ソフトバンク
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スポーツ 2020年04月19日 11時00分
ソフトB・バレンティン、新天地で自身“初優勝”へ 来日10年目の大砲、ファンサービスにも熱心に?
今季よりソフトバンクホークスの一員となったウラディミール・バレンティン。球界を代表するスラッガーも新天地での開幕を待っている。練習を重ねながらインスタグラムを通じて、ファンとの交流にも励んでおり、「こういう機会にインスタを通じてファンと話していこうと思っている」と、シーズンの見通しが立たない現在、プレーを見せられないながらも、様々な形でのサービスに力を尽くしている。 今年で来日から10年目、もはやベテランとも呼べるキャリアを積んできている。言うまでもなく、魅力は長打力であり、常勝軍団のユニフォームを着た今季もホームランの量産が求められている。圧倒的戦力で日本一に登り詰めたホークスにとっても、打撃陣の破壊力を増すことは必至だ。同じく、圧倒的攻撃力でシーズンを制してきている西武ライオンズと打ち合い、その上でペナント奪還のためにもこれ以上ない補強でもあるだろう。 スワローズでは、昨年まで4年連続で30本を超えるなど、35歳となった現在でも力の衰えは微塵も感じさせない数字を残している。さらには、緊迫した場面においてストレートでの真っ向勝負が多いとされるパ・リーグの野球では、バレンティンの打撃がこれまで以上に際立つことも予想される。今回の移籍はホームランアーティストとしてのパフォーマンスという面においても楽しみでならない。 また、自身にとってもNPBでの9年間のキャリアにおいて、個人タイトルこそ幾度となく獲得しているものの、優勝は僅かに一度(2015年)だけであり、バレンティン本人はそのシーズン、怪我により殆どグラウンドに立つことが出来なかった。チームの優勝が負傷に泣いたシーズンだったことは本人のみならず、我々ファンにとっても悔やまれる。日本球界の活性化に大きな貢献をしてきているバレンティンにも再び、相応しい栄光が与えられる日をファンも心待ちにしているのだ。 シーズン本塁打日本記録保持者であるバレンティンに求められるのは、残されたもう一つの勲章である、ペナント制覇、そして日本一への原動力となる事。ファンの期待に応えるべく豪快な本塁打を放ち続け、その夢を手にすることが出来た時、日本のプロ野球はもう一度、大きな盛り上がりを迎える。球界No.1スラッガーのバットには今シーズンも、大きな夢と期待が込められている。(佐藤文孝)
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スポーツ 2020年04月10日 13時55分
西武・山川「無理じゃん?アホだもん」 ソフトBリチャードに苦言、“30本塁打は不可能”との見方に当人は「がんばります」
西武・山川穂高が、9日に自身のインスタグラムに投稿。ソフトバンク・リチャードについて言及した。 山川は同日午後8時ごろ、自身のインスタストーリー上に「質問受け付けます」、「限定50問で!」と投稿。そこから午後10時ごろまでに、当初の予定より1個多い全51個の質問に回答している。 その中にあった「リチャードは30本塁打打てるくらいのパワーを秘めてますか?」という質問を受けた山川は、「無理じゃん???アホだもん バッティングのこと話してるのに山川さん何か飲みますか?とか聞いてくるし」と回答した。 この回答を受け、ネット上には「自主トレの時から一貫してリチャードに厳しいな」、「同郷で同じタイプの選手だから期待のハードルも高そう」、「大成してほしいからこそこうやって苦言を呈してくれてるんでしょ」、「本気じゃなくふざけて弄ってる可能性もあるな」といった反応が多数寄せられている。 西武(2014-)でプレーする28歳の山川は、プロ入りから昨シーズンまでの6年間で「428試合・.269・129本・341打点・398安打」をマーク。2018、2019年の2年連続で本塁打王を獲得するなど、パ・リーグを代表する長距離砲として活躍している。 ソフトバンク(2018-)に所属する20歳のリチャードは、プロ入りから昨シーズンまでは育成契約だったため一軍の出場経験はなし。ただ、三軍戦では昨シーズン11本塁打を放つなど長打力を発揮しており、通算868本塁打のプロ野球記録を持つチームの王貞治球団会長も熱心に指導している。 どちらも沖縄出身という共通点がある両者は今年1月に同地で自主トレを共にしており、その中で山川は「全然駄目。会話でも行動でも」とリチャードを厳しく指導。その甲斐もあり、リチャードはその後春季キャンプ、オープン戦を経て、3月16日に育成から支配下への昇格を果たしている。 今回の一件を受けたリチャードは9日午後9時半ごろ、自身のインスタストーリーに山川の回答のスクリーンショットを添えて「打てるようにがんばります」と投稿。“師匠”からのダメ出しを真摯に受け止めているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について山川穂高の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/hotaka.yamakawa/リチャードの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/richard0618.127/
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スポーツ 2020年04月04日 17時00分
ソフトB・バレンティン、今季ダメなら引退の危機? 日本人扱いとなった助っ人打者、5年以上生き残ったのは1名のみ
2017年以来のパ・リーグ優勝、そして4年連続の日本一を目指しているソフトバンク。そのカギを握る選手と目されているのが、今オフヤクルトから「2年契約・総額10億円」で加入したバレンティンだ。 現在35歳のバレンティンは、初来日したヤクルト(2011-2019)時代に「.273・288本・763打点」をマークした球界屈指の助っ人野手。また、昨シーズンの国内FA権取得で『野球協約』第82条に記載の「フリーエージェント資格を取得した者」との条件をクリアしたため、今シーズンからは日本人扱いとなる点も獲得のメリットとされている。 累計8年の出場選手登録(一軍登録145日で1年)という取得条件がある国内FA権を、“助っ人”の名の通り打撃面の成績がシビアに求められ続けることが一般的な外国人打者が取得するのは至難の業。実際、バレンティン以前に日本人扱いとなった助っ人打者は4名しかいない。 近鉄(1996-2003)、巨人(2004-2005)、オリックス(2007-2009)でプレーしたローズは、巨人時代の2004年にFA権を取得。36歳で日本人扱いとなった翌2005年は「.240・27本・70打点」といった成績を残したが、同年オフに巨人を退団した。 その後所属したオリックスでは3年間で104本塁打を放ち、2008年には打点王(118打点)も獲得したローズ。2009年の退団後は引退を表明していたが、2015年にBCリーグ・富山で現役復帰し1年だけプレーした。 ヤクルト(2001-2007)、巨人(2008-2011)、DeNA(2012-2013)でプレーしたラミレスは、巨人時代の2008年にFA権を取得。34歳で外国人枠を外れた2009年は「.322・31本・103打点」をマークし首位打者、セ・リーグMVPを獲得した。 その後巨人で2年、DeNAで2年プレーし、巨人時代の2010年には本塁打(49本)、打点(129打点)の2冠に輝いたラミレス。2016年からはDeNAの監督を務めている。 西武(2001-2007)、オリックス(2008-2010)、ソフトバンク(2011-2012)の3球団でプレーしたカブレラは、オリックス時代の2009年にFA権を取得。38歳で迎えた2010年は「.331・24本・82打点」をマークし最高出塁率(.428)も獲得した。 カブレラは翌2011年からソフトバンクに所属するも、2年間でわずか11本塁打と振るわず。ソフトバンク退団後は2017年ごろまで母国ベネズエラでプレーしていたと伝えられている。 ロッテ(2003)、西武(2004-2005,2010-2011)、楽天(2006-2008,2012)、オリックス(2009,2013)の4球団でプレーしたフェルナンデスは、西武時代の2011年にFA権を取得。37歳で迎えた2012年は楽天でプレーするも、「.243・3本・51打点」と振るわずオフに退団となった。 オリックスを最後に2013年限りで引退したフェルナンデスは、その後阪神で中南米担当スカウト、西武で編成部国際業務駐米担当を歴任したことが伝えられている。 以上が日本人扱いとなった4名だが、フェルナンデス以外の3名は直後のシーズンで一定の成績を残し、ラミレスはリーグMVPに輝くほどの活躍を見せている。鳴り物入りでソフトバンクに加入したバレンティンも、1年目となる今シーズンは活躍する可能性が濃厚といえるだろう。 ただ、全員日本人扱いとなったのが30代中盤、もしくは後半ということもあってか、直後のシーズンを含めてその後5年以上プレーしたのはラミレスのみで、それ以外の3名は5年未満で日本球界を去っている。 日本人扱いとなった助っ人はそれまでの過程で年俸が高騰していることがほとんどで、成績面も実績を踏まえた高い水準が求められる。2年10億円の厚遇で迎えられたバレンティンも、もし成績が残せなければ契約の終了と同時にそのまま引退の危機にさらされる可能性も否定はできない。 新型コロナウイルスの影響により、現在も具体的な開幕日が決まっていない今シーズン。各選手が調整に苦慮している中、バレンティンは来たるシーズンで結果を出すことができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月25日 18時30分
ソフトB・バレンティン「俺は野球がしたい」 移籍後初シーズンの早期開幕を切望、「長引くと調整が難しくなる」との声も
ソフトバンク・バレンティンが、24日に自身のツイッターに投稿。延期が続いているプロ野球の早期開幕を切望した。 セ・パ両リーグ共に、本来は20日に開幕する予定だった今シーズンのプロ野球。しかし、新型コロナウイルスの影響により、12日に行われた12球団代表者会議で4月10日以降に開幕が延期することが決まった。 さらに、その後3月23日に行われた12球団代表者会議では、4月10日の開幕は難しいとして同月24日開幕に再延期。また、今後の状況次第ではさらなる延期や、無観客での開幕になる可能性もあると複数メディアによって指摘されている。 各球団の選手が先の見えない状況に置かれている中、バレンティンは24日に自身のツイッターに投稿。「全てが早く終わることを願っている。俺は野球がしたい」と、早期の開幕を切望する旨を英語で投稿した。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「自分も早くコロナが収まることを願って待ってます」、「選手が明るくプレーする姿を早く球場で見たい」、「今開幕するとK-1みたいにバッシングされるだろうから選手もファンももう少し我慢するべき」、「状況が収まるまで開幕は厳しいと思うけど、長引くと調整が難しくなるよなあ」といった反応が多数寄せられている。 また、バレンティンの投稿に対してはチームの同僚であるサファテも自身のツイッターで反応。投稿に返信する形で英語で「練習」と、涙を流す顔文字を6つ添えて投稿している。 2011年から2019年にかけてヤクルトでプレーした35歳のバレンティンは、昨年12月2日にヤクルトを自由契約となった後、「2年契約・総額10億円(推定)」の条件で同月16日にソフトバンクに入団。入団会見の際には「強いチームでプレーする夢がかなった」、「本塁打を30~40本打ちたい」などと今シーズンへの抱負を口にしていた。 2月16日から3月15日まで行われた今季のオープン戦では、「10試合・.350・2本・10打点・7安打」と順調な調整ぶりをアピールしていたバレンティン。ただ、開幕が遅れれば遅れるほど、試合勘が鈍り現在の調子を維持することが難しくなっていく可能性は高い。それだけに、バレンティンは早くシーズンが開幕してくれることを強く願っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentienサファテの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/dsarfate
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スポーツ 2020年03月23日 21時30分
元ソフトB・川崎氏、沈黙破り意外な才能発揮? 注目のルーキーをズバッと見抜き「ノムさんの後釜に」と期待集まる
元ソフトバンク・川崎宗則氏が、22日の『S☆1』(TBS系)にビデオ出演。ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希らについて言及した“人生初解説”に称賛が集まっている。 現在38歳の川崎氏は、ダイエー・ソフトバンク(2000-2011、2017)、マリナーズ(2012)、ブルージェイズ(2013-2015)、カブス(2016)、台湾・味全(2019)の国内外5球団で活躍した経験を持つ内野手。味全退団後も現役続行を目指しトレーニングを続けていると伝えられているが、今放送では「人生初」という解説に挑戦した。 番組内で川崎氏は、22日に行われたソフトバンクとロッテの練習試合を解説。栗原陵矢、松本裕樹、リチャードといったソフトバンクの選手たちのプレーを中心に解説を行っていたが、中でもロッテの佐々木についての発言に注目が集まった。 最速163キロを誇る佐々木について、川崎氏は「打点が高い。大谷(翔平/エンゼルス)選手より高いね」と発言。“打点が高い”とは、「投げるところ(リリースポイント)が高い」ことを言い、「バッターにとっては(角度がつくから)打ちにくい」と説明した。 佐々木の投球フォームについても「ヒザの位置を見ていた」という川崎氏。ヒザがしっかり上がっているため、リリースポイントも高くなっていると分析した。佐々木の投げ方は“効率がいい”とした上で、「だから150キロ、160キロを投げられると思うし、それを長い間(長いイニング)投げられる。(打者にとっては)脅威ですね」と評価していた。 今回の放送を受け、ネット上には「球のスピン量が凄いっていうのはよく言われてるけど、リリースポイントが凄いっていうのは初めて聞いた」、「大谷より高いところから160キロの球が向かってくるのは確かに脅威だな」、「リリースは肩や肘の使い方が大事だと思ってたけど、ヒザの方が大事っていうのは興味深いな」といったコメントが多数寄せられている。 同時に、「川崎の解説結構分かりやすいな」、「目の付けどころが面白い、引退後も解説として十分食べていけるんじゃない?」、「今回だけじゃなくて定期的に番組出演してほしい、そしてゆくゆくはノムさんの後釜になってほしい」といった期待の声も複数寄せられている。 番組では野村克也さんが長い間「ボヤキ解説」というコーナーを担当し人気を博していたが、野村さんは先月11日に虚血性心不全のため84歳でこの世を去っている。ノムさんの逝去に伴い「ボヤキ解説」のコーナーも見られなくなってしまったが、川崎氏が後を継ぎ新たな名物コーナーを作ることを期待しているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月19日 21時30分
ソフトB、甲斐離脱なら「下手したらBクラス」? 元ロッテ里崎氏の指摘に賛否、「他の野手に怪我がなければありえない」と反論も
元ロッテ・里崎智也氏が18日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。ソフトバンクの捕手・甲斐拓也について言及した。 今回の動画で里崎氏は、自身が思うDeNA、ソフトバンクのキーマンを複数名挙げ、それぞれ紹介・解説。動画は前半がDeNA、後半がソフトバンクと2つのパートに分かれているが、ソフトバンクのパートで最初に名前を挙げたのが甲斐だった。 その甲斐について、里崎氏は「甲斐が何気にキーマン。正直、甲斐が怪我していなくなったら終わり」と発言。 続けて、「高谷(裕亮)もいい捕手だけど1年間ずっと(レギュラー)っていうのは厳しい。他の栗原(陵矢)とか九鬼(隆平)だったりは(経験の浅い)若手。しかも、新人の海野(隆司)も怪我して出遅れている」と捕手事情の厳しさを指摘した。 「ホークスは毎年怪我人が出ているが甲斐は怪我しない。だからまだ2位で踏ん張れてるっていうところもある」という里崎氏。「甲斐の代わりはいない。だからもし甲斐が怪我したら、(ソフトBは)下手したらBクラス」とまで言い切っていた。 今回の動画を受け、動画の視聴者からは「他のポジションはまだ代えがきくけど、甲斐だけは本当に代役がいない」、「甲斐がいるのは当たり前な感じになってるけど、確かに離脱したらチームがガタガタになりそう」、「元々は育成だった甲斐が順位を左右するとまで評価されてるのは感慨深い」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ソフトバンクは甲斐が出てくるまで正捕手不在だったから、仮に甲斐が怪我しても何とかなる気がする」、「甲斐が怪我しても他の野手に怪我がなければまずBクラスはありえないだろ」、「なんで甲斐が怪我したら終わりなの?守備力の問題?」といったコメントも複数見受けられた。 「甲斐は昨シーズン137試合に出場し、『.260・11本・43打点』と打撃3部門でいずれもキャリアハイの数字をマーク。また、守備についてもリーグ1位の守備率『.9973』を記録したことなどが評価され、3年連続3回目のゴールデングラブ賞を獲得しています。この3年のソフトバンクは1位、2位、2位と常に優勝争いに絡んでおり、さらに3年連続で日本一も獲得。これらのチーム成績は、2018年の日本シリーズでMVPに輝いた甲斐の活躍による部分も大きいため、里崎氏が『甲斐離脱ならBクラス』と主張するのもあながち間違いではないのではないでしょうか」(野球ライター) 甲斐については里崎氏だけでなく、チームの元正捕手であるソフトバンク・城島健司球団会長付特別アドバイザーも、2月8日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の中で「全部(の試合で正捕手として)マスクをかぶってくれたら、ぶっちぎりで優勝すると思う」と評している。育成6位で指名された2010年ドラフトから約10年、その存在感はチーム随一のレベルまで達しているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2020年03月05日 17時00分
ソフトバンク・千賀に「早く打たれてくれ」? 女房役の甲斐が暴露、史上初“育成ノーノー”の緊迫した場面で感じていたこととは
ソフトバンク・甲斐拓也が、元ロッテ・里崎智也氏が4日に自身のユーチューブチャンネルに投稿した動画に出演。昨シーズン経験したノーヒットノーランについて言及した。 昨年3月18日にユーチューブチャンネルを開設した里崎氏は、チャンネル登録者が現役時代の背番号と同じ「22」万人を突破(5日正午時点では約23.5万人)している。里崎氏はこれを記念し、3日にアップした動画の中で、「初めてゲスト呼びます」と発言。そのゲストとして今回登場したのが、2017年ごろから注目の捕手として名前を挙げていた甲斐だった。 甲斐は昨年9月6日ロッテ戦、2010年育成ドラフトの同期である千賀滉大を捕手として好リード。球団では76年ぶり2回目、そして育成出身としては史上初となるノーヒットノーランをアシストしている。 この一戦について、里崎氏から「いつから緊張しだしたの?」と聞かれた甲斐は、「8回が終わってからですね」と最後の9回を目前にしたタイミングだったと回答。 ただ、「(それ以前の回から)やっぱり意識はしてて、正直7回までは『早くヒット1本打たれてくれ』と思ってました。悪い(考え)ですけど、早くヒット1本出てくれたら、すごく気持ち的にも楽になるのにと思ってて」と快挙を意識するあまり、相当なプレッシャーを感じていたことも吐露した。 そんな状況の中、8回に千賀が三者連続三振を奪ったことで、「絶対にこれはもう(ノーヒットノーランを)やらんといけん」と腹を括った甲斐。「そこからは変な緊張感がありましたね」という心境で、9回の守備に向かったと語っていた。 この他にも、甲斐は2010年ドラフトでソフトバンクに指名された際の内幕や、これまで師事したコーチから受けた言葉などについて、動画内で言及している。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「意外と緊張するタイミング遅いな、自分は5回くらいからあるかもってソワソワしてた」、「必死に投げる千賀に打たれてくれは口悪すぎる(笑)」、「同期バッテリーだから何としてもって思いは一段と強かっただろうな」といった反応が多数寄せられている。 ちなみに、甲斐が8回直後から感じた緊張は伝播したのか、9回の千賀は先頭から2者連続で四球を与え無死一、二塁のピンチを招いている。この時の点差はわずかに2点で、一発を浴びれば快挙どころか敗北の危機さえあったため、最後のアウトを奪うまではお互いに気が気では無かったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2020年03月04日 05時30分
ソフトバンク・サファテ、「もう限界」? 復帰登板“最速144キロ”が波紋、工藤監督は「投げられたことが収穫」と評価
3日に行われたヤクルトとのオープン戦で、「0-2」の完封負けを喫したソフトバンク。この一戦で登板したサファテの投球が、ネット上のプロ野球ファンの間で波紋を広げている。 2018年に受けた股関節手術からの復活を目指す38歳のサファテは、同戦の6回表に2019年3月21日楽天戦以来実に348日ぶりとなるマウンドへ。西浦直亨には安打を打たれたものの、その他の相手打者は打ち取り「1回無失点・1安打」という内容で登板を終えた。 問題となっているのは、今回の登板でサファテが記録した最高球速。股関節の故障を負う前のサファテは、最速159キロを誇る剛腕投手としてチームの守護神に君臨。その豪速球を武器に、2017年にはプロ野球記録となる54セーブを挙げたほどの投手だった。 しかし、サファテがこの日投じた11球のうち、最も速かったのは11球目で記録した144キロ。自己最速記録と比べると、15キロも球速が落ちている計算となる。 今回の投球を受け、ネット上のファンからは「全盛期から球速めっちゃ落ちてて悲しくなった」、「久しぶりの投球とはいえ、15キロも球遅くなってるから復活の見込みは無さそう」、「怪我はもちろん、年齢も年齢だしもう限界だな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「限界とか言ってる人は要求が高すぎる、本調子と怪我明けの球速を単純に比べちゃダメ」、「確かに球速は物足りないけど、1年のブランクと故障箇所を考えれば投げられただけマシだろ」、「むしろ144キロを投げ込めるまで復活したんだなって印象」といった指摘や苦言も複数見受けられた。 「2年前にサファテが負った股関節の怪我は、チームOBで現役通算142勝をマークした杉内俊哉(現巨人二軍投手コーチ)を引退に追い込んだ要因でもあるやっかいな怪我。そのため、負傷が発覚した際は『状態が戻らずにこのまま引退するんじゃ…』と悲観的な見方もされていました。当時のことを考えると、球速はどうあれまずは再びマウンドに戻って来られた点を評価してもよいのではないでしょうか」(野球ライター) 負傷・手術後の約2年間、母国・米国でエクササイズ、キャッチボール、スイミングといったリハビリメニューを地道にこなしてきたと伝えられているサファテ。チームを率いる工藤公康監督は試合後、「投げられたことが収穫」とサファテを評価したと報じられているが、同様の思いを抱いているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月26日 17時00分
「退団は俺のせいじゃない」ソフトB・バレンティンの意味深ツイートにファン困惑 「ヤクルトのこと?」タイミングにも疑問
ソフトバンク・バレンティンが25日に自身のツイッターに投稿した内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 9年間(2011-2019)プレーしたヤクルトから昨年12月2日に自由契約となり、「2年契約・総額10億円」の条件で同月16日、ソフトバンクに入団したバレンティン。1日から24日まで宮崎で行われた春季キャンプを怪我なく完走し、23日に行われたオリックスとのオープン戦では志願して「4番・DH」で先発出場するなど開幕に向け順調に調整を行っている。 そのバレンティンは25日午後10時39分、自身のツイッターに「誰かがあなたを必要としなくなったのであればとどまる必要はない。それは忠誠心とは関係のないことだ」と突然英語で投稿。また、この投稿には「#period」というハッシュタグも添えられていた。 さらに、同日午後11時57分には、「俺はみんなを幸せにしたいと思うがそれは不可能だ。俺が再契約しなかった(退団した)のは俺のせいじゃない」とこちらも英語でツイートした。 2つの投稿を受け、ネット上のファンからは「意味深すぎる、一体何があったんだ」、「再契約って書いてるから、ヤクルト関連の内容のような感じがする」、「忠誠心とか再契約とか書いてるし、多分これヤクルト時代のことだよね?」、「昨オフの退団のことで誰かから何か言われたのか?」、「もしかしたら未だに心無い批判を浴びせてくる奴がいたのかも」といったコメントが多数寄せられている。 「『優勝したい』という理由でソフトバンクに移籍したバレンティンですが、ヤクルト退団当時から『金に釣られて出ていった』と批判的に見る向きはあります。ただ、バレンティンはヤクルトに強い愛着を持つ選手として知られており、ソフトバンク移籍後もSNSでたびたびチームやファンに感謝を述べたり、ソフトバンク応援団に『ヤクルト時代の応援歌を使ってほしい』と頼み込んだりしています。ファンの中にはこれらの事柄を踏まえ、今回の投稿内容を“退団批判への反論”と解釈しているファンも少なくないようです」(野球ライター) その後現在(26日正午)までに、2つの投稿をともに削除しているバレンティン。様々な憶測を呼んでいる今回の一件だが、果たしてその真意はどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentien
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スポーツ 2020年02月23日 11時30分
“キューバ危機”だけじゃない? ソフトバンクに忍び寄る東京五輪の影、工藤監督も選手に危機感を吐露
福岡ソフトバンクホークスには、さまざまな“オリンピック観”が交錯している。昨秋のプレミア12大会で敗退したキューバ代表チームは、東京五輪・野球競技への出場を目指し、米大陸予選を戦う(3月22日開幕)。この地区予選には、アメリカ、ドミニカ共和国、カナダなど強豪国も多く、計8チームが「代表枠1」を争う。 「キューバがアブナイ」との予測は、プレミア12大会時点から囁かれていた。“野球大国のメンツ”にかけても勝ち上がらなければならない危機的状況で、ソフトバンクはデスパイネ、グラシアル、投手のモイネロを代表候補(2月19日時点)に奪われた。中日もR・マルティネスのいない状況で開幕戦を迎える(育成のA・マルティネスも招集)。彼らは主力選手であり、3選手を喪失するソフトバンクにもたらす影響は決して小さくない。 「プレミア12大会後、キューバ選手が招集されることは分かっていました。だから、ソフトバンクはバレンティンを獲得したんです」(スポーツ紙記者) その通りではあるが、ソフトバンクは“即決”でバレンティンを獲得しなかった。バレンティンもオランダ代表選手として招集される可能性があったからだ。 バレンティンはオランダ領キュラソー島の出身。第3、4回WBCでは「オランダ代表選手」として活躍している。オランダは4月の世界最終予選を戦わなければならないため、バレンティンの招集は十分に考えられた。しかし、本人の強い意思で代表入りを辞退している。 「オリンピックの野球には、関心がないみたいです」(球界関係者) 一方、「出場したい」と思っているソフトバンク選手は少なくない。右ふくらはぎを故障したエース千賀がハイペースで復帰を目指しているのもそのためで、高橋礼、森雄斗、甲斐拓也、内川聖一、松田宣浩、周東佑京など「侍ジャパン」の招集経験者たちは、代表入りを一つの目標としていた。“興味ナシ”のバレンティンとは、対照的だ。自国開催とそうでない外国人選手との考え方の違いだろうが、こんな情報も聞かれた。 「工藤監督を始め、首脳陣も東京五輪を別の意味で意識しています。五輪期間中はペナントレースが中断します。前期と後期の2シーズン制みたいな捉え方をする他球団の監督もいましたが、ソフトバンクはこの中断の影響をもっとも受けやすいチームとも言えます」(前出・同) ソフトバンクはベテランの選手も多い。近年の戦い方でも分かる通り、試合をこなしながら調整するというか、尻上がりに強くなっていく特徴もある。そのチームが強くなっていく時期が、五輪で中断する7月後半から8月なのだ。開幕ダッシュに失敗した場合、ソフトバンクは浮上のきっかけを掴めない危険性もある。 工藤監督はキャンプイン前日の全員ミーティングで「今年は競争。結果を出した選手から使っていく」と伝えたそうだ。去年までは「レギュラーだった選手にもやってもらわないと困る」と言ったが、そのセリフは今年に限ってはなかった。工藤監督も五輪イヤーによる変則日程を意識しているのだろう。 「デスパイネたちですが、キューバ代表が予選で敗退すれば、そのままチーム合流となりますが、五輪出場権を勝ち取ったら、キューバ国内で代表メンバーを調整することになるはず。キューバ選手は、『今季はいない』と見たほうが賢明です」(前出・同) キューバ代表が野球王国の威厳を東京五輪で取り戻し、デスパイネたちが後半戦からチームに合流できたとしても、彼らは疲れ切っているのでは? バレンティンが不慣れなパ・リーグ投手に翻弄されるようなことになったら、一大事である。(スポーツライター・飯山満)
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ソフトB、甲斐離脱なら「下手したらBクラス」? 元ロッテ里崎氏の指摘に賛否、「他の野手に怪我がなければありえない」と反論も
2020年03月19日 21時30分
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2020年02月23日 11時30分
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「枠潰すくらいならクビにしろ」の声も ソフトバンク、失踪中のコラスを解雇せず“制限選手”にしたワケは
2020年02月19日 21時30分
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右腕故障中のソフトバンク・甲斐野にサイン強要 「もうやめましょ?」本人の願いも無視、一部ファン暴走に批判殺到
2020年02月19日 19時06分
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ソフトバンク、故障者続出でも天下が続く? 全球団が将来性を確信、“千賀2世”のデビュー前倒しか
2020年02月18日 11時30分
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ソフトバンク・工藤監督に「散々酷使したくせに」と批判 甲斐野故障にこぼした“恨み節”、「オフの過ごし方が問題」苦言が物議に
2020年02月17日 17時00分
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スポーツ
ソフトバンク、春季キャンプ10日弱で8人が故障 「昨シーズンの二の舞になる」止まらない“負傷禍”にファン困惑
2020年02月10日 20時30分
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スポーツ
ソフトバンク・千賀、さまざまな「舞台」に臨むシーズンへ 数年来のポスティング要望、自らの腕で夢の扉を開けるか
2020年02月09日 11時30分
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スポーツ
ソフトバンク、優勝はおろか最下位も? 球団史に残る名将も再起不能に、今シーズン危惧される“ねずみ年の呪い”とは
2020年02月08日 17時30分
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スポーツ
昨季キャリアハイを叩き出した選手も 球団身売りから15年、絶滅危惧種となった球界の“ダイエー戦士”たち
2020年02月01日 11時30分
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スポーツ
ソフトバンク・バレンティンが古巣ヤクルトファンに「大好きです」 新天地への入団会見、直後の感謝メッセージにファン歓喜
2020年01月30日 18時30分
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スポーツ
ロッテ・福田が“福岡愛”を吐露「こんなに好きなんて」 プロ14年目の千葉転居、溢れる思いにファンから惜別の声
2020年01月29日 16時21分
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スポーツ
「売るくらいなら燃やして」ソフトバンク武田がサイン転売に苦言 2年連続の訴えに“サインNG”を危惧する声も
2020年01月22日 17時00分
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スポーツ
ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分