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新日本プロレス 飯塚に食われた奴が落ちる

 新日本プロレス「G1クライマックス」(16日、東京・両国国技館で決勝戦)でひたすら反則を繰り返す飯塚高史が10日、横浜文化体育館大会の中邑真輔戦に敗れ、早くもリーグ戦敗退が決定的となった。残す3戦も捨て身の暴走は必至。ただ、ここにきて周囲からは「飯塚に負けたらヤバイ」とのムードも漂い始め、陰のキーマンと化している。

 開幕から中西学、天山広吉と2戦連続でアイアンフィンガーフロムヘル使用による反則負けを喫し「G1をぶっ壊す」と、なりふり構わず闘うことを宣言している飯塚。この日の中邑戦でも奇襲攻撃や場外乱闘で大乱戦を繰り広げたが、最後は凶器アイアンフィンガーを出そうとした際に、中邑のナックルパートと戦慄のヒザ蹴り「ボマイェ」を食ってごう沈した。
 開幕から3連敗。Bブロック予選リーグ敗退も濃厚となった。しかし、これまで完全に“白星配給係”となっている飯塚については、残りの消化試合に周囲の注目が高まっている。
 13日の愛知大会で予選リーグ戦を控える同組のディフェンディング王者・後藤は「開幕前から彼が一番怖かったが、こういう状況だとなおさら何をしてくるかわかんない。風貌も妖怪みたいだし。なんなら反則してきてさっさと俺を反則勝ちにしてくれれば良いのに…」などと不気味がる。

 一方、15日の両国大会で対戦する永田に至っては「俺が負けることはない。もし負けたら御社のゴマシオ(永島勝司プロデューサー)に銀座でたらふくご飯をご馳走してやってもいいぞ」と高をくくっている。
 開幕してから「G1をぶっ壊す」と自称G1クラッシャーを名乗っていた飯塚だが、その捨て身のスタイルからこのさき本当に波乱を起こす可能性十二分にある。

◎真壁 崖っぷちの2連敗
 混戦のAブロックで昨年度準優勝の真壁刀義が崖っぷちに追い込まれた。開幕から2連敗でいまだ勝ち点0の真壁は、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至と30分ドロー決着。3試合を残して勝ち点1の厳しい状況に追い込まれたが、試合後は「断崖絶壁。そこから這い上がる男、それが真壁刀義だ」とメークミラクルを誓った。
 また、そのほかAブロックの試合では田中将斗がTAJIRIとの元ECW対決を制して勝ち点6で首位立ったほか、バーナードが大森隆男を破って2勝目をあげた。
 一方のBブロックでは首位を独走していた中邑が、この日も必殺「ボマイェ」をサク裂させて飯塚を撃破。無傷の4連勝で勝ち点を8に伸ばした。決勝進出に王手をかけた。なお、杉浦貴が中西学を破ってG1初白星をあげたほか、永田裕志は満身創痍の天山広吉を難なく下していまだ負けなしの勝ち点5で後半戦に突入することになった。

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