大手オークションサイトやフリマサイトを確認すると、武田の直筆サインが入った色紙やボールは、おおむね1000~4000円の価格帯で出品されている(22日午前11時現在)。また、こうした転売品の中には、既に取引が終了しているものも少なからず含まれていた。
21日午後9時ごろにインスタを更新した武田はストーリー機能を使い、自身のサインが入った転売品が多数出品されているフリマサイトのスクリーンショットを投稿。同時に「残念だけど売るくらいなら燃やして捨ててくれた方がいいよ」と、自身のサインを転売する人々へ向けた苦言も投稿している。
また、武田はこの投稿から約1時間後に再度ストーリー機能を使い文章を投稿。「普通にファンサービスとして書いた物に関してはちょっと考えようってことです」、「本当に欲しい方も居るとは思うので、そういう方の気持ちも考えてあげて」、「物自体は書いてあげた方の物なので、なんとも言えないところがあるけど、お互い人間だから考えることはありますよね」と、サインの転売行為をやめるように訴えかけた。
今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「ストーリー見ました、これはちょっと酷いですね」、「善意で書いてくれたサインを金儲けに使うのは本当に辞めてほしいです」、「こうやって選手から言われても、やってる側は何も思わないんでしょうね…」といった反応が多数寄せられている。
「武田は昨年1月にも、インスタのストーリー内でサインを求める一部ファンのマナーに対し『他の人に迷惑かかるから考えてもらいたい』と苦言を呈しています。こうした不快な思いをしつつも書き続けているサインが多数転売されているとあって、さすがに一言物申さずにはいられなかったのかもしれません」(野球ライター)
今回武田が投稿した文章の中には、「怒ってはないですよ」という文言も含まれている。ただ、ファンの間からは「絶対怒ってるよこれ…」、「もうサイン対応してくれなくなるかも」との声も少なからず挙がっている。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
武田翔太の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/shotatakeda18