プロ野球
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スポーツ 2022年04月01日 11時00分
日本ハム・新庄監督、淺間の変貌ぶりに仰天? パフォーマンスの裏で抱えた苦悩がチームの士気変えたか
“ビッグボス”新庄剛志監督の初勝利は6戦目だった(3月31日)。 本拠地初戦となる第4戦をエース上沢直之で落とした後、ちょっとヤバかったのだ。新庄監督は「札幌からが開幕だと思っているんで」とコメントしてきた。開幕カードのソフトバンク3連戦では救援投手を大量投入するオープナー作戦も敢行して凌いだ。「ここからが本番」とも言ってきた札幌でも連敗。本拠地初の3連戦も全敗となれば、「采配批判も出始めるのでは?」と危惧されていたのだ。 「もう少しドラマが欲しかった。最後にひっくり返すストーリーがすごく好き。あと5(回)ぐらい負けても(笑)」 試合後の勝利監督インタビューでそう笑い飛ばしていた。 >>日本ハム野手陣の「ノーアウト満塁」がトレンド入り、体たらくぶりに新庄監督も激怒? 致命的な守備ミス連発にも批判<< もっとも、批判噴出を危惧していたのはメディアだけだったが、インタビューでは興味深いコメントも聞かれた。 「淺間(大基)クンって、あんなだったっけ?」 この日、スタメンに抜てきした淺間は2回に先制の2ランを放っている。新庄監督が「おや?」と思ったのは、スタンドインのベース一周。淺間は一塁ベースを蹴った後、何度も右腕でガッツボーズを作ったのだ。 どちらかと言えば、寡黙なタイプである。それが感情を露わにしたのだ。 「そのガッツポーズで打線もノッたと言ったら、褒めすぎですかね?」(球界関係者) 新庄監督は前向きな姿勢を買う。感情を表に出し、結果が伴えばそれが自信にもつながっていくと考えている。 同日の試合を思い返してみると、淺間以外にもタイムリーヒットを放った選手たちは、ベース上から自軍ベンチに向かってガッツポーズを見せていた。 ベンチにいた選手たちも声を張り上げ、握り拳を突き上げていた。この明るさと勢いが新庄監督の求めていたチーム像なのだろう。 「新庄監督は監督室や自宅で、負け試合を何度も映像で見直していました。全試合、フルタイムで、ですよ。そこからスターティングメンバーを決め、決めてはまた考え直すというのを繰り返してきました」(前出・同) 試合前のパフォーマンスも“思いつき”でやっているのではない。 本拠地開幕戦でのセレモニーで見せた空飛ぶマシン「ホバーバイク」にしても、実は専門家が遠隔操作していて、入念な打ち合わせが必要だった。どのタイミングで浮上し、どこで着地飛行に入るのかなどきちんと把握しておかなければ、事故にもなりかねない。 「メディアの取材要請も多く、本当に毎日が分刻みのスケジュール状態です。ファンが『何かやってくれる』と期待しているので、その期待を裏切ってはいけないと思っているようです」(前出・同) 現役時代も「カメラの回っていないところではマジメな人」だったが…。 勝利監督インタビューでは「あと5ぐらい負けても」なんて笑わせていたが、負け試合の映像を見直して考え込む様子に、若い選手たちも打たれたのだろう。 ハッキリ言って、日本ハムは戦力面では投打ともに厳しい。経験値の浅い若手を試合の中で育てている真っ最中だ。これからも苦しい試合展開が続きそうだが、新庄監督は惨敗も含めて野球を楽しんでいるのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月31日 19時30分
DeNA・関根にかかる反撃への期待 “番長野球”を体現する男が好アピール中
開幕一軍キップをつかんだ9年目の関根大気がアピールを続けている。 27日のゲームでは、9回あとワンアウトで今シーズン初勝利まで行きながら逆転を許した裏の攻撃。スタンドも意気消沈気味の中、カープの守護神・栗林良吏から意地のフォアボールをもぎ取り牧秀悟のタイムリーでホームを踏むと、30日に地元名古屋のドラゴンズ戦でスタメンゲット。好調の佐野恵太、牧、宮崎敏郎のクリーンナップの後の6番を任され、2回にはレフトにクリーンヒットを放つと、3回の1アウト満塁のチャンスでは渋くセンター前に弾き返し2点タイムリーヒット。「フルカウントとなりましたが、どんな形でも1点が入ればと変な欲を出さないよう意識していました。貴重な追加点を挙げられ、うれしいです」と自画自賛した。試合後は「勝つことができてうれしかった」とし「試合に向けて与えられたところで、自分の役割をしっかり全うできるように準備していく」と気を引き締めた。 高卒ルーキーだった2014年には終盤戦ながら初スタメン初ヒット、翌年の開幕戦では当時抑えの切り札だった元メジャーリーガー・澤村拓一から、東京ドームのライトスタンドへ突き刺す初ホームランをブチ込むなど、新生ベイスターズの象徴となるような期待を背負っていたプロスペクトプレーヤー。しかし2016年の70試合出場を果たした後のラミレス政権では、3年連続で30試合程度の出場にとどまっていたが、昨年三浦大輔監督が就任すると103試合出場と出番は急増。オフは右肩手術もありキャンプはファームスタートだったが、タイラー・オースティンとネフタリ・ソトの両外国人がけがのため一軍を外れた3月22日に入れ替わりで一軍合流と運気も増してきた。 現在ベイスターズの外野手は、ここまでセンターの切り込み隊長・桑原将志とオープン戦から好調をキープしている楠本泰史がスタメン出場。ファーストに昨年まで不動のレフトだった佐野が回ってからは、神里和毅や大田泰示がその一枠に入っていたが、結果面を見ればこの日の関根の働きは輝いていた。攻走守を高いレベルで兼ね備え、小技も得意な63番は“番長野球”を体現する存在として、チームスローガン通り自らも“反撃”の年にしてみせる。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年03月31日 18時30分
阪神・中野に「恥ずかしくないのか」怒りの声 前日のプレーもやり玉に? 失点招いた致命的ミスに矢野監督も呆れ
30日に行われた阪神対広島戦。「3-8」で阪神が敗れたが、試合結果以上に話題となったのがプロ2年目・25歳の中野拓夢、6年目・27歳の大山悠輔の拙守だった。 中野は「7番・遊撃」、大山は「5番・三塁」で先発したが、まず手痛いミスを犯したのが中野。「1-2」と阪神1点ビハインドの6回裏2死一、三塁の場面で、打席の末包昇大が放った平凡なゴロをトンネル。三走の生還を許す痛恨のタイムリーエラーとなった。 大山が失策を喫したのは、「1-6」とビハインドが5点に広がった8回裏1死二塁の場面。大山は松山竜平が放ったボテボテの三ゴロを一塁にランニングスローしたが、一塁手・マルテの頭上を大きく越えカメラマン席に飛び込む悪送球に。規定により打者走者・二塁走者に2個の安全進塁権が与えられたため、これも失点につながるプレーとなった。 >>阪神サヨナラ負けで「スアレス」がトレンド入り、衝撃展開に矢野監督も激怒? またも勝ち潰したケラーに批判<< 阪神は前日まで12球団で唯一無失策が続いていたが、この日は相次ぐ失策で不用意な失点を重ねる形に。矢野燿大監督もかなり不満だったようで、試合後には「(中野)拓夢は下がって捕っているわけだし。(大山)悠輔だってね、しっかり投げればっていうところがあるんで。言い訳にはならない」と両名に苦言を呈したことが伝えられた。 中野、大山の守備ミスを受け、ネット上には「三遊間が揃ってこんな凡ミスしてたら勝てるわけないわ」、「攻めた結果ならまだ擁護できるが、両方とも簡単な打球をエラーにしてるからタチが悪い」と呆れ声が寄せられた。一方、「大山はともかく、中野は昨日ミスやらかしたばかりだろ」、「昨日は捕りこぼし、今日はトンネルって酷すぎて言葉が出ない」と、前日の中野のミスを蒸し返すコメントも多数みられた。「中野は29日の広島戦・9回裏無死一塁の場面で、タイミング的にはアウトだった捕手・坂本誠志郎の二塁送球を落球。これにより無死二塁とピンチが広がり、結果チームは逆転サヨナラ負けを喫しています。29日の落球はエラーこそ記録されていませんが、30日の試合でも手痛いミスを犯したことで、『2日連続で同じ失敗を犯している』と憤っているファンは少なくないようです。この2日間のミスを見る限りでは、捕球後のプレーに気を取られ捕球がおろそかになっているような印象がありますので、守備を安定させるためには打球を丁寧に捕球することを最優先にプレーする必要があるのかもしれません」(野球ライター) 打撃では打率「.286」とここまではまずまずの数字を残している中野。打撃で高めた評価を落とさないためにも、守備面で奮起が求められているといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月31日 15時30分
中日・立浪監督に「自分の責任を棚上げするな」の声 岡林の“懲罰交代”明かすも苦言相次ぐ
30日に行われ、中日が「6-7」で敗れたDeNA戦。「2番・右翼」で先発したプロ3年目・20歳の岡林勇希に対する立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 岡林は同戦前時点で打率「.383」とハイアベレージを記録していたが、この日は6回裏の第3打席まで左飛、遊飛、右飛と3打席連続でフライに倒れる。すると、直後の7回表に三好大倫と交代でベンチに下げられた。 試合後の報道によると、立浪監督は岡林を代えた理由について「いつも、ライナー、ゴロ打てと言っているんですけどボコボコフライを上げていた。それで代えました」とコメント。日頃の指導に反し、立て続けにフライを打ち上げたことを問題視したからと説明したという。 >>中日・立浪監督が根尾に苦言、「素直に聞けよ」ファンも落胆 福留も指摘した“悪癖”は改善されていない?<< この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「何が理由かと思ったら懲罰交代だったのか」、「3打席連続フライはそこまで珍しい内容ってわけでもないけど、それでスパッと代えるのは厳しめだな」と驚きの声が寄せられた。一方、「岡林が本調子ならまだ分かるが、故障抱えてる状況でフライばかり打つなって言うのはちょっと酷ではないか」、「右手故障中なのに使うからこうなるんだろ、自分の責任を棚上げするなよ」といった苦言も多数みられた。 「岡林は20日のオープン戦・ロッテ戦で帰塁の際に右手薬指を負傷。幸いにも骨折には至りませんでしたが、翌日からは患部をテーピングで固定しながら練習・試合出場を続けています。この故障の影響からか、開幕後は高打率をマークする一方で、30日までに喫した凡退15回のうち、フライアウトが10回と相手の球に差し込まれている節も目立っています。このことから、フライ連発を理由に岡林を下げた立浪監督に対し、手負いの状態で起用している方にも非があるのではと異を唱えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 30日終了時点ではチーム打率がセ・リーグ5位(.219)と低迷し、順位も「1勝4敗」で5位と苦しむ中日。岡林の今後の処遇も含めて、立浪監督はどのように打線をテコ入れしていくのか難しいかじ取りを迫られそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月31日 11時00分
阪神・矢野監督、投手運用のミスを新人に押し付ける? 次カード・巨人戦も負け越しなら今季終戦は不可避か
宿敵・巨人との3連戦は、絶対に勝ち越さなければならない。 阪神の矢野燿大監督が動いた。第3戦に先発登板した桐敷拓馬をリリーフに配置換えする。 「矢野監督は桐敷を高く評価していました」(在阪記者) 開幕3連戦で救援陣の不安が露呈しただけに、信頼の厚いルーキー左腕に託したとも言えなくはない。しかし、悲観的な情報も多く聞かれた。 >>阪神サヨナラ負けで「スアレス」がトレンド入り、衝撃展開に矢野監督も激怒? またも勝ち潰したケラーに批判<< 「順調に行けば、巨人3連戦の先発投手は、開幕カードのヤクルト戦に投げた3人です。4月1日の初戦は中6日で藤浪晋太郎、2日は2戦目に投げた小川一平。3戦目に先発した桐敷が外れ、ジョー・ガンケルがローテーション入りする予定です」(球界関係者) ガンケルは腰の張りを訴え、調整が遅れていた。とは言え、昨季9勝を挙げている。「体調が戻れば、先発ローテーションへの復帰は確実」とも見られていた。 「腰の張りは軽症でした。先発ローテーションも、開幕してからの1巡目だけ見送れば、その後はしっかり投げてくれると首脳陣は見ています」(前出・在阪記者) と言うことは、開幕ローテーションを務めた6人のうちの誰か一人を最初から外すつもりでいたのだろう。 今回、その入れ代わる投手が桐敷であることが判明したわけだが、リリーフ配置換えされた後のモチベーションが心配だ。 また、前回第3戦の“采配ミス”の真意も見えてきた。桐敷は「5回まで1失点」と好投していた。その5回裏の自軍の攻撃は桐敷から始まるので、「ここで、代打。桐敷は交代」と思われたが、そのまま打席へ。続投が裏目に出て失点を増やしたが、 「次の先発はないので勝ち星をプレゼントしてやりたかった」 と、矢野監督は思ったのだろう。 「クローザーを予定して獲得したケラーが良くありません。矢野監督は湯浅京己を代理クローザーに指名しましたが(3月29日)、経験豊富な左腕・岩崎優の負担が大きくなりそう。左の中継ぎ投手がさらに必要となるので、左の桐敷の配置換えは間違いではありません」(前出・球界関係者) 桐敷は新人らしく、「与えられたところでしっかりと結果を」と語っていたが、先発とリリーフでは調整の仕方が違う。キャンプ、オープン戦で「先発要員」として調整してきたので、毎日、肩を作って登板待機するリリーフに適応できるかどうか、心配だ。 「連敗スタートとなり、相手チームが得点を挙げた時点でベンチの雰囲気が暗くなります」(前出・同) 早くも投手陣の配置換えがされたと言うことは、矢野監督の構想は最初から間違っていたとも解釈できる。結果論ではあるが、巨人戦でも頼みの投手が打ち込まれるようなことがあれば、矢野監督の采配に首を傾げる選手も出てくるかもしれない。 伝統的に、阪神は巨人戦に勝ち越すと雰囲気が明るくなる。その逆もしかり。4月1日からの巨人3連戦で今季の命運が決まりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月30日 19時30分
DeNA・山本に「わざとだろ」怒りの声 膝元の変化球に当たりに行った? 不可解なプレーに解説も呆れ
29日に行われたDeNA対中日戦。「4-0」でDeNAが勝利したこの試合で、DeNAのプロ5年目・23歳の山本祐大が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-0」とDeNA2点リードの4回表に山本が見せたプレー。2死から打席に入った山本に対し、中日先発・小笠原慎之介はカウント「0-2」からナックルカーブを投じる。ボールは山本の右ひざへ向かうように変化したが、山本は特に避ける動作はせずに、右ひざを小さく曲げながらボールを受けた。 すると、死球を確信したのか即座に打席を外した山本に対し、球審は「ダメダメ」と言わんばかりに両手を振りながらボールを宣告。これを受け、DeNA・三浦大輔監督はベンチを飛び出し抗議するも判定は覆らなかった。 >>巨人・小林、2年後にDeNAへ移籍?「実現するわけない」反対意見も、元木ヘッド動揺の占い結果に驚きの声<< 公認野球規則には、投球が打者に当たった際のルールの1つとして「投球がストライクゾーンの外で打者に触れ、しかも、打者がこれを避けようとしなかった場合には、ボールが宣告される」、「打者が投球を避けようとしたかどうかは、一に球審の判断によって決定されるものであって、投球の性質上避けることができなかったと球審が判断した場合には、避けようとした場合と同様に扱われる」と記載されている。そのため、球審は山本が避けられる球を避けなかったと判断してボールを宣告したものと思われる。 山本のプレーを受け、ネット上には「右足を少しも後ろに引かずに当たったからこれは絶対わざとだろ」、「怪我のリスクもあるのにそんなセコいことするなよ」と批判が寄せられた。同時に、「解説も廣岡と一緒って呆れてるじゃん」、「開幕戦の廣岡みたいだなって思ってたら解説も同じこと言ってた」と、この試合で解説を務めた野球解説者・鈴木孝政氏(元中日)の発言に注目するコメントも多数みられた。 「今季は3月25日・巨人対中日戦で巨人・廣岡大志が、中日・大野雄大が胸元に投じたストレートに左ひじを差し出す振る舞いを見せファンの間で物議を醸しています。直近の出来事ということもあってか、実況は山本へのボール宣告直後に『廣岡もありましたけれども』と鈴木氏に話を振りましたが、鈴木氏は『もうあれと全く一緒』と呆れたようにコメントしました。山本のプレー以上に、この鈴木氏のコメントが印象的だったファンも少なからずいるようです」(野球ライター) ボール宣告でカウント「1-2」となった後、4球目のナックルカーブで遊ゴロに打ち取られた山本。打席に立った時点で打率「.000」とまだ今季初ヒットを打っていなかったこともあり、一部からは「何とかして塁に出たい気持ちが出過ぎてしまったのでは」といった見方も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月30日 15時30分
阪神サヨナラ負けで「スアレス」がトレンド入り、衝撃展開に矢野監督も激怒? またも勝ち潰したケラーに批判
29日に行われた阪神対広島戦。「2-3」で阪神が敗れたこの試合で、阪神の新助っ人・ケラーが見せた投球がネット上で物議を醸している。 ケラーは「2-1」と阪神1点リードの9回裏に4番手として登板。しかし、先頭・マクブルームのヒットから無死二塁のピンチを招くと、1死後に上本崇司に12球粘られた末に四球を選ばれ1死一、二塁に。さらに、続く長野久義の投ゴロを弾いて内野安打としてしまい、1死満塁と絶体絶命の状況に陥った。 ここで矢野燿大監督はケラーを諦め、湯浅京己を5番手として投入。しかし、湯浅は登板直後に西川龍馬に2点タイムリーを打たれ、チームは「2-3」で逆転サヨナラ負け。「0.1回2失点・被安打2・四球1」と乱調だったケラーが敗戦投手となった。 >>阪神・平田二軍監督の叱咤に「10代に言いすぎ」「名指し珍しい」驚きの声 拙守連発の高寺を酷評、奮起を促す意味合いも?<< 25日の開幕・ヤクルト戦(1回3失点・被安打4)に続きセーブに失敗したケラーに対し、ネット上には「お前何回失敗するんだよ、ランナー出すだけ出して湯浅にもダメージ与えるって最悪だぞ」、「投球はもちろんのこと、長野の平凡なゴロを捕りきれなかったフィールディングも酷い」と怒りの声が寄せられた。一方、「まさか2試合でセーブ失敗数がスアレスを超えるとは思わなかった」、「去年のスアレスはシーズンで1回しか失敗しなかったのに」、「ケラーは安定感無さ過ぎてアカン! スアレス帰ってきてくれ!!」と、前守護神のスアレス(現サンディエゴ・パドレス)と比較し呆れる声も多数みられた。 「スアレスは2020〜2021年にかけ2年連続セーブ王に輝いた助っ人ですが、『62登板・1勝1敗42セーブ・防御率1.16』をマークした昨季、セーブ失敗は1回のみと抜群の安定感を誇りました。一方、ケラーは25日・ヤクルト戦、今回の広島戦で早くもセーブ失敗が2回となり、成績も『2登板・0勝2敗・防御率33.75』と悲惨な数字であるため、前守護神とはあまりにも実力が違い過ぎるとため息をついているファンも少なくないようです」(野球ライター) 比較する声の多さからか、試合後には「スアレス」の単語が一時Twitterトレンド入りする事態も生じていたケラーの背信投球。矢野監督もこのままではマズいと判断したのか、試合後にケラーの守護神剥奪、湯浅の代役守護神起用を明言したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月30日 11時30分
巨人・大勢、代役から正守護神に昇格? ドラ1の奮闘がチームにもたらす過去にないメリットとは
巨人のクローザーに関する定義が変わるかもしれない。 3月29日のヤクルト戦で、ドラフト1位ルーキー・翁田大勢(登録名は大勢)が開幕から3登板連続となる3セーブ目を挙げた。ヒットこそ許したが、最後は青木宣親をショートゴロに仕留めると、グラブをポンと叩いて、小さくガッツポーズ。先頭バッターを三振に斬ってみせた時は雄叫びも挙げていたが、ゲームセットの瞬間は控え目に(?)喜んでいた。 「自信を持って投げています。クローザーは重圧の掛かる場面での登板となるのに、やり甲斐を感じているように見えます」 複数のプロ野球解説者がそう評していた。 >>巨人ドラ1・大勢に「とんでもない威力だ」驚きの声 先輩・鍬原のグローブを破壊? ソフトB戦前の練習動画が話題<< 巨人が新人投手をクローザーに抜てきした前例はない。原辰徳監督も当初は「先発」として育てていくつもりだったが、オープン戦途中で方針を転換。1イニングを託した時の無双ぶりに「リリーフの方が合っている」と判断した。 「新人がクローザーを務める前例が巨人にはなかったせいか、チーム全体で応援している感じです」(球界関係者) 何人かの歴代巨人クローザーにインタビューしたことがある。言葉こそ違うが、彼ら必ず口にしていたのは「プレッシャー」だ。 抑えて当然、打たれたら、ボロクソに叩かれる。しかも、優勝を争っている中で、1球のミスが致命傷となる緊迫した場面での登板の連続…。歴代クローザーが長く活躍できなかった理由はその影響だろう。 「原監督も投手生命をすり減らすようにして投げ抜いてきた先輩たちを見てきました。大勢のリリーフ転向に即決できなかったのは、そのためでしょう」(前出・同) 大勢はその緊迫した場面でも“強気”になる。初登板こそ開幕戦独特の緊張感に飲み込まれそうになったが、その後は走者を出しても直球で力勝負を挑んでくる。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「直球に力勝負をしても勝てるだけの威力があるのは、本当です。力勝負を挑んで来るからスライダーやフォークボールなどの変化球も効果的に決まっているんだと思います」 今後、相手球団も投球モーションのクセや配球を研究してくる。それを乗り越えれば“ホンモノ”だが、原監督にとって一番の収穫は「チームの雰囲気」だろう。 昨季中盤以降、ビエイラがクローザーに定着した時、「登板と同時に今日は勝った」という雰囲気になったが、今年は少し異なる。 「大勢に繋ぐ」の勝ちパターンができつつあるが、ブルペン陣だけではなく、チーム全体が「大勢にセーブポイントを」と盛り立てているのだ。 大勢が3セーブ目を挙げた3月29日、ビエイラが試合前の練習に合流した。オープン戦は絶不調だったが、練習に合流したということは、一軍登録も近いはずだ。 「大勢をクローザーで使い続け、もし夏バテしたら、ビエイラと入れ替えるような。ビエイラはセットアッパーでしょう」(前出・同) そんな予想も聞かれた。 大勢を囲む雰囲気がチーム上昇の機運に繋がりそうだ。息の長いクローザーになってもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月29日 21時30分
阪神・平田二軍監督の叱咤に「10代に言いすぎ」「名指し珍しい」驚きの声 拙守連発の高寺を酷評、奮起を促す意味合いも?
29日に行われ、阪神が「1-5」で敗れた二軍・ソフトバンク戦。この試合に「6番・二塁」で先発したプロ2年目・19歳の高寺望夢に対する平田勝男二軍監督のコメントがネット上で物議を醸している。 同戦の高寺は「3打数1安打」とヒットを1本記録し、5回表には二盗を成功させるなど足でもアピールに成功。一方、守備では7回表無死の場面で川瀬晃の打球を後逸、8回表無死一塁では三ゴロを放ったリチャードを併殺にし損ねるなどミスが相次いだ。 この日の阪神は6回裏終了時点で「1-1」と同点だったが、高寺のミスをきっかけに7回は1失点、8回は3失点を喫し敗戦している。このこともあってか、試合後に平田二軍監督は「今日は高寺のエラーで負けたんだよ。足引っ張って。守屋(功輝)の3点なんて、あれリチャードのゲッツー取ってたらなんてことない。そうでしょ? 馬場(皐輔)のセカンドゴロも捕っときゃ。今日あいつで4点取られてんやで?」と高寺を名指しで酷評したという。 >>阪神二軍選手に「絶対に1番着けさせえ!」 川藤氏が平田監督に無茶振り、「球団方針知らんのか」と指摘も<< この平田二軍監督のコメントを受け、ネット上には「平田監督はチーム全体にカミナリ落とすことはあるけど、個人を名指しで叱るのは珍しくないか」、「確かに痛いミスは目立ったが、まだ10代で経験も浅い高寺をここまでボロカス言うのはさすがに言い過ぎでは」と驚きの声が挙がった。一方、「打撃がめちゃくちゃいい分、守備ミスがもったいなく映ってるんじゃないか」、「守備がある程度こなせるなら一軍も狙えそうだから歯がゆいんだろうな」と推測するコメントも多数みられた。 「高寺は同戦で放った1安打も含めて、二軍では現在打率『.474』と絶好調。一軍の二塁レギュラー・糸原健斗が打率『.222』と振るっていないことを考えると、糸原の状態次第では今後一軍から声がかかる可能性もゼロではありません。ただ、守備面に不安があると代打止まり、もしくはそもそも一軍に呼ばれないという展開も考えられますので、平田監督はこのあたりを踏まえ、あえて厳しい表現で高寺に奮起を促したのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 29日の試合は今季5試合目の出場だったが、早くも3失策目を喫した高寺。平田監督から酷評された悔しさをバネに、今後どれだけ守備力を磨くことができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月29日 19時55分
中日・立浪監督、岩嵜の状態報告も逆に不安の声 「去年みたいな症状では」との見方も? 重症は回避も原因不明か
26日・巨人戦で右ひじ違和感により緊急降板し、翌27日に登録を抹消された中日のプロ15年目・32歳の岩嵜翔。28日に伝えられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、同日に取材に応じた立浪監督は岩嵜の検査結果について、「骨が折れているとか筋が切れているとか、そういうことではなかった。一つ安心はしています」と重傷ではなかったと説明。合わせて、「7回は現状では田島、清水がいる。福も挟みながら」と、勝ちパターンを担っていた岩嵜の不在は田島慎二、清水達也、福敬登ら他リリーフをやりくりして乗り切る方針も明かしたという。 >>中日・与田前監督、根尾らは欲しくなかった?「ドラフトで嘆いてました」元コーチが暴露した消極姿勢に驚きの声<< 岩嵜はソフトバンク(2008-2021)でのプレーを経て今季から中日に加入した投手だが、2018年シーズンに「右ひじ遊離軟骨除去手術」(4月)、「右ひじ鏡視下関節形成術」(10月)と2度手術を受けた過去がある。そのため、緊急降板を受けたファンの間では古傷の再発を危惧する声も少なくなかったが、メスを入れるほどの状態ではないようだ。 この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「案外重くなさそうなのは朗報だけど、だったら何が違和感の原因なんだ?」、「監督は安心してるとは言ってるが、詳しい原因には言及してないから今一つ安心できない」と心配の声が寄せられた。一方、「岩嵜は昨季も離脱して異常なしだったってことがあったし、今回も去年みたいな症状では」、「重傷なら重傷ってちゃんと言うだろうし、多分去年みたいに大事には至ってませんっていう感じだったんじゃないの」と楽観的な見方も多数みられた。 「岩嵜は昨年3月6日に右ひじ違和感でチーム練習を離脱するアクシデントがありましたが、離脱後に向かった病院で異常なしと診断されたため、翌7日から練習に復帰。その後は故障離脱はないままシーズンを過ごし、『48登板・2勝5敗14ホールド6セーブ・防御率4.17』と一定の数字をマークしています。このこともあり、今回のアクシデントも昨年と同じようにごく軽い離脱で済むのではとみているファンも少なからずいるようです。岩嵜が右ひじに違和感を抱いた詳しい原因は不明ですが、2年連続で3月にアクシデントに見舞われていることから、気圧や気温などが古傷の状態に影響を与えている可能性も考えられます」(野球ライター) オープン戦では5試合に登板し防御率「0.00」と抜群の成績を残していた岩嵜。長期離脱ならブルペンに甚大なダメージが生じていたことは濃厚だっただけに、重傷ではない見込みであることは不幸中の幸いといえるだろう。文 / 柴田雅人
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2020年12月30日 17時30分
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スポーツ
巨人若手へのスパルタ指導に「まじモチベ下がるわ」 元巨人・笠原氏が杉内コーチに苦言、阿部二軍監督の“罰走予告”にもクレーム?
2020年12月28日 17時00分
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スポーツ
元ヤクルト・古田氏、楽天監督就任の可能性が急浮上? 臨時コーチ就任で試される手腕とは
2020年12月28日 11時45分
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スポーツ
ロッテ中村奨吾キャプテン就任に井口監督「存在感を見せて欲しい」
2020年12月28日 11時25分
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スポーツ
ソフトB・柳田、年俸6億到達は不吉の前兆? 引退の引き金を引いた選手も、来季も結果を出すためのカギは
2020年12月27日 11時00分
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スポーツ
議論飛び交う楽天・ロメロのオリックス復帰、実は正しい判断だった? 近年相次ぐ“出戻り”とは一線を画すワケは
2020年12月26日 11時00分
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スポーツ
DeNA・梶谷、巨人入りは金目当てでは無かった? FA移籍の意外な真相を明かす、あの選手も決断の決め手に
2020年12月25日 17時00分
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スポーツ
ヤクルト・小川、FA残留は不幸の予兆か 奥川と明暗が分かれる? 7億円ゲットも本人は不服か
2020年12月25日 11時10分
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スポーツ
ヤクルト監督が敵捕手に新人への“忖度”を要求?「坊ちゃんに打たせてくれ」若菜氏が衝撃の裏話を暴露
2020年12月24日 20時30分
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スポーツ
広島・長野「僕じゃありません」まさかの犯人疑いに困惑? 物議を醸した“もう一発騒動”の裏話を明かす
2020年12月24日 19時30分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
