セ・パ両リーグ共に、本来は20日に開幕する予定だった今シーズンのプロ野球。しかし、新型コロナウイルスの影響により、12日に行われた12球団代表者会議で4月10日以降に開幕が延期することが決まった。
さらに、その後3月23日に行われた12球団代表者会議では、4月10日の開幕は難しいとして同月24日開幕に再延期。また、今後の状況次第ではさらなる延期や、無観客での開幕になる可能性もあると複数メディアによって指摘されている。
各球団の選手が先の見えない状況に置かれている中、バレンティンは24日に自身のツイッターに投稿。「全てが早く終わることを願っている。俺は野球がしたい」と、早期の開幕を切望する旨を英語で投稿した。
今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「自分も早くコロナが収まることを願って待ってます」、「選手が明るくプレーする姿を早く球場で見たい」、「今開幕するとK-1みたいにバッシングされるだろうから選手もファンももう少し我慢するべき」、「状況が収まるまで開幕は厳しいと思うけど、長引くと調整が難しくなるよなあ」といった反応が多数寄せられている。
また、バレンティンの投稿に対してはチームの同僚であるサファテも自身のツイッターで反応。投稿に返信する形で英語で「練習」と、涙を流す顔文字を6つ添えて投稿している。
2011年から2019年にかけてヤクルトでプレーした35歳のバレンティンは、昨年12月2日にヤクルトを自由契約となった後、「2年契約・総額10億円(推定)」の条件で同月16日にソフトバンクに入団。入団会見の際には「強いチームでプレーする夢がかなった」、「本塁打を30~40本打ちたい」などと今シーズンへの抱負を口にしていた。
2月16日から3月15日まで行われた今季のオープン戦では、「10試合・.350・2本・10打点・7安打」と順調な調整ぶりをアピールしていたバレンティン。ただ、開幕が遅れれば遅れるほど、試合勘が鈍り現在の調子を維持することが難しくなっていく可能性は高い。それだけに、バレンティンは早くシーズンが開幕してくれることを強く願っているようだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
バレンティンの公式ツイッターより
https://twitter.com/cocobalentien
サファテの公式ツイッターより
https://twitter.com/dsarfate