新日本
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スポーツ 2009年08月11日 15時00分
新日本プロレス 飯塚に食われた奴が落ちる
新日本プロレス「G1クライマックス」(16日、東京・両国国技館で決勝戦)でひたすら反則を繰り返す飯塚高史が10日、横浜文化体育館大会の中邑真輔戦に敗れ、早くもリーグ戦敗退が決定的となった。残す3戦も捨て身の暴走は必至。ただ、ここにきて周囲からは「飯塚に負けたらヤバイ」とのムードも漂い始め、陰のキーマンと化している。 開幕から中西学、天山広吉と2戦連続でアイアンフィンガーフロムヘル使用による反則負けを喫し「G1をぶっ壊す」と、なりふり構わず闘うことを宣言している飯塚。この日の中邑戦でも奇襲攻撃や場外乱闘で大乱戦を繰り広げたが、最後は凶器アイアンフィンガーを出そうとした際に、中邑のナックルパートと戦慄のヒザ蹴り「ボマイェ」を食ってごう沈した。 開幕から3連敗。Bブロック予選リーグ敗退も濃厚となった。しかし、これまで完全に“白星配給係”となっている飯塚については、残りの消化試合に周囲の注目が高まっている。 13日の愛知大会で予選リーグ戦を控える同組のディフェンディング王者・後藤は「開幕前から彼が一番怖かったが、こういう状況だとなおさら何をしてくるかわかんない。風貌も妖怪みたいだし。なんなら反則してきてさっさと俺を反則勝ちにしてくれれば良いのに…」などと不気味がる。 一方、15日の両国大会で対戦する永田に至っては「俺が負けることはない。もし負けたら御社のゴマシオ(永島勝司プロデューサー)に銀座でたらふくご飯をご馳走してやってもいいぞ」と高をくくっている。 開幕してから「G1をぶっ壊す」と自称G1クラッシャーを名乗っていた飯塚だが、その捨て身のスタイルからこのさき本当に波乱を起こす可能性十二分にある。◎真壁 崖っぷちの2連敗 混戦のAブロックで昨年度準優勝の真壁刀義が崖っぷちに追い込まれた。開幕から2連敗でいまだ勝ち点0の真壁は、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至と30分ドロー決着。3試合を残して勝ち点1の厳しい状況に追い込まれたが、試合後は「断崖絶壁。そこから這い上がる男、それが真壁刀義だ」とメークミラクルを誓った。 また、そのほかAブロックの試合では田中将斗がTAJIRIとの元ECW対決を制して勝ち点6で首位立ったほか、バーナードが大森隆男を破って2勝目をあげた。 一方のBブロックでは首位を独走していた中邑が、この日も必殺「ボマイェ」をサク裂させて飯塚を撃破。無傷の4連勝で勝ち点を8に伸ばした。決勝進出に王手をかけた。なお、杉浦貴が中西学を破ってG1初白星をあげたほか、永田裕志は満身創痍の天山広吉を難なく下していまだ負けなしの勝ち点5で後半戦に突入することになった。
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スポーツ 2009年08月11日 15時00分
全日本プロレス 船木 20年ぶり“宝刀”抜く
全日本プロレス8・30両国国技館大会で約20年ぶりにプロレス復帰する船木誠勝が10日、都内のスカパーJSAT本社で会見に臨み、かつての盟友、鈴木みのるの挑発を軽く受け流した。プロレス復帰に向けて、原点回帰を誓った船木は、宝刀を抜くことを予告。また、小島聡との剛腕対決が決定したプロレスリング・ノアの小橋建太は、魂のラリアートをぶち込むことを宣言した。 この日、6・10後楽園ホール大会にサプライズゲストとして登場以来、初めて公の場に姿を現わした船木。この日は、30日の両国大会でタッグを組む武藤敬司、対戦相手の“黒いカリスマ”蝶野正洋とともに同期デビューの3人で会見した。 本来であれば、パンクラス退社後、袂を分かっている盟友・みのるとの初遭遇が実現するはずだったが、連絡がつかず性悪男は欠席。まさかの“会見ボイコット”に怒り心頭かと思いきや「鈴木らしいな。こういう感じのスタイルは変わらないですね」と大人の対応を見せた。 みのるが挑発的なコメントを残していることについても「昔からそういうスタイルで人の悪口を言ってのしあがるタイプ。そのへんも変わってないな」と軽くいなしてみせた。 船木にとってみれば、鈴木との対戦ももちろんだが、かつての同じ釜の飯を食った仲間とリング上で“再会”することも楽しみのひとつ。 「20数年ぶりに武藤選手、蝶野選手と試合が出来ることを楽しみにしています。それだけ4年間、新日本にいた頃が懐かしい」と感慨深げ。 およそ20日後に迫った試合に向けて、全日本の道場で合同練習にも参加。若手レスラーと汗を流し、着々と準備を進めている。 「昔、新日本でやっていた頃から、UWF、パンクラスと20数年をすべて総合して、出していきたい。中でもドロップキックは、大々的に出していきたい。20歳くらいまでよく使っていた技ですし」と予告。 ドロップキックは船木にとっては切り札ともいえる武器。蝶野、みのる組にこれまで培ってきたすべての想いをぶつけるつもりでいる船木。武藤敬司デビュー25周年、自らのプロレス復帰に“祝砲”をぶっ放す。◎闘志を燃やす2人 武藤 蝶野、第二子誕生おめでとうございます。先日、船木の練習風景を見たけどびびるぜ。凄いいい動きしている。このメンバーの中で武藤敬司も存在感出せるように頑張ります。 蝶野 25周年、武藤選手おめでとうございます。同期の武藤選手と船木選手とこの時期に同じリングに上がるとは思いませんでした。いい試合がマストでやらなければいけない。(船木は)後ろ姿を見てまだ10代ぐらいのエネルギーを感じました。何年かしか同じリングでやってませんけど、年齢からしたら4つか5つぐらい若い。プロレスのセンスでは武藤さんより上じゃないかという感覚はありました。かなり危険な香りも漂ってますががんばります。◎鉄人・小橋 魂のラリアート宣言 “鉄人”小橋は6人タッグで小島との対戦が決定。古巣・全日本との対抗戦に向けて早くも闘志をむき出しにした。 菊地毅&伊藤旭彦と組み小島&KAI&大和と対戦することが決定した小橋。全日本には9年ぶりの参戦となるが「他団体のリングに上がる気持ちですね。過去の全日本に上がるという気持ちはありません」とキッパリ。 鉄人は「リングに上がること自体が(対抗戦)という気持ち。今回は三冠戦だったり、武藤選手の25周年だったり、その試合に負けない試合をすることが大事だと思う」と早くも対抗意識を全面に打ち出した。 この日の会見で小島から「私のラリアートが小橋選手のラリアートより上だということを証明したい」と挑発され、鉄人の闘志に完全に着火。「自分の魂を込めたものを打ち込みたい」と豪腕を振りかざしていた。
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スポーツ 2009年08月10日 15時00分
新日本G1 中邑独走の裏に“アレ”封印
新日本プロレス「G1クライマックス2009」(16日の東京・両国国技館で決勝)で初優勝を狙う中邑真輔が9日、公式戦3日目の大阪府立体育会館大会を終え、Bブロック単独トップに躍り出た。無傷の開幕3連勝で早くも決勝トーナメント進出も見えてきたが、いったい好調の要因は何か。ここにきて主役に躍り出た中邑が、“G1必勝の掟”を明かした。 夏男に一番縁のない中邑が今夏はグイグイきている。開幕戦からいきなりディフェンディング王者の後藤洋央紀を撃破。昨年は予選リーグで勝ち点8を挙げながらも、後藤との直接対決で敗れて決勝進出を逃したが、初戦でその屈辱を晴して勢いに乗っている。 2日目のプロレスリング・ノア杉浦貴戦では新必殺のヒザ蹴り「ボマイェ(スワヒリ語で殺す)」がうなりをあげて連勝。この日も同じくボマイェで天山広吉を難なく10分弱で葬り「(弱すぎて)調子が狂うぜ。マジで殺せば良かった」と、もはや“蹴撃マシーン”と化した中邑を誰も止めることができない状況だ。 G1といえば、05年に予選リーグの静岡大会で空中殺法を放って自爆して担架で運ばれる不運を皮切りに、07年にも準決勝の永田裕志戦で左肩を負傷、昨年もリーグ戦で敗れた同期の後藤に優勝を持っていかれるなど、近年とことん夏にはツイていない。 むしろ史上最年少でIWGP戴冠したのが12月、カート・アングルとのIWGP王座統一戦を制したのが2月など、たいてい大仕事をやってのけるのは冬。そんな“冬男”が今年はふたを開けば開幕3連勝で、この日も夏男として蝶野と並び称される天山も下して“夏男食い”。単独首位をひた走る快走劇なのだ。 いったい例年と何が違うのか。中邑いわく答えは単純明快「まだ今年はアレを解禁してない」から。「アレ」とは熱い夏に欲するアイスのことで「アイスキャンディーを食ってると良いことがないことに気づいた。なんで大阪でも551のアイスをガマンした」と真顔で言うが、どうやら真剣な話のようだ。 常に自宅の冷蔵庫に数十本のアイスを備蓄するほどの“アイス依存症”だが、中邑にとって夏のアイスには負のジンクスばかり。一昨年はG1前にパワーアップを掲げて10キロ弱の体重増をしたが、結局アイスの暴飲暴食が祟ったこともあって、準決勝で肩にアクシデントを起こしたほか、昨年も勝負どころで後藤に敗れたり、すべてアイスのせいといっても過言ではない。 「マジでアイスは良くない。2006年にメキシコ行ってたときもあずきバーばっか食って太ったし…」。つまり、中邑がもしアイスに手を出せば、このほどドラックで転落人生を歩むことになったのりピーと同じように、自らの身を滅ぼすことにもなりかねない。 たかがアイス、されどアイス…。果たして中邑は今年こそアイスにむしばまれることなく、このままG1を独走できるのだろうか。
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スポーツ 2009年08月10日 15時00分
新日本G1 棚橋G1制覇に黄信号
打倒棚橋に燃える他団体勢がひしめくAブロックは混沌としている。開幕ダッシュにこそ失敗したIWGPヘビー級王者の棚橋弘至は、2日目以降はジャイアント・バーナード、この日の矢野通と順調に勝ち星を築いているが、かねてから痛めている両ヒザのほか、ワキ腹にも違和感を覚えて満身創痍だ。 その一方で打倒棚橋を掲げるZERO1田中将斗は連勝。前夜に前人未到の火祭り4連覇こそ逸したが、この日は元ZERO1大森隆男との再会マッチを制して勝ち点を4に伸ばした。 一方のBブロックは頭ひとつ抜け出した中邑を追う展開。この日は永田裕志VS杉浦貴が30分ドローに終わって決着がつかなかったこともあり、互いに勝ち点を1伸ばしただけ。またもG1初勝利がお預けとなった杉浦は、いよいよ決勝リーグ進出に黄信号が灯った。 開幕スタートに失敗したディフェンディング王者の後藤洋央紀は中西学を必殺の昇天で沈めて3日目でようやく初日。なお、勝ち点4で単独2位の天山広吉は中邑に敗戦後、因縁の飯塚高史から襲撃されて担架で運ばれた。
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スポーツ 2009年08月08日 15時00分
新日本プロレス 杉浦の野望 ノア重役の座買う
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦「G1クライマックス2009」(16日、東京・両国国技館で決勝)が9日、広島サンプラザで開幕した。外敵戦士が波乱を起こす中、プロレスリング・ノア杉浦貴は、Bブロック初戦で天山広吉に敗北。広島の地で亡くなった故・三沢光晴さんに捧ぐ勝利こそ挙げられなかったが、実は杉浦はその胸に逆襲Vでの極秘ミッションを秘めている。 ディフェンディング王者とIWGP王者がそろって敗れる波乱の幕開けの中、ノアの看板を背負ってG1初参戦を果たした杉浦も天山広吉相手に黒星スタート。右膝蜂窩織炎(ほうかしきえん)の負傷明けとあって、厳しい初戦を強いられた。 投げ放しジャーマンにランニングニーで出バナをくじいたものの、いずれも踏ん張りが利かないのか、普段の破壊力はない。逆にモンゴリアンチョップからバックドロップを食らってピンチ。ダイビングヘッドバットこそ間一髪で交わすも、その後アナコンダバイスで捕獲されて万事休す。 無念のタップアウト負けでG1初勝利はお預け。故・三沢光晴さんが亡くなった広島の地で捧ぐ勝利は挙げられず、試合後はノーコメントで控え室に戻ったが、実は杉浦にとってはここから逆襲Vを図り、G1制覇後に描いている青写真があるのだ。 「どんな形であれ賞金1000万はオレが頂く。800万は家のローンを返して、残り200万を持って六本木で豪遊しようかと思ってたけど、プライベートじゃなくてノアのために使う。前社長(故・三沢さん)は会社の反映とノアを良くすることを願ってたから…」 なんと杉浦は激動のノアを支えるため、ぜがひでもここから巻き返して賞金1000万を手にしようというのだ。しかし、よくよく聞いてみると、ちょっと話が違うようで「優勝しても会社に渡すのは20万の予定だったんだけど、俺を取締役にしてくれんならそこそこ金を用意しても良いと思ってんだわ」。どうやら1000万をチラつかせ、ノアの要職に就こうという魂胆なのだ。 「オレは物言う取締役になるよ。なんなら代取(代表取締役)狙っちゃおうかな」。真夏の最強王者となって田上政権入閣はおろか、方舟マットでの成り上がりを目論む杉浦のG1はまだ始まったばかりだ。◎TAJIRI 毒霧○ Aブロックではそのほか他団体選手がそろって勝利。まずは新日所属の外国人レスラーのジャイアント・バーナードと対戦したTAJIRIが白星発進だ。大会前には毒霧禁止に調印していたが、終盤にタイガー服部レフェリーの死角で噴射。そのまま目が開かないバーナードにトラースキック4連発で畳み掛けて3カウントをかっさらった。 禁止事項だったはずの毒霧。TAJIRIは「レフェリーに見られなきゃ良い」と悪びれることなく微笑を浮かべた。また、ZERO1から参戦している田中将斗は矢野通を破って白星スタート。鬼殺しに悶絶しかけるも、こん身のスライディングDを連発して勝負を決め「あくまで他団体選手初のG1優勝や。火祭り刀も持って来てやる」と言い放っていた。◎棚橋 100年に1度の負け 大波乱の幕開けだ。Aブロック公式戦では外敵戦士がそろって初陣を飾り、IWGPヘビー級王者の棚橋弘至が大森隆男に敗れる大番狂わせが起きた。必殺ハイフライフローで試合を決めにかかろうとコーナーに駆け上がったところ、アックスボンバーで追撃されて悶絶。そのままアックスギロチンでマットに叩きつけられ、まさかの3カウントを献上した。 それでも試合後は「きょうは100年に1度の負け。足元をすくわれても上しか見ない。必ず優勝します」と気持ちを切り替えていた。
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スポーツ 2009年08月08日 15時00分
ZERO1 大谷 猪木の闘魂注入に燃えた
IGF総帥のアントニオ猪木とゼロワン社長でエースの大谷晋二郎が7日、都内のスカパーJSATビルで“激突”した。 同ビルでこの日、火祭り決勝前日会見とIGFの撮影がバッティングしたもので大谷は猪木の前で緊張しながら「火祭り優勝します。気合を入れて下さい!」と“神様みたいな人”と尊敬する大先輩から熱い闘魂ビンタを受けた。 火祭り決勝へ進むためにはブロック予選通過者4名との4WAYマッチを勝ち抜かねばならないなど依然予断を許さないが、大谷はこの“喝”によって覚醒した様子。 「ゼロワン旗揚げ後、9年間必死に毎年戦ってきた。猪木さんに火祭りを続けているのを見せられて良かった。それに、火祭り刀は生きているだけじゃない。むしろ輝きを増している。この大谷晋二郎が全てのものを超越した力で火祭り刀をこの手に戻す」と奮起した。 今後についても「火祭りに優勝し、不動のエース像を作らないといけない。優勝すれば、田中の持つベルトへの挑戦という流れができる。自分のもとに火祭り刀があれば、色々な道が開かれる。」大谷は闘魂パワーを得てヤル気満々だ。◎代表決定戦進出の3選手が決定 火祭り決勝前日会見でブロック代表決定戦に駒を進めた7選手のうち田中、佐藤、崔の3選手が欠席。運命を決める前日会見としては実に寂しいものとなった。 田中は7日開幕の新日本プロレスG1クライマックス出場のため仕方がないが、佐藤は広報を通じてコメントを出すのみ。崔にいたっては音信不通の有り様だ。 これに対し、火祭り提唱者で雪辱を期す大谷は「領二、耕平、お前らプロか。会社の命運を賭けた試合の前日にふざけるな」と声を荒げた。 崔と3WAYマッチで対戦する関本も「崔君が来るのか心配です」と異例のコメント。常識が欠落しているのか、秘密の特訓を行っているのか定かではないが、無事にブロック代表決定戦を開催できるか雲行きが怪しくなってきた。
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スポーツ 2009年08月08日 15時00分
ハッスル 越中 デビュー30周年興行
“サムライシロー”こと越中詩郎が7日、都内のハッスル道場で会見を開き、自身のデビュー30周年記念興行「ハッスル外伝やってやるって!!」(27日、東京・後楽園ホール)の開催を発表した。 1979年3月に全日本プロレスでデビューした越中は、その後新日本、WJなどを経て、現在はフリーとしてハッスルに参戦中。この日の会見では「デビュー30周年を迎えまして、節目の大会をやることになりました」と経緯を説明した。 「プロレス界で今オレより元気でイキのいい奴はいない。そこら辺の奴に負けるつもりはない」と意気込む越中。参戦選手などについてはまだ未定ながら「30年間のいろんな想いをぶつけたい。自分のこだわっている選手がいます」と語っており、ハッスルのメンバーやジュニア時代にライバルだった高田延彦などが候補にあがってくる。 さらには、平成維震軍の1夜限りの復活なども考えられる。
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スポーツ 2009年08月06日 15時00分
新日本プロレス 棚橋 TAJIRIに報復予告
新日本プロレス真夏の最強王者決定戦「G1クライマックス2009」(7日、広島大会で開幕)の直前会見が5日、都内の明治記念館で行われ、IWGPヘビー級王者の棚橋弘至が全勝Vを宣言。遺恨うごめくTAJIRIには“制裁ショー”の敢行を宣告した。 ドロドロの恩讐劇が繰り広げられる。7・20札幌大会でのIWGPヘビー級王座初防衛戦直後にTAJIRIから毒霧で奇襲された棚橋。右ひざ負傷のため欠席したノア杉浦貴と音信不通の飯塚高史を除く出場全選手が一堂に会したこの日は、怨敵TAJIRIと“舌戦”を展開した。 会見ではケンカ腰のTAJIRIから「握手しましょう」と振られて緊張感が漂ったが、握手に応じて気丈に振る舞い「このあいだ社長もグリーンミストを浴びせられたので、社長にはセコンドについてもらってその前で社長の分も借りを返す」と勧告。13日愛知大会では「リングに緑の血が流れる」ほど残虐に葬るつもりだ。 「全勝優勝するしかない」。新日プロを背負うチャラ男はリーグ戦でTAJIRIとの借りをチャラにし、2年ぶり2度目の真夏の頂に立つ。
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スポーツ 2009年08月05日 15時00分
ノア 青木“スッポン戦法”
蹴撃戦士よ、待っていろ。プロレスリング・ノアの青木篤志が、GHCジュニアヘビー級王者・KENTAを大胆挑発した。タイトルマッチの次期挑戦者に指名されたものの保留。そればかりか、スッポン殺法でもう1度王者を倒し、挑戦権を強奪すると予告した。 1日のディファ有明大会でKENTAから次期挑戦者に指名された青木。7・12後楽園ホール大会では、ジュニアタッグリーグ公式戦で、KENTAをギブアップさせており、実績も申し分ない。 ところが青木の口からは意外な言葉が飛び出した。「チャンピオンから指名されて光栄です。勝ち逃げしたいわけでもないんですけど、すぐには…」と保留したのだ。 もちろんタイトル挑戦が嫌になったわけでもない。ただ、自身で納得できていない部分があるのも事実。それだけに「もう一発(試合を)やって、やるしかない。くるのがわかっていても、もう1回腕ひしぎ(逆十字固め)でギブアップとれたら、これほど屈辱的なことないじゃないですか。絶対にチャンスはつかみ取りたい」と再度KENTAを倒し、逆指名する。 最近は新日本プロレスのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでベスト4、ノアのジュニアタッグリーグ戦では準優勝を果たすなど、急成長を遂げている青木。「足りないのは経験の差だと思う。いい経験してもう一歩上に行くための研究中」とキッパリ。 さらに「関節技にはこだわりがあるんですよ。ギブアップとったからっていうのもあるんですけど、どんなに余裕ある相手でも極まった時は終わるんで。一発逆転を狙える」と自身の得意技に対する思いを口にする。 「極まるまでは絶対に離さない。腕ひしぎで(KENTAから)ギブアップをとれるよう磨きをかけています」と“スッポン殺法”で挑戦権奪取を誓った青木。決戦に備え静かに牙を研いでいる。
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スポーツ 2009年08月05日 15時00分
早大・斎藤佑めぐる争奪戦狂騒曲
来秋のドラフトの超目玉になる早大・斎藤佑樹投手をめぐり、アマ球界関係者の間で怪情報が流れている。「読売新聞社の出向として巨人入りさせる。そうすれば、他球団は手を出せないだろうと、巨人は考えている」という仰天情報だ。 六大学の選手としては、怪物投手として大騒ぎされた、あの法大・江川卓投手以来という注目度を集めている早大・斎藤にはメジャー球団も深い関心を寄せている。日本球界を経ずにいきなりのメジャー入りは、昨年のドラフト1位候補だったのに、日本プロ野球界に背を向け、レッドソックス入りした新日本石油ENEOS・田沢純一の先例がある。 メジャー球団側も注目度と実力を考えれば熱が入るだろう。日米球団入り乱れての前代未聞の斎藤大争奪戦が予想される。それだけに、「読売新聞からの出向で巨人入り」という怪情報は簡単には聞き流せない。 本社から出向で球団入りという具体例はいくつかある。プロ野球界初の東大出身選手として話題を呼んだ元大洋ホエールズ・新治伸治氏がパイオニアだ。 第1回ドラフト会議が行われた1965年に大洋漁業本社から大洋ホエールズに出向して、いきなり5勝。通算9勝6敗の成績で68年にユニホームを脱ぎ、大洋漁業に戻っている。 「新治の場合は野球選手としてよりも本社に必要な人材として採用された。ユニホームを脱いだ後は、本社で秘書室長など重要ポストに就いている。本人は期限付きでフロント入りして球団改革に意欲を示していたが、本社サイドは『本社に必要な人材を球団に行かせるわけにはいかない』と認めなかった」と当時を知る球界OBが述懐する。◎江川事件とは 1978年、巨人は怪物・江川獲得のために、ドラフト前日の空白の一日をついて電撃契約。最終的には金子鋭コミッショナーの強い要望で、ドラフトで交渉権を獲得した阪神に江川が入団し、巨人・小林繁と交換トレードするという異例の決着で、日本プロ野球史上に残る大事件になっている。そんな過去があるだけに、「斎藤を読売からの出向として巨人入りさせる」という仰天情報にも注目が集まるのだ。◎「希望枠の復活」がカギ 斎藤を巡る怪情報は新治氏のケースとは違うし、実現性となると、現状のままでは無理がある。ドラフトにかからなければ、プロ入りはできないからだ。ただし、高校生も大学生も社会人もすべてドラフト会議で指名され、重複すれば、クジ引きという今の制度は今年までの2年間の期限付き。来年以降は見直しが検討される。 巨人は、西武の裏金事件の悪の温床として廃止された希望枠(逆指名制度)の復活をもくろんでいる。 コンプライアンス(法令遵守)の強化が叫ばれる時代だし、100年に1度の世界同時不況だ。となれば、希望枠を復活させることが出来た時には、生涯保証になる「読売から巨人へ出向」というのは妙案になるかもしれない。 それにしても1年以上前の今から斎藤を巡るこの仰天怪情報。来年秋のドラフト本番が近づいたら、どんな奇手情報が飛び出すかわからない。想像を絶する斎藤争奪狂騒曲になることだけは間違いない。
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