ソフトバンク
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スポーツ 2020年09月19日 11時00分
ソフトB・中村の弔い打で思い出す、巨人・谷の“号泣満塁弾” 「先に逝かれて本当に悲しくて…」急逝の盟友に捧げた魂の一打
17日に札幌ドームで行われたソフトバンク対日本ハムの一戦。試合は「2-1」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンク・中村晃のヒーローインタビューだった。 >>「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声<< ソフトバンクは前日の16日、約30年にわたりチームを支えていた川村隆史3軍コンディショニング担当がくも膜下出血のため55歳で急逝。訃報から一夜明けた同戦、チームはユニフォームに喪章を着けて臨んだが、その試合の9回表に中村は通算1000本安打を達成した。 試合後のヒーローインタビューで、中村は「みんなつらかったし、もっともっと生きてほしかった」と悲痛な思いを吐露。その上で、「僕が18歳だった新人合同自主トレの時から、いつも選手に寄り添って支えてくださった。これからも野球選手として長く続けることが川村さんへの恩返しだと思う」と決意を述べた。 天国の恩人に思いをはせた中村の姿に、ネット上には「どうしてもこの試合で1000本安打を達成したかったって思いが伝わるな」、「結果が出て天国の川村さんもきっと喜んでるよ」といった反応が多数寄せられた。一部では「亡き人に捧げる一打っていうのは谷を思い出すな」、「あの時の谷も同じような思いを抱いてたんだろうな」といったコメントも見られた。 名前が挙がっている谷佳知は、現役時代にオリックス(1997-2006,2014-2015)、巨人(2007-2013)でプレー。プロ19年間で「.297・133本・741打点・1928安打」といった成績を残した好打者だが、巨人時代に天国の盟友へ捧げる一打を放ち多くのファンの涙を誘っている。 2010年4月24日、東京ドームで行われた巨人対広島の一戦。この試合は同月2日の対広島戦前の練習中にくも膜下出血で倒れ、同月7日に37歳の若さでこの世を去った故木村拓也コーチの追悼試合。木村コーチは現役時代に巨人、広島でそれぞれプレー経験があったため、同戦は両チームがユニフォームに喪章を着けて臨んだ。 劇的な一打が生まれたのは、「2-3」と巨人1点ビハインドで迎えた8回裏1死満塁。一打出れば同点、逆転というこの状況で、原辰徳監督は代打に谷を起用。木村コーチとは同級生で親交も深かった谷は心の中で気持ちをふるい立たせていたのか、ゆっくりとした足取りで打席に入った。 球場から大声援が送られる中、谷は広島3番手・高橋建が投じた初球、2球目をしっかり見極めボールを選ぶと、3球目は逆方向へ痛烈なファール。そして、カウント「1-2」から高橋が投じた高めの4球目を迷いなく振り抜いた。 ファンの大歓声と共に上がった打球は、大きな弧を描きながらレフトスタンドに飛び込む逆転満塁ホームランに。打った瞬間に高々とバットを放り投げた谷は、両手を挙げバンザイしながらダイヤモンドを一周した。 谷の満塁弾もありこの回一挙5点を挙げた巨人は、9回表に広島に1点を返されるも「7-4」で勝利。試合後のヒーローインタビューには、当然殊勲の一打を放った谷が呼ばれた。 お立ち台に立った谷は泣きながら「拓也とは同級生で、いつも励まし合ってプロでやってきたけど、先に逝かれて本当に悲しくて…」、「泣かないでおこうと思ったんですけど、涙が全然止まらなくて…なんとか今日の試合は、とにかく勝ちたいと思って臨みました」とコメント。天国の木村コーチに思いをはせる谷の姿は多くのファンの涙を誘った。 谷は後年、同戦での心境についてメディアのインタビューなどで明かしている。谷によると、プロ生活の中で「あれだけ気合を入れて打席に入ったことはない」といい、打席内では「絶対に打たないといけない」、「ホームランしかない」と考えていたとのこと。普段の打席で気持ちを入れすぎると空回りすることがほとんどだったというが、同戦だけは狙い通りの打撃をすることができたという。 10年前の谷と同じく、今回故人に捧げる一打を放った中村。天国の川村コンディショニング担当も、新人のころから見てきた中村のメモリアル安打をきっと喜んでいることだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月14日 17時00分
ソフトB・工藤監督の采配に大ブーイング 裏目に出た強攻策に「スクイズするべきだった」ファンから批判噴出
13日に行われたソフトバンク対西武の一戦。試合は「1-0」で西武が勝利したが、同戦でのソフトバンク・工藤公康監督の采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」とソフトバンク1点ビハインドで迎えた9回裏の采配。この回ソフトバンクは一死二、三塁のチャンスを作ると、工藤監督はここで代打に川島慶三を起用。一打出ればサヨナラのチャンスだったが、ここまで5イニングで得点圏のチャンスをフイにしていることを考えるとスクイズも十分に考えられる場面だった。 ただ、工藤監督は特にスクイズなどの策を取ることはなく、結果川島は空振り三振。後続もランナーを返すことができず無得点に終わり、結局「0-1」で完封負けを喫する形になった。 >>「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声<< 工藤監督の采配を受け、ネット上には「得点圏打率1割の川島に何で打たせたんだ」、「ここまで点取れてないんだからスクイズするべきだった」、「三塁ランナーは足速い周東(佑京/17盗塁)だからスクイズする価値は十分あったと思うんだが…」といった反応が多数寄せられている。 一方、「川島の犠打数考えたら別に間違ってないだろ」、「スクイズと比べたら打たせる方がまだマシだったと思う」といった批判に対する苦言や反論も複数見受けられた。 「これまで日本ハム(2006-2007)、ヤクルト(2008-2014)、ソフトバンク(2014-)でプレーしている36歳の川島は、今シーズン打率は『.250』と2割中盤ですが得点圏打率は『.120』と1割台前半に低迷。そのため、普通に打たせるよりスクイズの方が得点の期待値が高かったと考えているファンは少なくないようです。ただ、川島は今シーズンを含めプロ15年間で通算75犠打、2014年7月のソフトバンク移籍以降は18犠打しか記録していない選手。もし仮にスクイズを仕掛けていたとしても、成功する可能性は決して高くはなかったとも思うのですが…」(野球ライター) 試合後、工藤監督は「このようなギリギリの戦いが、チームにとって血となり肉となる」と前向きにコメントしたことが伝えられている。敗戦により2位ロッテとは1ゲーム差となったが、今回の采配を今後につなげることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月11日 17時00分
「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声
10日に行われたソフトバンク対楽天の一戦。試合は「9-2」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったが2度の雨天中断だった。 ソフトバンクは東浜巨、楽天は松井裕樹が先発して始まった同戦は、「0-0」と両チーム無得点の1回裏2死一、二塁の場面で雨により午後6時28分から37分間中断。東浜は集中力を切らさず再開後、ピンチを無失点で切り抜けたが、2回以降も雨は継続して降り続けた。 その後「3-2」とソフトバンク1点リードして迎えた7回裏。この回楽天はソフトバンク3番手・モイネロから1死一、二塁のチャンスを作るが、この午後9時54分の場面で試合は2度目の雨天中断に。中断直後の雨脚は雨天コールドとなっても不思議ではないほどの強さだったが、その後弱まったためグラウンド整備を経て、55分後の午後10時49分に再開された。 再開後、ソフトバンクはモイネロに代えマウンドに上がった松本裕樹が併殺でピンチを切り抜けると、8回に1点、9回に5点を記録し楽天を突き放す。一方、楽天はどちらの回も無得点に終わり、試合は開始から5時間38分後の午後11時38分にようやく終了した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 2度の中断により日付が変わる直前まで行われた同戦だが、ネット上には「ソフトバンクは明日ホームなのに何でコールドにしなかったんだ」、「行きも帰りもバタバタ移動になったから選手のコンディションが心配」、「再開してボロ負けするくらいなら7回コールドで良かった」、「再開後に出た中継ぎ全員失点したからコールド負けよりダメージが大きい」と、試合進行を管轄する審判団への苦言や反発が多数寄せられている。 「ソフトバンクは11日から本拠地福岡で対西武3連戦が控えていますが、同戦の試合時間が長引いたことにより当日移動からそのまま試合に臨まなくてはならないことに。ソフトバンクは仙台入りする際も台風10号の影響で、空路移動の予定を1日前倒しして新幹線での移動をしいられているため、試合強行が選手の体調や疲労度に悪影響を及ぼすのではと不満を抱えているソフトバンクファンは多いようです。一方、楽天は11日から13日まで引き続きホームで対日本ハム3連戦のため移動はありませんが、7回の再開後に登板した牧田和久(1失点)、安樂智大(4失点)、池田駿(1失点)が全員失点を喫するなど中継ぎ陣を消耗。そのため、『これなら雨天コールド負けの方がマシだった』と試合続行を悔やむ楽天ファンも少なくありません」(野球ライター) 今回審判団が雨天コールドとしなかったことについて、球場周辺の雨雲レーダーを参照して続行すると判断したのではとの声も多い。実際、7回の中断以降の雨雲レーダーでは雨脚が23時前までに収まるとの予報があったが、試合続行の判断に関し、審判団からの説明はないようだ。 試合後、ソフトバンク・工藤公康監督は「(気持ちが)切れてしまいそうな雨だった」、楽天・三木肇監督も「いろんなことがあった」とどちらもお疲れムード。現在ソフトバンクは首位、楽天は3位につけているが、同戦は今後の優勝争いを左右する一戦となるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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芸能ニュース 2020年09月09日 18時30分
竹芝が最先端のスマートシティに「東京ポートシティ竹芝」各国グルメや人気アーティスト出演のフェスも
「東京ポートシティ竹芝メディア説明会」が9日に開催され、国際ビジネス拠点とMICE施設、快適な居住環境を備えた同施設の詳細が発表された。 >>全ての画像を見る<< 9月14日に開業する東京ポートシティ竹芝オフィスタワーは、1300か所のIoTセンサーとリアルタイムデータで混雑を回避する最先端のスマートビル。最初に、東急不動産株式会社の岡田正志代表取締役社長から、国家戦略特区の特定事業に採択された竹芝エリアのスマートシティ構想について説明があった。 オフィスビルには、ソフトバンク株式会社の本社も移転する。登壇した同社の宮内謙代表取締役社長・執行役員兼CEOは、ウィズコロナ時代の新しい働き方を実装し、イノベーションを生む基盤としての新オフィスに言及。共創パートナーとしての意気込みを語った。 メッセージVTRでの出演となった小池百合子東京都知事は、羽田空港や伊豆諸島・小笠原につながる竹芝ふ頭へのアクセスに加えて、都立産業貿易センター浜松町館を設置し、国際会議やイベントの開催拠点として国内外からの来訪に期待を寄せた。 都有地を官民連携で整備した今回のプロジェクトでは、浜松町駅と竹芝ふ頭をつなぐ全長200メートルの歩行者デッキにより、竹芝エリアの一体化が促進。武井雅昭港区長は、自律分散型のエネルギーや海上輸送機能を生かした帰宅困難者支援など、地域特性を生かした災害に強いスマートシティをPRした。 また、最先端技術とコンテンツ産業の集積を目指し、コンテンツ企業50社からなるCiP(Contents innovation Program)協議会が発足。オフィスビルには、オールジェンダートイレや祈祷室のほか、併設の竹芝グルメリウムには、各国の料理を楽しめるダイニングやバー、カフェ、コンビニが出店するなど、世界一ビジネスのしやすい環境が実現されている。 最先端のテクノロジーを体験できる場所として、9月18日~20日には、コロナ後のニューノーマルを意識した「スマートシティフェス」も開催される。同フェスには、劇団四季や人気歌手のCrystal Kay、SKY-HIらが出演し、リアルとオンラインを融合したライブ配信を実施する。
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スポーツ 2020年09月07日 19時30分
ソフトB・工藤監督の発言に大ブーイング 対ロッテの苦戦を反省も、「遅すぎるだろ」ファンから批判噴出
6日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。試合は「4-2」でロッテが勝利したが、ソフトバンク・工藤公康監督の試合後のコメントがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>ソフトB・工藤監督に「采配ミス」反発の声 併殺を招いたバント指示、試合後の“お咎めなし”にも批判<< 首位ソフトバンクは4~6日にかけて2位ロッテと首位攻防3連戦を行ったが、結果は「3-4」、「4-5」、「2-4」と3連敗。これで今シーズンのロッテ戦は「3勝8敗1分」の借金5となり、ゲーム差も戦前の「3.5」から「0.5」まで詰め寄られた。 痛恨の3連敗となった6日の試合後、工藤監督は報道陣に対し「負けているという現実を受け止めて、しっかり対処しなきゃいけない」、「何か策を考えて当たっていかないといけない」とコメント。大きく負け越しているロッテ相手の戦略を見直す旨を口にしている。 工藤監督の発言を受け、ネット上には「いつまでもロッテにやられっぱなしじゃ優勝は無理、やるなら徹底的にやってほしい」、「ここまでは力負けではなく自滅してる印象が強い、ちゃんと対策して臆せずに戦えば十分勝てるはず」といった反応が多数寄せられている。 一方、「昨シーズンからカモにされてるのに遅すぎるだろ」、「今更感が半端ない、呆れてものも言えない」、「昨年も今年も課題は投手、いくらでも対策を練る時間はあったのでは?」といった批判や反発も複数見受けられた。 「ソフトバンクは昨シーズンもロッテに『8勝17敗』と大きく負け越し、その影響で西武と2ゲーム差でリーグ優勝を逃すことに。対戦チームの中で最も多く四死球(131)を与えている点が、苦戦の主要因との指摘は数多くありました。しかし、今シーズンもここまでロッテ相手に対戦チーム中で最も多い『82四死球』を与えるなどその傾向は変わらず、昨シーズンと同じようにカモにされています。もちろん、工藤監督の“対処”にはこの点も含まれているとは思いますが、シーズンも後半戦に入った段階で動き出しても手遅れなのではないかと不満を抱いているファンも少なくないようですね」(野球ライター) 今シーズン、ロッテとはまだ12戦を残しているソフトバンク。ここまでの苦戦ぶりを踏まえどこまで対策を練り上げられるかがこの12戦の勝敗、ひいては優勝の行方を左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月03日 15時30分
ソフトB・工藤監督に「采配ミス」反発の声 併殺を招いたバント指示、試合後の“お咎めなし”にも批判
2日に行われたソフトバンク対オリックスの一戦。試合は「3-3」の引き分けとなったが、ソフトバンク・上林誠知が見せたプレーがネット上のファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点で迎えた延長10回表に飛び出たプレー。この回ソフトバンクは先頭の中村晃がヒットで出塁すると、工藤公康監督はすぐさま上林を代走に起用。続けて、後続の松田宣浩にバントを敢行させたが、松田はオリックス・ディクソンが投じた2球目を小フライにしてしまった。 ところが、上林はディクソンが直接捕球するのか、それとも併殺を狙うためわざとワンバウンド捕球するのか判別できなかったためか一塁への帰塁が遅れてしまう。さらに、ここでスライディングせずに立ったまま帰塁した結果アウトとなり、その後のリクエストでも判定は覆らず。これによりソフトバンクは無死一塁から2死走者なしとなり、結局勝ち越し点を奪うことはできなかった。 >>ソフトB・工藤監督に「今シーズン最低の采配」批判噴出 池田氏も苦言「代え時が遅かった」、不可解な継投策に反発相次ぐ<< 今回のプレーを受け、ネット上には「スライディングして帰塁してたら普通にセーフだっただろ」、「代走で出てきて怠慢走塁するなよ、ちゃんと戻ってればまだチャンスあったかもしれないのに」、「明らかに集中力を欠いてる、一度二軍に落とした方がいい」といった上林への批判が噴出している。 一方、「普段あまりバントしない松田にバントさせたのが悪い」、「松田の通算バント数を考えると、工藤監督の采配ミスともいえる」といった工藤監督への反発も複数見受けられた。 「今回の場面は松田のバント失敗が上林の走塁ミスを招いたという場面ですが、松田は昨シーズンまでのプロ14年間のバント数がわずか『40個』、年平均で『2.86個』とあまりバントをしたことがない選手。上林がここまでパ・リーグ10位タイの盗塁数(7個)をマークしていることを含めると、バントよりもエンドランの方が進塁の期待値は高かったのではと思います。そもそも、どうしてもバントを成功させたいなら松田ではなく、プロ16年間で『82個』、年平均で『5.13個』のバントをマークしている控えの明石健志を代打に送った方が良かったのではとも思いますが…」(野球ライター) 試合後、工藤監督が「誰でも失敗はある。それをとがめることはない」と上林、松田の両名をかばったことが伝えられている。ただ、このコメントに対しても「????責しないのはさすがに甘すぎる」といった批判が寄せられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月21日 19時30分
ソフトB・工藤監督に「今シーズン最低の采配」批判噴出 池田氏も苦言「代え時が遅かった」、不可解な継投策に反発相次ぐ
20日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。試合は「5-4」でロッテが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンク・工藤公康監督の継投策だった。 問題となったのは、「4-2」とソフトバンク2点リードで迎えた延長10回裏。同点の8回はモイネロ、9回は森唯斗と勝ちパターンの投手で乗り切った末10回表に勝ち越したソフトバンクだが、工藤監督はここで右腕の泉圭輔を5番手として起用。しかし、泉は2死一塁から左打者のマーティンに2ランを浴び同点に追いつかれてしまった。 これを受けた工藤監督は泉に代え左腕・嘉弥真新也を送り込んだが、嘉弥真は後続の安田尚憲にヒットを打たれてしまう。すると今度は嘉弥真に代え椎野新を投入するも、椎野も井上晴哉に四球を与え2死一、二塁に。最後は佐藤都志也への四球が暴投となる間に、代走で出場していた二塁ランナー・鳥谷敬がホームインし逆転サヨナラ負けとなってしまった。 >>ソフトB・今宮に「怠慢プレーだ」批判の声 笘篠氏も苦言「最初のリードも狭い」、試合を分けた“ホームイン自重”<< 同日に放送された『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)では、出演した元阪神・池田親興氏や元横浜・高木豊氏ら球界OBが工藤監督の継投策にコメントしている。番組内で池田氏は「(被弾の場面は)ランナーが一塁でもう1人のアウトで終わりという状況だが、(打席には)ホームランのある打者。(ここで)嘉弥真を置いて(いれば良かった)」、「その後に投げさせてるわけだから(使えたはず)。ちょっと代え時が遅かった」と、嘉弥真を出すタイミングが遅かったと苦言。高木氏も「(試合を見ていて)『あれっ?嘉弥真に代えなくていいの?』って(思った)」と、マーティンを迎えた場面で嘉弥真を投入しなかった点に疑問を呈した。 完全に裏目に出た工藤監督の継投策については、ネット上にも「2点もリードしてたのに意味不明な継投でサヨナラ負け、間違いなく今シーズン最低の試合」、「左が続く打順だったのになぜ嘉弥真を使わなかったのか」、「嘉弥真を使いたくなかったなら、せめて同じ左の川原(弘之)を起用するべきだったのでは」といった批判が噴出している。 「10回裏のロッテ打線は先頭の福田秀平から順に左、左(代打)、右、左という打順だったため、打者の巡り合わせを考えると左投手を起用するのがセオリー。しかし、ブルペンには嘉弥真、川原とまだ左投手が2名残っていたにもかかわらず、工藤監督は右の泉を起用。その結果、泉は連続四球でピンチを招き、併殺で難を逃れたと思った直後にマーティンに被弾しました。試合後の報道で工藤監督は『ストレートと縦の変化球が投げられればそう打たれるものではないと思っていた』と泉を起用した理由を語っていますが、泉の状態を正確に把握していたのか疑問が残るところです。試合前時点の防御率で見ても泉は『1.62』、嘉弥真は『2.03』、そして川原は『1.42』と大差があるわけではなかったのですが…」(野球ライター) 工藤監督は試合後に「僕もまったく読めない展開だった」と弁明したことが伝えられているが、この発言にも「読めなくなったのは自分のせいだろ」、「他人事のようなコメントでさらにイライラする」といった批判が寄せられている。同戦の敗戦でソフトバンクはロッテに同率首位に並ばれたが、この調子なら21日の試合での首位陥落は避けられなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月20日 17時00分
ソフトB・今宮に「怠慢プレーだ」批判の声 笘篠氏も苦言「最初のリードも狭い」、試合を分けた“ホームイン自重”
19日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。同戦に「2番・遊撃」でスタメン出場したソフトバンク・今宮健太のプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となったのは、「2-2」と両チーム同点で迎えた3回表1死一、三塁の場面。勝ち越しのチャンスを作ったソフトバンクは、打席の川島慶三が詰まりながら三遊間へライナー性のゴロを放つ。打球はロッテの遊撃・藤岡裕大がグラブを目いっぱい伸ばしてなんとか捕球したほど際どい打球だったが、三塁ランナーの今宮は本塁に走らず三塁にとどまることを選択。結局この回は無得点に終わった。 すると、これ以降は両チームの投手陣がどちらも無失点のまま踏ん張り、試合は「2-2」のまま引き分けに。今宮が自重し取りにいかなかった1点が、結果的に試合結果を左右する形になった。 >>ソフトB・グラシアルに「二軍から上げるの早すぎ」の声 谷繁元監督も調整不足を危惧、一軍復帰戦の不振に心配相次ぐ<< 同日に放送された『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)では、出演した元阪神・片岡篤史氏や元ヤクルト・笘篠賢治氏ら球界OBが今宮の走塁にコメントしている。番組内で笘篠氏は「三塁ランナーは二遊間のポジショニングを見てるわけだから、『ワンバウンドになる』と判断してスタートを切れたはず。(加えて)最初のリードも狭い」、「ゴロにもいろいろな形があるが、今宮レベルなら(瞬時に判断して)簡単にスタートを切れなきゃいけない(場面だった)」と、ホームインを自重した今宮の判断はミスだったと苦言。片岡氏も「(自身も遊撃手の)今宮だったらかえらなきゃいけないプレー(だった)」と同調している。 今宮のプレーを受けては、ネット上にも「なんで本塁突入しなかったのか、もったいない走塁ミスだ」、「ゴロゴーで1点っていう状況で突っ込まなかったのは意味が分からん、怠慢プレーだと言われても仕方ないのでは」、「タラレバみたいな感じになるけど、今宮が突っ込んで1点もぎ取ってたら勝ててたよね」、「サインの有無は分からないけど遊撃が体勢崩してたし、サイン無しでも勝負するべきだったと思う」といった疑問や苦言が多数寄せられている。 「今回のような場面では、三塁ランナーは打球の方向を瞬時に判断しゴロならば本塁にスタートを切る、いわゆる“ゴロゴー”を敢行するのがセオリー。仮に本塁に突入できず三本間に挟まれた場合でもタッチされないように粘り、その間に他のランナーが進塁する時間を稼ぐというプレーが一般的です。川島の打球はハーフライナー性のゴロだったため今宮は判断が難しかったかもしれませんが、自身も遊撃手なのだから捕球・送球の難易度を即座に判断した上で、本塁突入を選択することは十分可能だったのではと主張するファンもいますね」(野球ライター) 同戦の今宮は初回に先制の6号ソロを放つなど、「4打数2安打・1打点」と打撃面では活躍を見せている。ただ、昨シーズンから数えて「9勝20敗」(同戦前時点)と大きく負け越しているロッテ相手に勝ちきれなかったとあって、走塁面の判断ミスに神経質になっているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月19日 20時30分
ソフトB・グラシアルに「二軍から上げるの早すぎ」の声 谷繁元監督も調整不足を危惧、一軍復帰戦の不振に心配相次ぐ
18日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。試合は「6-4」でロッテが勝利したが、同戦に「2番・左翼」で先発したソフトバンクの助っ人打者・グラシアルのプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 昨シーズン「.319・28本・68打点・119安打」といった成績を残したグラシアルは、同戦が今シーズン初の一軍出場。試合前は「頼りになる助っ人がやっと一軍に帰ってきた」、「これで打線の厚みがかなり増すな」といった反応が寄せられるなど、ネット上のファンの間では期待が高まっていた。 しかし、いざ迎えた試合では「4打数ノーヒット・1三振」と沈黙。加えて、2回裏にはロッテ・菅野剛士が放った平凡なフライの目測を誤り二塁打を許すなど、攻守両面で全くいいところがなかった。 >>王監督が「そんな髪型してる暇あるのか!」と激怒 元ソフトB斉藤氏が“鬼監督時代”を告白、カミナリを落とされた選手は他にも<< 精彩を欠いたグラシアルのプレーを受け、元中日監督・谷繫元信氏、元楽天監督・大久保博元氏といった球界OBが同日放送の『プロ野球ニュース』(フジテレビONE)でコメントしている。番組内で谷繁氏は「(試合勘が)戻っていない。(菅野の打球も)バッテリーからすると捕ってもらいたい打球」、大久保氏も「実績のある選手がいい形になっていないというのはちょっと不安」と、両氏ともに本調子には程遠いのではとグラシアルの状態を危惧した。 同戦のグラシアルについては、ネット上にも「出だしからやってくれるって思ってたから期待外れだった」、「打撃もそうだけど、あのマズい守備を見るとちょっと使い続けるのは怖いな」、「さすがに二軍から上げるの早すぎた気がする、来日からまだ1か月ぐらいしか経ってないのに」、「デスパイネみたいにもう少し二軍で様子を見るべきだったのでは?」といった心配の声が多数寄せられている。 「グラシアルは2018年、デスパイネは2017年からそれぞれソフトバンクでプレーするキューバ人助っ人打者ですが、今シーズンはコロナ禍で7月19日までキューバから来日できず。さらに、翌20日から2週間の自主隔離期間もあったためチームへの合流は8月5日までずれ込みましたが、首脳陣は二軍戦3試合で打率『.500』をマークしたことを加味して、グラシアルを一軍に投入することを決断しています。ただ、一部からはグラシアルもデスパイネと共にもう少し二軍で調整させ、代わりに二軍で『.417』と好調の内川聖一を昇格させた方が良かったのではとの声も挙がっていますね」(野球ライター) 同戦の敗戦で2位ロッテに1ゲーム差まで詰め寄られた首位ソフトバンク。18日から始まった6連戦は23日まで続くが、グラシアルがこのまま攻守に精彩を欠くようであれば首位陥落は避けられないかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月17日 20時30分
ロッテ・田村、お立ち台での発言に「余計なこと言い過ぎ」 ファンが危惧する不吉なジンクス、歴史的連敗に繋がったケースも
16日に行われたロッテ対日本ハムの一戦。同戦に「8番・捕手」でスタメン出場したロッテ・田村龍弘の発言が物議を醸している。 田村は、2回裏の第1打席から6回裏の第3打席までノーヒットと振るわず。だが、8回裏2死二塁で迎えた第4打席で日本ハムの5番手・宮西尚生から決勝のタイムリーツーベースを放ち、チームを「6-5」の勝利に導いた。 試合後にヒーローインタビューに臨んだ田村は、その場で「来週は(首位の)ホークス戦なので全勝したいと思います」と発言。18日から23日まで行われる対ソフトバンク6連戦で全て勝利を収めることを宣言した。 >>ロッテ8.23マリンフェスタでユニホーム配布、広報室「当日もお楽しみに」<< 田村の発言を受け、ネット上には「よくぞ言ってくれた、チーム一丸となってソフトバンクを首位から引きずり下ろしてくれ」、「ソフトバンクとは相性いいし、6連勝は十分あり得るぞ」といった賛同の声が挙がったが、同時に「首位相手に6連勝宣言はなめすぎだろ、逆にコテンパンにやり返してやれ」、「さすがに調子乗り過ぎ、ソフトバンクは初戦でいきなり望みを断ち切ってほしい」といった反発も寄せられるなど賛否両論となっている。 一方、「変なフラグを立てるなよ、『次のホークス戦も頑張ります』ぐらいでよかっただろ」、「全勝するとか余計なこと言い過ぎ、真逆の結果にならなければいいが…」、「新庄の二の舞になりそうで怖い、逆に大型連敗とかなったら今シーズン終戦だぞ」といったコメントも複数見受けられた。 「田村が所属するロッテは昨シーズン17勝8敗とソフトバンクを圧倒し、今シーズンも2勝1敗と勝ち越しています。球団間の相性を考えると、6連勝も決してあり得ない話ではないでしょう。ただ、球界ではお立ち台で『勝つ』、『連勝する』といった景気のいい言葉を口にすると、翌日以降の試合が逆の結果になるという不吉なジンクスがあります。最も有名な例が1999年の阪神で、同年9月10日の巨人戦後に新庄剛志が『明日も勝つ!』と宣言してから、同月28日の対広島戦まで球団ワーストタイ記録となる12連敗を喫しています。こうした過去のケースを踏まえ、田村の発言が良くない結果をもたらすのではと危惧しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 16日終了時点で首位ソフトバンクと2ゲーム差の3位ロッテは、仮に全勝なら逆に4ゲーム差をつける計算になる。今後の優勝争いを考えるとできれば1つも落としたくないところだが、18日から始まる6連戦はどのような結果となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ
ソフトB、甲斐離脱なら「下手したらBクラス」? 元ロッテ里崎氏の指摘に賛否、「他の野手に怪我がなければありえない」と反論も
2020年03月19日 21時30分
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スポーツ
ソフトバンク・千賀に「早く打たれてくれ」? 女房役の甲斐が暴露、史上初“育成ノーノー”の緊迫した場面で感じていたこととは
2020年03月05日 17時00分
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スポーツ
ソフトバンク・サファテ、「もう限界」? 復帰登板“最速144キロ”が波紋、工藤監督は「投げられたことが収穫」と評価
2020年03月04日 05時30分
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スポーツ
「退団は俺のせいじゃない」ソフトB・バレンティンの意味深ツイートにファン困惑 「ヤクルトのこと?」タイミングにも疑問
2020年02月26日 17時00分
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スポーツ
“キューバ危機”だけじゃない? ソフトバンクに忍び寄る東京五輪の影、工藤監督も選手に危機感を吐露
2020年02月23日 11時30分
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スポーツ
「枠潰すくらいならクビにしろ」の声も ソフトバンク、失踪中のコラスを解雇せず“制限選手”にしたワケは
2020年02月19日 21時30分
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スポーツ
右腕故障中のソフトバンク・甲斐野にサイン強要 「もうやめましょ?」本人の願いも無視、一部ファン暴走に批判殺到
2020年02月19日 19時06分
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スポーツ
ソフトバンク、故障者続出でも天下が続く? 全球団が将来性を確信、“千賀2世”のデビュー前倒しか
2020年02月18日 11時30分
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スポーツ
ソフトバンク・工藤監督に「散々酷使したくせに」と批判 甲斐野故障にこぼした“恨み節”、「オフの過ごし方が問題」苦言が物議に
2020年02月17日 17時00分
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スポーツ
ソフトバンク、春季キャンプ10日弱で8人が故障 「昨シーズンの二の舞になる」止まらない“負傷禍”にファン困惑
2020年02月10日 20時30分
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スポーツ
ソフトバンク・千賀、さまざまな「舞台」に臨むシーズンへ 数年来のポスティング要望、自らの腕で夢の扉を開けるか
2020年02月09日 11時30分
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スポーツ
ソフトバンク、優勝はおろか最下位も? 球団史に残る名将も再起不能に、今シーズン危惧される“ねずみ年の呪い”とは
2020年02月08日 17時30分
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スポーツ
昨季キャリアハイを叩き出した選手も 球団身売りから15年、絶滅危惧種となった球界の“ダイエー戦士”たち
2020年02月01日 11時30分
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スポーツ
ソフトバンク・バレンティンが古巣ヤクルトファンに「大好きです」 新天地への入団会見、直後の感謝メッセージにファン歓喜
2020年01月30日 18時30分
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スポーツ
ロッテ・福田が“福岡愛”を吐露「こんなに好きなんて」 プロ14年目の千葉転居、溢れる思いにファンから惜別の声
2020年01月29日 16時21分
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スポーツ
「売るくらいなら燃やして」ソフトバンク武田がサイン転売に苦言 2年連続の訴えに“サインNG”を危惧する声も
2020年01月22日 17時00分
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スポーツ
ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分