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ヤクルト元エース尾花高夫氏が二軍投手コーチで23シーズン振りに古巣復帰!

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神宮球場

 東京ヤクルトは25日、今シーズンまで東北楽天で一軍投手チーフコーチを務めていた伊藤智仁氏が一軍投手コーチに、現役時代は1980年代にエースを務めていた尾花高夫氏が二軍投手コーチにそれぞれ就任したと発表した。

 伊藤コーチは花園高から三菱自動車京都を経て、1992年のドラフト1位でヤクルトに入団。150キロを超えるストレートと、高速スライダーを武器に新人王を獲得する活躍を見せたが、登板過多による故障により、1994年から2年間は一軍登板が出来ず、1997年にカムバック賞を受賞する復活劇を遂げるも、2003年の引退まで肘痛、肩痛との闘いが続いた。プロ野球史上最高のピッチャーという呼び声も高く、引退後はヤクルトで投手コーチを務めた後、独立リーグ富山GRNサンダーバーズ監督を経て、2018年11月から楽天へ。古巣へは4シーズン振りの復帰となる。

 尾花コーチはPL学園、新日本製鐵堺を経て1977年のドラフト4位でヤクルトに入団。1982年から1985年まで4年連続二桁勝利を挙げるなど、80年代にヤクルトのエースとして活躍した。1991年シーズンを以って引退。引退後はプロ野球解説者として親近感溢れる語り口で、人気解説者の1人だった。1994年11月に千葉ロッテで指導者として現場復帰。1996年からは古巣ヤクルトに復帰し、故・野村克也元監督のもとID野球を学ぶ。1997年にはリーグ優勝と日本一に貢献。1998年11月から福岡ダイエー(現ソフトバンク)へ。王貞治元監督のもと、在籍7年間でチームを5度のレギュラーシーズン最高勝率、3度のパリーグ優勝及び日本シリーズ進出、2度の日本一に輝いている。単身赴任だったこともあり、2005年シーズン限りで退団すると、王元監督の仲介により、巨人へ移籍。2009年まで崩壊していた巨人の投手陣を立て直し、リーグ3連覇に貢献した。

 2009年11月に横浜(現DeNA)の監督に就任。2年間、監督を務めると、2013年に巨人に復帰。2018年からは編成本部アドバイザーとして裏方に回り、2019年には秋田県・明桜高校の総監督兼投手コーチに就任。来シーズンより23シーズン振りにプロ生活をスタートさせたヤクルトに復帰し、2年連続最下位の古巣の再建に尽力する。

 現役時代を知るファンにとっては嬉しい2人の復帰となっただろう。

(どら増田)

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