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DeNA・ラミレス前監督、セ・パの決定的な差をズバリ指摘 ダルビッシュも同意見の主張に反響「確かに巨人は体つき小さく見えた」

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ラミレス前監督

 今季限りで退任したDeNA・ラミレス前監督が、26日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)にVTR出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。

 今回の放送でラミレス前監督は、今年の日本シリーズでソフトBが巨人を4タテできた理由について自身の見解を披露。工藤公康監督の采配に一貫性が見られたことと共に、セ・パの選手は根本的にパワーが違うことを理由に挙げた。

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 ラミレス前監督はまず、「パ・リーグでは150キロを投げられる投手が(1チームに)7~9人いるのが当たり前で、打者も素晴らしい投手と(シーズン中に何度も)対戦し慣れている」とコメント。現在のパはどの球団も150キロ超えの速球を投げる投手を10人近く抱えており、その投手たちと日々戦う打者陣も力負けしないように筋肉量を増やしスイングスピードを上げることなどで対抗していると指摘した。

 一方、自らも今季まで身を置いていたセは「150キロを投げられるのは3~5人くらい」とのこと。パに比べて人数が少ないため交流戦・日本シリーズではジリ貧になる上、対戦機会の少なさから打者陣が力をつける速度も鈍っていると指摘した。

 また、ラミレス前監督は「セの先発は150キロ投げられる投手が『7回まで投げなければ』と145キロくらいでペース配分してしまっているが、パの投手は『今日はいけるところまでいく』というスタイルで初回から155キロのボールを投げている」と、セの先発は効率よく長いイニングを投げることにとらわれ過ぎているとも指摘。こうした肉体的・精神的な差が、今シリーズの明暗も分けたと語っていた。

 今回の放送を受け、ネット上には「確かに今シリーズ見てると巨人の選手はなんか体つきが小さく見えた」、「フィジカル差が大きいっていうのはダルビッシュも同じこと言ってたな」、「交流戦でセが全く勝ててないのもこれが一番の理由なのかな」、「ドラフト戦略から抜本的に見直さないと差は埋められないのかもしれない」、「パのようにイニング気にせず150キロバンバン投げれる投手が増えるように、そして打者がその球を多く見れる機会が増えるようにはDH制の導入しかないのでは」といった反応が多数寄せられている。

 カブス・ダルビッシュ有も26日に自身の公式ツイッターに投稿し、「才能ある選手も多いけど、とにかくフィジカル差は感じます」とソフトバンクと巨人の差について説明している。2005年から始まった交流戦ではセ側が「966勝1102敗60分」、同年から今季までの日本シリーズでもセ側が「3勝13敗」とどちらもセが惨敗していることを踏まえると数年では埋まらないほど差は広がっていると言えるが、セ6球団は来季以降どのような対策をとっていくのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu

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