プロ野球
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スポーツ 2022年03月29日 17時30分
阪神・ケラー、抑え向きの投手ではない? 球界OBが問題点指摘し賛否「場数を踏めば変わってくる」の声も
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、28日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 今回の番組で金村氏は25〜27日に各地で行われたセ・リーグ開幕3連戦で目についた選手や、29〜31日に予定される阪神対広島戦の展望などを話した。その中で、25日の開幕戦・ヤクルト戦に登板した阪神の新守護神・ケラーの投球スタイルに疑問を呈した。 >>開幕3連敗の阪神、このままシーズン低迷確実? 矢野監督が投打で犯した致命的な采配ミスとは<< 同戦のケラーは「8-7」と阪神1点リードの9回表に4番手として登板したが、山田哲人(1号ソロ)、村上宗隆(中安)、サンタナ(2号2ラン)と、三者連続でカーブを痛打され3失点。ケラーの炎上で逆転された阪神はそのまま敗戦した。 そのケラーについて金村氏は、「真っすぐ速いっていうけど基本的にカーブ投手だから。カーブっていうのはあんまり怖くないのよ」とコメント。ケラーは150キロ超の速球と鋭く落ちるカーブを武器とするが、カーブは相手打者を抑えるのに有効な球ではないと主張した。 金村氏は続けて、カーブが効果的でない理由について「先発投手ならあの縦のカーブっていうのは有効に緩急使えるんやけど抑え(は違う)」、「抑えっていうのはとにかく直球、落ちるボールで空振り取れるか」と指摘し、カーブを軸に打たせて取るケラーのような投手は抑え投手に適さないとした。 一般的にカーブは打者の目線を外し見逃しや打ち損じを狙う見せ球・カウント球として用いられるが、球速の遅さなどから捉えられた際は長打になる確率が高いとされている。実際、ケラーも25日の試合ではカーブを2球本塁打にされているが、金村氏は一発長打が勝敗に直結する抑えとしては、カーブが武器であることは重大なリスクだと考えているようだ。 この金村氏の発言を受け、ネット上では「確かにカーブは見切られるとかなり飛ばされる球種だから、失投が命取りになる抑えが使うのは適さない気がする」、「他球団の抑えを見ても、カーブを決め球に使ってる投手なんかほとんどいないしなあ」」といった同調の声が寄せられた。一方、「ケラーはまだ実戦乏しいから、場数を踏めばカーブの質も変わってくるのでは」、「25日はケラーの登板前からきな臭い雰囲気だったから判断が難しい、落ち着いた展開での投球を見てからじゃないと使える使えないかは分からない」と、今後の投球に期待するコメントも多数みられた。 「ケラーはマイアミ・マーリンズ(2015-2019/2015-2018は傘下マイナー)、ロサンゼルス・エンゼルス(2020)、ピッツバーグ・パイレーツ(2021)でのプレーを経て今季から阪神に加入した新助っ人ですが、コロナ禍の影響で来日が3月6日と大幅に遅れています。そのため、オープン戦では2試合しか登板できないまま25日の試合を迎えました。このこともあってか、ケラーが同戦で炎上を喫したのは調整・実戦不足によるもので、今後場数を踏めば投球の質は上がってくるのではないかという意見は見られます。また、25日の試合は8回に齋藤友貴哉(3失点)、岩崎優(1失点)とリリーフが立て続けに崩れた後に9回に入っていますので、ケラーはヤクルト打線の押せ押せムードにのまれてしまった面もあるのではという見方も散見されます」 パイレーツでプレーした昨季は「33.1回・36奪三振」と投球イニングを上回る奪三振数を記録しているケラー。金村氏はカーブが得意球な点を不安視しているが、そのカーブを武器にここから復調すると信じているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月29日 11時15分
日本ハム・新庄監督、「エース温存策」のせいでピンチ? 西武が送り込む無名ルーキーの攻略は清宮次第か
今度は、ビッグボス新庄剛志監督が追い込まれることになりそうだ。 3月29日、北海道日本ハムファイターズは本拠地・札幌ドームで今季初めての公式戦を行う。先発投手もすでに発表されているが、問題は対戦相手の埼玉西武の方。埼玉西武・辻発彦監督は、ドラフト2位ルーキーの左腕・佐藤隼輔をぶつけてきたのだ。 「主力先発投手の今井達也が右内転筋炎症で、オープン戦終盤にチームを離脱しました。3月21日、佐藤が今井に代わって先発登板し、そのままローテーション入りを決めたんです」(プロ野球解説者) 新庄監督は開幕投手に新人の北山亘基を選んだ。第2戦も初戦にリリーフ登板した堀瑞輝を先発させたが、それは「良い投手を3、4番手に持っていったら」「相手エースを全員で潰しに掛かる」という“独自の野球観”によるものだ。 >>ソフトB・藤本監督、新庄監督へのコメントに「相当怒ってる」の声 野手陣への北山KO指示は強い怒りの表れ?<< 「開幕3連戦でトリッキーな投手起用を見せたのは、エースの上沢直之を温存させるためでもありました」(前出・同) 新庄監督の狙い通り、エース・上沢と新人投手の投げ合いとなった。フツーに考えれば、「上沢有利」だ。 しかし、こうも解釈できる。新庄監督の言っていた「3、4番手の投手をぶつけ、相手チームのエースを全員で潰しに掛かる」作戦を逆手に取られた、と…。 開幕前夜、ソフトバンクサイドからこんな声も漏れ伝わっていた。 「北山に関するデータが少なすぎる。まして、新人投手なので、映像資料も集めようがなくて…」 日本ハムサイドにも同じことがあてはまる。新人・佐藤に関するデータをほとんど持っていないはずだ。 佐藤はオープン戦4試合11イニングに投げている(失点1)。とは言え、ドラフト1位の隅田知一郎への注目が高すぎたせいか、メディア露出度は“ゼロ”に近い。 首都大学リーグを担当する某球団スカウトがこう言う。 「直球は最速150キロ以上。筑波大時代は1年生秋から主力投手を務めてきました。変化球の持ち球が少ないので、プロに入ってから覚えなければならないこともたくさんあると思っていました。だから、1年目のオープン戦から好投したのは、ちょっとビックリでした」 その「持ち球の少なさ」だが、プロ入り後を見据えて、「学生時代は意図的に隠していた」との情報も聞かれた。 エース上沢対未知の新人左腕。パ・リーグでまだ勝ち星がないのは、日本ハムだけだ。上沢で初戦を落とすようなことになれば、開幕カードでエースを温存した意味がなくなってしまう。ビッグボスはどんな作戦で佐藤を攻略しようとしているのか? 日本ハムの打撃陣について、前出のプロ野球解説者がこう評していた。 「第2戦で4番に抜てきされた清宮幸太郎がホームランを打ちました。でも、第3戦ではノーヒットでした。清宮が打つと勢いづくと思うんですが」 左バッター対左腕の対決となる。右打者を並べる変則打線も考えられるが、清宮に託すのもビッグボスらしい作戦だ。初勝利はエースと4番に掛かっている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月28日 20時30分
巨人・デラロサの二軍降格に「落とすのは1人だけじゃない」の声 敗戦招いた炎上よりも問題視される選手は
25〜27日の開幕カード・中日戦を「2勝1敗」で勝ち越した巨人。27日の試合に登板したリリーフ・デラロサの出場選手登録を28日に抹消した。 デラロサは27日の試合では、「5-3」と巨人2点リードの9回表に5番手として登板。しかし、先頭・阿部寿樹への四球などで無死満塁のピンチを招くと1死後、大島洋平に2点タイムリーを浴びた。同点に追いつかれた巨人は9回裏無得点で延長戦に突入したが、10回表に6番手・直江大輔が2点を失い「5-7」で敗戦を喫した。 >>巨人・堀田に「反省の色が見えない」批判相次ぐ 死球直後の“ニヤニヤ謝罪”が物議、報復死球を疑う声も<< この日の巨人は先発を務めたドラ3・赤星優志が「6回1失点・被安打5・四球0」と試合を作りプロ初先発初勝利の権利を得たが、3番手・高梨雄平、デラロサ、直江がそれぞれ2失点を喫し赤星の好投を台無しに。試合後の報道では原辰徳監督が「お兄ちゃんたちがそれを守ってあげればよかったですね」と、ルーキーの勝利投手の権利を守り切れなかった救援陣に苦言を呈したことも伝えられていた。 デラロサの二軍降格を受け、ネット上には「明らかに球荒れてたし、二軍に落として出直させるのは当然の判断」、「去年に比べてかなり腹が出てるように見えるし、二軍では徹底的に走り込ませるべきだ」と納得の声が寄せられた。一方、「下に落とすのは1人だけじゃない、炎上のきっかけ作った廣岡もだろ」、「9回の失点は廣岡の責任も大きいのに、デラロサだけ落とされるのはなんか釈然としない」と、野手・廣岡大志も降格させるべきだったと不満を述べるコメントも多数みられた。 「9回表のデラロサは先頭・阿部への四球後に迎えた石川昂弥に、二遊間に力なく転がる併殺性のゴロを打たせています。しかし、前の回から守備固めとして遊撃に入っていた廣岡は、この打球をグラブに当てながら後逸。これにより無死一、三塁のピンチを背負ったデラロサは福留孝介を四球、山下斐紹を空振り三振とした後に大島に同点打を打たれました。石川のところで併殺をとれていれば、山下を三振に取った時点で試合は終了していただけに、デラロサ、チームの足を引っ張る致命的なミスを犯した廣岡も二軍降格にすべきだと不満を抱いているファンは少なからずいるようです」(野球ライター) 今回は登録抹消には至っていない廣岡だが、開幕カードは3戦目の守備ミスに加え、打撃でも「.111・0本・1打点」と振るっていない。左内腹斜筋筋損傷で離脱していた正遊撃手・坂本勇人が27日に復帰したことも含めると、いつ二軍に落とされてもおかしくない状況であるといえるが、今後の試合で信頼を勝ち得るプレーを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月28日 18時30分
DeNA・牧、ライバル・栗林も打った! “2年目のジンクス”払拭で目指す打点王への道
2年目ながら4番を任されている牧秀悟が開幕からエンジン全開。プロ野球界にはびこる“2年目のジンクス”の心配を吹き飛ばす活躍を見せた。 開幕戦ではカープのエース・大瀬良大地からチャンスを広げる今シーズン初ヒットをライト前に運びチーム初得点につなげると、次打席では持ち前の選球眼でフォアボールで出塁と貢献。2戦目は難攻不落の森下暢仁からタイムリーを含むマルチヒットをマークする活躍を見せた。3戦目は4−4の同点で迎えた8回に、復活の兆しを見せる元守護神・中崎翔太のスライダーを一閃。「エスキー(エスコバー)が良いピッチングをしてくれたので思い切っていこうと決めていました。本塁打になるか微妙でしたが、ファンの皆さんの声援がスタンドまで運んでくれたと思います」と振り返る一打は、一時勝ち越しとなる貴重なホームランだった。逆転された9回には、昨年新人王争いを演じたカープの絶対的守護神・栗林良吏からタイムリーを放ち、負けはしたものの4番の意地を見せた。 4番セカンドとしてチームの中心選手として君臨しながら、オープン戦から試合に出ないときでも率先してベンチ前でナインを出迎え、ときにはイニング間のキャッチボールの相手も務めるなど、真摯な姿勢は昨年と同じ。打てば派手なガッツポーズ、味方の好プレーにもベンチ内でひときわ喜びをあらわにしチームを鼓舞し続ける姿は、チームメイトからもファンからも愛される理由の一つだろう。 昨シーズンは打率.314とセ・リーグ3位、ホームランは22本を数え、打点も71。得点圏打率.304とOPS.890は規定打席到達者の中ではチームトップの成績を残した牧秀悟。離脱しているタイラー・オースティンが復帰しても不動の4番として期待されている2年目の怪物は、チームを勝たせるための目標、打点王に向けて邁進していく。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年03月28日 15時30分
ソフトB・森山コーチ、試合中の一場面に「何があった」ファン困惑 好投の杉山をベンチで叩き物議、投球に悪影響と批判も
27日に行われたソフトバンク対日本ハム戦。「6-4」でソフトバンクが勝利したこの試合で、中継カメラが映したソフトバンクベンチの一場面がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-0」とソフトバンク3点リードで迎えた3回表終了後の一場面。この回は先発・杉山一樹が郡拓也、万波中正を空振り三振、渡邉諒を遊ゴロに打ち取り無失点で終了。この時点で杉山は「3回無失点・被安打0・四球1」と1本もヒットを打たれていなかった。 >>ソフトB・藤本監督、新庄監督へのコメントに「相当怒ってる」の声 野手陣への北山KO指示は強い怒りの表れ?<< その3回表終了後、中継カメラはベンチに帰った杉山が球団スタッフを交えて、森山良二一軍投手コーチと話している様子を映し出す。杉山は手に持っていたタオルで顔を拭いつつ森山コーチの話を聞いていたが、途中で森山コーチは右手を杉山の頭を1度強くはたく。はたかれた杉山は顔を大きくそむけるような仕草を見せたが、一連の流れを近くで見ていた球団スタッフは特に制止するような動きは見せなかった。 この光景を受け、ネット上には「今森山コーチが杉山叩いたけど何があったんだ?」、「投球面で怒られるような要素は無いし、球団スタッフも慌ててないから原因がよく分からん」と驚きの声が寄せられた。一方、「何が理由かは知らんが、森山が叩いたことで杉山が萎縮してしまった」、「選手に圧かけるようなことするなよ、案の定次の回から崩れてるし」と、その後の杉山に悪影響を及ぼしたとするコメントも多数見られた。 「杉山は4回裏に2死一塁からヌニエスにタイムリー二塁打を打たれ1失点。さらに、5回表には1死三塁の場面で万波に同点2ランを浴びると、後続の渡邉に四球を与えここで降板となりました。このこともあり、森山コーチが頭をはたいたことで杉山の投球が乱れたと考えているファンも少なからずいるようです。なお、森山コーチが杉山をはたいた詳しい理由は不明ですが、ファンの間では“3回無失点も看過できない不安要素があった”、“話を聞く杉山の態度に何かしらの問題点があった”といった要素が原因ではと推測されています」(野球ライター) 試合後の報道では、杉山の頭をたたいた理由、経緯について森山コーチがコメントしたとは特に伝えられていない。ファンの間で物議を醸す一場面の真相が今後明らかになることはあるのか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月28日 11時00分
開幕3連敗の阪神、このままシーズン低迷確実? 矢野監督が投打で犯した致命的な采配ミスとは
「最悪の幕開け」だ。“ラストイヤーの矢野阪神”が開幕3連敗を喫した。まだペナントレースは始まったばかりだが、チームは危機的状況にあると言っていい。 関西をメインに活躍しているプロ野球解説者、阪神OBたちがペナントレース直前、こんなことを囁いていた。 「連敗などひどい負け方をしたら、どうやって、チームを建て直すのか? 矢野燿大監督の『今年限り発言』以降、阪神ナインは好奇の目に晒されてきました。矢野監督も求心力を失ってしまったのではないか、と」 そんな心配が「現実」になってしまった。 >>阪神・佐藤、キャンプ中の怠慢プレーを球界OBが暴露「舐めすぎだろ」ファン怒り、昨季の二の舞にも心配の声<< 開幕戦(25日)は7点リードからの逆転負け。2戦目以降は打線が沈黙し、2試合連続の完封負け。23イニング連続無得点である。 試合後の矢野監督は「終わったことは変えられない。今からをどうしていくか」と前向きに答えていたが…。 「このまま、低迷してしまう可能性も高いです」(在阪記者) 開幕投手の藤浪晋太郎、第2戦の先発を託された小川一平も好投したが報われなかった。 第3戦の先発・桐敷拓馬についても、こんな指摘が聞かれた。 「第2戦を落とした時点で、新人投手の初登板にチームの連敗ストップを託すことになるので、『ヘンなプレッシャーが掛からなければ?』と心配されていました。6回途中でのノックアウトでしたが、5回を投げ切った時点で、スコアは『0対1』。5回裏、その桐敷からの打順でした。矢野監督は代打を出しませんでした。続投が裏目に出てしまいました」(プロ野球解説者) 打線の爆発、逆転を信じ、新人投手に勝ち星をつけさせてやりたかったのだろう。 「矢野監督の采配ミス。開幕3連敗の敗因をそんな風に指摘する声も聞かれました」(前出・在阪記者) しかし、本当にそうだろうか。その「矢野監督の温情」だが、桐敷が6回に痛打を浴び、スコアが「0対3」となった後、矢野監督がリリーバーとしてマウンドに送ったのは、齋藤友貴哉だ。開幕戦のリリーフ登板で大炎上し、チームの雰囲気を暗転させた“張本人”である。 齋藤は3者連続三振に斬ってみせ、名誉挽回はもちろん、矢野監督の期待に応えてみせた。他の指揮官だったら、齋藤投入はなかったはずだ。 「打線低迷が気掛かり。チーム浮上のカギは、4番の佐藤輝明が不振を脱出できるかどうかに掛かっています。得点好機で打席が回って来るのに、全然打てません。打撃好調だったオープン戦とはまるで別人」(前出・プロ野球解説者) えげつない内角攻め、直球とフォークボールのコンビネーション。ヤクルトバッテリーは「オープン戦とペナントレース本番は違うんだゾ!」と言わんばかりだった。 開幕3連敗したシーズンは過去11回。うち5回が最下位に沈んでいる。矢野監督は第2節の広島3連戦(29日~)でも佐藤を4番で使ってくる。佐藤も“温情”に応えなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月27日 11時00分
巨人、坂本の故障離脱も4年前の悲劇は起こらない?「すごいチャンス」代役以上の働きに期待が持てる選手も
2年ぶりのリーグ優勝、10年ぶりの日本一をめざす2022年シーズンが25日からスタートした巨人。その出鼻をいきなりくじいたのがプロ16年目・33歳の坂本勇人の故障離脱だった。 坂本は春季キャンプからオープン戦にかけ順調に調整を進めていたが、オープン戦最終戦の21日・ロッテ戦をコンディション不良を理由に欠場。その後、左内腹斜筋筋損傷と病院で診断された23日に故障班に合流し、翌24日に発表された開幕一軍メンバーからも外れた。 坂本は2018年シーズンに左脇腹を故障した過去があるが、この時は7月17日~8月24日まで約1カ月戦線を離脱。坂本不在の間に「15勝17敗1分」と負け越したチームはリーグ3位に終わり、シーズン後には高橋由伸監督が退任に追い込まれるなど悲惨な展開となった。 >>巨人・坂本の守備に球界OBが鋭い指摘 「よくそんなところ見てるな」驚きの声も、好成績の裏にある深刻な問題とは<< 今回の故障も復帰時期が不透明なこともあり、ネット上には「4年前みたいに長期離脱すれば早々にシーズン終戦もあり得る」、「坂本がいたOP戦で絶不調(4勝11敗2分)だったのに、坂本抜きで勝てるわけない」と今後を悲観する声が寄せられた。一方、「坂本離脱が痛いのはそうだけど、長年言われてきた後継者問題を解決するチャンスでもあるのでは」、「坂本が万全ならベンチだった他の遊撃手の中から、突然のチャンスをモノにする選手が出てこないとも限らん」と前向きなコメントも多数みられた。 「坂本は2008年から昨季まで遊撃レギュラーを張り続け、打撃では首位打者(2016)、最高出塁率(2016)、最多安打(2012)を各1回、守備ではゴールデングラブ賞を5回(2016-2017,2019-2021)獲得と攻守で実績を残している選手。ただ、役割の大きさからスタメンを外しにくい面もあり、後継者候補が育っていない状況がここ数年不安視されています。このこともあり、今回坂本の離脱で代役を起用せざるを得ない状況となったことで、後継者問題解決に光が差す可能性もあるのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 24日発表の開幕メンバーの中には、昨季遊撃として10試合以上に出場した野手がプロ7年目・24歳の廣岡大志(25試合)、5年目・28歳の若林晃弘(19試合)、7年目・28歳の増田大輝(14試合)の3名いる。OP戦では廣岡が打率「.400」、若林が「.211」、増田が「.286」といった成績を残しており、数字だけを見れば廣岡が代役の中心になることが予想される。 なお、その廣岡は坂本が故障班に合流した23日に、「絶対打ってやるんだという気持ちを持って、受け身にならず攻めていきたい」、「僕にとってはすごいチャンスなので、それをしっかりつかみ取れるようにやっていきたい」とコメントし、代役からの台頭に息巻いていることが伝えられている。廣岡はヤクルト時代の2019年に10本塁打を放った打力の持ち主だが、ハングリー精神を発揮し本格ブレークする可能性も決してゼロではないだろう。 開幕メンバー外となった24日の報道では、球団を通じ「下を向いている場合ではないので、合流したときのために最善の準備をします」とコメントしたことが伝えられている坂本。廣岡ら代役遊撃手たちは、坂本が戻ってきた時に原辰徳監督を悩ませるような結果を残すことができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月26日 11時00分
ロッテ・佐々木に致命的な問題、球界OBの指摘に「着眼点が違う」感心の声 本人も深刻さを自覚していた?
野球解説者・江川卓氏(元巨人)が22日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。ロッテのプロ3年目・20歳の佐々木朗希にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で江川氏は今季のパ・リーグの順位予想や、自身が気になっている複数名の選手について話した。その中で、5日のオープン戦・ソフトバンク戦での佐々木の投球に見られた不安要素を指摘した。 >>巨人・菅野の重大リスクを球界OBが指摘「必要性を感じない」 昨季の大不振を招いた要因とは<< 同戦がオープン戦初登板だった佐々木は、ソフトバンク打線相手に「5回無失点・被安打2・9奪三振」と好投。全65球中23球で160キロ以上を計測し、2回裏2死で迎えた中村晃から空振り三振を奪った際には自己最速タイの163キロを記録している。 ただ、この日の佐々木の投球について、江川氏は「スピードが出るのはいいんですけど外のボールが少し、手から回転が漏れるって言い方が正しいんですけど、シュート回転気味になるっていうのがちょっと僕は修正したいなと(感じている)」とコメント。球速は出ているものの、シュート回転して甘いコースに球が行っている節が見受けられると指摘した。 一般的にシュート回転は“肩・ひざの開きが早い”、“リリース時に人差し指に力が入り過ぎる”など、投球時の投げ急ぎや力みによって生じるとされている。このこともあってか、江川氏は「ちょっと抑えることによってアウトローにスッと(入って)ストライクになるので、そうすると投球がもっと楽になるのになと(思う)。球数も減っていきますから」と、改善のために体の力をうまく抜いて投げた方がいいのではと主張した。 この江川氏の発言を受け、ネット上には「160キロ連発してる中でそんな課題を露呈してたのは気付かなかった」、「素人目にはいい投球にしか見えなかったけど、球質が気がかりって見抜くのは着眼点が違う」、「大体のファンやメディアが163キロに注目する中、球の回転が良くないって指摘するのは鋭いな」と驚きの声が挙がった。同時に、「本人が降板後に手応え無さそうだったのはこれが原因だったのか?」、「そういえば5日の試合は本人も調子今一つでした的なこと言ってたな」と、登板後の本人の感想を思い返すコメントも多数みられた。 「5日・ソフトバンク戦に登板した佐々木については、球団公式YouTubeチャンネルが登板前後の様子に密着した動画を6日に投稿しています。その中で、佐々木は降板直後に感想を聞いてきた撮影スタッフに対し、『いやー、あんまり今日調子良くなかったんですけど』と苦笑い交じりに答えました。不調の理由が何なのかについては触れませんでしたが、今回江川氏が指摘したシュート回転を本人も自覚していた可能性はあるかもしれません」(野球ライター) その後、オープン戦ラスト登板の18日・巨人戦では「4.2回5失点(自責4)・被安打5・8奪三振」と、三振は稼ぎながらも打ち込まれている佐々木。この試合では巨人・岡本和真に、捕手が構えた外角低めのコースから大きく内に入った直球を満塁弾にされる場面もあったが、シーズンでは球筋を修正した投球を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について江川卓氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCrmppJ31jdU7GDVupoSbl0Q千葉ロッテマリーンズの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC6qnjAoknKc6nUwhxVYL_DA
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スポーツ 2022年03月25日 21時05分
巨人、平内が大炎上も「それ以上にヤバい選手がいる」の声? 5失点KOよりも心配相次ぐ投手は
25日に行われた二軍・巨人対DeNA戦。「7-6」で巨人が勝利したこの試合で、巨人のプロ2年目・23歳の平内龍太が見せた投球がネット上で物議を醸している。 平内は「2-0」と巨人2点リードの7回裏に2番手として登板。しかし、蝦名達夫、伊藤裕季也に連続ヒットを打たれ無死一、二塁といきなりピンチを招くと、続く宮本秀明に二塁打を浴び早々に失点。さらに、ここから田部隼人、山下幸輝にも連続タイムリーを浴び一気に逆転を許した。 この直後に三失で東妻純平に出塁を許した平内は、無死満塁となったところで戸根千明に代わり降板。戸根が登板後に2点を失ったため、平内は「0.0回5失点・被安打5」と1死も取れないまま5点を失う散々な投球成績となった。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 平内の炎上を受け、ネット上には「こないだ日本ハム戦(2月15日/1回5失点)でやらかしたばっかなのに、また1イニングで5点取られたのか」、「1死も取れてないから前回の5失点より酷い」と呆れ声が寄せられた。一方、「平内の炎上はムカつくけど、それ以上にヤバい奴がいる」、「平内の裏でしれっと失点してるビエイラも気合入れ直せ」と、同戦に登板したビエイラの投球を平内以上に心配するコメントも多数みられた。 「ビエイラは『2-5』と巨人3点ビハインドの8回裏に4番手として登板しましたが、伊藤、宮本に連打を浴び無死一、三塁とピンチを招くと、続く田部の併殺打の間に三走が本塁に生還し1失点。さらに、2死から山下にヒットを打たれましたが、その後山下が二盗に失敗して何とか3アウト目を奪いました。ビエイラはオープン戦で防御率『16.68』と全く結果を残せず19日から二軍降格中ですが、今日の投球を見る限りでは一軍再復帰までにはかなりの時間がかかりそうです」(野球ライター) 昨季は「56登板・0勝3敗1ホールド19セーブ・防御率2.93」とブルペンを支えたビエイラ。今季は延長12回制によりブルペンの負担増が予想されるだけに、守護神不在が長引けばチーム順位への影響も避けられなくなりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月25日 15時30分
ソフトB・王会長、新庄監督へのコメントに「丸くなったな」の声 北山の開幕抜擢に理解も、監督時代なら激怒していた?
25日に予定されるソフトバンク対日本ハムの今季開幕戦。この一戦を前にしたソフトバンク・王貞治会長のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、24日に取材に応じた王会長は、日本ハム・新庄剛志監督が23日に開幕投手として起用することを公表したドラ8・22歳の北山亘基について「俺も見たことないんだよ」と率直にコメント。その一方で、「相手の都合だから、我々がどうこう言うことではない。そりゃ良くなきゃ開幕投げないでしょう」と一定の理解を示したという。 新庄監督の北山抜擢については、前日23日に藤本博史監督が「大事にいくんじゃなくて積極的に、1回でつぶすよくらいの気持ちで行ってもらいたい」と怒りをにじませたようなコメントを残したことが伝えられている。ただ、王会長は藤本監督とは違い、新庄監督の奇策に特に不快感などは抱いてはいないようだ。 >>ソフトB・藤本監督、新庄監督へのコメントに「相当怒ってる」の声 野手陣への北山KO指示は強い怒りの表れ?<< この王会長のコメントを受け、ネット上には「藤本監督が不満げだった分、王さんの冷静さが際立つな」、「あんまり知らないとはしつつも、根拠があっての抜擢だろうって言えるのは懐が深いな」と驚きの声が寄せられた。一方、「開幕投手は格が必要とか言ってた監督時代から比べたら相当丸くなったな」、「今回は特に何とも思ってないようだけど、26年前の王さんだったら確実にブチ切れてただろうな」と過去発言を思い返すコメントも多数みられた。 「王会長はダイエー監督時代の1996年、エース・伊良部秀輝さんの故障などもあり前年『8勝9敗・防御率3.52』だった園川一美氏を開幕起用してきたロッテに対し、『開幕投手には格というものがあるだろう』と激怒。この発言は各メディアがこぞって取り上げるなど物議を醸しています。そのため、当時を知るファンの間からは、『我々がどうこう言うことではない』という冷静なコメントを意外に感じたという意見も少なからず挙がっています」(野球ライター) 24日の報道では「新庄監督は刺激を与えてくれて新しい波を起こしていて、球界自体にはプラスだと思います」と、グラウンド内外で話題を集める新庄監督を好意的に見ていることも伝えられている王監督。今回の北山抜擢も、多くのファンの注目を集めるいい策と考えているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ
DeNA・山下「生き抜くことに必死」 髪色、クルマに続き背番号もチェンジ!
2020年12月24日 18時30分
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スポーツ
新庄剛志氏、NPB復帰チャンスはまだ消えていない? BC新潟入りが急浮上、ファンも入団を熱望「前例もあるし参戦して」
2020年12月24日 15時40分
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スポーツ
FAのヤクルト・小川は日本ハム以外のオファーを待っている? “年俸2倍”でも残留決断せず、年明け以降もゴタゴタは続くか
2020年12月24日 11時15分
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スポーツ
鳥谷残留のロッテに「絶対におかしい」反発の声 “打率1割台”なのに高評価? 生え抜き主力との“格差”に疑問も
2020年12月23日 20時30分
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スポーツ
中日の福留復帰に「いい拾いもんした」 金村氏が獲得判断に太鼓判、代打の切り札以上に重要な役割も語る
2020年12月23日 17時00分
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スポーツ
中日・与田監督、来春キャンプでバトル勃発? “歓迎できない来客”の襲来は根尾ら有望株にも影響か
2020年12月23日 11時30分
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スポーツ
ロッテM☆Splash!!新メンバーを発表!昇格のRIN「地元千葉を全力応援」
2020年12月23日 11時25分
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スポーツ
ソフトB・甲斐、精神崩壊寸前まで追い込まれていた? 平石コーチが「ヤバい」と感じた瞬間を明かしファン驚愕
2020年12月22日 20時30分
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スポーツ
元阪神・川藤氏、ドラ1佐藤の“即レギュラー”に反対「簡単にやったらいかん」 理由は“天狗”になるから? 独自主張に反発も
2020年12月22日 17時20分
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スポーツ
巨人・戸郷、来季の活躍に危険信号?「来年は研究されてくる」菅野流出で危惧される“20歳のジンクス”とは
2020年12月22日 11時15分
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スポーツ
ロッテが鳥谷敬と来季の契約を発表!甲子園で古巣・阪神と対戦か?
2020年12月22日 11時00分
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スポーツ
巨人が“相思相愛”のドラフト候補生を晒し者に?「潰したかったんやな」田淵氏がドラフト直後の裏切りを明かし反響
2020年12月21日 19時30分
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スポーツ
DeNA、人的補償は田中俊太でスピード決着! 過去3例と同様の成功へ三浦新監督もエール「共に優勝をめざして頑張ろう!」
2020年12月21日 17時30分
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スポーツ
巨人・堀内元監督が巨人投手にズバリ指摘「素質が開花する前に怖さを知った」 戦力外の伏線は7年前にあった?
2020年12月21日 17時00分
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スポーツ
阪神・矢野監督、助っ人8人態勢で自滅? シーズン途中の緊急補強も絶望的か
2020年12月21日 11時05分
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スポーツ
オリックスが新人発表会見!3位の来田涼斗「開幕一軍、打率3割」を目標に掲げる
2020年12月21日 10時55分
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スポーツ
プロ野球記者投票は信用できない? 巨人エースが巻き込まれた過去最大の大騒動、ファンの疑問は今も絶えず
2020年12月20日 11時00分
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スポーツ
巨人の“ベテラン軽視”に「何たる仕打ちか」ファン激怒 亀井・陽は命拾いも…FA補強が仇となった大騒動
2020年12月19日 11時00分
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スポーツ
広島・達川元監督がソフトB打線の弱点を暴露?「しめたと思った選手も多いのでは」悪影響を及ぼしかねない指摘に反発も
2020年12月18日 20時30分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
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2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
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2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
