 「一軍当落のボーダーライン上にいる選手は、ポランコたちが合流する前に結果を出さなければなりません」(プロ野球解説者) ハイレベルでのレギュラー争い。原辰徳監督の望んでいることかもしれないが、新外国人野手は“未知数な要素”が多すぎる。 特に、メジャー通算96本塁打&98盗塁と、前評判の高いポランコは心配だ。 「近年、ポランコは『今年こそは!』と言われ続けてきました。19年に利き腕の左肩を故障し、以後、打撃、守備ともに精彩を欠いています」(米国人ライター) ポランコは第4回WBC大会が開かれた2017年からパイレーツと5年契約を結んでいた。同大会ではドミニカ共和国代表として出場し、最優秀外野手にも選ばれたが、契約最終年の昨季途中、解雇された。すぐにブルージェイズとマイナー契約を結んだが、復活とはならなかった。 「ホームランは『超』の付く特大アーチばかり。巨人の渉外担当者は再生可能と判断したのでしょう」(前出・米国人ライター) ウォーカーは米独立リーグで活躍してきた。独立リーグは地区によってレベルも大きく違うため、日本で通用するかどうか、本当に分からない。 ポランコの近年の状況を聞かされると、今季の巨人の外野布陣は「左翼・ウィーラー、中堅・丸、右翼・松原」となり、故障で別メニュー調整の梶谷隆幸の復帰を待つことになるのでは? 野手陣は昨季と同じ顔ぶれとなりそうだ。 「中田が絶好調です。それだけで巨人の得点力は上がるはず」(前出・プロ野球解説者) レギュラー落ちの危機も伝えられる松原は、昨季27試合連続安打を記録した。ウィーラーに関しては、外国人選手の出場登録枠の問題で「二軍スタート」も予想されるが、得点圏打率では3割4分6厘(昨季)の勝負強さを誇る。彼らをスタメンから外すのはむしろマイナスでしかない。 札幌遠征前、原監督は「クリーンアップを打ってくれれば」とポランコへの期待感を語っていた。しかし、近年の低迷を知らないはずはない。 「松原たちを発奮させるためにあえてそう言ったのかも。でも、プロ野球チームも会社組織なので、監督の思い通りにはならないこともあります。新外国人選手は100打席くらい使って、様子を見ることになりそう」(球界関係者) リードオフマンの松原が出塁し、4番岡本の後を中田、ウィーラーで固める。彼らが万全で開幕を迎えられたら、昨季のように前半戦で出遅れることはないのだが…。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
DeNA・ラミレス前監督、セ・パの決定的な差をズバリ指摘 ダルビッシュも同意見の主張に反響「確かに巨人は体つき小さく見えた」
2020年11月27日 17時00分
-
スポーツ
日シリわずか“4得点”の巨人、DH適応のキーマンは松井氏?「巨人のことは気になっていた」来春キャンプでの臨時コーチはあるか
2020年11月27日 11時05分
-
スポーツ
広島、スコット残留はソフトBの影響? クビ予想を裏切る“延命”に驚きの声、「本腰入れて育成するのか」と憶測も
2020年11月26日 19時30分
-
スポーツ
DeNA、期待のドラ1入江&2位牧の仮契約に三浦新監督も登場! 投打の即戦力がめざす「開幕一軍」
2020年11月26日 17時30分
-
スポーツ
大補強浮上の巨人に「短絡的すぎる」と反発 「ソフトバンクみたいに…」育成への注力を切望する声も
2020年11月26日 17時00分
-
スポーツ
ヤクルト元エース尾花高夫氏が二軍投手コーチで23シーズン振りに古巣復帰!
2020年11月26日 11時30分
-
スポーツ
巨人、FA補強の優先順位を変更か 菅野のMLB挑戦も延期に? シリーズ惨敗で大変革へ踏み切るのか
2020年11月26日 11時15分
-
スポーツ
楽天ドラフト1位、早川隆久と仮契約!「開幕一軍」を目標に掲げる
2020年11月25日 22時30分
-
スポーツ
ロッテ・澤村、トレードの原因はプロ2年目にあった?「どうしたのこの体」川口元コーチが投球を狂わせた誤算を明かす
2020年11月25日 20時30分
-
スポーツ
オリックスD1位、山下舜平大が仮契約「日本シリーズなど大舞台で活躍したい」
2020年11月25日 17時30分
-
スポーツ
ソフトB・長谷川に「本物の勝負師」大久保元監督ら球界OBが称賛 「そりゃ勝てんわ」巨人ファンも意識の差にお手上げ
2020年11月25日 17時00分
-
スポーツ
楽天、青山浩二が引退「良い監督さんに出会えた」野村&星野元監督に感謝!
2020年11月25日 11時30分
-
スポーツ
巨人・原監督の采配はアマチュア以下? “ノープラン”での惨敗は今オフの補強にも影響か
2020年11月25日 11時05分
-
スポーツ
阪神・福留、退団理由は“代打”にアリ?「このままだったら後悔しか残らない」赤裸々な愚痴に心配の声も
2020年11月24日 20時30分
-
スポーツ
中日・大野が受賞の沢村賞、該当者なしの可能性もあった? 堀内選考委員長が受賞の裏事情を明かす「ご理解いただきたい」
2020年11月24日 15時30分
-
スポーツ
オリックス育成ドラフト指名、宇田川&佐野の仙台大学コンビと仮契約
2020年11月24日 11時30分
-
スポーツ
巨人、2年連続ストレート負けの可能性大? DH制対策だけじゃない、反攻に不可欠なパ・リーグ流打撃とは
2020年11月24日 11時00分
-
スポーツ
楽天、石井一久GM兼監督誕生!「愛されながら強いチームを作る」
2020年11月23日 22時30分
-
スポーツ
DeNA、久しぶりの大型左腕を指名! 地元横浜高校・松本に馳せる夢
2020年11月23日 17時30分
特集
-

あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-

TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-

元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-

岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-

misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
