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巨人・桑田コーチ、今季は「投げ抹消」を連発? 絶対的主力も出場機会減は避けられないか

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桑田真澄コーチ

 桑田真澄投手チーフコーチは、どんなやり繰りをするのだろうか。

 巨人も3月25日の開幕戦に向け、ペナントレース本番を想定した調整段階に入ったようだ。実績十分な菅野智之、山口俊が長めのイニングを投げ始めた。しかし、新たな難題も見えてきた。

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「今季は“投げ抹消”ばかりになりそう。2人、いや、外国人投手も入れたら4人とか、5人に…」

 開幕戦が近づいてきて、プロ野球解説者、メディア、関係者たちの間で、巨人の「投げ抹消」が話題になっている。

 「投げ抹消」とは、先発投手が登板する当日に一軍登録され、投げた翌日にはまた抹消される状態のことを言う。バックネット裏で使われている業界用語みたいなものだ。

 「昨季の東京ヤクルトが奥川恭伸を『投げ抹消』で起用していました。通常の先発ローテーションをこなす体力がまだ養われていなかったからです」(プロ野球解説者)

 その「投げ抹消」が、今年の巨人で“大量発生”しそうなのだ。

 いったん、一軍登録を抹消したら、再登録は最短で10日後。新型コロナウイルスの感染防止対策のための例外は設けられているが、巨人の「投げ抹消」はその適用外だ。

 まず、「投げ抹消」が避けられないのは、堀田賢慎(育成選手)と山崎伊織の2人。両投手ともトミー・ジョン手術明けであり、無理はさせられない。登板間隔を空け、抹消期間中はほかの投手を先発起用することになる。

 「桑田コーチは中5日で先発ローテーションを回すと言っていましたが…。菅野、山口、メルセデスは先発起用で間違いないでしょう」(ベテラン記者)

 メルセデスも「投げ抹消」となりそうだ。というのも、外国人選手の出場登録枠の問題があるからだ。外国人選手の出場登録は「4人」。クローザーのビエイラ、野手ではウィーラーは外せない。リリーフのデラロサも必要な戦力だ。しかし、こんな意見もある。

 「グレゴリー・ポランコ、アダム・ウォーカーの両外野手もいます。ポランコの推定年俸は2億5000万円です。金額からして、スタメン起用を想定しての獲得と見るべき」(前出・プロ野球解説者)

 新外国人投手のマット・アンドリース、マット・シューメーカーも「先発で起用する」(関係者)という。
 「アンドリースはタフネス・リリーバーとしても知られていました」(米国人ライター)

 アンドリースをリリーフで使うことになれば、メルセデスの「投げ抹消」だけでは済まないかもしれない。その場合、デラロサか、ビエイラの抹消する期間も作らなければならないだろう。状況によっては、堀田たちの再登録を見送る場面も出てきそうだ。

 新人・赤星優志のローテーション入りも予想されるが、今村信貴が絶好調だ。二軍降格となった戸郷翔征、高橋優貴にもチャンスを与えてやらなければならない。桑田コーチはどうするのか? 腕の見せ所かもしれないが、気苦労も絶えないだろう。

 「ヤクルトは奥川一人だから、投げ抹消が成立したんです」(前出・プロ野球解説者)

 今季、巨人ファンの間で「投げ抹消」が流行語になりそうだ。(スポーツライター・飯山満)

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